神「転生特典は?」俺「ハーレムで!」 作:モテたい男
ソーナ(名前で呼んで良いと言われた)との契約でリアス・グレモリーには完全に俺達に不干渉を徹底してもらい、ついでにアーシアも駒王学園に通えるようになった。
アーシアも同世代の初めての友達ができたと喜んでいた。
修行も、イッセーがクラスメートに良いところを見せたいのかやる気を倍増させていた。現金な奴だがまあやる気があるのは良いことだ。
俺は岩を3つほど貫いた棒で素振りをする。イッセーはコロンビーヌに遊ばれていた。
とまあ、そんな修行を続けているわけだから夜はとても疲れるわけだ。一緒に寝たがる北斗に俺を鯖折りしないように何度もしつこくお願いし、さぁ寝ようとした時だ。
「伊月、命令よ。私を抱きなさい」
「……はぁ、相当疲れてるみたいだな俺」
肉体関係になるほどフラグをたてた覚えはないし、そもそも俺たちはキチンと不干渉の契約を結んでいるはずだ。それに下の名で呼び捨てにされるほど親しくなった覚えもない。
幻覚だな。
「よし、寝るか北斗」
「ん……」
「ちょっと聞いているの!?もう、仕方ないわ……イッセーの方に……」
「北斗、ぶち殺せ」
いきなり何抜かしてやがんだこのアマ!そうか、責任をとらせて眷属にしたいんだな、よし殺す。
とっさに北斗に命令してしまったがすぐに頭を複製して何度も心臓や眼球を複製させながら苦しめて殺してやる。が、北斗の拳はグレモリーの命を刈り取る事はなかった。
「───っ!」
銀髪のメイドが北斗の拳を受け止めていたからだ。悪魔や堕天使、天使とかの気配がないから簡単に止められると思ったのか、現れてとった行動が片手を突き出すだけだった。ありゃ掌の骨完全に砕け散ってるな。
「これは………何の真似でしょうか?」
「勝手に不干渉の契約をしたはずのうちに入って来るもんだから、とうとう殺した後に眷属にしてくるのかと思ってね」
「うううう!」
俺の言葉にメイドが目つきを鋭くすると北斗がうなりメイドを睨む。まさに一触即発。
「それはグレモリー家を敵に回すと?」
「敵に回すんじゃなく、敵に回られた、だ。加害者と被害者は言い方一つで印象が変わる。気をつけろ」
「………………」
「がううう……」
北斗がギシッと床につけた足に力を込める。メイドも何やら魔力を迸らせる。が、ここまでにしておこう。流石に悪魔全てを敵に回すのは面倒だ。いや、正確には回られるだけど。
「よしよし北斗、落ち着け。ほら良い子良い子…」
「うぅん♪」
頭をなでてやると北斗は気持ちよさそうに目を細めすり寄ってくる。
「ちょ、ま、待て北斗!抱きつくな、折れる、背骨が折れて内臓が潰れる………!」
あ、彼奴等何時の間にかいなくなってるし!クソが!取り敢えず北斗に離れてもらった後塩撒いとこ。
そして次の日、木場祐斗が俺とイッセーを呼びに来た。昨日の今日でか。俺達は不干渉、有事じゃなけりゃ動かないと伝えたはずだが?
「今がその有事なんだよ。説明したいから、付いてきてくれるかな?」
…………まあ、なら良いだろう。昨日のグレモリーの妙な行動もその有事に関係しているというなら情状酌量の余地もあるしな。
念のため誰か呼ぶか。俺は旧校舎に入ると同時に召喚魔法を発動する。ワルプルギスはアーシアが眷属にされないように護衛させてるから、残りの三人のうち一番暇な奴が来るはずだが……。
「呼ばれて飛びでてこんにちはぁ」
コロンビーヌが来た。悪魔と争う気はないし、無力化するという意味で此奴以上の適任もまずいないしラッキーだな。
「………彼女は?」
と、木場が警戒したように言う。
「俺の仲間だよ。俺はお前らグレモリー眷属を微塵たりとも信用してないからな。俺よりつよーい護衛をつけるのは当然だろ?」
そしてグレモリー眷属達の巣窟であるオカルト研究部にはいると昨日のメイドがいた。
「……お嬢様、昨日と良い、彼等は何者ですか?」
「私の眷属候補達よ」
「おい、何度断らせれば気が済むんだ。三歩歩いたら頭の中リセットでもされてんのか?」
「ま、まあまあ落ち着けよ伊月……悪気はないと思うぞ?タチは悪いけど」
イッセーも言うようになったな。まあ、ソーナと契約するまで何度も勧誘してきたからな。あまりにムカついたんで何度殺してやろうかと思ったか。しかも最近でも勧誘のチラシを送ってくる。
「しかし無断で居住させるのは………」
「俺等のご先祖様はてめーらが寄生してくる前からこの世界で猿から頑張って進化して来てんだよ、余所者にとやかく言われたくねぇ」
「…………失礼しました。確認ですが、どこかの組織に所属していたりは──」
「してない」
「であるならば何の問題もございません」
グレモリーが何か言いたげだが、ざまぁwww
「じゃあそろそろ俺等が呼ばれた理由を教えろよ、この町の有事ってなんだ?」
「…………有事?」
俺の言葉にメイドは不思議そうな顔をする。どうした?
「一大事よ。下手したら、私はこの地から離れてソーナが後を任されることになってしまうの」
「よっし!」
「しゃあ!」
「……?」
俺とイッセーがハイタッチし、コロンビーヌは首を傾げていたがハイタッチに参加してくれた。
「……………」
グレモリーが眉間をピクピク動かしているが気にしない気にしない。
「私は、結婚するのよ」
「よしお祝いしてやろうぜ!寿退社おめでとー!」
「これで、これで父さんと母さんになま暖かい目でノートとかは隠しとけよと言われなくてすむ!」
ああ、両親に勧誘の書類見られて中二病扱いされたのか。
かわいそうに。と、その時部屋の床に描かれていた魔法陣が光り、炎が吹き出してくる。
「コロンビーヌ」
「はぁい」
コロンビーヌが指をパチンと鳴らすと銀色の蓋が魔法陣に被さる。ゴン!と音がして盛り上がったので押し返しておく。
「ぷふ!も、申し訳ありません。その方が出て来なければ話ができないのですが…」
困ったように言うメイドだが今絶対笑ってたよな?