東方独団記   作:十六夜凜

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宣言通り霊夢側書きました。挨拶無しなのはもう挨拶めんどいからです。ついでに投稿が遅いのはゲームが好きだからです。久しぶりのPSP楽しい!はいこれが原因です。だってメモスティ割れたんですもん。……すみません。ではでは~


第十四話 琴羽のいない一日

「何でいつまで経っても琴羽は帰ってこないのよ!」

河童のところに迎えに行ったあと、少し用事があると聞いていくつか話をしたあと、琴羽の役に立つものを作っていると判断したから預けてきたけど……

「ニトリが送るって言ってたんだし、多分大丈夫だと思うぜ?それに下等妖怪に負ける程弱くないだろ?」

確かに魔理沙の言うことは間違っていない。

既に下等妖怪を一度彼は倒している。

いや、殺している。

だからこそ心配なのだ。

彼は妖怪でさえ殺せない。

殺せば彼は狂ってしまう。

負けることはない。

そんなことは分かっている。

しかし魔理沙はそれを知らない。

彼女だけじゃなく、琴羽を治療した永琳でさえ知らない。

あの時、狂った彼を見たのは私一人。

知らないのだから考え方が違ってもおかしくはない。

彼女にそのことは私も彼も知られたくないだろう。

「そんなこと分かっているわよ。でも心配じゃない。それに妖怪の山にいるのよ?一匹二匹なら倒せても、囲まれたら琴羽じゃ勝てないわ。」

「でも天狗が張ってるし大丈夫だろ。」

「そうだけど…」

「それ以外に妖怪の山に何かあったか?他に心配することもないだろ。」

「…まあそうね。地底に用もなく一人で行く程馬鹿でもないし、文と椛がいるから天狗には襲われないだろうしね。」

「朝になっても帰って来てないなら天狗の詰所やら守矢神社やらにでも泊まってるんじゃないか?」

「確かに。なら迎えに行きましょうか。」

「なら善は急げだぜ!」

「あ、待ちなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―道中

魔理沙と世間話をしながら私はあることを考えていた。

何故紫は琴羽を連れてきたのか。

紫の性格から考えてそんな特殊な人を、その可能性がある人を連れてくるわけがない。

能力者など連れてきても、順応できず帰ることを望んだり、下等妖怪に喰われたり、意味がない。

琴羽の能力的に紫の役に立つ能力とも思えない。

それに永琳は琴羽の能力は魔力で使えると教えた。

人間の能力は霊力によって使える。

魔力はそれこそアリスやパチュリーみたいな魔法使いにしか必要がない。

妖怪達は妖力。

人間、幽霊などは霊力。

神は神力。

そして魔力は属性能力(炎や雷など)の使用者に必要になる。

それぞれの力は全て専用の能力が必要になる。

ここから分かることは魔力の使用は属性のある能力に限られる。

だが琴羽の能力は確実に属性能力ではない。

能力の派生で使えるかもしれないが、メインで使うことはないだろう。

なら何故永琳はそう言った?

まだ琴羽には何かあるのかもしれない。

あの永琳が言い間違えるとは思えない。

一応魔力は属性能力以外にも精神に作用する能力や肉体に作用する能力にも使われる場合がある。

属性能力を使えない琴羽は後者だ。

だけど、力の足りない琴羽にそんなことは出来ない。

なら永琳の言うことは違うの?

これから琴羽はどうなるの?

戦いの時に私さえ気が付かなかった能力を開花させた。

既に下等妖怪よりも琴羽は強い。

これからも戦うことがあるのなら、琴羽はいつか私よりも強くなるかもしれない。

そうなれば勿論琴羽は、霊力も魔力も使う。

もし永琳の言葉が未来のことなら、間違いは言ってないのかもしれない。

……帰ったら永琳に話を聞いてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――妖怪の山[天狗の詰所]

「琴羽さんなら私達は知りませんよ。」

着いた後、すぐに椛を呼んだ。

そして来た瞬間その言葉を言われた。

どうやら詰所には一度も来ていないらしい。

「何で私達が来た理由が分かったのよ。」

「貴女方が来る理由なんていくらでも予想出来ますよ。私もこれから神社に向かおうと思っていたのでよろしければ一緒に行きませんか?」

「どうする霊夢?神社にいるのは確定みたいだぜ?」

「どうするって…行くしかないでしょ。とゆーか何であんたも来るのよ。」

「帰ってないと知ったら心配するのは当たり前ですよ。正直ニトリさんを抑えられなかった私達の非でもありますし。」

「まあ確かに当然ね。なら早く行きましょ。」

椛を追加して、私達は神社に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――守矢神社

「早苗ー居るー?」

……返事が返ってこない。

「はーい。」

と思ったら返ってきた。

聞こえてるなら早く返事してほしい。

「霊夢さん達でしたか。珍しいですねここに来るなんて。」

「天狗の詰所に琴羽がいなかったから来てみたんだぜ。こっちにいるか?」

「琴羽さんですか?でしたら数時間前に出ましたよ。道中こいしさんと会ったみたいで、今は地底に向かいました。」

こいしと会ったってことは帰ってこない原因はこれね。

つまりニトリは琴羽を送らなかったってゆうことね。

……後で会いに行こう。

「じゃあ地底にいることも分かったしすぐに行こうぜ!」

「そうね。椛も来るの?」

「いえ、琴羽さんの無事も分かったことですし、私はもう帰ります。」

「そ。じゃあ私達はもう行くわね。」

「じゃあなー。」

「鬼は戦闘狂ばっかりなので気を付けて下さいね。」

椛と早苗に別れを告げ、地底に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――地底入り口

「……ねぇ魔理沙。」

「……なんだぜ霊夢?」

「…なんでこんなに騒がしい声が聞こえるの?」

「十中八九琴羽だろうな。」

「そうね。」

『………』

……………

「行きましょうか。」

「そうだな。」

そこからの記憶は琴羽を見つけたところから途切れた。

 

 

 

 

 




ありがとうございました。そういえばずっと忘れてたけど四話にとてつもなく分かりづらい伏線あるのですが回収は……いつになるんですかね?まずだれも気付けませんね。では。
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