ウルトラマンウィード~幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝~   作:ギガス

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ディザストオーガとの激闘を制したイッセー!
しかし、今回の戦いはこれから起きる戦いの序章に過ぎなかった!



第二章:月光校庭のダークフュージョン
第十八話:聖剣[エクスカリバー]


駒王学園オカ研部室

 

「…、それで朱乃町の被害はどんなものなの?」

 

リアスは前回のディザストオーガによりもたらされた被害について自身の女王である朱乃に聞いていた。

 

「簡潔に言いますと、ウルトラマンと未知怪獣のお陰で被害は最小限に留めることが出来ましたわ」

 

「…、でもウルトラマンは奴に殺られたわよね?」

 

「確かにそうですね。ですが、それは仕方ないことですわ、かつてもウルトラマン達は幾度も星人や怪獣に破れながらもその度強くなって強敵達を打ち破ってきました。今回もその例に漏れないことでしたわ」

 

「…ねぇ、朱乃、今回のことお兄様にはもう伝えた?」

 

「?いえまだですわよ?」

 

リアスは朱乃のその返答に珍しく考え込んだ、

 

「リアス?」

 

「あぁ、少し考え事をね?」

 

「(リアスが考え事、また良からぬことでなければ良いけれど…)」

 

「ウルトラマンが赤龍帝の籠手を付けていたって報告書にあるのだけれど、朱乃はどう思う?」

 

「(はぁ、結局兵藤君のことですか、全く)そうですわね。考えられるのは会長が仰っていた青年が真の赤龍帝であり、その人物がウルトラマンオーブの可能性が高いですわね」

 

朱乃の推測は完全に当たっていた。朱乃言う通り赤龍帝であるイッセーがウルトラマンオーブであることは真実である。しかし彼女達はまだそのイッセーが学園にいることを知らないのである。

 

「でも、清雅も赤龍帝の籠手を持っているのよ?それはどう説明するの?」

 

「…リアス、私今ある仮説を立てているんですの」

 

「仮説?それって?」

 

「はい、恐らく兵藤君の持つ籠手はただの龍の手なのではないかと、そして自分を赤龍帝と偽ってリアスに近付いたとか?」

 

「…ねぇ、朱乃」

 

「なんですか?リア」

 

ドシュン!

 

朱乃の横を赤黒い魔力が通りすぎる。

 

「朱乃、いくら貴女でも清雅を侮辱するのは許さないわよ、」

 

そこには滅びの魔力を全身に纏わせたリアスがいた。

 

「(はぁ、結局私の話は半分も聞いてませんわね。これは全くこれだから無能は…)いえ、リアス私が言ったのはあくまで仮説であって真実は違うかも知れないと言うことですわ」

 

朱乃の言葉に魔力を収めるリアス、

 

「…、良いわ今回はその仮説に免じて許しあげる。ただし、もしまた清雅を侮辱したら今度こそ罰を与えるわよ?良いわね?」

 

「(はぁ、いつからこんな性格に成ってしまったのかしら)ええ、肝に命じておきますわ、では失礼しますわ」

 

「ええ、お疲れさま」

 

朱乃は部室を出ようとして、一番大切な報告をするのを忘れていた。

 

「あぁ、危うく忘れるところでしたわ、リアス」

 

「何?朱乃、まだなにかあるの?」

 

「ええ、大公様からの言伝てで天界で保管されているエクスカリバーが強奪されたらしいですわ」

 

「…ごめんなさい、朱乃もう一回言ってくれないかしら、私の聞き間違いでなければ天界にあるエクスカリバーが盗まれたって聞こえたんだけど?」

 

「リアス、現実逃避をするのは良いですが、事実ですわ、では私はこれで」

 

そう言って朱乃は今度こそ部室を出た。そして数分後リアスの叫び声が聞こえてきた。

 

「何で私の管轄でこんなことが毎回起きるのォォォォ!」

 

朱乃はこれで少しはましになってくれるのを祈った。

 

所変わり2年1組教室

 

此処ではイッセーと藍華が友人達と楽しげに会話しながら昼食をとっていた。

 

「それでさ、今度の日曜日にさみんなで何処かに出掛けない?」

 

