あまりにも可愛すぎるあまり、同じアイドルの子らを無意識に誘惑し、好感度を天元突破させてしまっていることに今更気づき、思い返すと違和感しかなかった!しかしカワイイのみならず、チョロすぎる輿水幸子!チョロかわ。百合とか通り越したレベルの変態化したアイドル達に囲まれ、逃げ場はない事に気づこうとしてチョロすぎる故気づけない輿水幸子の輿水幸子による輿水幸子の為の小説
ここにみんなが知ってるアイドルは輿水幸子以外ほぼいません。輿水幸子の所為でみんな変態になりました、悪いのは輿水幸子です
初めましての方は初めまして!そしてさようなら…って違いますよ!こんなのカワイイボクの挨拶じゃないです!!もっと、こうっ……えっと…か、カワイイのが良いんです!!決して考えてなかったわけではないですから!!
と、とりあえず気を取り直して!どうもみなさん!皆さんの心の中を全てカワイイで埋め尽くす存在、輿水幸子です!!…これは流石に大きくしすぎかなぁ…?んー…でも、どうしよ……
い、いや!変えたらボクじゃなくなります!このままでいきます!!…あ、でも心配だなぁ……あー!なんかこんがらがってきました!!ひ、ひとまず話を始めましょう!
まず、ボクはアイドルをやっています。カワイイでしょう?カワイイですよね!もちろん毎日仕事は楽しくやってますし、プロデューサーさんとも仲良くしています。
アイドルを謳歌している、と言っても過言ではありません!しかし、しかしですね!こんなカワイイパーフェクトなボクでも最近、悩みがあります。それは同じ事務所で…は、働いている?と言って合ってるんですか?
あ、アイドルの皆さんとの間で悩みがあるんです!別に仲が悪いわけでもありません、むしろ仲は良好のはずです!しかしボクは悩んでいるのです。
そう!距離感という問題に!…心の距離感ではなく、物理的な距離感で悩んでいます。べ、別に不満があるとかそういう訳ではないんですがね!流石に違和感を感じてきたんです!
だってみんなボクを見て顔は赤くするし!抱きしめさせては普通!セクハラと呼ばれてもおかしくない事をやってくる人もいます!
しかもそれが誰もがです!自分より年下の子にもされた時は…いや、年下の子だから遊びのつもりですよね。まぁそこは置いておきましょう!
挙げ句の果てには!「誰か付き合ってる人いるの?」や「同性って好き?」「大丈夫?結婚する?」なんて言われてるんです!1個目はまだ恋バナとして成立しますが!!!残りの2つは絶対おかしいですよねぇ!!
そして思い返してみる事にしたんです!その悩みを解決する為に!そして皆さんにはその悩みを解決する為、協力していただきます!きょ、協力してくれますよねっ!?
きょ、強要じゃないです、だから協力してくれなくても…べ、別に大丈夫ですからっ…い、いえっ、やっぱり手伝って下さい!!!思い返すのにも勇気がいるんです!(きっと)
こ、ここまで読んでくれるって事は協力してくれるんですよね!ありがとうございます!で、ではまず一つ目…というより1人目を思い返します!というよりなんでこういう風な距離感になったのか分からないんです…他者から見てもらえばまたわかることもあるはずです!
Case.1『鷺沢文香の場合』
「おはようございまーす!!」
「…あ、幸子さん…おはようございます…」
「文香さんおはようございます!今日は…文香さん以外いないんですね?」
「他の方は仕事で…後ちひろさんも…外に出てるみたい、です……」
「なるほど…つまり2人っきりという事ですね!」
「っ!?」
「…どうかしたんですか?今日に顔が赤くなってますけど…」
「い、いえっ…だ、大丈夫ですっ!…あ、でも、大丈夫じゃないかもしれません…」
「えっ!?だ、大丈夫ですか!?」
「……だめです…幸子さんが悪いんです…」
「ええっ!?ぼ、ボクが悪いんですか!?じゃ、じゃあボクが出来る限りの事をしますから!!」
「……じゃあ…抱きしめさせて下さい…そしたら…治ります……」
「分かりました!!」
ストーーップ!!!?待って下さいボクの、ボクのカワイイ記憶!!絶対おかしいですよね!?
なんでボクを抱きしめようとしてるんですか!?普通何も治りませんよね!?そしてなんでボクは素直に従ってるんですか!?「分かりました!!」じゃないですよ!ボクは頭がパーッなんですか!?
