インフィニット・ストラトス~深緑の狂犬~ 作:疾風海軍陸戦隊
クラス代表者決定戦でセシリアに決闘を申し込まれた清美。最初は断ったのだがセシリアが自分のいた時代第三次大戦で死んだ戦友やひとびとを馬鹿にした言い方に清美は激怒し、その決闘に応じたのだった。だがしかし決闘を引き受けたのはよかったのだが一つ問題があった。それは・・・・
「IS、どう動かせばいいんだ?」
そう、肝心のISの操縦感覚がわからないのだ。教科書に書かれていることは前に親友でありISの初代の生みの親である道子に説明されたから頭に入っているしかし、聞かされたのと実際に動かすのとはわけが違う。しかし・・・
「まあ、ISの訓練機で身体を慣れさせるしかないなこれは・・・・」
彼女はどんな時でも前向きだった。ISの操縦方法は頭に入っているあとは体で覚えるしかないのだ。これは彼女が訓練兵の時だったころと同じだった。そして清美がIS訓練機のある格納庫へと向かう最中あるものが目に入るそこには「剣道場」って書かれていた
「剣道場か・・・・・精神統一がてらやるか。防具や竹刀はあっちで貸してくれるだろう」
そう言い清美は道場の中に入る。すると・・・
「どういうことだっ!?」
「ん?」
中に入ってみるとそこには防具を付けて尻もちついている一夏と竹刀を片手に仁王立ちをする箒だったか?その子が立っていた。あいつらも剣道か?
「いや、どうって言われても・・・・」
「どうしてそこまで弱くなっている!中学では何部に所属していた!」
ほほう・・・箒の言葉を聞く限り一夏も剣道をやってたみたいだな
「い、いや~中学は帰宅部!3年連続皆勤賞だ!」
ほう、それは感心。最近の若者に比べて一夏はまじめだな・・・・・・・・って何、年寄り臭いことを考えているんだ私は・・・・そんなことを考え私は貸し出し用っと書かれていた防具を見つけそれを身につけようとする。竹刀はどこかな?・・・・私が竹刀を探していると一夏が私の存在に気付く
「おっ?杉田さん。手の怪我大丈夫なのか?」
「こんな傷大したことないわ。それよりも一夏あなたはここで何してるの?」
そう、こんな手の傷あの戦争で散った人たちのことを考えれば傷のうちに入らない・・・
「い、いや…箒にISを教えてもらうはずだったんだけどなぜか・・・・」
「だから、お前の場合ISを動かす以前の問題だ!だから毎日放課後の三時間は剣道の練習だ!」
「そ、そんな~」
と、箒は怒鳴る。まあ話の内容から大体想像はついた。
「・・・・で杉田さんはどうしてここに?」
「私?ISを動かす前に精神統一でもしようかっと思ってね」
「え?杉田さん剣道できるの?」
「友人が剣術をしててね。よく一緒にやったものよ」
「精神統一って大切なのか?」
「当たり前よ。いついかなる時も精神が安定でないと失敗しやすいものなのよ」
特に戦場では冷静さをかけると命を落とすことになる。だから戦場やスポーツ。いついかなる時でも冷静さを忘れてはいけない。私に飛行訓練を教えてくれた教官の言葉だ。その言葉は今も私の中に生き続けている。
「へ~そうなのか・・・・」
一夏は納得したように言う。すると・・・
「おい貴様!一夏に話しかけるな!」
と、箒に言われた・・・・・なんで?
「なんで?」
「なんでって・・・いま一夏は私と話をしているんだ!」
何言ってるのこいつ?もしかして・・・・・
「織斑がほかの女性と話しているのを見てやきもちか?」
「っ!?」
私の言葉に彼女は顔を赤らめるどうやら図星のようだ
「き、貴様には関係ないだろ!」
そう言い、彼女は私に竹刀を持ったまま襲い掛かる。やれやれ・・・・私より血の気が多い子がいるなんてな・・・まあ余計なこと言ったのは私なんだけどな。私はその一撃をひょいっっと交わした
「竹刀をふるうのが乱暴すぎ、もっと冷静になって打ち込みな」
「なっ!?黙れ!」
そう言い箒は何度も私に斬りかかろうとする(竹刀で)。だが私はそれをひょいひょいとかわす。本当にこいつ道子の孫か?あいつの腕は結構強かったのだが・・・・・・まあそれは個人差があるから仕方ないか。しかし彼女の振るう剣はまったく怖くないし、また大振りがないため読まれやすい・・・・調べたところ箒は剣道全国大会のチャンピオンって聞いたけど本当に剣道経験者か?まるで素人みたいだ。
「おのれ!ちょこまか逃げず堂々と戦え!」
堂々て・・・・私今竹刀を持ってないのよ。丸腰相手の人にそんなこと言うか普通。そんなことを考えながらも私は彼女の攻撃をかわす
「どうしたの?あなたの剣技ってこんな程度?これならあなたの祖母、道子のほうが強かったわよ」
「なっ!どうして貴様が祖母の名を!?」
「隙ありっ!」
その言葉に箒は動揺し隙ができる。そして私は箒の腕をつかみ組み伏せた。これは近代軍事格闘術CQCだ。
「勝負ありね篠ノ之箒。あなたに欠けているのは冷静さよ。ISも同じだけどどんなにかっかしても体やそのISの機体が性能以上の働きはしないし、それどころかかえってミスをするわ。私はこれで去るわ。あなたの友人との二人っきりの時間邪魔して悪かったね」
