東方独団記   作:十六夜凜

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もう一ヶ月に一回投稿でいい気がしてきました、今はもう二ヶ月ですが…凛です。学校以外にもわりと忙しくて書く暇まじでないです。もう春休み終わったのに…。なんとなく始めたことなんで投稿は本当気まぐれですがご了承下さい。ではでは~


第十七話 戦闘前

魔理沙と霊夢から聞いていた通り、巨大な館が見えてきた。

「確か門番寝てんだっけ。どう起こすか…」

これほどの館を守る門番が、いつも寝ている居眠り門番だと聞いた時は信じなかったが、歩く内に確かに寝ている門番が見えてきた。

「………おーい起きろー。……」

反応が全くない。

仕方ないので少し攻撃してみることにした。

……殴っても蹴っても反応がない。

「なんでこんなん門番にしてんだよ!?」

息を切らしながら誰ともなく突っ込んでしまった。

はたから見たら人を殴りながら騒ぐ頭のおかしい奴だったことだろう。

しかし本当に起きない、むしろここまで起きないとある意味尊敬できる。

勝手だとは思ったが無視して入ることにした。

中に入ると外見からも納得出来るほど広い空間ができていた。

「どなたでしょうか?」

「!?」

不意に声をかけられて思わず身構えてしまった。

(あり得ない。どれだけ気配を殺そうが全く気配がない奴なんているはずがない。どこから?)

「驚かせたなら申し訳ありません。連絡もなしにここに来る方といえば霊夢や魔理沙しかいませんので。」

「そ、そうか。何の連絡もなしに来たのは悪かったよ。それにいきなり身構えて……しかし門番寝てたがいいのか?どれだけ攻撃しても起きないから無視して来たが…」

「そうでしたか。すみません、彼女は眠りへの執着が強いので……起こして来ますので少しお待ちを。」

「あ、ああ分かった。」

返事をすると同時に目の前にいたメイドが消えた。

 

 

 

 

……………

「ギャァァァァァ!!」

一分も経たずとてつもない叫び声が聞こえた。

「!?何だ!?」

無言で待っていて周りは無音だった状況下で、突然の叫び声は不意打ち過ぎた。

「お待たせ致しました。私は十六夜咲夜。お嬢様がお呼びですので、どうぞこちらへ。」

「あ、ああ分かった。……さっきの叫び声は何だ?」

「門番ですが、ここでは日常的なことですので問題はありません。なので気にかける必要はありません。」

「…………分かった。早く行こう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコン

「お嬢様、お連れしました。」

「入りなさい。」

「失礼します。」

「ようこそ。新聞の人間だと思ったから、部屋まで来てもらったわ。私はこの紅魔館の主、レミリア・スカーレット。霊夢の友人なら知ってるでしょうけど、吸血鬼よ。」

目の前には自らをここの主と言う少女が腕を組んで座っていた。

唖然としている俺を無視して

「…お前がここの主?主の娘…とかじゃなくてか?」

「…分かってはいたけどその反応は信じられないと言うことね。姿はこれでも、私はあなたより年上よ。」

(つまり吸血鬼と人間の時間の流れは違うわけだ。しかし……この姿で信じろなんて無理だろ。)

「それで霊夢はいないの?貴方が来たなら当然居るのでしょう?」

「霊夢と魔理沙なら来る途中チルノと会ってな。多分もう来るだろ。」

「そう。少し残念。」

「何が……ああ。それ文の嘘だぞ。面白いこと期待したなら残念だったな。」

残念と言いながら手に持って見せたのは文の新聞だった。

(多分霊夢の反応が見たかったんだろうな。)

「まあ予想はしてたから、別に残念でもないわ。もう一つ試したいこともあるしね。」

「試したいこと?俺を実験台にでもするつもりか? 」

「………ふふ。そんなことしないわ。」

「なら試したいことっていうのは何だ。厄介な事なら即効断らせてもらうが?」

「貴方にとっては厄介さより力試しになっていいんじゃないかしら。」

「力試し…?正直に言うが吸血鬼に勝てる程の実力なんて俺にはない。見る…会うのは初めてだが、俺の知る吸血鬼とお前が同じなら、その力量の差は子供でも分かるほどだ。」

(俺のイメージでしかないが、力の差が大きすぎる。もし戦闘になるなら逃げるしかない。)

最悪逃げることも想定していると、レミリアが説明をし始めた。

「ふふ、戦うには間違いないけど相手は私や咲夜じゃないわ。門番よ。」

「門番…?」

俺は言われて門前に立っていた人物を思い出した。

「あの寝てた奴か?」

「ええ、仕事は全然してくれないけど、彼女は格闘技術においてはこの幻想郷でもそうとうなものよ。まあ格闘技術が高くてもこの世界では弾幕とか剣や弓っていった武器を使うのが普通だから、そんなに強いとも言えないけどね。」

「いや俺の戦い方も近接戦なんだが……とゆうかあの門番も弾幕撃てるだろ。遠距離攻撃なんてほとんど使えないぞ?完全に俺不利じゃねえか。」

「門番には弾幕、能力の使用は禁止するわ。貴方は能力は使えるのだから、これで対等に戦えるはずよ。」

つまり向こうは格闘以外の攻撃は出来ないが、こっちは能力も使える。

「……あの門番妖怪か?」

「なんで分かったの?」

「なんの妖怪かは知らん。だけどここを守る門番なら人間は無いだろ。だから妖怪だとは予測していた。本当に妖怪なら確かにそれで対等だな。だがそれなら俺も使う能力を絞らせてもらう。俺の能力は二つなんでな。」

「構わないわよ。でも…」

「お嬢様、霊夢と魔理沙が到着しました。」

「このことを二人と門番…美鈴にも伝えないとね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




一章を今回で終わるか次で終わるかどうするか悩んだんですけど、時間やっぱり取れなかったんで、区切ります。まあ次で終わるんですけどね。それとキャラの口調なんですがゆっくり実況や他投稿者様のを使うので原作と違ったら『あ、ここではこんな口調なんだ』くらいに考えて下さい。性格も同様に。では。
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