殺生石玉藻の愉快な幻想郷珍道中   作:とかとか

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まさかのお気に入り登録してくださった方が増えました。
これは、本当に嬉しいです。

さて、今回もゆっくりしていってください。


理想郷な幻想郷

さて私は今、八雲 紫(やくも ゆかり)さんと言うヒト(?)の家にいます。

目の前には紫さんが、正座しています。

私は紫さんと向かい合って正座しています。

 

‥‥敬語は、これくらいでいいかな?

 

どうしてこうなったんだっけ?

 

 

 

 

 

 

 

~三時間前まで遡る~

 

 

 

 

 

 

「そんなに構えないでくれるかしら?私はただ、貴女と話がしたいだけよ」

 

私は思う。胡散臭い。

こらでもかってほどに胡散臭い。

 

それでいてこのヒト(?)かなり強い。

後ろの『後ろでパックリ。目と口的な何かがある空間(命名:玉藻)』から何かよく分からないモノと言うかなんと言うか。

 

はッ!これが恐怖?

 

「‥‥‥‥貴女何か失礼な事考えてない?」

 

考えてませんよ?

 

「貴女。そう言えば何でさっきから念話しかしないの?分かりにくいわよ?」

 

え?ねんわ?なにそれ。

 

「頭で考えた事を相手に送る事よ(確かそうだった気がする)」

 

へ~。

 

「普通に話せるかしら?」

 

ふつう?

 

「私みたいに声を出して話すことよ。出し方は簡単。喉にある発声器を振るわせるだけ」

 

えっと‥‥‥‥。

 

「ぁ‥あ、あ、あ。出t‥‥ッ!」

 

の、喉がい、痛ひ‥‥。(ピクピク)

 

「フフ‥‥。慣れてないだけね。どうやら『はじめてのこえだし』、のようね(あ~可愛い。あの子の話をしてたせいでちょっとあの子と同じ事をやりそうになっちゃいそう)」

 

「あ、あ、あ。コホン。え、えっと‥‥わ、私に何か用事ですか?」

 

うぅ‥‥。まだ喉が痛い。

 

「貴女は今、子供らしい姿なんだから、敬語はいいわ」

 

そうなの?ならいいや。

 

「私はそう思ったから敬語を止めた」

 

「こらこら、表(台詞)と裏(心)が逆よ」

 

おっと。

‥‥にしてもこのヒト(?)体系いいなぁ~。

私もいつかはこうなりたい。

 

「さてさて、本件を話すわ。貴女はこの世界にいてどうかしら?」

 

どうって‥‥。

 

一部のヒトにしか見えないし。

 

いきなり蹴られるし。

 

正直嫌だ。

 

「今日目が覚めたばかりなのに嫌な事(ヒトがおいしかった事を除く)があって、もしここにいるのならすぐに死んじゃうかと思う。だから何か私の居場所はここじゃ無いような気がする」

 

「なら、『幻想郷』に来ないかしら?」

 

『げんそうきょう』?

何か素晴らしい響きの気がするようなしないような。

 

「何なの?えっとその『幻想郷』って」

 

「幻想郷とは、人間、妖怪、妖精、更には神まで色んな種族がいる理想郷。そこは誰も貴女を否定しない。それどころか受け入れてくれるヒト達もいる」

 

す、凄い。

私にはただそうとしか思えない。

これは行くしかない。

でも‥‥。

 

「あの、私、その『幻想郷』って所に行ってみたい」

 

「本当?」

 

「うん。でも、とりあえずどんな所か、見てから住むのって決めれない?」

 

すると、紫さんは穏やかに、でもどこか胡散臭い笑顔で、

 

「別にそれでも構わないわ。ささ、この隙間の中に入りなさい」

 

へーこの『後ろでパックリ。目と口的な何かがある空間(命名:玉藻)』って隙間っていうんだー。

 

あ、そうだ。

あれ聞かないと。

 

「食べ物どうしたらいいかな?」

 

と、私は隙間に入りながら紫さんに聞く。

 

「そうねぇ。ヒトを食べるのは、食べる物が無くなってからにしなさい。あと、食べたら確実にヒトが住んでる所には、入れないわよ?」

 

はい。出来るだけ抑えます。

 

 

 

 

 

 

 

~回想終わり~

 

 

 

 

 

 

 

うぅ~‥‥。

とりあえず何か、わしつ?らしき所に来て座らされてます。

え?何故か?

