ソードアート・オンライン-Seven Deadly Sins- 作:俺様の美技に酔いな
キリがよかったのでここで一旦打ち止め。
期待してくださった方申し訳ないです…
気がつくとそこは始まりの町の転移門広場だった。
俺は辺りを見渡し、キリトとクラインを探す。
「おい!キリト!クライン!無事か?」
一向に姿が見えないので、名前を呼んでみる。
すると少し遠いところから
「その声、メリオダスか!俺たちなら大丈夫だ!」
と無事を伝える声が返ってきた。
どうやら別々に飛ばされたらしい。
ほっと一息ついた時、広場の中心にある時計塔の上に赤いローブを纏った巨大な人影が現れた。
そしてその人物は自身が茅場晶彦であること、ログアウトボタンの消滅はバグではなくソードアート・オンライン本来の仕様であること、アインクラッドを100層までクリアしなければ脱出はできないこと、このゲーム内で死亡した人間は現実でも死に至ることなどを説明した。
そして最後に、手鏡を全プレイヤーに配布し、現実の姿に戻したあと
「諸君らの健闘を祈る」
そう告げて、姿を消した。
とりあえず俺はキリトとクラインと合流し、これからの事を話し合うことにした。
全プレイヤーがリアルの容姿に戻っているため、探すのは苦労したが、俺の見た目がほとんど変わらないため向こうから近づいてきたのは好都合だった。
神様感謝。
「さてさてさーて、これはまた大変なことになってきましたなぁ」
「お、おい!呑気なこと言ってる場合じゃねぇだろ!」
呑気に話す俺に焦りを隠せないクライン。
すると今まで黙っていたキリトが口を開く。
「2人とも聞いてくれ、俺はこのまま次の街に向かう。2人にもついてきて欲しい。拠点にするならそっちの方が効率もいいはずだ。」
キリトの判断は適切なものだろう。
レベル上げ、情報量、装備。
全てにおいて理にかなっている。
が。
「んー、俺パスで」
理由は簡単。
今はまだひとりでやりたいことがあったから。
そのうちこのふたりも入れてギルドでも作る予定だが。
クラインも、
「俺はこのゲームをリアルの仲間と徹夜して買ったんだ。そいつらを置いてはいけねぇ」
「2人とも…」
返事を聞いてキリトは不安そうな表情を浮かべるが、
「そっか、じゃあまたな、メリオダス、クライン」
それだけ言うと、次の街へ向かって歩き始めた。
「こっちもぼちぼち解散しますかね」
「ったく…お前は最後まで飄々しやがって…」
クラインの愚痴は聞かなかったことにしよう。
「死ぬなよ、メリオダス」
そう言ってクラインは仲間たちの元へ戻っていった。
そして俺は、
「さてさてさーて、んじゃ俺も本格的に攻略しますか!」
そう呟いて、夜のフィールドに駆け出していった。
次回コボルトロードまで行く予定です。
修正しました。
メリオダスがひとりを選んだ理由から全反撃の使用のくだりをなくしました。
次の話と噛み合わなくなるので。