インフィニット・ストラトス~深緑の狂犬~   作:疾風海軍陸戦隊

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クラス代表決定と和解

織斑との試合が終わり、私はピットに戻る。因みに織斑は次はセシリアと試合するため上空にあがっている。そいて私がピットに戻りISを外す。私のIS「紫電」は腕輪となり私の腕に装着するすると

 

「ご苦労だったな杉田」

 

と、そこへ織斑先生がやって来た。

 

「どうも、織斑先生・・・・・」

 

「そう警戒した顔をするな杉田。安心しろ。別に私の弟を叩きのめしたのを抗議しに来たんじゃない。むしろよくやったと言いたいくらいだ。あいつにはいい経験になったはずだ。全くあいつめ・・・最後の最後で調子に乗るとわな・・・・」

 

「え?調子に乗る?」

 

「お前も見ただろ?お前の突きを躱している最中、あいつが左手を開いたり閉じたりしていたのを?」

 

「ええ、見ました」

 

「あれはあいつのクセでな。あれが出ると大抵簡単なミスをする」

 

「流石姉弟・・・・弟さんのことをよく見ていますね」

 

なるほど・・・・さっきのあのしぐさはそう言うことだったのか・・・私がそう思っていると

 

「で、どうだ?戦ってみて?」

 

と、織斑先生がそう言うと

 

「そうですね・・・・・まだ青いですね。ですがああいうやつは鍛えようによっては凄腕のパイロットになりますよ。ただしかなりの努力をしないと実らないですがね」

 

「本当か?」

 

「ええ、保証しますよ。これでも私は新人パイロットの教育係をしていた経験があるからな」

 

と、そう言い私は胸にしまっていた白い筒状の物を加えた

 

「タバコか?」

 

「いえ、ココアシガレットですよ。先生もどうですか?」

 

「いや、遠慮しておこう。それにしても次はオルコットと織斑の試合だが、どうだ?どっちが勝つか予想できるか?」

 

「そうですね・・・・・ISでの経験ならセシリアでしょう。ですがあなたの弟である織斑一夏はまだヒヨコですが何かを思い戦う意志が強い」

 

「ほ~なんでわかる?」

 

と、織斑先生はふっと笑いそう言うと

 

「簡単ですよ、あいつがうちの隊長と似ているからですよ」

 

「隊長?もしかして疾風村正大尉のことか?」

 

「ええ・・・・確証はありませんが何となく似ています」

 

そう、私が模擬戦をして感じたことは彼の思想や考え方はどことなく敬愛する隊長である疾風大尉と似ていた。

 

「そうか・・・・・で、どっちが勝つ?」

 

「恐らくセシリアでしょう。彼女が慢心せず戦えばの話ですが・・・・」

 

「なるほどな・・・・」

 

そう言い私と織斑先生はモニターを見てセシリアと一夏の試合を見るのであった。そして試合の結果、織斑はセシリアに苦戦しつつも先ほど私と模擬戦した時よりキレのある動きでセシリアと互角に戦ったのはいいが最終的にな結果は一夏のISのパワー切れでセシリアの勝利に終わった。

 

「勝負あったな。・・・・で、どうだ今の試合を見て?」

 

「なかなかいい試合でしたね。正直言ってどちらかが勝ってもおかしくはない試合でしたよ。それと織斑のISが変形したことは驚きです。まさかあのISにあんな機能が付けられていたとはね」

 

「そうか・・・・・で、杉田。クラス代表、お前はどうするんだ?」

 

「私は辞退しますよ。もともとクラス代表目当てではなく、あのセシリアにお灸をすえるためにこの模擬戦に志願したのですから」

 

「そうか」

 

「ええ、では織斑先生。私は一足先に部屋に戻っています」

 

 

そう言い私は織斑先生に一礼するとその場から立ち去ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

そしてその夜・・・・

 

「織斑君!クラス代表おめでとー!!」

 

『おめでとー!!』

 

あの模擬戦から数時間後の夜、食堂では織斑一夏のクラス代表就任を祝うパーティーが行われていた。すると織斑は

 

