IS学園で非日常   作:和希

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三話 決闘

 「どういうことだ」

「いや、どういうことって言われても……」

ギャラリー満載の中、一夏は箒に怒られていた。手合わせ開始してから十分、ようやったと思うけどね。俺なら五分どころか三分持つか怪しいもんだ。全く、最近の女子高生は化け物か。

「どうしてここまで弱くなっている!?」

「受験勉強してたから、かな?」

学生の本分だから仕方ない。

「中学では何部に所属していた?」

「帰宅部・三年連続皆勤賞だ」

「家計のためバイトしてたからしゃあないね」

一応フォローした。でも箒は激昂して鍛え直す鍛え直すと騒ぐ。放課後三時間だって。今はいいけど、後からもう少し分けて欲しいね。三十分でいいけど。それと剣道で男が女に負けるなど、とか言ったのは意外だ。女でも男でも関係ない!強いのがいい!なんて思ってそうだったのに。それとも自分の惚れた奴が自分より弱いのが我慢ならないだけだろうか?と言う事はざっくり言うと好きな人に守ってもらいたいお姫様気分もあるのだろうか?意外と乙女チック。人は見かけによらないものだ。

で、話はいつの間にか進んでた。

「楽しいわけあるか!珍動物扱いじゃねえか!何が悲しくてこんな__」

『パンパン』

手のひらを叩く音が響く。出したのは俺。こういったときは手を叩けばいい。幸せなときもね。辛い時も叩けばいいよ、多分。

「はいはい、落ち着こうね二人とも。まず箒」

「なんだ?」

一夏に対して説教をしてたのに邪魔されて怒っている。あれ、怖いよ?目付きが肉食獣のようだ。今時の肉食女子って比喩じゃないようだ。

「一夏は千冬さんに負担をかけないためバイトをしてたんだ。俺はそれを良く知ってる。自分を育ててくれてる人だぞ?その気持ちもまず分かって欲しい」

「む……確かにそうだが」

一応理屈が分からない奴ではないようだ。徹底的に理詰めで押せばいける。ノリと勢いと語りで押せば多少の無理も理みたいに思わせれる。

「小さいころから母親代わりみたいなもので、それでいて憧れの姉だ。負担をかけさせまいとするのは当然だろ?それでいてIS学園に入るなんて思ってなかったから、実用性の高い勉強をしてたんだ。仕方ないんだよ」

「むう、そうだな。確かに」

納得してくれたようでよかった。

「そして一夏。楽しいわけあるか?この状況お前が理不尽だと思ってるのは何となく分かるけど、しょうがない。だから、楽しめるようにするんだ」

「どうやって?」

とても楽しそうに言ってやる。

「まず珍動物扱いから出来る奴扱いになること。つまりさっさとあのお嬢様を叩き斬ること。そのためには箒の協力が必要。OK?だから、仲良くな」

「ごめん。教えてくれるのに怒って」

「いや、私の方こそ。すまなかった」

二人ともしっかりと腰を曲げて、綺麗な礼をした。俺も見習いたい。

うん、よし。

「さてと、俺も稽古頑張らないと」

「え?お前もやるの?」

一夏が意外な顔して聞いてくる。もちろん。

「俺だってバトル控えてるんだから。IS持ってればそっちやるけどね。今は無いから出来る指導者がいるならそれについて教えてもらう方がいい。頼めるか?」

「ああ、お前なら構わない。借りもある」

一夏との関係を邪魔されて怒るかと思ったが、セーフのようだ。

 

 

 

 

 数日後

 「なあ、希」

「なんだ?」

「さっきさ、箒に呼ばれて部屋に行ったんだよ」

「知ってる。誘ってくれたもんな」

もちろん断った。俺は空気を読むべき時読める男だから。空気読みながらぶち壊す事も多々あるけど、一夏関連は正直地雷を踏むと危ないので。致命傷になる。よって知り合った女子やお隣さんと大富豪(革命、八切り、イレブンバックのそれなりにシンプルなルール、カード受け渡し無し)と対戦してた。六人ぐらいで対戦してたね。ちなみに俺の一位率は五割ぐらいで終わった。密かな特技で、大富豪は俺強い。強いところでどうしたってことだが。

