三国クエスト   作:賀楽多屋

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映画記念です。


錦馬超! サンタクローズへいざゆかん!!(V)

 大国ラインハットの第一王子ともなれば、勉学の量も並の子供よりも多く、勉強机は様々な教科書で埋まってしまう。

 

 ヘンリーの部屋はラインハット城の離れにあるのだが、厨房や兵士の待機場とは遠い場所にあるためか人通りが少なく、普段であれば人の声はおろか生活音さえ聞こえないほどに静謐を湛えている場所であったが、不思議な流浪の一行──ー蜀の一団が来てからというもの、彼の部屋は様々な人の声で溢れかえっていた。

 

「月英。ミニ虎戦車出来たぞ」

 

 ヘンリーは悪戯小僧らしい含みのある笑みを貼り付けて、月英にチマチマと作っていた手の平サイズの虎戦車を見せる。虎戦車の第一人者とも言える月英と呼ばれた女性は、ヘンリーが作業している傍らで読んでいた本を閉じて、彼の掌にちょこんと乗っている虎戦車を愛おしげに見つめる。

 

「流石、ヘンリー様。劉禅様と違って手先が器用ですね」

 

「良かったらもっと近くで見てくれよ」

 

 何やら企んだような顔つきのヘンリーであるが、月英は気づいていないのかヘンリーからミニ虎戦車を受け取り、よく検分するために己の端正な顔に近づける。

 

 ──ー掛かったな! 

 

 胸中でガッツポーズを決めて、ヘンリーは手元にある一つしかボタンのない小さなスイッチを躊躇なく押す。すると、月英と対面していた虎戦車の口がパカッと縦に開いた。もし、此処に虎戦車の特徴をよく知っていたものが近くにいれば慌てて月英からこのミニ虎戦車を引き離しただろう。しかし、月英は虎戦車の口が開いたことに感動したらしい。

 

「ヘンリー様! このミニ虎戦車、起動もするのですか!?」

 

 月英はヘンリーにミニ虎戦車の模型を作るように指示していた。まだ年端のいかないヘンリーに虎戦車の設計図を渡しても理解できないだろうと月英は虎戦車の外部だけを真似るように申し渡していたのである。

 それがまさか、設計図を渡してなくとも虎戦車を動くように作ってくるとは──ー! 

 

 口が開いた虎戦車の口から勢い良く飛び出たのはうねるような豪炎──ーではなく、月英の顔へと真っ直ぐ飛び出した水鉄砲であった。ピシャンと音を立てて月英の顔に浴びせかかった水鉄砲に、月英の顔が水まみれになる。

 

「よっしゃ! 成功だ!! 良くやった俺のエヴァンレット! やっとあの連中の一人に一発見舞ってやったぜ!!」

 

 これくらいの悪戯であれば、日常茶飯事で誰彼にも仕掛けていたヘンリーなので普段はこうも小躍りして喜んだりはしないのだが、その対象が蜀の一団となると別物になる。

 

 何故ならば、奴等の心臓は鋼鉄で出来ているのかと疑う程に固く、今迄の悪戯で蜀の一団があっと驚いたことも、スコンと上手く仕掛けた悪戯に嵌ったこともそう無かったからだ。

 

 蛙を投げれば、滋養があるからと目を輝かせる。

 

 オイルを塗りたくった廊下に誘導しても持ち前の運動神経で転けずに滑っていく。

 仮面を外してやろうとあの手この手を使ってもひょいと抱き抱えられる。

 こうなったら、窓から水でも吹っかけてやろうと鈍臭そうな羽扇を持った優男に実践してみると、何故かその水に向かって羽扇からビームが放たれ蒸発してしまった。

 

 

 ──ーあの一団、絶対人間じゃねぇよ!! 

