ウルトラマンウィード~幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝~   作:ギガス

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イリナを傷つけられ憎悪の感情に呑まれ闇のウルトラマンオーブに変身したイッセー!
そんなイッセーによるコカビエルへの猛攻が始まる。
しかし、イッセー!闇に呑まれるな!誰か彼を救ってくれ!


第二十三話:希望

駒王学園

 

ここに絶望を身に纏ったオーブが降誕した。

 

その名を『ウルトラマンオーブディザスター・アトロシアス』

 

ウルトラマンべリアルとダークザギの力を合わせたオーブの闇の形態であり、その力は上記の二人の力を遥かに凌ぐ程である。

 

「…」

 

イッセーが変身したディザスター・アトロシアスは静かに佇み、コカビエルを見据えていた。

 

(くくくく、フハハハハハハハハハハ!やっと解放したか!闇の御子よ!)

 

コカビエルは歓喜の声をもらし懐から黒い棒状のアイテム『ダークエボルバー』を取り出しそれの両端を引っ張る。それにより闇の波動が解放されコカビエルを包む、

 

コカビエルの体を突き破り、赤き瞳の悪魔が目覚める。

 

(ハァァァァ!)

 

大地を揺るがしダークメフィストツヴァイが復活した! 

 

(さぁ、御子よ参りましょう我らが闇の覇王様の元に…)

 

コカビエル、いやメフィストがイッセーに手を差し出すが、イッセーはその手を払い除けその勢いのままメフィストの顔面を殴り抜いた!

 

(ぐあ、な、何故!御子よ!何故です!貴方の力はこの世を支配できる程の力があるのですよ!?)

 

「…まれ、黙れ、黙れ、黙れ!」

 

イッセーは憎悪の感情を剥き出しにしてメフィストに組み合った。

 

(ぐ、み、御子!)

 

「ジュオアアア!」

 

雄叫びと共にメフィストを投げ飛ばし、ダメージを与えていく、

 

(ぐぁ、あぐ、なんだこの力はただ投げ飛ばされただけだぞ!?)

 

しかし、イッセーはそんなメフィストのことも気にすることなくメフィストを叩きのめしていき最早息も絶え絶えな状態のメフィストの首を掴む、

 

-ギリギリギ-

 

(あぐ、が!おぐ、みごばなじでぐだざい)

 

メフィストの言葉を無視してイッセーいや、ディザスター・アトロシアスは更に力を籠める。

 

-ミシッ、ビキッ、ゴキッ-

 

(ぐぇあ、おご、がぁ、)

 

そして遂に、

 

「ふん!」

 

-ゴキャ!-

 

鈍い音と共にメフィストの首をへし折ったのだ、しかし、それだけに留まらず、メフィストの遺骸を投げ飛ばす。

そこに両腕を逆Vの字にして腹部の所で交差させると、左手を横に水平にしておき、右手に闇の波動を迸らせ、それを左手にぶつけディザスター・アトロシアス最強の必殺技『ディザトロシウム光線』を放った!

 

(何故だ…『何故なのです…』俺は『私は』ただ同胞たちの無念を『ただあの方に』晴らしたかっただけなのに…『認めて頂きたかっただけなのに…』)

 

ディザストロシウム光線を受けメフィスト(コカビエル)の体は闇の奔流に呑み込まれこの世界から消滅した。

 

「ウオオオア!」

 

しかし、イッセーの暴走は止まることはない目に写る全ての物を破壊し始めたのだ!

 

一方木場達グレモリーside

 

「そんな、イッセー君がウルトラマンオーブだったなんて」

 

「ですが、事実ですわ。でもあの姿は…」

 

「…今の八雲先輩、怖いです。」

 

そんな状況下のなかこの二人は

 

「やっぱり!彼はウルトラマンなんかじゃないわ!見なさい皆あの姿を!あれがウルトラマンのやること!?」

 

「そうだぜ!皆!あいつは皆を騙してたんだよ!今すぐアイツを倒しちまおうぜ!」  

 

リアス達が何か言っているが朱乃達には聞こえていなかった。

 

「あ、あれは…」

 

