先に原作ゲームをご参照されることを推奨します。
更に2編が大和型妄想物となっています。
ご注意ください。
その一、鎮守府の女将さん
第六駆逐隊が出撃から帰ってくると、髪を結い上げて着物を召した女の人が玄関口で三つ指付いていた。
「お疲れ様です。お食事(補給)にしますか、お風呂(入渠)にしますか」
新しい主計科の人なのかなーと思っていると、給糧艦の間宮さんが慌ててやってきた。
「女将さん、提督が呼んでいるって言ったじゃないですか。後は私がやりますから」
怒られて渋々下がる女将さん。
一体何だったんだろうと、首を傾げながら司令室に戻る4人。
「あの人、前にどこかで会った気がする……」
「響もそう思う?」
「喉元まできてるのに出ない感じね」
「きれいな人だったのです」
戦果報告に司令室に入ると、さっきの女将さんが超大型艤装を装備して立っていた。
提督が紹介する。
「先ほど進水した大和型一番艦だ。今度から第一艦隊で総旗艦を務める」
本当に連合旗艦(女将さん)だったーー!!
◇■□◆□■◇
その二、大和型三姉妹の雑談
「豪華旅館『連合艦隊司令本部』の女将をしている大和です。帳簿を付けるのが得意よ。今日もお店は大繁盛ね」
「我が主砲二天一心に敵うもの無し」
「姉さんたち、色々と冗談になってないからヤメテ……」
「艦首に特殊兵装があったり、艦底の艦橋を大破させたほうが通じるかしら」
「やってもいいけど、銀河の果てに飛び立たないでね」
「折角姉妹で揃ったんですから、もっとお話しましょう……」
「とはいえ、声はすれども姿は見えずのこの状態では誰が誰だか解らないわよ」
「見えたら見えたで、お姉とアタシを見間違える人が量産されるだけだろうけど」
「だからこそ劇中の似姿では区別できるようになるでしょう。それを言うなら信濃は……」
「はいはい。湿っぽいのは無しで行きましょう。この天の下(艦これ)で再び見える幸を得たのだから」
「天よく人を導き、理が地を繋ぎ、大海にて会する。逆にアタシは当然の帰結だと思うね」
「そうですね。姉さんたちと並んで波濤を刻める日を楽しみにしておきます」
給料艦の間宮さんから「女将さん」と呼ばれていたりする大和さん。出納帳を付けようとして止められたりしたりする。
◇■□◆□■◇
その三、三川艦隊ブルーファイブ
「高雄型重巡洋艦、鳥海ブルー」
「青葉型重巡洋艦、青葉ブルー!」
「古鷹型重巡洋艦、古鷹ブルー!」
「古鷹型重巡洋艦、加古ブルー!」
「天龍型軽巡洋艦、天龍ピ、ピンク……」
「五隻揃って、三川艦隊ブルーファイブ!」
「なんでオレがピンクなんだよ! ここはブルー統一名乗りをしておきながら『お前はブラックだろ』っていう流れじゃねえのかよ!」
「タグ検索、天龍(艦これ)、Rー18」
「くっ……、ちくしょうっ……!」
「初期から入手可能でキャラが尖っている弊害だねぇ。あとキャラデザイン」
「苦情は龍田に言え。アイツも史実では艦隊所属していたことあったのに、編成出撃どっちの任務でも条件じゃないんだぞ」
「アタシの分まで天龍ちゃんをよろしくお願いしますといって、そのゴスロリピンク衣装を持ってきたんすよ。応えてやるのが僚艦の務めってもんだ」
「おーおー、わかりました。わかりましたよ。ヤればいいだろ、ヤれば!!」
「文句を言いながらも引き受けるのね(こそこそ)」
「この番組を駆逐艦のチビ達が楽しみにしているって言ったら、渋々ポーズで引き受けたんだ」
「ツンデレ?」
「いやいや、あれは恥と解っていても目下の意気を拾おうとする姉御肌なんすよ」
「おいこら、重巡組! 聞こえてるぞ!」
「そこまでよ、ブルーファイブ!」
「むむ、誰だ!」
「ぱんぱかぱーん! 高雄型重巡怪獣あたごん、とうじょー!」
「同型四番艦として謝罪します。あんなきぐるみの大型艦橋(巨乳)怪獣は存在しません」
「あーん、鳥海ちゃんその言い方はひどいよー」
「それにしても、これオチはどこに?」
「衣笠が『実は最初から所属していた追加戦士』枠でなんとかしてくれるさ。きっと」
「超無茶ぶりされた!?」
「がぉー、びっくせぶん怪獣ながもん、とうじょー」
「……姉さん、そんなにそのきぐるみが着たかったの?」
「(こくん)」
8月のイベントにて大和型一番艦が先行配信されるかもしれないので、急ぎ投稿。