ウルトラマンウィード~幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝~ 作:ギガス
今回もゲストは無しに為ります。しかし!今回はあのバカ神をラストの方で潰すことになっておりますのでお楽しみに♪
では!本編スタート!
駒王にある防衛隊『
ここに現在一人の人物が来ていた。
「おい!何時になったら入れるんだ!」
「も、もう少しお待ちください!今現在GUYSのライセンスシステムにアクセスしておりますので!」
「たく!少しは整理くらいしとけよ!」
「も、申し訳ありません!相原龍元司令!」
そう!基地に来ていたのは元crewGUYS の隊長であり、ギャラクシアンウォーズの際は前線部隊の司令として戦い抜いた男!『相原龍』であった!
「早くしろよ!あいつらもあと少しで来るぞ!」
「は、ハイィィィィ!」
「……待ってろよ、ウルトラマン今行くからな」
龍はウィード達が戦っている駒王学園の方を睨み付けて、GUYSのシンボルとメビウスとの友情の証であるファイアーシンボルの入ったデバイスを握り締めた。
一方その頃駒王町の辺境に位置するハヤタの邸宅では
「なんだ、この胸騒ぎは、!?まさか!一誠君達に何かあったのでは!」
ハヤタはそう言うと邸宅の地下に行きかつて自分が科学特捜隊に居た頃から使っていたウルトラガンを取り出した。
「これで何処までやれるかは分からないが何もしないよりはましだ」
ハヤタは懐にウルトラガンと流星バッチを胸元に付けて自宅を飛び出した。
飛び出して数分後ハヤタは町の惨状を見て愕然としていた。
「なんて、ことだ」
建物は倒壊し、橋や電柱も崩れて壊れており、唯一残っているのは小さなポスト等の比較的に小さい物ばかりだった。
「早く学園に行かなくては!」
ハヤタがそう言い走り出そうとした時!
「キャアアア!」
「!?」
突然の悲鳴に足を止めたハヤタが見たなものは今にも倒壊した建物に潰されようとしている幼い少女の姿であった!
「!危ない!」
ハヤタは走った力の限り!
「く、(やはり老いているな!この距離がこんなにも長く感じるなんて!)」
なんとか間に合ったハヤタだったが建物は既に目と鼻の先に来ていた。
「?!糞!せめてこの子だけは!」
ハヤタは少女を庇うように抱き締めた。そして押し潰されようとしたその瞬間!
「っ、?僕達は死んだのか?」
【…タ】
「?誰だ?何処に居るんだ!」
【…ヤタ】
「ん?いやまて、僕はこの声を知っている!」
ハヤタが確信を持ち上を見上げるとそこには!
《ウルトラマンの歌》
【ハヤタ、やはり君は変わっていないな】
「そう言う君も変わってないじゃないか、…ウルトラマン!」
そう!彼が帰ってきたのだ!伝説の始まりにして、地球に最初に現れた伝説の巨人!その名を!
《ウルトラマン》!
《ハヤタ、話している暇が無いのは君も分かると思う、だから単刀直入言うよ、もう一度私と一体となり悪を討つために力を貸して欲しい!》
「…ウルトラマン、僕はね君にまた会えただけで嬉しかったんだ、でも君がまだ戦い続けているのなら、僕も共に戦おう!」
《…ありがとうハヤタ、さぁこれを!》
ウルトラマンはそう言うとハヤタにあるものを渡した。
「またこれを握れるなんて思わなかったよ、久しぶりだねβカプセル」
そう、ウルトラマンがハヤタに渡したものそれは彼がウルトラマンと一体となるためのアイテム《βカプセル》である!
《行こうハヤタ、若き戦士を救うために!》
「…あぁ!」
ハヤタはそう言うとβカプセルを天に掲げる。そして親指でβカプセルのスイッチを押した!
-ピカーン!-
ハヤタを一万ワットの輝きが包み、その光の中から彼が復活する!
《シュワッチ!》
「待っていてくれ!一誠君!」
今ここに最強の超闘士にして怪獣退治の専門家の帰還である!
駒王学園
「ぐぁ!」
-キュガァ!-
まだ不完全ながらも復活をしたUキラーザウルスにウィードとガメラは苦戦を強いられていた。
「く、まだ完全じゃないのにこの強さかよ!」
『ぐぅ、なんという奴よ、我をここまで追い込むとは、イリス以来の敵か』
ウィードとガメラがUキラーザウルスの強さに舌を巻いていると、Uキラーザウルスの頭部が輝きそこから破壊光線が飛び交ってきた!
「!ダメだ!避けたら学園に当たる!」
『ぬぅ、これでは手が出せんぞ!』
「ふふふふふ、ははははははは!どうだ!これが私の力だ!この怪獣さえいれば貴様等など造作もないのだ!くくくくくく、あはははははは!」
シャルバの高笑いが学園中に響く、
「クッソォォ!」
-グガオオオオオオオオオ!-
「?!グアアア!」
『!?小僧!』
「あぐ、 ぐはっ、ぐ」
-ウルトラマン!ウルトラマンハケスゥ!ケシテヤルゥ!-
Uキラーザウルスの声が辺りに木霊する。
「く、なんつう怨念だよ!」
【相棒!ここはドラグネイトでは無理だ!カイザーを使え!】
「く、無理だドライグ、さっきの一撃で体が動かねぇ」
【何!?しっかりしろ相棒!】
「くそ、今度こそマジでヤバイかもな」
一誠の言葉と共に怪獣達が攻撃を開始しようとした瞬間!