その時青髪の少女…ゼノヴィアが震えた声で呟いた。

 

「あ、あれは…ざ、ザギ!そんな何故!ザギは一輝父さんに倒されたんじゃないのか!」

 

ゼノヴィアの言葉に朱乃達が彼女の方に振り替える。

 

「ゼノヴィアさん、その一輝というのはどなたですか?」

 

「あ、あぁ、一輝父さんは私のことを孤児院から引き取って育ててくれた人だ、そしてかつてナイトレイダーという防衛チームに所属していたんだ」

 

ゼノヴィアの言葉に全員が言葉を失った!なんとゼノヴィアの義父はあのウルトラマンネクサス、いやあえてこう呼ぼうウルトラマンノアと共にザギを打ち倒した孤門一輝だったのだ!

 

「ナイトレイダー!?あの暗黒破壊神ザギを倒したウルトラマンネクサスと共に戦った防衛チームの!?」

 

「あぁ、だが、父さんはもうナイトレイダーを引退して消防隊の隊長になっているんだ」

 

ゼノヴィアが話をしているとき、背後からとてつもない爆音が響く、

 

「んンン?」

 

イッセーが足元を見るとそこには黒邪龍の影装を纏った清雅と滅びの魔力を全身に纏ったリアスが宙を飛んでいた。

 

「は!どうだ!偽物ウルトラマン!てめぇなんかこの俺が叩きのめしてやるよ!」

 

「そうよ!私と清雅の力を見せてあげるわ!」

 

アホなのだろうかこの二人は!?しかし、イッセーは清雅を目にするとまるで怒りに我を忘れたかのように拳を叩き込んだ!

 

「ヴオアア!」

 

身の危険を感じて二人は更に上昇してその攻撃をかわす。

しかし、その拳の先には朱乃達が居た!

 

「はっ!皆逃げて!」

 

朱乃の声により全員が逃げようとしたそのとき!

 

「痛!」

 

小猫が躓いてしまい動きを止めてしまったのだ!

 

「小猫ちゃん!」

 

木場がなんとか戻り抱き抱えて運ぼうとしたがすでにイッセーの拳は至近距離まで迫っていた!

 

「(もう駄目!)」

 

木場が死を覚悟しせめて小猫だけでも護ろうと剣の壁を造り上げる。

 

「(イッセーくん、もっと話したかったな…)」

 

木場が目を瞑ったとき、

 

-ガシ!-

 

何かを掴む音が聞こえ後ろを振り向くとそこには!

 

【やれやれ、ギリギリ間に合ったな】

 

そこに居たのは体色が赤、銀、青のトリコロールカラーをしていて頭部にブーメランのような形状の突起を持ち胸に光の戦士の証であるカラータイマー付けた無限の可能性を秘めし戦士その名を!

 

【さぁてと、おいガイ!いつまで寝てんだこのばか!】

 

「ウオオオア!」

 

イッセーは戦士の声に耳を貸さずに突き飛ばす。

 

【とっとと、仕方ねぇやるか?ヴァーリ?】

 

「うん、私のライバルをこれ以上好き勝手されるのは嫌だからね。いくよ!ゼロ!」

 

【応!ブラックホールが吹き荒れるぜぇ!】

 

ウルトラセブンの息子にして、平行宇宙の救世主『ウルトラマンゼロ』であった!

 

 

次~回!

 

イッセーの暴走は止めるために駆け付けたウルトラマンゼロ!しかし、べリアルとザギの力を併せ持つディザスター・アトロシアスに苦戦を強いられる。そのころイッセーはかつて自分を変える要因となった幻想郷で起きた異変の夢を見ていた。そこで新たなる事実を知る!

 

次回!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝「誕生《命》」

 

次回もお楽しみに!

 

 




はい!どうも!ギガストリウムです♪
今回はイッセーがディザスター・アトロシアスに変身してコカビエルをフルボッコにしました。
そして遂に!登場!ウルトラマンゼロ!ということでゼロの登場回にもさせていただきました。
次回はイッセーの誕生の秘密について書かせていただきますのでお楽しみにお待ち下さい♪では!good-bye!
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