 

 ヘンリーの心内は至極真っ当なツッコミで埋め尽くされているのだが悲しいかな、このラインハットは既に劉備の人の良さによって制圧されており、貴族や宰相はこぞって劉備の相手ばかりをしたがるようになっている。

 

 果てにはラインハット国王が「劉備殿、劉備殿は何処に行かれたのだ?」と探し回る始末であり、ヘンリーはこういう場面に出くわすといつも思う。

 

 この城、近々こいつ等に乗っ取られるんじゃないだろうなと。実際、前例があるだけにヘンリーの言は否定し難く、更には現在進行形で羽扇軍師や目出し軍師が企んでいるので如何とも言い辛い。

 

 しかし、今は純粋にこの勝利を喜ぼう。月英はあの羽扇軍師である諸葛亮の妻だ。夫妻ともに頭の回転が早く、二人の会話に無遠慮で入り込むと知識の差という牙でズタズタに刻み込まれることになる。ヘンリーも時たま、諸葛亮と月英の会話を聞くことがあるが正直、熟語の羅列に聞いているだけでも頭からプスプスと湯気が出てくるようであった。

 

 今日はその月英に勝てたのである。これはただの勝利ではない。蜀への牽制の第一歩だ。いつもはリードばかりされているが、ヘンリーであれば蜀の足並みを崩すことが出来る証明が今なされたのだ。

 

「たとえ小さな一歩だとしてもこれからだ。この一歩が二歩となり三歩となれば、俺は確実に奴等を越していける……!!」

 

 まだ年端のいかない幼子が妙に大人びた物言いで勝利の余韻に浸ったいる中、顔を水まみれにしてミニ虎戦車とにらめっこしていた月英が何を思ったのか、ミニ虎戦車をヘンリーの教科書だらけの勉強机の上に置き、ヘンリーへとずずいと近づいてくる。

 

 月英の突然の行動に小躍り中のヘンリーが身構えることもできずに両手を取られると、今度は月英がステップを踏み出して何故かヘンリーは月英と手を取り合ってぐるぐると今度は踊りまわる羽目になった。

 

「ヘンリー様! 貴方のその才は必ずや貴方のためとなり、それがラインハットの更なる栄光へと繋がることでしょう!! 嗚呼! 貴方が私と孔明様の間に出来た子であれば、あれこれと教えられることが山とあるのですが……。姜維殿も虎戦車は使いますが、主に孔明様に教えを請われていますし。何ならば、私の弟子となってくださっても宜しいですよ」

 

「い、嫌だ! お前とあの羽扇の子供だけにはなりたくない!! 死んでも御免だぜ!!」

 

「そう謙遜なさらなくとも良いのですが」

 

「いっつも思うけどな! お前らの耳は節穴か!?」

 

 あらあらと困った子供を見るように目を眇める月英にヘンリーは溜まりに溜まった鬱憤を噴いてやると言わんばかりに毒を吐くが、やはり月英は相手にしない。子供の可愛らしい反抗であるし、何より某魏の艷女の毒よりかは百倍清らかであることは確かなのだ。

 

 ヘンリーが眦吊り上げて怒っても今は月英と仲良くぐるぐると喜びの舞を踊っている真っ最中であるし、ヘンリーはどんなに悪戯小僧であっても王子教育の賜物なのか、女性を無碍に扱ったりはしないのだ。

 

 水鉄砲などを仕掛けることは儘あるが、手を取られたら勢い良く引き剥がしたりはしないし、スカートの中を覗くといった女性に対しての失礼はしない。正直、どこぞの某董卓よりかは常識も誠実さも持ち合わせている。

 

「そう言えば、あのジョショーって煩い奴の声を最近聞かないぞ。俺の部屋に入るなり、『此処に仕掛け階段があるんですね』ってさっさと俺の虎の子を暴いてくれた彼奴」

 

「姜維殿のことですね。今は別件で城には居られないはずです。お会いしたいのであれば、孔明様にお伝えして姜維殿が此方に来られるようにしますが」

 

「……いいっ! あ、あんな煩いのに来られると俺の耳が持たんからな! そうだ、あの馬に告白してた奴等は何処へ行ったんだ!? アイツ等、俺を今度遠乗りに連れて行ってくれると言った割には何の音沙汰もないぞ!!」