思い返したらおかしい所しかないじゃないですか!?文香さんの様子がおかしかったのは事実ですけど!なんでボクを抱きしめようとしてるんですか!?この時のボクは何も知らなかったってレベルじゃないですか!!
ま、まだ続きがある!?う、嘘ですよね?…いや、今は抱きしめてくるなんて普通。つまりこの時もまだ普通の可能性もあります!それに文香さんは理性的な方ですからね!!
「…幸子さん……」
「どうしました?」
「……いい匂い…ですよね…」
「ふふっ、ありがとうございます!!で、でも少し汗かきましたよ?外暑かったですし……ほら、腋も結構…」
「………良い、匂いですね……うふふ…」
はいはいはいはい!!!文香さんの表情おかしいですよね!!匂い嗅ぐ時の表情!!獲物を狙うハンターみたいな目でしたよ!?
そして!!!なんで腋の匂い嗅いでるんですか!?顔近づける必要ないじゃないですか!!そして気づけよこの時のボクゥ!!!あれですか、hentaiとかいう奴ですか!?
抱きしめられて匂い嗅がれて!思い返さないと違和感を感じないって!?絶対おかしいですよねぇ!?
「あ、あの…文香さん?匂いは嗅がなくても…」
よっしゃああ!!!よくぞ言ったこの時のボク!!!ていうかおかしさ以外何もありませんからね!!
「…これは…治すために必要なんですよ……」
文香さん慈愛の女神みたいな、聖母みたいな笑顔浮かべてボクの頭撫でてますけど!言ってる事全部嘘じゃないですか!?何を治すためにボクの匂いがいるんですか!カワイイパワーにも限界はあるんですよ!!!
「えぇっ!?な、治すために!?」
「そうです……万能薬なんですよ……」
万能薬!?匂いが!?
「万能薬!?匂いが!?」
さすが過去のボク。今のボクと全く同じ事を言いましたね!流石はボクと言うべきでしょう!!こ、この頃から成長してない訳じゃないですから!!身長も…そ、そう…す、少しは伸びました、から…
「…その通りです。…サチコニウムです……」
「そ、そんなのあるんですか!?」
「私は…サチコニウムの補給をしているんです……」
「こ、これが補給方法なんですね!」
「…うふふ…そうです…だから協力してください…」
「はい!そう言う事なら喜んで!」
前言撤回です、この時のボクは自分ですけどバカです。ツッコミどころ以外ないですよねこれ。
サチコニウムって何ですかぁ!!!?新しく発見された原子とかですか!?大々的に取り上げられるでしょ!細胞とかそういうレベルじゃ無くなってますよねぇ!!!
補給って何ですか!!!ロボットとか車の類なんですか文香さんは!?ドラえも○なんて通り越してるじゃないですか!!人にしか見えないどころか人ですもんねぇ!!!!
そしてころっと騙されてるボク!!!「喜んで!」じゃないよ!?そんな返事はいずれ来る運命の人からの告白の時の返事ですよ!!!…い、いえ、運命の人なんて出会ってませんけど…ゆ、夢見たっていいですよねっ!
「……チョロいですね…」
「ん?何か言いました?」
「…何でもないですよ…」ナデナデ
「ほわぁ…撫でられましたぁ…えへへっ…」
うわ、過去のボクも相変わらずカワイイですねぇ!!!
…じゃなくて!完全に文香さん騙してますよね!チョロいっていいましたよ!?しかも撫でる事でボクを無力化してます!!
そして撫でられて喜ぶって借り物の猫じゃないですか!?猫はみくさんだけで充分ですよ!!!
ま、まさか1人思い返すだけでここまで大変だとは思ってませんでした……ボクヤバすぎないですか?これがまだ序の口だって言うんですよ…?
文香さんはまだマシな方です。…最近耳元を舐めてきたりしましたけど!それはスキンシップの一種だと言ってましたからね!大丈夫だと思います!だ、大丈夫ですよね!?
…きょ、今日の思い返すのはここまでにしましょう!!!いつか思い返してはいけないシーンが出てきそうで怖いです!!
またいつか!協力してくださいね!!!それではまた!!!
…え?文香さん?抱きしめさせてくれって?い、いや、それは……じゃあ撫でない?そ、それは困りますっ!!!
あ、泣かないでください!嘘です!嘘ですからぁ!抱きしめても良いですから!
チョロすぎるカワイイ子の受難はまだまだ続く。
目薬でいけましたねby文香