「う~ん、私はその日用事があるからなぁ、ゴメンね佳菜子、そうだ、八雲君と桐生さんはどうするの?」

 

「俺達は、今度アイちゃんの家行って一緒に道場で組手かなぁ?」

 

「そうね。その日はそれしか用事ないし、午後からなら合流できるわね」

 

その藍華とイッセーの言葉に村山佳菜子は喜んだ、

 

「ほんと!やったー!」

 

「もう佳菜子ってば、子供みたいに喜んじゃって」

 

村山の様子を片瀬里奈が暖かい目で見つめる。

 

「まぁ、良いじゃないか、女の子が喜ぶのは良いことだよ」

 

イッセーがそう言うと藍華もまた言葉を紡ぐ、

 

「そうだね。何事もハッピーなのが一番だよね?」

 

と四人が笑いあいながら話していると、そこに

 

ガラガラ、

 

「ふぁ、皆おはよう!」

 

学園一の嫌われもの兵藤清雅が登校してきたのだ、

 

「げ、あいつこの前から見ないから、病欠なのかと思ったのにとうとう登校してきたの?」

 

「し、佳菜子声大きいよ!」

 

「なぁ、アイちゃん、あいつどんだけ学園の子達に嫌われてんだ?」

 

「う~ん、多分学園に居る一部の女子からは人気だけど、ほとんどの生徒から嫌われてかな?」

 

「…それってよほどのことしたんだな、あいつ」

 

イッセーは何故あいつに対してあそこまで憎悪を持っているのか自分で不思議に思えてきた。

 

「(でも、あいつを見ていると何でかこう、胸の奥から黒い物が込み上げてくるんだよなぁ、何でかは分かっちゃいるんだけど)」

 

「なんだよ皆♪元気ねぇな、松田、元浜もどうしたんだよ?」

 

「なぁ?アイちゃんあいつらはあいつとどういう関係なんだ?」

 

「あぁ、松田と元浜ね、いやあの二人はあいつのことを嫌っているのにあいつがやたらと絡んでいくのよ、全く訳がわからないよ」

 

すると松田が、

 

「兵藤!いい加減にしろ!俺達は今勉強しているだ!邪魔をするなら出ていけ!」

 

そう松田が怒声を上げるが清雅は、

 

「な、何もそんな怒鳴ることないだろ?それに勉強するなら俺も混ぜてくれよ、俺最近休んでばっかりで勉強できてないからさ」

 

それに対して元浜が、

 

「…兵藤、それはお前の都合だろ?俺達は俺達で勉強したいんだ、だから今回はちょっと遠慮してくれないか?」

 

元浜に正論を言われてしまい、ぐぅの音も出なくなった清雅は大人しく引き下がった。

 

「すげぇな、あいつ、あの野郎に彼処まで言えるなんて」

 

「松田君は元々運動部の推薦枠で入学した人だから、適当な理由で勉強をしようと言ってる兵藤が嫌いなのよ」

 

片瀬がそう言うとイッセーは松田を見る。確かによく鍛えた体をしているのが人目見てわかる。それに対して元浜はどちらかと言うと勉強の出来るタイプのオーラを漂わせている。 

 

「元浜君は松田君と逆に勉強の推薦枠で入学したの、だから松田君とは分野は違うけど意気投合して今では親友同士になったんだって」

 

「なるほどなぁ、そうだ!」

 

イッセーは元浜達の所に行くと、

 

「勉強している所悪いんだが、ちょっといいか?」

 

松田達がイッセーの方を向くと、

 

「君は?」

 

「元浜、お前なぁ彼は八雲一誠君このまえ転入してきた人だよ」

 

松田が元浜にそう説明する。

 

「あ、あぁ、そうだ!すまないその時丁度徹夜してて寝ぼけてたんだ、すまない八雲君」

 

「いや、気にしないでくれ、それでさ突然なんだけどさ、今度の日曜日二人は用事とか有るか?」

 

「日曜日か?う~ん、俺は今のところは無いな、元浜は?」

 

「俺も無いな、それがどうかしたのかい?」

 

「あぁ、今度さ俺とアイちゃんもとい桐生さんと片瀬さんで何処か行こうと思っててさ良かったら二人も誘おうかな思って」  

 

「なるほど、良いぜ!今度の日曜日だな」

 

「俺も良いよ。ありがとうな誘ってくれて」

 

「なに、気にしないでくれ、俺が誘いたくて誘ったんだし」 

 

「応、じゃあ今度の日曜日にな」

 

そう言ってイッセーが席に戻ろうとしたとき、 

 

ガッ!