 

「馬に告白云々は分かりかねますが、恐らく馬超殿のことですね。馬超殿は今、馬岱殿と共に関所の向こう側に居ると思われます」

 

「関所の向こう側?」

 

「ええ。何でもラインハット国王から私用を頼まれたようです」

 

 

 ***

 

 蜀の五虎大将の一人に馬超と言う猛者がいる。『錦馬超』の異名を天に響かせ、戦場を騎馬民族らしく愛馬と共に駆け巡った華やかな猛将のことである。馬を模した豪奢な兜が彼の異名の由来であり、その兜を見た兵士達は馬超の参戦に恐れ戦いたと言う。

 

 某大陸の気候の厳しい西の土地で生まれ育ってきた馬超の体躯は、正に馬のように靭やかで強靭だ。

 

 どんな相手にも一歩も引かずに立ち向かってきた馬超の前に現れるのは、水色のぷよぷよとした質感を持つこの世のものとは思えない生き物、スライム。

 

 まだ若く、この世の酸いも甘いも噛み分けるどころかただ今絶賛噛みまくって胃もたれ中でもある馬超にしてみれば、奇怪すぎる生き物であるが己の槍が通ると知ればそれは『何かよく分からない魑魅魍魎』ではなく、『倒せる敵』となった。

 

 

 ばちょう

 こうげき とくぎ←

 どうぐ にげる

 

 

とくぎ

 正義のやり ←

 熱き魂よほとばしれ

 必殺! むえいらせんきゃく

 

 

 頭の中で馬超はスライムを蹴散らす攻撃戦法を選択し、ラインハットから借りてきた馬から飛び降りるや得物である槍を構える。

 

「お前達はこの世界の悪だと皆から聞いている! 受けてみよ! 俺の正義の槍を!!」

 

 馬超は腰を落として槍をスライムに向けて構えるや「うおぉぉおおお!!」と滾るように勇ましい声を上げて、スライムへと特攻を掛ける。スライムは馬超の気魄に負けたのか避けることも逃げることもせず、哀れ馬超の槍の錆となった。ポテンと後ろにすっ転ぶや残滓となって消えていくスライムに馬超は槍を一薙して持ち直す。

 

「若っ! 一人で突っ走らないでっていつも言ってるでしょ!! なんで異世界に来てもズンズン一人で行っちゃうかなあ」

 

 馬超の背後から馬の蹄鉄音が聞こえたかと思うと、そんな小言が漏れ無くついてきた。小言の持ち主に心当たりしかない馬超は悪びれなく振り返り、己の従兄弟に顔を輝かせる。

 

「たまには馬と共に人馬一体と成りたかったのだ!! そうすると、自然と足が速くなってしまってな」

 

「もう! 俺達は確かに馬ならどんとお任せの馬一族だけどもさ。でも、だからといって危険かどうかも分からない未知の場所に一人と一匹で突っ込んでいって欲しくないよ」

 

 馬超にはぁとこれ見よがしに溜息をついて、危険を説くのは顔の濃い男であった。肌の色も濃く、顔の造りが細い馬超と違って少々眉も顔の骨格も太い馬岱は一度見たら忘れられない顔だ。

 

 粋な帽子を被って、これまた馬超同様にラインハットから借りてきた栗毛の馬に乗っている馬岱に倣うように馬超も馬に慣れた手つきで飛び乗った。

 

 馬超の馬は白毛の馬で、ラインハットからあまり出たことのない馬であるらしいがなかなかどうして、よく走り未知の場所であっても臆することなく走り続けることの出来る大した馬であった。馬岱の馬も気性の大人しい子であるらしく、乗り手の言うことをよく聞く扱いやすい馬だ。

 

「しっかし、川の下のトンネルを抜けて関所を越えたのは良いけど、サンタローズまであとどのくらいの距離なんだろうね?」

 

「馬で行けば早朝に出ると昼には着くと厩番からは聞いたが……」

 