「な、なんで俺がクラス代表なんだよ?」

 

と、まるで意味が分からないというような顔をしてそう言うと、

 

「そんなの簡単だ織斑。私とセシリアが辞退したからだ」

 

と、オレンジジュースを飲みながら私はそう言う。すると織斑の隣に座っていたセシリアも

 

「杉田さんの言う通りですわ。まあ、一夏さんとの勝負では勝ちましたがそれは考えれば当然のことなんせわたくしが相手だったのですから」

 

「よく言うわ。後0・5秒遅ければ勝敗は変わっていたじゃないのセシリア」

 

「な、それを言われるという言葉も出ませんわ杉田さん・・・・・それよりもわたくし今回の試合で自分が大人げなかったことや自分の過ちを反省して一夏さんにクラス代表の座を譲ることにしたのですの」

 

「そうか・・・・じゃあ、杉田は?」

 

「私はもともとクラス代表には興味なかった。だからもしも勝ったとしても辞退していたわ・・・・・お、この羊羹美味いな」

 

と、私は羊羹をかじり一夏にそう言う。すると周りの女子もうんうんと頷き

 

「うんうん。そうだよね~せっかく男子がいるんだから持ち上げないとね~」

 

「そうそう!」

 

「うんうん、そうよね~」

 

こいつら・・・・・一夏をお祭りの神輿と勘違いしている。すると

 

「人気者だな・・・・一夏」

 

「え?そう思うか?」

 

「ふんっ!」

 

と、一夏が箒と何やら話をしている中

 

「あ、あの・・・杉田さん」

 

「ん?なんだ?セシリア」

 

セシリアが声をかけるするとセシリアは頭を下げ

 

「先ほど、教室で言った暴言・・・・・あなたとそして第三次大戦でお亡くなりになった人たちへの侮辱、心からお詫び申し上げますわ。本当にごめんなさい……」

 

と、私に謝った。

 

「・・・・・いいよ。ちゃんと謝ってくれたんだし許すよセシリア」

 

「ありがとうございます杉田さん。・・・・・それと杉田さん一ついいですか?」

 

「ん?なに?」

 

「私の祖母・・・・・リネット・オルコットのことなんですが。あの試合の後、私はすぐに電話で母に祖母のことを聞いたんです『おばあ様は第三次大戦で戦ったのかって?』」

 

「・・・・・で、なんて答えたんですか?お母さんは」

 

「はい。お母さまは、最初は黙っていたのですが、すぐに祖母のことを話してくれました。『確かに祖母は10代~20代のころ第三次大戦で空軍のエースパイロットとしてナチスと戦っていた』とそう話してくれましたわ」

 

「そう・・・・」

 

「杉田さん・・・・あなた、なんで祖母のことを・・・・・身内であった私でも知らなかった秘密を知っていたのですか?」

 

セシリアに言われ私は目をつぶり、リネットのことを思い出していた。

リネット・オルコット。イギリス空軍中尉で初めて彼女と出会ったのは14の時、欧州へ派遣されたときのとある喫茶店でお茶を飲んでいた時、勘定の時お金が足りなくて困っていた時、代わりに代金を払ってくれたのが最初の出会いだった。その後日英合同基地で再開し、その後ともに戦っているうちに仲良くなった。あいつは義理堅くそして英国人らしき淑女でもあり友達思いな奴だった。聞けばあいつは道子が開発したISのテストパイロットもしたらしい、そして彼女もISの存在を道子と同じ不安がっていた。そう彼女も道子と同じ女尊男卑のくることを嫌がっていたからだ。彼女は根っからの人種差別をする連中が嫌いな奴だったから。私が彼女に再び出会った時、私はリネットにもし女尊男卑の世界が来るとしたらどうするんだ?と、訊いたら

 

『キヨミ。わたくしはできればそんな時代があったらそんな時代まで生きたくないわ。先ほども言った通り、わたくし、人種差別もとい男女差別は大嫌いですのよ』

 

