複数個性の転生者   作:梓希

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初めまして、梓希(あき)と言います。

ぶっちゃけ、この作品が私の2次創作で初めての公表する作品なんで、おかしいところがいろいろ出てきます。

それでも、最後まで読んで貰えると幸いです。


プロローグ
プロローグ


〜プロローグ〜

 

『君は、ヒーローになれる。』

 

今私は、最近ハマりだしたアニメ『僕のヒーローアカデミア』を自分の部屋で見ていた。

 

「…いいなぁ…。私もこんな個性が欲しいなぁ。」

まぁ私は俗にいう"アニヲタ"というやつだ。でも、こういう事考えるのって普通だよね?アニメとか好きな人なら、普通だよね!?

そんな事を考えながらいると、「ドンドンドンドン!!」激しくドアを叩かれた。…ノックは、もう少しお静かに。

 

「ああなんだ、いるなら返事しなさいよ。」

「いや、あんたノックしといてなに言ってんだよ…。」

結構びっくりしたんだよ?胃の中のものが飛び出すくらい。

 

絶対中のもの『俺は外の世界に行くんだ!こんな窮屈なとこにいられるか!」とかいってるよ。

 

「あんた、暇ならちょっと買い物行って来てよ。丁度お醤油切れちゃってさ。」

む、暇とは失礼な。私にはアニメ鑑賞というと大事な使命が…

 

「なんだね、その不服そうな顔は?嫌ならいいんだよ、その代わりあんたの分の夕飯は無いから。」

「喜んで行かせて頂きます。」

「素直で大変よろしい。じゃ、頼んだわよ。」

そう言って母は退出していった。

 

そして私は母のお願い(脅迫)をうけ、買い物に出かけた。

 

 

「ふう、とりあえずは買ったし大丈夫かな…。」

私は近くのコンビニで醤油を買い、帰ってヒロアカの続きを見ようとしていたら、事件は起きた。

 

私の住む住宅街は電灯も付いているから、暗くなっても大して危険は無い。でも、道幅はあまり広くなく、トラックなどが通るともう人は通れないくらいの道幅だ。そのため、車などはあまり利用しない道だ。

そして買い物を終えた私はその道を通り帰っていると、目の前からトラックが突っ込んできた。しかも、運転手は半分寝ている。

 

(ヤバイ、逃げられない…。)

そうして私はトラックと塀に挟まれ人生の終わりを迎えた。

あの運転手の中年め、次会ったとき憶えてろよ。

私の一撃が貴様の男としての尊厳を潰しにかかるだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がつくと、私は真っ白な空間に寝ていた。

「ここは…?」

見渡す限り、地面も、空も全てが真っ白だった。

おかしい、確かに私は死んだ。なのに意識はある。ということは、ここは死後の世界なのか…?

 

「おぉ、目が覚めたか。」

いきなり後ろから声をかけられ振り返ると、そこには真っ白な髭を生やし杖をついた一人の老人が立っていた。

 

「誰だジーサン?」

「ジッ!?…ウォッホン!」

いや、何否定しようとしてんだよ。

「ワシは神じゃ。」

…わっつ?

「あぁ、紙ですね。わかりました。」

「いや、違うよ?」

「じゃあ、髪?」

「それでもない!!」

「では…、「いい加減にせいっ!!」…冗談ですよ。」

全く、ジョークのわからない神さま(笑)だなぁ。

 

「それで?その神様(笑)とらやが一体私になんの用でございやしょう?」

 

「あの、なんか名前に変な文字入ってるんじゃけど…。」

「気のせい気のせい。」

「…、そうか。」

 

あ、なんか諦めた目してる。流石にやめてやるか。

 

「では、簡潔に伝えよう。

お主は死んだ。トラックの居眠り運転に巻き込まれたのじゃ。」

 

…そうか、やっぱり、私は死んだのか。短い人生だったな。思えば17年、楽しいこともあれば辛いこともあったなぁ…。

母さんたちには最後まで迷惑かけちゃったし、今まで育ててくれたお礼とか言いたかったなぁ…。

ごめんね、最後までだめな娘で…。

 

 

「まあ、ワシのミスでもあるのじゃがな(ボソ」

「おいこら待てクソジジイ。お前今何つった?」

今のは聞き捨てならないぞ。このジジイ。私の涙を返せ。

 

「いや、まぁ落ち着け。あ!ほら、深呼吸をしてみたらどうじゃ?」

「あはは!そんなことしなくても、テメーをボコればすぐに落ち着くから安心して逝っていいぜ☆」

「いやちょっと待ってっ!!!…確かにワシのミスで、お主を死なせてしまった。そこは認めよう。なので、そんなお主にプレゼントをやろうという話じゃ。」

「え、なに?あなたの首をくれるって?」

「…そんな物騒なプレゼントはないぞ…?」

落ち着けよジーサン。冷汗かいてるぞ。

 

「で?そのプレゼントとやらは?」

「ふむ、それはな…お主の望む世界への転生できる権利じゃ。しかも、チート能力と現在の記憶付きでな。」

 

なん、だと…!?

 

「ふっ、甘いなジーサン。その程度で私の心が動くとでも?

………………いいだろう!!」

 

予想以上に、私の心はチョロかった。

 

いややっぱ憧れるだろ?異世界転生って!しかも記憶を持ったまま。

こんな原作のキャラに会えるなんて機会これからどう過ごしていたって無いよ?こりゃ、ウハウハだぜ。

 

 

「契約成立じゃな。さて、お主は一体どのような世界に転生したいのじゃ?」

 

そんなの、決まっているだろ。今私が一番好きなアニメだ。

「『僕のヒーローアカデミア』!!」

 

「ふむ、その世界で良いのじゃな。そうじゃのぉ、能力の方はワシが良さげなのを適当に見繕っておいてやるからの。」

 

え、ちょっと待ってジーサン?それ大丈夫なのか!?

 

「さぁ行け!お主の新たな世界に!!」

ジーサンが叫ぶと、私の周りに白い光が集まり天に飛ばされる。

ちょっと待って、これだけは言わないと気がすまない。いや、言っても気がすまない。

 

「おいちょっと待てェェエエ工!!!!クソジジイいいぃ!!!!」

 

あのジジイ、次あったら絶対顔面パンチ喰らわせてやる。

 

 

こうして、私の17年という人生は幕を閉じた。

 




どうでしたか?楽しんでいただけましたか?

あんまりすぐには次の話は更新出来ないと思いますが、これからも読んで貰えると幸いです!
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