「そこでさ……えっと、怒らせたみたいなんだ」

「へえ、何てこと言ったの?」

どうせ無自覚に持ち上げて無自覚に落としたぐらいだろう。

「いや、ブラジャーしてるんだなって言ったんだ」

俺は含んでた水を噴き出した。洗面所でよかった。人生で十本指に入る衝撃。ちなみに七、八本ぐらいは一夏関連である。ひとまず俺は一夏を殴った。

「いてっ!?」

「いてっ!?で、すむかボケ!!年頃の女子に向かってその発言、お前じゃなくて俺とかだったら通報されて今頃牢屋だ!このボケナスビ!!」

頭をかきむしって、しょうがないとため息をついた。コイツは、正直言って感性が子供とあまり変わらないと言っていい。ちゃんと異性には興味あるけど。ともかく、だから熱いときには熱くなれて、悪いことは悪いことと言える。だからいい奴で、こうやって付き合ってるわけだが……異性関連は最悪だな。異性に興味あるのに鈍感で、姉みたいな硬派になりたくて何でもないように表情を取り繕うのでさらに加速する。なので相変わらずひどい。しかも無自覚にフラグを量産してくんだからもうひどいなんてレベルじゃない。最悪ですら生ぬるい状態になるわけだ。こいつが死ぬときは痴情のもつれで刺されて死ぬときだ。間違いない。例え世界の秘密結社が襲ってきても問題ないが、刺されて死ぬ。

「確かにまずいと思ったんだ。で、どうしたらいい?」

そして、コイツは困ったらまず俺に相談してくる。理由は簡単で、中学で出会ったとき、とある幼馴染をまたちょっと怒らせてしまい、困ってるところを俺が隣で聞いていて恩を売ろうと思って口に出し、それで無事解決したのだ。だって、こいつに元々惚れてる奴が大体なので、かなり簡単だ。しかもすごくわかりやすいから。

毎回一夏の所に迷わず話に来てたからね、分かりやすいってレベルじゃない。

ということで、相手を買い物に誘えとか小物を褒めろとかそうしたのを教えれば大体問題なく解決する。俺じゃなくても誰でも考え付くようなのばかりだった。だけど、俺の信用はうなぎのぼりになったようで、それから腐れ縁が続くようになった。

「はぁ……えっと、ブラジャーつけてるんだなって言っただけ?」

これだけでも十分すごいが。

「いや、下着を見て触った」

もう一発殴った。仕方ないと思うんだ?これぐらいされてもさ。

「あのさ、お前が千冬さんと過ごしていて、下着ぐらいにはあまりどうじないのは分かる。でもな、相手は思春期の女の子、その子のブラジャーを見て、ブラジャーを手にとって、ブラジャーつけてるんだな?お前大丈夫か?はたから見ると変態以外の何者でもないぞ?」

しかもレベルの高い変態だ(犯罪者とも可)。

「えっと……すいません。確かにそうです」

萎縮して小さくなる。まあ、こいつなりの反省だ。反省しても中々次に生かされないのが一番の難点だが。異性関連は。

「あのな、久しぶりに会った女の子の幼馴染には三つ言えば問題ない。

お前、背が伸びたか?

会えなくて寂しかったぞ。

前より綺麗になったんじゃないか?