「俺達が道を間違わずに向かえた場合の話だけどね。地図を見る限り、このまま西を突っ切ってその際に出てくる峰に従って行けば良いみたいだね」

 

 馬岱が、出立する際に拵えた袋の中から包まれた紙を取り出すと、それは正方形の大きな世界地図となった。ラインハットは大国なだけあって、世界地図の設計にも取り組んでいるらしく馬岱が今持っているのは最新版だ。

 

 よって、ほぼ測量などに誤差は無いように思えるが、あまり地図を過信し過ぎるのも良くないことは経験上知っている。

 

 馬超と馬岱は西側にある大きな峰を頼りにすることにし、手綱をそれぞれ握り締めるとその場から馬を駆けさせた。騎馬民族の本領発揮である。もし、此処に他の人間がいれば馬に乗っていたとしても、そのあまりの速さについていくことが敵わないだろう。

 

 馬を繰ることに関しては他の追随を許さない彼等はどんな険しい荒地であっても、馬に乗ったまま乗り越えることが出来る。それは、彼らが一族を淘汰されるまで住んでいた西涼が一重に過酷な地であったからだが、彼等はそんな所以は知らないと普通の顔して爆走し続けるのであった。

 

 

 サンタローズは大陸の西側に我が物顔で連なる峰の裾野で興った農村だ。険しい峰を背にポツポツと建っている家は全て木造で、生活の糧となる小川が至るところで流れている。その小川はポッカリと穴を空けた峰の洞窟から流れ出ているようで、中に水源があるらしく口に含んでみると身に沁みるような甘さがあった。

 

 天然の贈り物であるこの水は密かにサンタローズの特産物となっていて、昔はこの峰の洞窟から紫紺色のそれは見事な宝石が採れたようなのだが、今はその坑道も廃坑となっているため好き好んでその洞窟に入って行く人間もあまりいない。

 

 時たま、薬剤師がその洞窟でしか採れない稀少な薬草を取りに行くくらいのもので、今は、知らない人間が洞窟に間違って入らないようにと昔、どこかの国の兵士をやっていたらしい男が勝手に守役を務めている。

 

 サンタローズは比較的、ラインハットからも近い村であり人の行き交いが多い村にもように見えるが実際はそうでもない。峰の麓にある為、その村への過程がなだらかな上り坂であり、用がない者が立ち入るには少々骨が折れる場所に存在しているからだ。

 

 また、サンタローズはあまり開かれていない閉鎖的な村でもあるために入村するには門兵の許可が入り、その検閲を受けることを嫌がる人も大多数いた。

 

 そんなサンタローズの事情を勿論知らない馬超と馬岱は夕日が完全に沈み切る前にサンタローズへと無事辿り着くことが出来た。まさか、馬に乗ってサンタローズを訪れる人物がいるとは想像にもしていなかった門兵は二つの人と馬の影につい我が目を疑い擦ってしまうのである。

 

 夕焼けの向こう側からやってきた派手な兜を頭に乗っけた男と、これまた粋な帽子を被った男が二人、物凄い速さで此方に向かってくるものだから門兵も珍しく両手を上げてアワアワと馬に轢かれないよう避難先を探してしまった。

 

 幸い、二頭の馬は門兵の鼻先よりももう少し前で止まった。騎手が手練であるためか、もたつくことなくスムーズに馬がその場に留まり、兵士は鎧に身を包んだ物々しい人物とその人物とは対照的に軽装である人物とを見比べて手にしている槍を握り直す。

 

「こ、此処はサンタローズの村だ。入村したければ、この村に何の用があるのか述べよ」

 

 今にも槍先を喉元に突き出されかねないほど門兵に警戒されている馬超と馬岱は互いに目を見交わす。そして、二人の間で無言のやり取りがなされたらしく、馬超が懐を弄ると丁重に折り畳まれてあった一枚の紙を開いて門兵に見せた。

 