何か会わせたいヒト(?)がいるからだって。

誰なんだろ。知ってるヒt‥‥って私、知り合いいないや。

でもなんだろ。嫌な予感がしたりしなかったり。

 

「紫様~?こんな時間に何の用事ですか?変な用事だったら怒、ります、よ‥‥‥‥え?」

 

それは、私のように、九本の尻尾がある女性だった。

 

それは、私のように、耳があった。

 

それは、ソノヒトハ、

 

 

 

私のように金色だった。

 

 

 

「ゆ、かり様?な、何故こ、こんな所に私の、私が、え?」

 

「藍。少し落ち着きなさい。‥‥あ。この子は、八雲 藍(やくも らん)。私の式で、貴女と同じ、いや貴女自身と言った方がいいのかしら?九尾の狐よ」

 

は?はい?り、理解が追い付かない。

あのヒトが私で、私があのヒト?

ど、どういう事?

 

「さて、説明するわ。まず、貴女達二人は、元々一匹の狐だったのよ。でも追い詰められ、一つの石となった。その石は、殺生石。つまり貴女(玉藻の方)の苗字の石。その石は、近付く者がなんであろうと殺してたのよ。それを見かね、玄翁和尚と言う人物が殺生石を退治しに来た。そしてそれは成功し、殺生石は砕け、全国に散らばった。その内、最も大きい欠片を私が拾い、式にした。だいたい六百年くらい前の話」

 

なら、私は。

 

「貴女は、その殺生石の欠片の内の一つ。記憶が無いらしいけど、その分変化させる能力ともう一つ何かがあるわ。もしかしたら、尻尾の部分の欠片なのかも知れないわね。‥‥とりあえず、私は寝るわよ。後は同じ貴女と話し合いなさい?」

 

‥‥‥‥そんなこと言われても。

なんて反応すればいいか私、分からないよ。

 

「そ、そう言えば、君の名前を聞いていなかった。よければ教えてもらえるかい?」

 

「え?あ、はい。私は殺生石 玉藻って言います」

 

「同じ『私』なのだから敬語はよさないか?」

 

このヒトが私と同じ‥‥。

でも正直勝てる気がしない。

 

「とりあえず。この幻想郷のルールだけは教えておく」

 

それから私は、この幻想郷についてのルールを知り、1日泊まった後、八雲邸をあとにした。

結局。藍さんは『私』について何も教えてくれなかった。

まあ、それはいい。

さて、私探しの旅を始める。

最初は、あの紅い館にしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

殺生石 玉藻

 

能力『生命ではないものを変化させる程度の能力』

『???』

『生命ではないものを変化させる程度の能力』は、自分の考える物へと変える事が出来る。だが、自分の身長より高い物は変化出来ない。

その他、生命として変化させる事も出来ない。

元に戻す事も出来るが、その元の形を覚えている場合だけ元に戻せる。




最後まで読んでくださりありがとうございました。

さて、今回は質問があります。

「はい。質問があって、それを見た作者泣いてました」

仕方ないじゃないですか。嬉しいですもの。

「さて、質問は、私と藍さんは、別の九尾ですか?と言う質問ですが。
実は同じ九尾です。本編でも紫さんが、話していた通り私=藍さんと考えて頂いても大丈夫です。ですが、色々共有したりしてません。一応一つの個体ですから」

(私が答える余裕がない)

「引き続き質問、感想、批評を待ってます」

次回は玉藻さんのもう一つの能力が分かります。

「次回も読んでいただければ、大変嬉しいです」

次回も宜しくお願いします。







「‥‥で、紫さんの言っていた『あの子』って誰ですか?」

え?いやそれは‥‥‥‥。

「同じ世界だったからいいものの‥‥」

すいませんでした。
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