だ。分かったな!覚えとけ」

あいつが帰ってきたときに言ってやれば猿が木に登る調子でテンションが上がるだろう。……あ、でも修羅場になりそうだな。まあいっか。アイツは多分、いつか会いに来るだろうが、そのときまでコイツが覚えているとはとてもじゃないが思えないし。

「りょ、了解」

さてと、サクッと解決するか。簡単すぎてイージーだ。俺じゃなくても同級生ぐらいの男なら八割の人間は解決できるとっても簡単なお仕事だ。ラノベレベルの選択でどうにかなる。でも、俺並にこなせるような奴は少ないだろうけどね。俺は踏んでる場数(対一夏限定)が違うから。

「じゃあどうやって解決するかだけど。明日は土曜日だな。ちょうどいい、午後が完全自由時間だから箒をショッピングに誘え。ただ、誘い方は『昨日は悪かった。つい、二人きりってのが緊張して変なこと言ったんだ。埋め合わせに買い物に行かないか?ちょうど希が息抜きもしておけって言ってたから』だ」

「分かった。……いや、嘘をつくのは__」

「嘘つくな。一応お前でも緊張しただろう?表に出してないだけで」

一応、本当に異性に興味はあるのだ。千冬さんみたいな硬派みたいになりたくて無関係なツラしてるだけで。それならせめて俺並みに表情の操作術を覚えるべきだけど。それはそれで危ないか、一夏は。女子たちが報われなさすぎになる。

「……分かった。で、リストは?」

「これ」

紙に書いて渡す。とても簡単

・数百円の安物エアガン四丁

・BB弾五百発ぐらい

・ゴーグル(目の保護)

「了解。ありがとな」

「仲直り出来てから言ってくれ」

 

 

 

 ちなみに、無事に仲直り出来たようだ。内容は機会があればかな。

 

 

 

 翌週、月曜日。お嬢様と対決の日。

「なあ、希」

「なんだ?」

「気のせいかもしれないんだが」

「そうだといいな」

「IS殆ど動かしてないんだけど」

「しゃあないな。ぶっつけ本番だな。

それでも私は言おう。勝利の栄光を、君に!」

目をしっかり合わせて言い切った。振り付けもつけてあげた。一夏は頭をくしゃくしゃクシャトリアして

「一回ぐらい乗れるんじゃなかったのか!?」

「一年生より二、三年生が優先される。だとしても運が悪いな。ブルー・ティアーズ対策が俺の特別特訓だけしかやれてないってのは痛い」

実際にはIS訓練機まだ動かしてないのに申請は駄目だと言われたんだ。決闘だからと頼み込んでも無理だった。だが俺の中の秘密。いつかバレるときは来るだろうか。来たとしてもこの試合に勝っておけば問題ない。第一はぐらかすことにかけては俺は一流だ。自慢にならねえ。

「あれ今考えるとひどくないか?」

内容?俺やのほほんさんとかに一個数百円のちゃちいエアガンを持たせて、一夏を攻撃。もちろんゴーグルをしてる。あたってもイタッ!で済む程度。それで一夏に

「俺の指先と銃口を意識して、かわせるようになれ」

「どこの漫画だ!?」

お前何言ってるんだ?みたいな目で見てきた。

「これぐらい漫画ならいっぱいあるさ。……これでも、友を撃たねばならないと思うと気が滅入る」

「お前なあ!」

でもしぶしぶ彼はやった。最終的に三人ぐらいで撃ちまくったね。土曜日の夜にちょっと、日曜日に一時間ぐらい。この経験が少しでも役立つといいけど。

「お、織斑くん織斑くん織斑くんっ!」

慌ててやってきた山田先生に深呼吸コントを一夏がやって、千冬さんに殴られた。

「来ました!織斑くんの専用IS!」

おお、やっと来たか。おらワクワクするぞ。千冬さんに急かされて動くが、一夏は俺を見て

「で、作戦を教えてくれ」

さっきまでとは違い、とっても真面目な顔。

「簡単だ。ファースト・シフトまでひたすらかわせ。攻撃する意識を見せながら。でもビットは落とせるなら落とせ。まず無理だと思うが。弱点は叩き込んであるな?ファースト・シフトが来たら弱点を突いてビットを落とす。全部じゃなくても三つならすっげえ上出来。出来るなら全部。銃弾はばら撒いて嫌がらせだけだ。その時に反動制御は切ったりつけたりするんだ。反動でかわすこともできる」

