インフィニット・ストラトス~深緑の狂犬~   作:疾風海軍陸戦隊

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初登校

この世界に来て3日たった。私はなぜか織斑先生のご厚意により「IS学園」に入ることになり、いま織斑先生の隣を歩く。聞けば入学式は私がこの世界に来て2日前に終わったらしく。私は転校生として入学することになったらしい、本当は2日前の入学式に入るつもりが、今の情勢や知識また、IS学園の制服をそろえるのに時間がかかってしまい今に至るのだが・・・・

 

「あ、あの・・・織斑先生」

 

「なんだ。杉田」

 

「何で私がスカートなんか着なきゃいけないんですか?」

 

「お前は女だろ。女がスカートをはいて何がおかしんだ?」

 

「いえ、そうなんですが、なんか女物の服を着るのは5歳以来なので・・・すこし」

 

今までは飛行服か男性用の海軍の下士官服を当たり前のように来ていたから、今スカートとかの女物の服を着るのは少し恥ずかしい。

 

「そんなことは慣れろ」

 

「・・・善処します」

 

鋭い目でにらまれた。やっぱこの人、源田司令に似ている。はっきり言って苦手なタイプだ。

 

「それよりも、その腰に下げている拳銃はどうにかならんのか?」

 

今私は制服のスカートに愛銃のルガーが入ったホルスターを下げている。紫電改の中にあった軍刀も下げたかったんだがスカートのため下げることはできなかった

 

「すみません。何か腰に下げていないと落ち着かないので・・・」

 

「・・・・はぁ・・・・まあいいが、それを使って面倒なことはするなよ」

 

「わかりました」

 

「それとだ。お前が行く教室には道子さんの孫で、束の妹である。箒がいる。」

 

「もう一人孫がいたんですか?」

 

「ああ、だが彼女の前でなるべく束のことは話すな。理由は分かっているはずだ。2日間調べてたんだろ?あいつのことを」

 

千冬がそういうと清美が頷く。清子はこの二日間、篠ノ之家のことを調べるほかに戦友が今何をしているかというのを調べていたのだ。

 

「はい。」

 

しばらく歩いていると自分のクラスになる1年1組の教室の前につく。

 

「それじゃあ、呼ぶまでここで待っていろ」

 

「わかりました」

 

それを確認すると一足先に教室の中に入っていく千冬。

数秒後にはなぜか拳骨の音が数回聞こえた後、女子の『きゃあぁぁぁぁ!』

と言うけたたましい声が数回聞こえた。声の衝撃で窓がびりびりと震えているのがわかる

 

「(すげぇー声だな・・・・この中にいる女子は肺活量強いのか?というより、うるせぇ#!)」

 

と、清美は壁にもたれかけ手を首の後ろにかけて呼ばれるのを待っていた。

しばらくして・・・

 

「杉田。入ってこい」

 

と、呼ばれ私は教室の中に入るのだった。

 

 

 

 

 

 

清美が教室に入る数分前、織斑一夏は大変気まずそうな顔をしていた。それはそうだろう本来女子高みたいな学校に男は自分ひとり、しかも周りの女子たちはみんな珍しいものを見るような好奇心のまなざしで見ているのであった。

 

「(き、気まずい・・・どうしよう・・・)」

 

たった一人でどうすればいいのか焦る一夏。何でこうなってしまっのか。一夏は思考を巡らせる。

 

「(確か・・・俺は藍越学園の入試会場に言ったっと思っていたけどたまたまIS学園の入試会場に間違えてはいちゃって…それで目の前にあったISに乗ったら起動しちゃって・・・・・あれ?これって俺のドジのせい?)」

 

「あ、あの~織斑君?」

 

「あ、はい!」

 

考えている最中いきなり山田先生に声をかけられ驚いた一夏は席を立つのだった。

 

「あ、あの、大声出しちゃってごめんなさい。お、怒ってる?怒ってるかな?ごめんね、ごめんね!でもね、あのね、自己紹介「あ」から始まって今「お」の織斑くんなんだよねだからね、ご、ごめんね?自己紹介してくれるかな?だ、だめかな?」

 

「え?ああ、こちらこそすみません。え、え・・・・と織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

一夏は自分の名を名乗ったのだが、何やら女子たちが何か期待を込める視線を向けられていた。一夏は少し困惑し・・・そして出した言葉が

 

「い、以上です!!」

 

その一言で、クラスのみんなは古典的なずっこけをしてしまい。一夏は何か変なことでも行ったのかな?っと不思議そうにあたりを見渡す。すると・・・

 

ゴチンッ!!

 

いきなり誰かに拳骨された。一夏は頭を抱えてしゃがみ込み、そして自分の頭を殴った人物を見る

 

「げぇ!千冬姉!?」

 

ゴチンッ!!

 

また頭を殴られるのだった

 

「学校では織斑先生だ」

 

「あ、織斑先生。会議は終わったんですか?」

 

「ああ、山田君すまんな手間を取らせて」

 

千冬はそういうと教卓に上がりそして・・・・

 

「諸君。私が担任の織斑千冬だ。君たち新人を1年で使い物にするのが仕事だ」

 

千冬がそういった瞬間・・・

 

きゃあぁぁぁぁーーーー!!!

 

クラスにいる女子全員が歓声の声をあげる。その声であたりは振動が起こり窓ガラスがびりびりと響くのだった。

 

「本物の千冬様よ!」

 

「私、お姉さまに憧れてこの学校にきたんです!北九州から!」

 

その姿に千冬はあきれ顔で

 

「まったく…毎年よくも馬鹿どもが集まってくるとは・・・私のクラスにだけ集中させているのか?」

 

「きゃあぁ!!もっと罵って!」

 

「やる時には優しくして!!」

 

と、またバカ騒ぎが起きるのだった。

 

「とにかく静かにできんのか、お前たちは!・・・・・・さて、それはさておき挨拶もまともにできんのか?おまえは」

 

「いや・・・・千冬姉」

 

「ここでは織斑先生だ。わかったな・・・」

 

「は、はい・・・」

 

鋭い目線で言われ一夏は頷くのだった。

 

「さて、授業を始める前に、転入生を紹介する。」

 

「転入生?どんな子かな?もしかして織斑君と同じ男だったりして」

 

「そんなわけないよ。そんなんだったらニュースになってるもん」

 

がやがや・・・

 

とまた教室が騒がしくなり

 

「静かにしろ!!まったく…しょうがないやつらだ。では紹介する。杉田。入ってこい」

 

千冬がそういうとドアから黒髪のショートヘアーで腰には拳銃を下げた少女が入ってきた。

 

「杉田清美です。どうかよろしくお願いします。趣味は釣り、嫌いなものは女尊男卑を信仰し人種差別をする馬鹿どもが一番嫌いです」

 

頭を下げて自己紹介をするのだった。こうして「501の狂犬」と恐れられた少女はこの学園に入学することになる、しかし、それは始まりの序曲に過ぎず、狂犬はとある出来事により牙をむくのだった。

 

 

 




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