親父が死んで数十年の月日が経ち私自身も齢が90と8歳と成り21世紀の世紀末真っ只中で大昔の人が人類は21世紀の前半に月や火星に基地を作り人類が地球以外に住むと夢想してたと亡き父は述べていた
世の中は未だ混迷とし人類は又同じ道を繰り返そうとして居るが自分自身だけの力では問題の解決出来ると若い頃の自分なら息巻いて述べたが現実はそんな英雄一人で何とか成る時代は当の昔に過ぎ去り存在するのは人々を纏めるアイドル役が人々を管理し指導してるだけだ
21世紀の初頭に書き綴られた親父の日記を読んだが私は今日此の日記を今住んでる此の国に寄贈しようと決めたのだ
充実した私の人生だが自身の肉体も段々と劣化して自分が自分として認知すら出来なくなる前に身内の日記を国に寄贈し「前世紀の世紀末真っ只中に生きた人等は何を思い此の激動の時代を生き抜いたのかを建前上は最強の護身術を創造させた拳法家視点での復興譚」を広めるのにはちょうど良かろうと思うたんだ
・・・さてと今日は私が北斗神拳から派生して出来た元東斗護拳二代目伝承者として76年目と成る日にして他の流派との他流試合をする日だが年が年ゆえに此の試合を最後に私は引退を決意した
其れにしても今振り替えって見ても北斗神拳の当代の65代伝承者はケンシロウさんは本当に強かったなと私は思い耽た
鬼籍へと入ったが三代前の北斗神拳六十五代伝承者のケンシロウ其の人は親父とは同門の弟弟子でケンシロウさんの前の伝承者のトキさんとも若い頃手合わせさせて貰ったが先程述べた格闘大会又は他流試合で常に若い私は一矢報いる事すら出来なかったな
が当初は親父もトキさん自身もケンシロウさんを64代目伝承者にするつもりだったがリュウケンさん其の人が[流石に今の社会的状況的に鑑みれば先にトキに伝承者にさせるか]と言う結論に達し本人も親父もトキさんも其の事を了承したんだよな
世の中の流れ次第ではボタンの掛け違い次第では其のケンシロウさん其の人が64代目に成り親父が支える展開も有り得てんたんだろうな
時は流れ第百回目を迎え武術を納めるものからすれば待ちに待った来る武術大会其の日がやって私の今までの鍛錬に次ぐ鍛錬は此の日の為に存在してたがもう老い先短し私は今大会を最後とした
私は最後の相手そして目の前の男はケンシロウさんの孫にして当代の北斗神拳伝承者である存在だ
三十代の当代の伝承者とは彼が北斗神拳の使い手として十前半から出場して其の時ある程度キャリアを積んでいた私は勝つ事が出来ていたが
が二十代に成るに連れて勝つ事は叶う事が少なくなり完全に二十代に成ると勝つ事は愚か奥義の技すら当てれなくなり一矢報いる事が悲しいかな精一杯と成り果てた
私にとって今でもケンシロウさん其の人は悲しいが一度も勝つ事すら出来なかったが私と言う存在を強くさせてくれた存在故に当代の北斗神拳伝承者を恩返しと言うわけで無いが育ての一翼とした物だ
若い頃の私は親父を認められ親父の実力を越えてケンシロウさんの背中を任せれる存在と成ると言う大きい目標は終に果たす事は叶う事は出来なかったが私はある程度目標を達成できれたから其で満足してる
さてテレビでも付けるかな…20世紀末にはNHKと言う存在は核の炎で物理的に解体される破目と成ったが21世紀の初頭に「日本連邦放送」と言う別名で再建され
今回の朝の大河ドラマの主役となる存在が親父達なんだよな…まあ親父達は核戦争が起こる前に核シェルターの建設を国を動かして進め戦後復興に大きな貢献を果たしたから当然と言えば当然か
まあだからこそ此の大河ドラマが放映される前にワザワザ先程述べた組織が私の家兼道場に取材が来たんだよね