じぶんでも何故かいたのか分かりませんが、最後まで読んで下さると嬉しいです。
ある日私は目が覚めた。
周りを見渡す感じだと、ここは岩山のようだ。
見られている気がしたので、視線を下に向ける。
そこには沢山のヒトがいた。
よくよくみて見ると私の事が見えているヒトは見た感じ一人しかいない。
何かこちらを見て騒いでいる。
はっ!わ、私今素っ裸じゃないか!
は、恥ずかしい。だから私は背中にあるモフっとしたモノで前を隠した。
ん?これって尻尾?
えっと1,2,3,4,5,6,7,8‥‥9。
後ろを見ると、九本の金色の尻尾があった。
良かった。これで前とは言わず後ろも隠せる。
とりあえず私は、五本で前を、残りの四本で後ろを隠した。
さてと、いつまでもここに居たら見せ物みたいに感じて来た。
だから行動する事にした。
とりあえず岩山のような場所から降り、沢山のヒト達の所へと行く。
あ、ちなみに私が見えているだろうヒトは騒いでいたから連れ出されていた。
何か可哀想だと思ったけど仕方がない。
うわー近くで見てみるとこのヒト達身長高いな~‥‥って私が低いだけか。
この子(だいたい十歳くらい)と同じくらいの身長か‥‥。
何でだろう。何故か凹む。
あれ?そういえば私名前なんだったっけ。
んーと、えっと‥‥。
あれ?思い出せない。
えっと、えっと、えっと‥‥。
うわっ。ホントに思い出せない。
そうだ!周りのヒトに聞けば‥‥って見えてないからダメでしょ!!
と、一人漫才をやって見るが何も反応無し。
これで見えない聞こえない事が分かった。
最後の希望は触ることだけ‥‥!
お願い、お願い、お願い!
私は手を伸ばす。
が、その手はそのヒトの体を通り抜けてしまった‥‥。
とりあえず10分程泣いた。
でも泣いているだけでどうにかなるなら私はいくらでも泣く。
だから行動あるのみ。
とりあえず、まず何はともあれ名前だ。
近くに立っていた板から単語を拝借して‥‥
殺生石 玉藻(せっしょうせき たまも)!
まずはこう名乗っておこう。
‥‥なぜかしっくり来るし。
さてさて次は服‥‥って触れないのにどうやって。
ん?んん?こ、これは!
へー‥‥。狐って化けたり化かしたりできるんだぁ~。
そういやこの尻尾の形、狐に似てる。
えっと耳は‥‥あった。
‥‥頭の上に。
この耳の形も狐に似てる‥‥。
私が狐と判断するのに余り時間はかからなかった。
よし。
これで着るものと履くものが作れる。
目の前には落ちてたびにいる(?)袋が三つ。
服と下着と靴。
そもそもびにいるって何?
ま、いっか。
さてまず下着から。
目の前のびにいる袋に向かって両手を伸ばし、力を込める。
ハアアアァァァァァッ!!!
ぽん!と言う可愛らしい音とともにめでたく下着が出来た。
単純だけど、隠せればいいもの。
でも凄く疲れる。
次は服。
下着と同じように両手を伸ばし、力を込める。
ふぬぅぅぅぅぅ!!
ぽん!とまたまた可愛らしい音とともに服が出来た。
単純な白い膝までの着物だけどこれでいいか。
暖かいし。
最後は靴。二つと同じように両手を伸ばし、力を込める。
に、にゅうううううううう!!
ぽ、ぽん!と二つ下駄が出来た。
履き心地もいいし、良かった良かった。
でも、ものすごく疲れた。
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