色んなアニメキャラの短編集   作:ガンマン八号

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今回登場するキャラクター

Fateシリーズよりアルトリア、アルトリア・オルタ。

ちなみにどちらもセイバーの方です。


Fate/シリーズ
双子のお姉さん


『なんですか、君は?早くどこかに消えてくれませんか』

 

『私たちに関わるな。死にたいのか貴様』

 

『………?………』

 

『黙りなさい。どうせ貴方も私たちのことを気味が悪いと思っているのでしょう?』

 

『同情などするな。今すぐ消えないと………殺すぞ』

 

『………!………………!!』

 

『そうですか。ずいぶんと頭が悪いんですね』

 

『ならばその体に恐怖を植え付けてやろう。二度と近寄れんようにな』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が輩は普通の男子高校生である。名前はキラキラネームではない。

………などとふざけた自己紹介をしたが(してねぇよ)事実その通りである。

 

俺の名前は沢田 祐介。高校一年生だ。周りからは普通にユウスケと呼ばれている。身長170cm、体重59kg。容姿は平凡。勉強も平凡。運動能力も平凡。これと言った特技は何もない、特殊能力を持ち合わせていないどこにでもいる普通の奴である。

 

しかしこんなモブキャラの俺だが、一つだけ周りの男子から血走った目で殺意を送られるようなことがある。

 

朝の7時。平日はいつもこの時間に起きている。鳴り響く目覚ましを止め、布団をどかし起き上がろうとする。

 

「………」

 

しかし俺の布団にはいつもあの人がいた。毎日、必ず。逆にいない日があったか?という頻度で。

 

「すぅ………すぅ………」

 

少し色素が薄い金髪。雪のように白い肌。誰もが振り向くであろう美少女。ピンク色のパジャマを着ている彼女が俺の横で気持ちよさそうに寝ていた。

 

もう一度言おう。俺の横で美少女が気持ちよさそうに寝ていた。

 

………待ってくれ我が同士達よ。今すぐカッターナイフを置いてくれ。「あんなこと」や「こんなこと」は一切ない。だから殺意をこちらに向けないで。

 

「ぅん………ふわぁ………」

 

などと考えているうちに美少女………『オルタ姉さん』が目を覚ます。眠たそうに目を擦り、しかし俺に気づくとこちらをじっと見つめる。だが今回は目線がやや下に感じる。

 

「じー………」

 

なにやら熱心に見つめている。自分で「じー」とか言うくらい。擬音語を実際に喋る人いたんですねかわいいぺろぺろしたい(真顔)

 

しかしなにをそんなに熱心に見つめているのだろうか?その目線を辿っていくと。

 

「あっ」

 

さーて、思春期に突入している非リアの男子!ここでクイズ!

 

Q寝起きで身内に遭遇した時一番気まずいことはなーんだ?

 

正解は〜?

 

「………」

 

天井へとその刀身を向けるエクスカリバー(意味深)を見られることです。布団取ったから隠すこともできず、ガン見されています。

 

「………ふむ」

 

なにやら考え始めるオルタ姉さん。考えるときも目線は俺のエクスカリバーに。俺?ほ、ほら?人間いざという時何もできないじゃん(混乱)

 

そしてオルタ姉さんはゆっくりと口を開く。

 

「安心しろ、ちゃんと余所見をしといてやる」

 

>ユウスケは窓ガラスへと身を乗り出した。

 

>しかし後ろから止められた

 

「おい、何をしている。死ぬ気か」

 

「うるせぇぇぇぇぇ!!姉さんに俺の見られたんだ!!隠しておいたエロ本母親に見られるくらいのことだよ!!」

 

「?別に今日に限った事ではないだろう?」

 

「離してオルタ姉さん!もう俺、生きていける気がしないよ!!」

 

「ならば私の拘束から抜け出してみるんだな」

 

くそおおおおおおおお!!なんでこんな細い腕にこんな力があるんだ!びくともしねぇとかありえないだろ!?あと背中からの柔らかい感触で力が出ない(アン○ンマン風)