そう言い私はその場を立ち去ろうとする。最早入った瞬間精神統一どころじゃなかったかもしれなかったからね・・・・
「ま、まてっ!」
すると箒は立ち上がる
「なぜ、貴様が私の祖母、篠ノ之道子の名を知っていた!」
そう言えばうっかり言ってしまったな・・・・どういって誤魔化そうか・・・・すると・・・
「杉田がなぜお前の祖母を知っている理由はな、彼女の祖母がお前の祖母の道子さんの友人だったからだ」
と、そこへタイミングよく千冬さんがやってきた。まあ、誤魔化す単語としてはそれ以外ないだろう。
「千冬姉・・・・・」
「織斑先生だ馬鹿者。それと杉田。お前に渡すものがある。ちょっと来い」
「・・・・・わかりました」
私はそう言い黙って千冬さんについていった。その時の箒の目は負けた時の悔しさかじっと私のほうを睨んでいたのだった。
「千冬さん。先ほどのフォロー助かりました。」
私は廊下を歩きながら千冬さんに礼を言う
「まったく。危うくぼろを出すとこだったぞ。たまたま私が一夏の様子を見に来たからよかったがな。それにしてもお前が剣道をたしなんでいたとは意外だったな」
「ええ。よく道子と一緒にやっていたので・・・・・そう言えば千冬さん。私に渡すものって何ですか?」
「ああ、実はなお前宛てにISが届いたんだ」
「IS?誰からだったんですか?」
「イニシャルしか書いてないからわからん。確か・・・・M・Sっと書かれてたな。それとこんな紙もつけられていた」
そう言って千冬さんはある紙を私に渡す。その紙に書かれた内容は『せめてもの償い』っと書いてあった。何の意味だこれは・・・・そうしているうちに私と千冬さんはIS格納庫につく。そして目の前には布で隠された大きな物体があった。
「これだ」
そう言って千冬は二のを取るするとそこには深緑のISがあった。しかもそのISには一本の赤いストライプがあった。見た目は初めてこの地に来た時資料で見た白騎士のISと似ていたが、全く違う。このISは・・・・
「これは・・・・・道子が作ったIS」
塗装が違うが間違いない昔道子が見せてくれたISだ。だがなんで道子の制作したISがこんなところに、もしかして差出人のM・Sって・・・・
「千冬さん。こいつの武装は?」
「資料を見る限り、武装は刀一本に20㎜機関砲が二つ備え付けられている。まあ、とりあえず乗ってみろ乗り方は教科書を暗記しているお前ならできるだろ?」
「わかりました」
そう言い私はそのISを装着する。不思議な感じだまるで紫電改と乗った時と同じ感覚だ。そして私の目の前に画面が移る。それはこの機体の名とスペックっが書かれていたそして私の愛機になるそのISの名は・・・・
「・・・・・紫電」
私の前の愛機紫電改と同じ名であった。
「ふあぁ~さすがに疲れたわね・・・・」
そのあと私は夕暮れになるまでIS紫電の機体になれるために試験飛行をしていた。基本ISの操縦はそんなに難しくない。要は想像力の問題だ。よって私も戦闘機を操縦するような感覚で飛んでいた。まあ、普通の飛行機とは違い両手両足が仕えるうえ身体をひねって小回りができるのが利点だ。
まあ、そんなんことはさておき私は疲れでだるくなった身体を引きずり自分の泊まる領の部屋を探す。そして私は千冬さんに渡された部屋番号を見てその部屋にたどり着く
「・・・・・・ここか」
私はその部屋をノックする聞けばIS学園の寮は二人一部屋。もしかしたら先客がいるかもしれないからだ。するとドアが開く。
「はい?誰?」
そう言いドアを開けたのは青い髪で眼鏡をかけた少女だった。
「え?ああ。私は今日からここで生活するように言われた杉田清美って言います。」
「そう、あなたが杉田さん?私は更識簪。山田先生から話は聞きました。どうぞ。あなたの荷物も届いているから」
「ありがと。それじゃあ、お邪魔します」
そう言い私は部屋の中へと入る。そして中に入れてくれた子は部屋の据え付けのパソコンに向かっていた。私は部屋の奥にあるベットに腰を掛けるなぜならそこに私の荷物があったからだ。
「あなたのことはクラス中話題になっているわよ杉田さん。イギリスの代表候補生に決闘を申し込まれたとか素手で机をたたき割ったとか・・・」
あの出来事のこともうそこまで広まっているのか・・・まあ、素手で机を真っ二つにする学生なんて見たことも聞いたこともないからそりゃ話題になるか・・・
「手の怪我は大丈夫なの聞けば出血したって聞いたけど・・・」
そう言い彼女は包帯だらけの私の右腕を見る
「大したことじゃないわよ。ほら、もう握ったり離したりできるから」
そう言って私は右手をぐーぱーさせる。
「そう・・・・よかった。でも杉田さんはなんであんなことしたの?」
「・・・・・許せなかったんだよ」
「え?」
「あのイギリス代表候補生がな絶対に許せないことを言ったんだよ。訳はあまり聞かないでくれ」
あいつの放った言葉は本当に許せない。だからこそ私はあいつと戦わなくてはならないのだ。
「・・・・わかった。1週間後の試合頑張ってね」
「ああ、ありがとな更識」
私は簪に礼を言い、ベットで横になるすると瞼がどんどん重くなりそしてそのまま眠りにつくのだった。