東方独団記   作:十六夜凜

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僕を忘れないで下さい。どうも凛です。そういえば僕書き留めとかないんで基本投稿ランダムです。話は出来てるけど書く時間無かったんですよね~この一ヶ月。いや二ヶ月ですか?まあつまんない作品だしいいですよね?
…本当にすみません。次からは報告します。ではでは~


第十六話 妖精との邂逅

「アアアアァァァァァァァァァ!!」

(?叫び声?一体どこから?そもそもここはどこだ?)

そう思い辺りを見渡してみた。

しかし見えるものは何もない。

ただただ暗闇が広がるばかりで、一切の生物も建物も、光でさえも見当たらない。

目が機能する空間ではないと判断し、聴覚に頼って辺りを再び確認した。

しかし叫び声によって聴覚も機能する事がない。

諦めて叫び声の方に近づくことにした。

危険だろうが、無言でただ前に進み続けた。

すると…ピチャッとゆう液体を踏んだ音がした。

液体の音と感覚だがそれだけではなかった。

急に生臭い匂いがしてきた。

(この匂い……血か?まさか下の液体は!?)

理解と同時に我慢できない吐き気が襲ってきた。

それだけでは終わらなかった。

「ガッ!?アァ!?」

足に急な激痛、掴まれた感覚がきた。

骨の動く音、肉の引き摺る音、様々な音が聞こえる。

目が暗闇に慣れてきたおかげで、見にくいが多少なら見えるくらいにまでなっていた。

だが、目を開けたくなかった。

見るのは嫌だった。

聴覚で分かる恐怖を視覚でも理解するなんて嫌だ。

人の死体が見たい奴なんているか!

『コ…ト…ハ…ァ』

声がした恐怖で、思わず目を開けてしまった。

うめき声、しかも複数。

(名前!?何故俺の名前を……!?しかもこの声……)

目の前に映っているのは……俺に向かって体を引き摺って近づいてくる骸。

そして、赤い液体……血の海だった。

もう俺に、頭を動かす力は残ってなかった。

俺にあったのは、狂いそうなほどの苦しみだった。

「あ、あぁ…あああああアアアアアアアァァァ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は!?」

俺が居たのは紛れもない俺の家だった。

(さっきのは夢…?……はは、当たり前だな。)

なんでこんな夢を見た?と疑問に思いながら、時間を確認した。

時間は九時、昼から寝ててこの時間まで寝ることは初めてだ。

自分が酒にここまで弱いなんて知らなかった。

外の世界から来て、数日しか経ってないのにいろいろとあった。

それによって疲れが溜まってたようだ。

それに外の世界から来て思い出せなくなったことがある。

(さっき見た悪夢は関係があるのか?……無いことを祈りたい。)

コンコン

「!誰だ!?」

「琴羽ー居るー?」

「……霊夢か。入っていいぞ。」

「あーやっぱり居た!昨日帰りに今日紅魔館に行くって決めたじゃない!ほら早く行くわよ!」

「……なんでそんなに急いでるんだ?」

「そりゃ紅魔館行けば上手い飯にありつけるからな。霊夢にとっちゃ死活問題だぜ。」

と霊夢の後ろから出てきた魔理沙が説明した。

「魔理沙も居たのか。でも急に飯くれって言ったって用意する奴は普通いないぞ?」

(霊夢を可哀想と思ってるならあり得るな。)

「あー確かに普通はそうだな。だけど霊夢の場合向こうも諦めてるからな。」

どうやら何度も飯を貰ってるらしい。

「それより私も早く行きたいんだぜ!丁度借りたい本があるからな!だから早く行こうぜ!」

「借りたい本?何で館に借りに行くんだよ。里の本屋で十分だろ。」

館の書斎と本屋とはそこまでの差は無いはず。

里や神社から離れて過ごしてる以上、外の世界の本なんてあるはずがない。

だが里なら多少は外の世界の本もある。

たまにくる外来人が外の物を持って来た時に貰うことが里ではあるらしい。

俺も持っていた財布を欲しがった子供がいたからあげたくらいだ。

つまり里には外の世界の物、本を含めた様々な物がある程度はある。

本以外に関しても本に関しても、里程物がある場所はないだろう。

ならこの疑問はもっともな疑問のはずだ。

魔理沙はわざわざ意味のない方を選んでいるのだから。

「琴羽は甘いな~。幻想郷に居る奴が元々外の世界から来たことぐらい知ってるだろうに。」

「どうゆうことだ?外の世界から来た?そんなの初めて聞いたぞ。」

「へ?霊夢か紫から聞いてないのか?」

「ああ、聞いてない。」

ずっと黙って待ってた霊夢が口を開いた。

「そういえば言ってなかったわね。必要なこととは思わなかったから。幻想郷で過ごしてたらそのうち知るしね。過去に異変が起きたあと、首謀者を幻想郷に迎えいれてたから、元からここの住人だったのは、私や魔理沙の家系、里の人、紫。そのくらいしか居ないと思うわ。」

「そうだったのか。外の世界から来た奴らばっかとは思わなかった。まあそれなら魔理沙が本を借りたいのも納得いくな。」

「そうゆうことだぜ。って長々と話してたから結構時間経っちゃったぜ。とりあえず早く行こうぜ。」

「ああ、そうだな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで霊夢?紅魔館ってどこにあんだ?」

「里の丁度真北ぐらい。距離は神社とそう変わんないわよ。」

「飛べば五分ぐらいで着けるぜ。」

魔理沙が少しにやけた顔で言った。

「ならあんたの箒に琴羽乗せなさいよ。」

「この箒は一人乗りだぜ。それなら霊夢が抱えて飛べば良いと思うぜ。」

魔理沙が玩具を見つけた子供のような言い方をしている。

変な言い争いが起きそうだったから止めることにした。

「魔理沙、言っとくが俺は自分で飛べるぞ。霊夢は知ってるだろうが。」

「なんだ飛べたのぜ?なら何でいつも飛ばないんだ?」

「魔力を消費したくないんだよ。疲労で倒れんのも嫌だしな。」

魔理沙を横目に霊夢を見たら、助かったような顔をしている。

(……やっぱり魔理沙は面倒くさいな。)