「分かった。ありがとう」

「ふん、この程度の障害、男子たるもの軽く乗り越えて見せろ。一夏」

おっ、織斑呼びじゃない。心配してるな。この人も相変わらず分かり

「無駄な事を考えるな、希」

「あいさー」

ひとまず、世界最強になるにはテレパシーを覚えないといけなさそうだ。

「さ、お前の機体だ」

ビット搬入口が開いて、白がいた。別にもふもふの犬じゃない。白い機体が、そこにある。

「これが……」

「はい!織斑くんの専用IS『白式』です!」

「体を動かせ。すぐに装着しろ。時間が無いからフォーマットとフィッティングは実戦でやれ。できなければ負けるだけだ。分かったな?」

一夏は白式に触れた。すこし緊張して、すぐに緊張が消えた。そして背中を預けるように座った。

そして中睦まじい姉弟愛を見せてくれた後、

「箒」

「な、なんだ?」

「行ってくる」

「あ……ああ。勝って来い」

そして俺に顔を向け……俺、先回しにしろよ。お前なんで乙女心読めないのさ。仕方ない奴だよな、全く。でも……それでもコイツといるのは楽しいんだ。

「希」

「ん?」

「勝ってくる」

「果報は寝て待て。気楽に待ってるよ」

一夏は笑って、飛び上がっていった。アイツはやってくれる、そういう奴だと俺は信じてる。

 

 

 

 

 

 

 そう信じてたときが三十分ぐらい前です。

「よくもまあ、持ち上げてくれたものだ。それでこの結果か、大馬鹿者」

一夏は正座をしていた。当然である。正座じゃなければ土下座しかないぐらい反省を見せる必要があるからだ。

「武器の特性を考えずに使うからああなるのだ。身をもってわかっただろう。明日からは訓練に励め。暇があればISを起動しろ。いいな」

「……はい」

いや、すごかったよ?初めて動かす機体なのに、お嬢様に「二十七分、持った方ですわ」と言われて。その時シールド残り141、ダメージ小。その時にお嬢様のビットを二個撃破。相手がかなり油断していた時に一発ぎゃふんと言わせ、その瞬間に慌てたところをスパスパして合計二個切り裂いたんだ。そしてデータ的にファースト・シフト間近の時間。でもアイツは単純なミスをする癖を出して、事実ミサイルにどかん。でもちょうどファースト・シフトをした。で、雪片(千冬さんの昔使ってたISの装備)に似た刀を持ってかっこよく

「俺は世界で最高の姉さんを持ったよ」

「練習に付き合ってくれた友達や幼馴染、親友のために勝つ」

「そして、千冬姉の名前を守るさ!」

これは来たと思ったね。俺が女なら惚れてる。ホモだったら惚れてる。ノーマルだけど。他の奴ら出し抜いてコイツをゲットする。こいつ以上の有料物件まず無いだろうしね。ともかく、直後に一機のビットを落として、お嬢様に突撃。ライフル二回狙撃されてもなんとそれを刀を光らせてかっこよく防いで弾き飛ばして、とどめのときにブザーが鳴った。それが結末。

「で、一夏」

「な、なんでしょう」

冷や汗が流れ出ていた。

「練習に付き合ってくれたの下り、後悔してる?」

「やめてえええええええ!?」

ぐるぐる転がる一夏。そして馬鹿にしたように

「あのね、レーザー斬らなくてもかわせたよね?かっこつけたかったんだよね?もっと相手の手前であのエネルギー攻撃発動させればさ、勝ったよね?もっと考えようね?高校生になったんだからね?あの状況で負けー、なんて無様だよ。あんなセリフ言った後にね?」