と言っていたのを覚えている。そんなリネットもあの白騎士事件が始まる半年前に道子と同じ年に病気で亡くなったらしい・・・・・二人とも来るのを恐れていた女尊男卑の世界が訪れる前に・・・・

 

「・・・・・さん?・・・・・杉田さん?」

 

「え?あ、なに?」

 

「何じゃありませんよ。顔色が悪いでしたわよ気分でも悪いんですの?」

 

「いいや。悪くないよ・・・・・あ、そうそう。なぜ私がセシリアのおばあさんを知っていたかって話だったわよね?昔、私の祖母が話してくれたのよ。私の祖母、リネットさんの古い友人みたいだったしね」

 

「そうなのですか・・・・」

 

「そう言うことよ」

 

と、そう言うといきなりいきなりカメラのフラッシュが光る。私とセシリア。そして一夏たちがその光った場所へ顔を向けると

 

「はいはーい!新聞部で~す!話題の織斑一夏君と巷で有名な女子生徒マッドドッグ杉田さんに特別インタビューに来ました~!」

 

と、いかにも新聞記者のような恰好をした女子生徒がそう言った。てかマッドドッグって・・・・ここでも沿うあだ名がつくのかよ・・・・

 

「あ・・・あの・・・そのマッドドッグって?」

 

一夏が首をかしげると、新聞部の女の子は

 

「ああ、そのネームね。いや~杉田さんの戦い方ってなんか狂犬みたいでさ。特に素手で机をたたき割るところなんかまさに狂犬っと今学園中に話題になっていますからね~それで私たち新聞部はその暴れっぷりを見て狂犬の英語名『マッドドッグ』って名付けたんですよ!あ、杉田さんそのネームどうですか?」

 

「あ、そうですか・・・・まあ、良いんじゃないかな?」

 

向こうと大して変わらないし第一もっとひどいあだ名付けられたこともあるためもうそんなことは慣れた。すると新聞部のことは

 

「なるほど。では早速インタビューをします。織斑一夏君。クラス代表になったけど、今どんな気持ちか聞かせて?」

 

「う~ん・・・・まだなったばかりで混乱しているけどみんなの足を引っ張らないように頑張りたいです」

 

「なるほど、なるほど・・・・・では杉田さん、今回はすごい戦いを見せてくれましたが何か戦う時の勝利の秘訣は何ですか?」

 

「そうですね・・・・・・何事も諦めないこと。そして、相手にもそうだが自分にも負けないように日々鍛錬すること。そして・・・・」

 

「そして?」

 

「常に後ろに注意していることですよ」

 

「はい!ありがとうございました。杉田さん。まるで軍人みたいなこと言いますね~」

 

「そ、そうですか・・・・」

 

私は『それは軍人なんだから当たり前よ』っと言いそうになり急いでその言葉を口に出さず飲み込んだ。すると新聞部の子がカメラを取り

 

「それじゃあ、ここで二人の写真を撮りたいんだけど、セシリアさんも一緒にどうぞ」

 

「え?いいんですの?」

 

「はい。注目の専用気持ちだからね~、さっ!立って立って!」

 

そう言わ私と織斑とセシリアが立ち上がる

 

「それじゃあ、三人もと握手をしてもらえますか?」

 

と、そう言われ私は渋々握手をするセシリアは何だか嬉しそうだったが

 

「それじゃあ撮るよ~3・2・1!」

 

と、そう言いシャッターを切る。そして3人の周りにはクラスの生徒が全員揃っていた

 

「なぜ全員入ってますの!?」

 

「まあ、まあ、良いじゃないの集合写真だと思えばいいじゃん」

 

と、私はセシリアにそう言うと

 

「そうそう。キヨキヨの言う通りだよセッシー」

 

「それにセシリアや杉田さんだけ抜け駆けはないでしょ?」

 

「抜け駆けって・・・・」

 

「あはは・・・・・・」

 

本音さんたちの言葉に私と織斑は苦笑するのであった。その後、私たちは夜のパーティーを楽しむのであった。

 




感想や誤字脱字などお待ちしております。さて次回はとうとう中国から来たあの少女を出したいと思います
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