「我々はラインハットより来た王の私兵である。この村のパパスという御仁宛に一通の手紙を渡しに来た。その手紙をパパス殿に渡し、返信を持って帰ることが我々の勤めである」

 

 馬超が片手に掲げた手紙はラインハット国王直筆の書状であり、それは馬超と馬岱の身元を証明するもので、このサンタローズへの用件が記されたものであった。ラインハット国王の花押まで見た門兵は、予想以上の格上の客である二人にとうとう気後れしてしまったようで、勢い良く敬礼をするや否やガチガチの声で「ようこそ」と口にした。

 

「ようこそ、サンタローズの村へ。ラインハットから遠路遥々ようこそいらっしゃいました。現在、パパス殿はアルカパへと出向いておられまして家を留守にしておりますが、その家にはパパス殿の召使であられるサンチョ殿が居られます。パパス殿のことについては彼にお尋ねください」

 

「ふむ。パパス殿は留守にされているのか。確かに、貴殿の言うようにサンチョ殿を伺った方が良いらしいな」

 

「若、序でに今日の宿を取っちゃおうよ。馬達も長距離を走ったからかなり疲れているみたいだし」

 

「勿論だ! 先ずは馬場のある宿を探すぞ! 嗚呼、門兵。この村で一番の馬場がある宿屋は何処だ? 出来れば新鮮な餌が出る宿屋であれば尚更良いのだが」

 

「この村には宿屋は一つしかありませんが、馬場は大きいと思いますよ。馬や牛は我らにとっても大事ですからね」

 

「おお! この村は馬を大事にするのか!! 良い村だな! もし、蜀に戻れなければ此処に住むのもいいかもしれん!!」

 

「若、滅多なこと言わないでよ! もし、帰れなかったら俺達皆に顔向け出来ないよ! 曹操だってまだ討ってないしさ!!」

 

 馬超のあんまりな発言につい馬岱が口を挟んでしまう。それもその筈で、彼らが蜀に帰順したのにはある深い訳があった。馬一族の党首や他の者達が魏の君主、曹操によって数多く討ち取られたのだ。

 

 彼等は元々曹操の下で武勇を振るっていたこともあったのだが、馬超の父である馬騰が曹操に孫権討伐の際に寝返り、寝首をかこうとしたところで失敗し、処断された。その後、馬超は父の仇を討つために東奔西走するのだが、今のところその仇はまだ取れずにいるのであった。

 

 馬岱によって馬超は緩んでいた気を引き締められ、形相を険しくした。馬超にとって父は偉大であり、心底尊敬出来る人物であったのだ。曹操に処断されたと知った時、一気にどす黒い復讐の念に取り巻かれたことを今でも覚えている。この手で、乱世の源となっている曹操を討つべく奮い立ったあの日を、彼は生涯忘れないだろう。

 

「嗚呼、そうだ! 俺は必ず曹操を討つ!! この俺の正義の槍で彼奴の息の根を魏諸共に止めてやるのだ!!」

 

「そうだね。その意気だよ、若。じゃあ、宿屋に向かうとしようか」

 

 馬超の並ならぬ気迫に負けて、門兵がかなり後退しているのだが馬超は気が昂ぶっているのでそのことには気付かず、馬岱は意図して知らぬふりをし、サンタローズの簡易的な門を潜っていったのである。

 

 続く




三國無双を知らない方へ

馬超
騒がしい・やかましい・五月蝿いの三拍子が揃った熱血漢。人よりも数倍声がでかいから、どこに居てもすぐ分かる。元々は曹操の配下であったが、父親と一緒に寝返る。そして、曹操を討伐するという同じ目的を持った劉備の配下になる。一族の再興と復讐に取り憑かれている割には、根が明るい。

馬岱
馬超の従兄弟だが、分家であるために「若」と彼のことを呼ぶ。馬超より長く生き残り、蜀の最期を看取ることになる。明るく陽気な口調と剽軽さが目立つが、腹の中は真っ黒。かなり根暗だが、それが表面化することはまず無い。
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