一夏は物言わぬ骸と成り果てていた。俺はため息をつきながら

「ま、精進するしかないな」

ぬるめのスポーツドリンクとタオルを投げ渡した。

「お疲れ」

これだけ言えば十分だ。むしろいいすぎか。トラウマにならなきゃいいけど。ともかく、こいつはもっと強くなるだろうし。俺よりもずっと先の場所に。

箒は

「帰るぞ」

それだけで__

「負け犬」

無かったようだ。追い討ちかけたよこの人。すごい。で、一夏は

「任せんなよ!」

「世界の命運を?」

しゅんとうなだれる。コイツはよく発想が阿呆な方向に飛んでいく癖がある。そんでもって時々それを口に出す癖がある。俺だってそこまで飛躍しないレベルで。

俺たち三人はしばらく無言で歩いていった。で、渡り廊下に出た辺りで、箒が

「一夏」

「ん、なんだ?」

「その、なんだ……負けて悔しいか?」

「そりゃ、まあ。悔しいさ」

「そ、そうか。それなら、いい……」

「悔しさがあるから精進出来るって言いたいわけだからね?一夏?」

「ああ、そういうことか。……これからも稽古をつけてくれないか?箒」

「あっ、ああ、無論だ!」

良くやったお前!と目で俺に訴えかけてきてくれる。まあね、惚れた一夏にだけじゃなく、俺に対しても真面目に指導してくれたから、これぐらいの恩は返さないと、ね。で、その時にだ。

「ところで箒」

「うむ、なんだ?」

「さっきからトイレに行きたいのか?」

俺は竹刀を防がなかった。自業自得とはまさにこのこと。

 

 

 

 

 「清水く~ん!」

あ、この抜けた声。一夏が箒に連行されたので、一人どうしようかと部屋で悩んでいたとき

「山田先生、どうしました?」

「良いお知らせです!とうとう清水くんのISが届きました!」

よっしゃ!そう思ったときには駆け出していた。走って走って……

「どこ?」

「はぁ、はぁ。待って、ください……」

後ろから先生が追いかけてきた。

「すいません。ついつい興奮してしまいまして。で、どこに?」

「さっきのISアリーナの格納庫です」

すぐさま駆け出した。とても心が躍る気分だ。人を避け、物を飛び越えて、そして

「あら、久しぶりね。元気にしてた?」

「し、師匠!?なぜここに!?」

うちの企業の最強テストパイロット、|森羅香苗(しんらかなえ)さんが居た。身長は168cm、スタイル抜群でモデルと言われたら信じる。ただ、体力はそこらの男性軍人に軽く勝てるレベルの化け物。元日本代表のうちの一人。かなり出来る人で、ISだけじゃなく体力面でもしごかれた。格闘訓練は本業の人だったけどね、もちろん男。

もちろん、この人に恨みは無い。あるのは感謝だ。とっても充実してたし。

「ちょうどここに用事があったのよ。それでこれを一緒に届けに来たわけ」

「改造内容は?」

「各種スラスターの機能向上、展開速度の向上、内蔵武器の追加、特別後付武装パックの調整とか。他にも色々。でも、前より間違いなく強くなったわ。第二.五世代が第三世代になった、って所ね。もう後一回、それなりの改造をする予定らしいけどね」

「了解しました。持ってきてくれて、ありがとうございます」

頭を軽く下げる。30度くらいの礼だ。

「それで、聞いたんだけど、イギリスの第三世代とやりあうんだって?」

「はい。男の子には色々ありまして」

「負けたら、承知しないわよ?」

相手のほうが遥かに長い時間乗ってるのに。とても厳しいなぁ、師匠。でも

「もちろんです」

「よろしい」

にっこりと笑ってくれた。それに俺はにっこりと返した。

 

さて、期待に応えないとな




そろそろ更新頻度を低下させます。

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