 

イッセーの胸元を清雅が掴んだ!

 

「っめぇ!何でここにいやがる!」

 

そう怒鳴る清雅、それもそのはずだ清雅からすればイッセーはすでに死んでいると思って喜んだのだからイッセーが生きていては清雅にとってマイナスでしかないのだ、 

 

「何でって、転入してきたからに決まってんだろ?ってかさ?」

 

「あぁん!」

 

清雅がイッセーを睨み付けると、イッセーは呆れた様子で清雅に言った。

 

「おまえ、誰?」

 

そう言ったのだ、だが、プライドの無駄に高い清雅は刺激され、

 

「っめぇ!ふざけんじゃねぇ!」

 

そう言うとイッセーの顔を殴り付けた。

 

バキッ!

 

「グ!」

 

その事に女子が悲鳴を上げる。

 

「いーくん!」

 

藍華がイッセーに駆け寄る。それに続いて片瀬と村山もイッセーに駆け寄った。

 

「八雲君!大丈夫!?」

 

「ちょっと!兵藤!あんたなにしてんのよ!」

 

片瀬がそう言うと清雅は、

 

「ふん身の程を知らないからそうなるだよ!この搾りカスが!」

 

そう言って藍華達を突き飛ばしてイッセーに近付き、今度はイッセーを蹴り飛ばした。

 

「うぐ!げほ!」

 

「おら!どうした!さっきまでの威勢はどうしたんだよおら!」

 

そう言って、イッセーを何度も何度も蹴り続けた。しかし、その時イッセーの瞳が紅く輝く、

 

「ムン!」

 

ガシ!

 

イッセー?が清雅の足を掴むと清雅は突然とてつもない痛みが足に伝わる。

 

「アギッ!痛い!痛い!痛い!は、離せ!この野郎!」

 

そう言ってイッセーを殴り付けるために腕を振りかぶるが、

 

「《そんなに離して欲しけりゃ離してやる!ヴェア!》」

 

そう言い清雅の足を思いっきり離して清雅をぶん投げた!

 

「うわぁ!」

 

そして顔面から教室の床にキスをするはめになった。

 

「《ふん!おい!糞餓鬼、あまりいい気になるなよ?今は俺だから良かったがな、もしこいつが本気でキレたらおまえ、死んでるぞ?って聞こえてないか》」

 

イッセー?がそう言うと清雅は目を回しながら気絶していた。

 

「いーくん?」 

 

「《あ?あぁ、そうかこいつの恋人だったな。すまんがこいつを頼むぞ、見ての通りかなり危なっかしい息子だからな》」

 

そうイッセー?が言うと急に倒れこんだ、

 

「いーくん!」

 

藍華がイッセーの顔を見てみると寝息を立てて眠っていた。

 

「さっきのは一体?」

 

藍華の言葉に誰も答えるものは居なかった。だがまだ誰も知らない、先程のイッセーの体を使って清雅を気絶させた人物が誰なのかを…、

 

次~回!

 

兵藤を投げ飛ばして気絶してしまったいーくん、そんないーくんをグレモリー先輩が呼び出した。そこで私は初めて先輩達の正体を知った。だが、グレモリー先輩の言葉を聞き私は言葉をなくした!

 

次回幻想に舞い降りし光闇の朱に龍帝

 

「対談(グレモリー)」 

 

次回もお楽しみにね♪




はい!どうも!うぷ主のギガストリウムです!
今回はエクスカリバーの強奪の報告とあの方にちょっとだけ登場していただきました。
次回は清雅をぶん投げたのでご立腹のリアスに呼び出されて、滅茶苦茶なことを言われます。果たして!イッセーはどうするのか!では!good-bye!
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