「ヴァリアブルパルサー!!」
「ブリンガーファン!」
「スペシウム弾頭弾!ファイア!」
その声と共に三機の戦闘機がウィードと怪獣達の間を飛びながら怪獣達を攻撃した。
-グガオオ!-
-ギグ!-
-ギャグガ!-
「へっ、腕は落ちてないようだな?斑鳩先生よ!」
「その名で呼ぶな!って言うか今は風間だ!」
「そうよ龍!」
「まぁまぁ、みんな落ち着いて!とにかく今はあの怪獣達を何とかしないと!」
「そうですよ!それにウルトラマンも居るんだから!」
「っとそうだったな!さてと行きますか!GUYS !sally go!」
「「「G.I.G!」」」
龍の言葉と共に三機のGUYSマシンが空を駆ける!
「!相原さん!」
『あれは、確かGUYS という人間の防衛組織の空飛ぶ船か?』
二人がそれを見つめていると、
「おらぁ!お前らも見てないで戦え!」
「あ!そうだった!行くぜ!ガメラ!」
-キュアアアアアン!-
龍の言葉にウィードとガメラも戦闘を再開した。
一方その頃、次元の裂け目の亜空間では…、
「がぁ!なぜだ!なぜ私の力が通用しない!」
「ああ?んなもん決まってんだろうがてめえの力を無力化するアイテムをあいつから貰ってるからだよ!オラァ!」
かつて偽物に力を与えた愚かな神に対しての処刑が行われていた。
「ぐ、このような所で死ぬわけには!」
「無理無理、お前さんのことはあいつ完全に見放したからね♪というわけで、とっととくたばりなぁ!」
「がぁ、あぐ、っぐ」
「ふぅ、全く余計な真似をしなければこんな目に遭わずに済んだろうに、頭が痛ぇぜ」
「がぐ、貴様らぁ、私にこのようなことをして只で済むと思うなよぉ!」
「あ?てめえになにしようが俺等は問題ないんだよ!喧嘩上等!」
「トホホーク!」
「怨懺剣!」
「怒!」「哀!」「怨!」
「「「デーボスフィニッシュ!」」」
「がぁぁ!」
三人の合体技により神は肉体の半分を失ったがまだ生きていた。
「あ?まだ生きてやがるか、しぶといやつだぜ!腹立たしい!」
「あちゃあ、最後の一発避けられたかぁ、染みるわぁ~」
「ちっ、避けてなかったら楽に逝けたものを、頭が痛ぇぜ」
「はぐっ、ぐ、まだっだワダジバごんなどごろでジヌゾンザイデバナイ!」
「…はぁ、もう面倒だ、こいつに任せるとするか、来い!デーボライガー!」
-グガアアアアアアン!-
「な、なんだ!?」
獣の雄叫びと共に現れたのは黒い外骨格に身を包み、真紅の翼を持つ獅子と虎の混合種、ライガーの姿をした怪人だった!
「ひぃ、た、助けてくれ!礼なら何でもする!そうだ!最高神に頼んで君達を神にしてやる!だから!」
「ふぁ、ドゴルドの旦那、とっとと終わらそうぜ?俺はもう飽きたしなぁ」
「ドゴちゃん、俺もこれから新しい鉱脈を見付けたから採掘しに行く約束をザイホーンしてるかさ、早めにやっちゃおよ?」
「あぁ、俺としてもとっとと帰ってギガスと一試合したいしな、殺れ」
-グガアアアアアアン-
「ひぃ、来るなぁ!来るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
-グチャ!ブチっ!バキッ!-
-ゴクンっ!グルルルル-
「お粗末様、さてと帰るぞ~、?あれは…!?おいおいあの糞神また厄介なことをしてくれやがったな!今すぐにギガスに連絡だ!」
果たしてドゴルド達が見たものとは!?
時は戻り現世
龍達GUYSのメンバー達の参戦により形勢が傾きつつあった!
「はぁ!シュ!ティア!」
-キュアアアアアン!-
「おっし!もう一発行くぞ!カナタ!」
「はい!隊長!」
「よぉーし!なら次はあれだ!」
「ふふ、そうねあれで決めちゃいましょう?」
「そうですね。行きましょう!」
「はい!」
「ドッキングフォーメーション!ガンフェニックス!」
【ドッキングシークエンス!フォーメーションガンフェニックス!】
「ガンフェニックス!バーナーオン!」
遂に復活を果たした。防衛隊!そのメンバーとはなんと!!GUYS のメンバーだった!さぁ遂に始まるウィード達による反撃!果たして!どちらが勝つのかぁ!
次回!!
遂に始まる!大反撃!しかし!Uキラーザウルスはディザスターとディザストの二体を吸収し新たなる姿に進化したぁ!どうする!?ウィード!?どうする!?ガメラ!
果たしてウルトラマンは間に合うのかぁ!
次回!!幻想に舞い降りし光闇の朱き龍帝!!
「絶望進化!UキラーザウルスΩ!」
ヤバイぜ!
はい、というわけでこれであのバカ神は絶版です♪
次回はUキラーザウルスの新しい進化をお送りするので、お楽しみにお待ちください♪
では!皆さんgood-bye!