東方独団記   作:十六夜凜

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こんにちは凜です。東方キャラの容姿の説明は知ってる人多いと思うので書きません。ではでは~


第九話 誘拐される琴羽

(ここどこだ?)

俺は霊夢、魔理沙、文と計四人で妖怪の山に来ていた。

文がどれぐらい嘘の記事や妄想の記事を書くかは、前の一件で分かっていた。

だが行く途中、「取材させて下さいよー」やら、「ちょっとだけですからお願いしますよー」やらとても五月蝿かった。

かなりしつこいから条件付きで取材に応じた。

その条件は妖怪の山に着くまでという条件だった。

(それから妖怪の山に着いた、までは分かる。何故こんなところに居る?)

俺は今、少し大きい位と思われる滝の前に居た。

向こうの世界では川でさえ見たことが無かったから、その滝を見て圧倒された。

(そんなこと考えている場合じゃない!落ち着け…何故俺はここに居る?確か……)

俺はここに来るまでの経緯を思い出すことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「霊夢ー妖怪の山ってどんぐらいだ?」

「貴方そればっかりね。…神社から人里位よ。」

「仕方ないだろ?気になるし。てか神社から人里って相当遠くないか?」

「飛べばそんなに遠くありませんよ?琴羽さんの能力、聞く限りでは飛べるらしいじゃないですか。」

文の言うとおり確かに能力を使えば俺は飛べる。

しかし…

「悪いがそう簡単には飛べねえんだよ。永琳から聞いたが能力は魔力によって発動するらしいからな。魔力量が少ない俺は、あまり使い過ぎると疲労が大きいんだ。」

「まあ普通の人間ですからねぇ。…なら着くまでの間私の取材受けて下さい!」

「お前もしつこい奴だなぁ。ただでさえ歩き疲れてんのに。分かったよ。騒がれるのも面倒臭いし受けてやるよ。ただし俺が答えたくない質問は答えないからな。」

俺が取材を受けたのが相当嬉しいのか、子供のように目を輝かせていた。

「分かりました!この清く正しい射命丸文、野暮な質問はしません!」

「お前は全く清く正しくねぇだろ。変な質問したらとりあえず一発殴るからな。」

「物騒ですねぇ。しませんってば。ではまず…………」

 

―――三十分後

 

「え~とじゃあ次は…」

「文、もう見えてきたから終わりにしなさい。」

「え?…あーもう着いちゃいましたか。どは次でラストにします。」

やっと終わるのか。

さすがに疲れた。

「何故幻想郷に来たんですか?」

「…その言い方だと来ないでほしかったみたいだな。」

「別にそんなこと考えてませんよ!ただ、こんな危険な世界に何故来ようと思ったのか、それが気になったんです。改めて聞きます。何故幻想郷に来たんですか?」

「…面白いことを求めて。 向こうの世界にいるよりも、もっと面白い、生きてる実感を得られるところに行きたかったから。」

本当はそれだけじゃなかった。

「本当にそれだけですか?」

まさか読まれたのか?

「…どうゆう意味だ。」

「どうも何も、ここまで聞いた話だとそれだけじゃないと思っただけですよ?それとも本当に心当たりが?」

「野暮なことは聞かないんじゃなかったのか?それに関してこれ以上答えるつもりはない。」

「…分かりました。聞きすぎましたね。すみませんでした。それと、取材を受けて下さりありがとうございました。」

「いや、これぐらい構わない。」

「終わった?なら早く来なさい。」

門の前で待つ霊夢からそう言われてしまった。

「分かった(分かりました。)」

俺と文は足早に二人の元へと行った。

「これが妖怪の山か。かなりでかいな。さすが天狗の住み処ってところか。」

見たところ周りに川は見られない。

(まさかこれを登るのか?)

絶望しか感じられない。

いやそれ以上に、どこかから視線を感じるのが気になる。

「なあ霊夢、何かに見られてる気がするんだが。何だ?これ。」

「きっと椛ですね。椛ー降りてきて下さーい。」

「まさか私の千里眼を見抜く人がいるなんて思いませんでした。」

「なるほど。千里眼か。悪いが向こうでは喧嘩が多かったからな。視線や殺気には敏感なんだ。」

「そうですか。それで?何の用で貴方達が妖怪の山に来たのですか?あと、文さんは私に押し付けた仕事を自分でして下さい。」

「あやややや、すみませんが琴羽さんの記事を書かないといけないので。では。」

「全く。あの人は。」

「慣れてるんだな。あの鴉の横暴さは。」

「何年一緒にいると思っているんですか。さすがに慣れますよ。」

「そうか。……そう言える奴が居るってのは良いことだ。大切にしな。」

「?なんのことですか?」

「何でもない。ところで、ニトリに用があるんだ。案内してもらえるか?」

「その必要はないよ!」

声がしたと思ったら上からでかい鞄を背負った子供が降りてきた。

と同時に、鞄から銃のようものが出たと思ったら、俺の意識は無くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(そうだ寝かされたんだ。じゃああれがニトリか。)

「やあ盟友。やっと起きたかい?」

気を失う前に見た少女が、再び目の前に現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました。ギリギリ毎日更新出来てます。次はもっと早い時間に更新するように頑張ります。…多分出来ません!では。
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