 

「うるさいですよユウスケ!ご近所の方々に迷惑でしょう!早く降りて………」

 

オルタ姉さんの騒いでいると部屋のドアが開き、オルタ姉さんと同じ声。しかし凛とした耳に心地よい声が後ろから聞こえる。

 

オルタ姉さんと瓜二つ。しかし髪の色素はオルタ姉さんより濃い金髪、そしてオルタ姉さんにはないアホ毛と言う名の妖怪センサー。オルタ姉さんとは違い緑色の瞳。もう一人のお姉さん、『アルトリア姉さん』である。

 

「あっ」

 

「むっ?」

 

さて、現在の状況確認と行こう。学校指定の制服の上に白いエプロンを身に纏い、左手にはお玉が握られているアルトリア姉さん。ぜひ俺のお玉もにぎにぎして欲しい(だめだこいつ)

 

そして俺の背中に抱きついているオルタ姉さん。暴れていたせいか若干パジャマがはだけ、俺の背中に押し付けられている大きくはないがハリのある二つの山。その谷間に俺の荒ぶるエクスカリバーを収めてくれないか(おまわりさんこいつです)

 

まぁ、そんな二人を見てたらさ。俺のエクスカリバーが収まるどころか更に力を増すのも無理ないよね(開き直り)

 

『………………………』

 

まるでザ・ワールドでも発動したかのような静かな空間。DIO様がいるならぜひこの空気を壊して欲しい。えっ?『無駄無駄無駄無駄ァ!』ですかそうですか。

 

ならば仕方ない。俺自らがこの空気をぶち壊してくれよう!いくぞ、気のきいたセリフよこい!

 

「おはようアルトリア姉さん。豊胸マッサージの成果はでてなああああああああああああ!!」

 

俺のエクスカリバーは『約束された勝利のお玉』には勝てませんでした。ちゃんちゃん♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら姉さんたち。早く学校への支度を済まさないと遅れるわよ♪」

 

「誰だお前は」

 

「もう、忘れちゃったの?私はユウ子、ぴちぴちの女子校生よ❤️」

 

「気持ち悪いからやめてください、ユウスケ」

 

「いやこちとら本当に去勢されかけたんすけど」

 

あの後、なんとか一命を取り留めた俺の息子。良かった、TSとかマジ勘弁してほしい。朝ご飯を済ませ、玄関を出て、学校へと向かう。

 

「そ、それはユウスケが悪いです!朝からあ、あんなものを見せつけるから!!」

 

「あんなもの!?この世に己の子孫を残す為の唯一の存在をあんなもの呼ばわりする気!」

 

「大声で叫ぶのはやめなさい!それよりオルタはなんでユウスケと腕を組んでいるのですか!」

 

「こいつと腕を組もうが私の勝手だ」

 

アルトリア姉さんのご指摘通り、俺はオルタ姉さんと腕を組んで歩いている。腕には実に心地よいおぱ〜いの感触。我が右腕に集え!感覚神経達よ!!

 

「くぅ!な、なら私も腕を組もうが勝手ですよね!?」

 

そしたら今度はアルトリア姉さんが俺の左腕に腕を組んでくる。まさに『両手におっぱい』、違った、『両手に花』である。

 

あっ、両手におっぱいはいつでもウェルカムですよ?(何言ってんだこいつ)

 

「ユウスケ、目やにがついているぞ。どれ、お姉ちゃんが取ってやろう」

 

「ユウスケ、ネクタイがズレていますよ!全く、姉が直しておきますから気をつけて下さい」

 

一つ年上の双子の幼馴染、アルトリア姉さんとオルタ姉さん。俺は今日も二人にくっついたまま、学校へと向かう。

 

 

 

………普通じゃないよな、これ(今頃かよ)




この話は数話分けて書くつもりです。次はこの続きかもしれませんし、もしかしたら全く関係ない話を投稿するかもしれません。
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