「まあ歩いてもそこまでかかんないだろ?なら別に歩いてても問題ない。」

「いや、少しはかかると思うぜ?湖を避けてかなきゃいけないし、面倒くさい馬鹿がたまにいるしな。」

「魔理沙、もしかしてチルノのこと言ってる?」

「他に馬鹿なんていないだろ?琴羽寺子屋行ってるなら見たこと無いのか?」

「まず姿も知らないのに見覚えがあるはずがない。それに寺子屋に行ったのは慧音にここについての説明を受けた時くらいだ。」

「そうなのか?…なら湖が見えたら少し警戒しといた方がいいぜ。急に攻撃仕掛けてくることもあるからな。」

「警戒は常にしてるさ。なんせ知らないとこに、しかも妖怪がいる場所を歩いてるんだからな。解けってゆう方が難しい。」

「確かに椛に気付いたしね。でもチルノはそんなに誰かれ構わず襲う程野蛮でもないから、別に戦う必要はないわ。しかも私達と一緒にいる人を襲うなんて、よっぽどの命知らずよ。そんなの幻想郷にはいないと思う。」

「そうか。……なあ一つ聞きたいんだが、なんでこここんなに霧が出てるんだ?」

歩いてるうちに辺りに霧が出てきた。

そこまで深いわけではないが、遠くを見ることが出来ない。

ここまでは霧がなかったのに急に霧が出たことを考えると、おそらくこの場所自体に霧がかかっているのだろう。

「あれ?言ってなかったっけ。ここ霧の湖って言われてるのよ。たまに霧がかかっててそういう時はだいたいチルノがいるわ。」

「そういえばチルノって奴は妖怪なのか?話聞く限りそうとしか思えないんだが…」

急に襲ってくる、それだけでも危険な妖怪の可能性を考えるには十分な理由だ。

しかも霧をかける能力を持つとなると、本当にそうとしか思えない。

(でも寺子屋行ってんだよなぁ。)

「妖怪じゃなくて氷精よ。他にもここでチルノと遊んでるのいるし、襲われる心配はないから安心して。」

「お前らいれば襲われても平気だろ?早く紅魔館行くんじゃなかったのか?」

話してる間、少しだけ止まってしまっていた。

魔理沙だけは少しも止まらず歩いていってしまった。

もしかしたら魔理沙が一番行きたかったのかもしれない。

「分かってるわよ。湖がそろそろ見えると思うし、湖の逆側に面しておそこは建ってるから、湖見えたらもうすぐと思っていいわ。」

「霧が出てるってことはそろそろ見えるのか?」

「もう見えてるじゃない。」

「……ああ、見えるな。悪い霧に目が慣れなくてな。」

「まあ霧があるうちは普通は見にくいかもしれないけど、慣れてくると普段と変わらず見えると思うわよ?」

「ん、確かに少しずつ……?あれ魔理沙か?」

人影が少し遠くに見えた。

しかし一つは魔理沙だとしても人影は三つ見える。

歳のわりに身長が平均より低い魔理沙以上に小さい。

(子供?里から離れたところに子供が?)

「魔理沙ね。横にいるのはさっきから話してるチルノと、いつも一緒にいる大妖精よ。」

「あれがチルノ?…そんな危険に見えないが、馬鹿なのは納得いきそうだ。」

「馬鹿なのが納得出来るなら襲ってくる理由も分かるでしょ?『あたい最強ー!』って言って襲ってくるわよ。だから危険なの。」

「あーそうゆうことか。でも魔理沙のあの言いぐさ、仲悪いと思ったのに、なんか仲良さそうじゃないか?」

「あの二人は仲良いわよ?たまに遊ぶしね。私も一緒に。」

「お!霊夢ー!」

「魔理沙、一人で走ってかないでよ。」

「そんなことより霊夢も一緒に遊ぼうぜ!少しくらい良いだろ?」

「まあいいけどねぇ、琴羽はどうする?」

「先行ってるわ。ここまで来たら道ぐらい分かるし。」

「多分ここより危険よ?なんせ紅魔館は吸血鬼の館なんだからね。戦っても勝てないわよ?」

「戦うつもりはねえよ。あくまで挨拶に行くだけだからな。まあ向こうが襲ってきたら、そんときゃそんときだ。」

「……可能な限り気を付けて。まあレミリアは人間を好むから、襲われないと思うけどね。」

「ん?霊夢~、後ろの奴誰?」

「チルノちゃん駄目だよぉ。男の人となんて話せないよぉ。」

「何言ってんの!知らない奴と会ったら戦ってみたいじゃん!」

チルノが戦えと騒いでいる、が……

「俺は戦うつもりなんてかけらもねえよ。遊ぶくらいだったら今度付き合ってやる。」

相手するのが面倒だと理解した俺は、その氷精を無視して館へ急ぐことにした。

「えー!戦えよー!」

「だから今度付き合ってやる。なんなら帰りに付き合ってやるから。じゃーな。」

今度こそ無視して歩きはじめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




そういえば話決まっているなら役割決まっていると思う人いるかもですが、全員は決まってません。あと出来る限り東方キャラは出そうと思うけど僕が知らないキャラ…は居ないんで(調べたから)、まあゆっくり実況で出るキャラは出します。出てない人いたら……謝ります。では。
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