ウルトラマンウィード~幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝~ 作:ギガス
駒王学園校庭裏のベンチ
「なぁ、藍華」
「何よ?いきなりこんな状態の時に呼び出すなんて、あ♪もしかして♪告白♪やだそれならそうと言ってくれたらいいのに♪」
「…、俺と君は昔会ったことあるよな?」
「!?っど、どうしてそう思うの?」
イッセーと藍華はゴモラントの襲撃の後此処に来ており、イッセーは何故藍華が自分にここまで関わるのかを考えたときに昔出会った少女のことを思い出していた。その少女の容姿が藍華に瓜二つだったため藍華にこう質問したのだ、
「…、昔話を聞いてもらってもいいかな?イッセー…」
「…、あぁ、構わないよ」
今から語られるのはイッセーがまだ兵藤一誠だった頃の話である。
「まだ私が小さいときにお父さんの仕事の都合でこの町に越してきた時にね。私今みたいな性格じゃなくてすんごい引っ込み思案でさ、友達とかも作れなくて孤立してた時期があったんだ…、それでその時に一人で遊んでるのを見ていた近所の悪餓鬼が私のことを苛めてきてね。さっき言った性格だった私は良い的だったんだろうね。それでそいつらその事を良いことに段々エスカレートしていってさ、その、せ、性的な苛めをしてきたの、でもね、そんな私を助けてくれたのがイッセーにそっくりな男の子でさそのいじめっ子をぼこぼこにしてさそれで私のことを助けてくれたんだ、それからかなぁ?その子といつも一緒に行動するようになったのは」
藍華は静に自身の過去をイッセーに語り始めた。そして、
イッセーもまた自分の記憶を頼りに自分がまだ兵藤の姓を名乗っていたときに確かに近所の悪餓鬼に苛められていた少女を助けた記憶があった。
「(そうか、あのときのアイちゃんが藍華だったのか…、ハハハ、本当の意味での初恋の人のことを俺は忘れていたのかよ…、俺のバカ野郎)」
イッセーはかつて救った少女「アイちゃん」が今目の前にいる藍華なのだと気付いた。
「そんでさ、色々なことがあって私、その子のことが好きなんだなって気付いてさ、告白しようと思ったんだけど勇気が出なくてさ…、それから大体3ヶ月位経ったときにお父さんの仕事の都合でまた引っ越さなきゃいけなくなってさ、私勇気を出してその子に伝えようと思ったんだ、でも彼を前にすると急に怖くなって結局言えずにいて引っ越しの日になってお別れする時になった時に約束したんだ、「いつかまた会えたら言いたいことがあるから忘れないで」って」
「(あぁ、その約束のことよく覚えてるよ、でも俺は君の名前を忘れていた…、そんな俺に彼女の気持ちに答える資格なんて…)」
[ったく!なさけねぇなぁ!おい!小僧!]
「(!?誰だ!お前!何処から!)」
[んな!ことはどうでもいいんだよ!俺様が言いてぇのはいつまでウダウダ考えてんだってことだ!]
「(…でも、俺はアイちゃんのことを忘れてたんだぞ!そんな俺が彼女のことを愛していいのかって、何より俺には藍姉って言う大切な人がいるから…)」
[…ハァ、たくそんなことで悩むんじゃねぇよ( ̄O ̄)それでも俺の…、]
「(俺の?)」
[いや、何でもねぇただな、本当の意味で大切に思っているならちゃんと気持ちに答えてやるのが男ってもんだと俺様は思うがな?]
「(気持ちに答える…、)」
[あぁ、何よりお前は赤龍帝でウルトラマンなんだそんくらいの甲斐性を見せてみろ( ^∀^)]
「(あんた、なんで俺のことをそんなに気にかけてくれるんだ?)」
[なぁに、気にするな俺様の気紛れだ後はどうするかはお前次第だ、じゃあなイッセー]
「(あぁ、ありがとう誰か分からない人)」
[(…、イッセー後悔だけは絶対にするんじゃねぇぞ、俺みたいに何かを無くしてからじゃ遅せぇんだからな)]
「それで、色んな所に転校していってさ去年、この町に帰ってきてさいの一番に彼の所に行ったら知らない奴があの子の居場所にいて私訳が分からなくて、家に帰ってからずっと泣いてたんだ、それからあの子が居た痕跡が町から全部無くなっていて、アイツがあの子に何かしたんだって思ってからずっとアイツを監視してたんだ、そしたらあいつあの子に似た顔で色々な女の子に手を出そうとして全部空回りに終わっていってさ見てて笑えてくるのと同時に段々アイツを監視するのがアホらしくなってきて、今では一切関わらないようにしてるんだ、であの子が帰ってきたときのために私が彼を守れるようにってお父さんに頼んで鍛えてもらってたんだ」
藍華がそう言ったときにイッセーは藍華を後ろから抱き締めた。
「きゃ!ど、どうしたの?!イッセー!」
「…、ごめんな、藍華、いや、アイちゃん」
「え?いまなんて?」
「アイちゃん、ごめんね、俺アイちゃんのことを忘れてあいつに復讐することだけしか考えて無かった。でも、アイちゃんの話を聞いて思い出した。こんな俺でもまだ君を好きになっていいのかな?」
「いーくん…、いーくん!」
藍華はイッセーに振り返りそのまま抱きついた。
「いーくん!いーくん…、やっと、やっと会えた、ぐっ、ひっぐ、」
「アイちゃん」
イッセーは何も言わずに藍華を抱き締め返した。
「何処に行ってたの?!今まで何処に居たの?」
「うん、アイちゃんになら話しても大丈夫だと思うから全部話すね」
そしてイッセーは偽物に自分の居場所を友人を家族を奪われたこと幻想郷での日常などそして神が残した聖具についても藍華に話した。
「そ、そんなおばさんとおじさんがいーくんを忘れてアイツを息子だと思うなんて…」
藍華は言葉をなくした。それもそのはずだ自分で育ててきたイッセーを忘れて偽物を自分達の子だと認識したことにも驚いたが、同時に偽物がイッセーの全てを奪ったことに怒りが溢れるほどの激情に駆られた。
「なんで、なんで!なんでいーくんがそんな理不尽な扱いを受けなくちゃいけないの!」
「アイちゃん、俺はもう気にしてないよ、今は紫母さん達がいるもの、だからもう今更母さんや父さんの元に戻ろうとは思ってないんだ」
イッセーは藍華を宥めた。
「でも!」
「良いんだよ、もうだからアイちゃんが気に病むことはないよ、それで、その、さっきの返事なんだけど…」
それを言われた藍華は…
「え、えっと、その、あぅ、ゎたしなんかで良かったら、結婚を前提で付き合ってください!」
かなりの動揺をしまくりながらも藍華はイッセーに約10年の歳月経ての告白だった。
「俺なんかで良かったら、お受けしますお姫様」
イッセーは恭しくお辞儀をした。(紫と神埼、幽々子の教育の賜物)
これにより、イッセーと藍華は結婚を前提で付き合うことになった!さあてこれからどうなることやら!そして、イッセーよ頑張れお前の女難の相はまだまだこれからだぞ~!待て!次回!
はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
「はぁい♪いーくんの恋人の一人桐生藍華よ♪」
さて今回はイッセーと藍華の過去話と二人をくっつけました。
「結構、無理矢理の所があるわよねこれ」
自分でもそう思いますが、自分の文才ではここまでが限界です。申し訳ない!次回の話は日常扁を少し書いてからバトル扁に行くようにしていきたいと思っていますのでお楽しみにお待ちください!では!good-bye!