ウルトラマンウィード~幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝~ 作:ギガス
[オーブの祈り]
「流星のメッセージ!燃え尽きる一瞬に!願いを込めて一歩前に踏み出せ!」
夕焼けを見つめ物思いにふけるイッセーとそれを見守る藍、ソーナ、小猫、裕人、ギャスパー達、
「何度倒れても!立ち上がればいいのさ!変わらぬ強い意思が!明日への絆になる!」
フュージョンカードを見つめて決意の表情を見せるイッセー、それを見てほくそ笑む闇の存在
「満天の星空へ!思いを馳せる!諦めるな!その勇気で限界を超えろ!」
オーブリングを天に掲げ、フュージョンアップするイッセー、そしてファイティングポーズを取り怪獣に立ち向かうオーブ
「世界中が君を待っている!闇夜を照らせ!光の戦士よ!」
二枚のフュージョンカードが現れ新たな姿に変身するオーブ、その姿はかつて世界に終焉をもたらそうとした存在と戦った星の光の戦士と大地の光の戦士の姿を合わせた姿の戦士に変わる!
「世界中が君を見つめてる!二つのパワーで闘え!ウルトラマンオーブ!」
更にフュージョンアップし、更なる姿に進化するオーブ、
新たなる姿は海の光と一度は復讐者に身を堕した光の戦士の姿を合わせた姿に変わる!
最後に闇の存在と対峙するオーブ達、
では!本編スタート!
駒王町近郊ハヤタ邸
そこで今現在、とてつもない事態が起きていた!それは!な、何と!ウルトラマンがイッセー達にテレパシーで声を掛けてきたのだ!
(久しぶりだね。ハヤタ)
「あぁ、本当に懐かしいなウルトラマン…」
「は、ハヤタさんウルトラマンって、本当ですか!?」
「あぁ、間違いない…彼の声が聞こえる」
(あぁ、そうかイッセー君には私の声が聞こえていなかったね?)
「あ、あなたがウルトラマンさん?」
(あぁ、はじめましてになるかなイッセー君)
「は、はい!あなたの力をお借りさせて頂いていますイッセーと言います!」
(はっはっはっはっ!そんなに固くならなくても構わないよ)
「は、はいすいません、なんか緊張してしまって…」
ハヤタはそんなイッセーの姿を見て微笑んだ、だが、同時にやはり思ってしまう
「(あぁ、やはり素直で優しい子だこの子は、何故この子はこれ程までの苦難を一人で背負おうとするのだ)」
ハヤタは苦しげにイッセーを見つめる
「そ、それでいきなりどうしたんですか?ウルトラマンさん急に声をかけてくるなんて」
(あぁ、イッセー君君が今回の一件を一人で解決しようとしているとガイから聞いてね。少しお説教に来たんだよ)
「え、ガイさんが?」
《あぁ、俺からウルトラマンさんにイッセーを徹底的にお説教してやってくれと頼んだんだ》
「な!何でだよガイさん!ガイさんにも説明をしたはずだ!今回の一件にはアイツが居るから!だから俺だけで解決しようと…」
《あぁ、そのことは理解しているだがな、それでは駄目なんだイッセー》
ガイはイッセーに対して辛そうな声で伝えるべきことを告げた。
《このまま、復讐心に身を任せていては何れお前は闇に心を蝕まれてしまうだから俺はあえてウルトラマンさんに頼んでお前を止めて貰うことにしたんだ、分かってくれイッセー…》
「…ガイさんごめん…俺」
「今すぐにとはガイ君も言っていないんだ、ゆっくり考えていけばいいんだよイッセー君」
ハヤタとガイ、ウルトラマンにそう言われてイッセーは顔を俯けながら、考えた、自分は本当はどうしたいのかを、しかし、それでもどうしてもアノ偽物ダケハユルセナイ…そう思った瞬間イッセーは口許を押さえて蹲った
「うぐっ!う」
「イッセー君!どうした!」
《イッセー!しっかりするんだイッセー!》
【相棒!気をしっかり持て!闇に引っ張られるな!】
(ガイ!あれをやるぞ!)
《はい!ウルトラマンさん!》
ガイとウルトラマンがそう言うと、ウルトラマンのフュージョンカードと何と!オーブオリジンのカードが現れイッセーの中に入ったのだ!するとどうしたことかイッセーの呼吸は落ち着き、吐き気も収まったのだ
「ハァ、ハァ、ハァ…」
「大丈夫かい!イッセー君!」
「は、はい…何でか急に気分が良くなりました」
【恐らく、オーブとウルトラマンがお前の中の闇を押さえ込んだからだろう】
「俺の中の闇?」
【あぁ、実はな相棒…本来ならお前はフュージョンアップは全て使えるはずだったんだ、しかし、お前の中の闇が余りにも強大過ぎるためにウルトラ戦士たちの力を集めてやっと押さえ込めるレベルなんだ】
何と!イッセーの心の中にはとてつもない闇が潜んでいたのだ!ドライグから告げられた言葉にイッセーは言葉を失ってしまった!
「そんな、でも、何となくだけど思い当たる節はあるんだ、多分アノ偽物について触れると必ず何というか蛇が首をもたげた時みたいになるんだ」
イッセーの告白それは余りも衝撃的だった!イッセーは自身の心の闇を理解してはいたのだ、だが、それを押さえることができないのだった!
「…イッセー君、いっそのことその闇の根幹その物に相対してみるのはどうだい?」
ハヤタはそう言った。
「え、つ、つまりえっと、あの、駒王学園に行ってみてはということですか?」
「あぁ、そこで自身の闇と向き合うんだ!そうすれば必ず君は自身の闇を乗り越えられるはずだ!」
ハヤタのその言葉にイッセーは深く考え込んだ、そして決意の表情をして
「分かりました。行きます。俺駒王に行きます!」
「…よし!ならば今すぐに手続きなどしなくてはね!」
ハヤタは張り切ってそう言うと、準備に取り掛かろうと部屋を出ていこうとしたときにイッセーは声をかけ呼び止めた。
「あ、ハヤタさん、待ってください!」
「ん?どうしたんだい?」
「え~と、俺の母さんが悪魔の王様達と知り合いなんで母さんに相談してみてそれで入学しようかと思ったので、せっかく色々してくれようとしたのにすいません…」
「そうか、いや、気にしなくていいよなら通学は家から行くようにしなさい」
「え!いいんですか!ハヤタさんの家からなんて!」
「あぁ!構わないよ!ここを自分の家だと思ってくれて構わないよ♪」
イッセーはその言葉に涙が流れそうになったが、それを堪えてハヤタに礼を言った。
「っありがとうございます。ハヤタさん、そしてお世話になります!」
これによりイッセーはハヤタ邸での生活が始まったのだった!しかし、イッセーはまだ知らない自身の闇が自分が想像しているよりも強大だと言うことに…、
はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回はイッセーの闇の部分の暴露と駒王への入学までのはなしとなりました。
次回はイッセーが入学して偽物との会合になります。では!
また次回お会いしましょう♪バイバイ!