旧作・規格外の起源   作:獅狼

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第四十九話…日常短編

 

 

1.緊急狩猟

 

 

「阿呑!!閃光弾を頼む!!」

「うぬ!!」

「良し怯んだ気をつけてボコれ!!」

「流石に回復が早くなってきました、ね!!」

「そろそろ罠行くぞ」

「はい、っと捕食来ます逃げてください!!」

「ぬあぁぁぁぁ!!」

「ちょ、アドォォォン!!」

「落とし穴仕掛ける、耐えてくれ」

「ぬぅぅぅぅぅう!!」

「良し落ちた草、今の内に麻痺蓄積させておけ!!」

「はい!!」

「俺等はひたすら叩くぞ!!」

「・・・眠り肉、此処置く」

「了解!!」

 

 

「食いに行ったぞ!!効く前に出来るだけ殴っとけ」

「よし、止め!!爆弾仕掛けるぞ!!」

「皆離れたな小樽仕掛けるぞ」

 

「次!!阿呑、どんな感じだ?」

「後数発でぇピヨるぅ!!フン!!」

「ピヨった!!全員爆弾用意!!」

「よし、爆破!!」

「まぁだぁ倒れんのかァァ!!」

「さすがイビル異常種ですね」

「異常種だと俺等が出るしかないからな・・・クソ、レベルがまだ戻ってないから」

「それにしてもまた異常ですよね、阿呑のハンマーを脳天に四十発近く受けてるって言うのにまだ二回しかピヨって無いんですもんね」

「ウム、さっきの捕食は死ぬかと思ったぞォォォ!!」

「お、いいの当たって転んだ!!起き上がらせるな!!」

「む・・・復帰が早い」

「いや、疲れ始めている」

「そろそろ痺れそうです!!」

「よし、痺れた。叩け叩けぇ!!」

「逃げ始めた、回復して追うぞ、調合もしておけ!!」

 

「寝ている、三度目の爆破だ、設置しろ。」

「・・・落とし穴を用意する」

「準備出来ました。」

「行くぞ!!」

 

 

 

 

「漸く終わった・・・草、どれだけ掛かった?」

「二刻ほど・・・朱麗も連れてこればと思いますよ」

「ああ、後衛が居ればどんなに楽だったか・・・」

「・・・満身創痍・・・」

「喰いつく力がぁ尋常ではなかったぞぉぉぉ!!」

「その割には元気ですね・・・」

 

 

 

 

 

2.初訪問!!

 

「此処があの理想郷ね・・・へぇ、結構良い所じゃない、でも火計に弱そうね」

「あ?理想郷って如何言う事だ?」

「噂に成っているのよ森に入って迷子になった子供やうっかり深く潜りすぎて猛獣に襲われて助けられて此処に招待された人たちから出た噂ね」

「ああ、そういうことか。まあ、大抵の者は寝ている間に帰れる場所の近くまで送っているから夢だと思っている人も多いんじゃないか?」

「そうね、実際来た事がある者はもっと多いんでしょうね」

「さて、まずは茶にしようか。ほら、夏候姉妹も肩の力を抜け」

 

「美味い!!美味いぞこれ!!」

「春蘭、はしたないわよ」

「ハッハッハ、構わんよ。これ等の材料はそっちに輸出している物と変わらんが、採れたては格別だろ?」

「ええ、そうね。向うで始めて食べた時も同じ物のはずなのに味が全然違う事に驚いたわ。これはそれより新鮮で味もいいわ」

「まあな、一部を除いて食べ物ってのは鮮度が命だからな、あと調理中、極力空気に触れる時間を減らして・・・・」

「御代わりは無いのか!?」

「もう食べ終わったのか・・・ああ、あるよ。次はもうちょっとゆっくり味わって食べてくれよ」

「うむ♪」

 

 

「これが貴方達の言っていた質の違う武器?細くて打ち合ったら折れてしまいそうなのだけど?」

「これは使うのに相応の技術が要るのだが切味は凄いぞ。ほら、今あそこで試し斬りと狩ってきた大猪の解体加工を行う所の様だ。」

 

「見事に一刀両断ね・・・」

「わ、私だってあのくらい出来る!!」

「いやいや、お前のは叩き切るだろ?それじゃ駄目なんだよ。綺麗に切らないと空気に触れる面が大きくなって腐り易くなってしまう。」

「そ、そうなのか?」

「ああ、ちょっと待ってろ・・・・お~い、ちょっといいか」

・・・

「ほらこの切り口を見てみろ綺麗なもんだろ?業物くらいか?」

「いえいえ、御館様の打つ物に比べたら・・・」

「お前等、呼び方は統一してくれよ」

 

 

「それにしてもここら辺は静かですね」

「そうね、人の気配も感じられな――」

「待て!!それ以上進むな!!」

「え?」

「ッチィ!!」

 

―バシュンッ!!

「アブねえ・・・今日は一体なんだ?」

「それはですね、朱雀部隊、青竜部隊の合同訓練でここら辺一体を使っているんです。報告が遅れて申し訳ないです。」

「お前が報告遅れとは如何言う事だ?」

「四半刻前に決まって開始が半刻早まってしまったようで」

「唐突過ぎるだろ!!うっかり来客が巻き込まれたらどうするんだ!!」

「いや、御館様?そろそろ曹操さんを下ろしてあげたら如何ですか?」

「・・・おっと済まない180kg以下は俺にとって重さじゃなくてな」

「・・・・別に構わないわ、助けてくれてありがとう。それにしても何?今のは」

「ああ、間者のような者たちで組まれた部隊と弓兵のみで組まれた部隊が半々で合同で訓練しているらしくてな。その地区に足を踏み込んでその間者の一人の変装と勘違いされたみたいだな。」

「なにそれ、此処ではそんなのが多発しているの?よく一般人が無事で要られるわね」

「う~ん何と言うかここに住んでいる奴、差は有れど全員戦えるんだ。隊によって違うが訓練が始まるとそこら辺一体は異質な空気に成って解るんだよ、今回は組み合わせが最悪だ、隠れ忍ぶのと息を殺して待ち、一撃で射抜く部隊だから・・・気配が一切無いのが異質だったんだよ」

「・・・・・・恐ろしいわね・・・」

「いや、これでも一番おとなしいぞ?」

「・・・・・」

 

 

 

 

 

 

3.四季崎式変体刀作成

 

「ッチ!!また砕けたか・・・薄く軽い刀か・・・やっぱり硝子とか無理があるだろ・・・配分を変えるか・・・鉄よりは、薄い刀作りにはむいていて、これが一番近いからなぁ他はどうしても形だけで終わってしまうし・・・・・・」

 

 

「薄刀は何とか完成した・・・取り扱いには注意が要るが。」

「技術のみ術に頼らず作れたのは絶、斬、薄、千、賊、悪、炎、限定的だが微刀も、効果がサッパリな誠刀もいちおう出来たのか?

双、王、毒・・・・最後は別の意味で毒が強いのなら作れるんだが・・・中毒性が高いって意味ならできてないんだよなぁ・・・」

 

「仕方ない、術を使うか・・・圧縮、浄化、呪でいいかな・・・」

 

「出来たは良いが・・・如何しよう・・・・微刀は門周辺に配置するとして・・・炎刀、毒刀は封印だな。

双刀は使える人限られる方良しとして薄刀は・・・使える奴居るのか?封印だな。壊れても良いが暫くは観賞用だな。」

 

 

 

「次のイベントなんだっけ?

 

まあ、外からの要請やよっぽどの動きがない限り俺等が動く必要は無いか。」

 

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