玉藻さんの容姿は藍様を幼くした感じで、髪を腰まで伸ばしたような姿です(もう言うことないな…)。
それでは今回も出来れば最後まで読んで頂ければありがたいです。
やったー!!
紅魔館に入れた!!
まぁ、その分、骨に致命的な傷が出来たけどね‥‥。
ただ、紅魔館に入る途中、髪の毛が銀で金が所々混じってるヒトすれ違ったけどあれは誰なんだろうか‥‥(聞いた話じゃスカーレット姉妹の兄らしい)。
さて、ようやく中に入れたけど‥‥。
‥‥何故だろう外よりも広く感じる。
美鈴さんに聞いてみた所、
「それはうちのメイド長が広くしてるんですよ。まぁ、私も詳しくは知らないんですけどね」
す、凄い。
最近のメイド長って屋敷を広く出来るんだ。
「とりあえず玉藻さんがここにしばらく住んでいい、と許可を貰った、ので屋敷の案内の前にお嬢様に挨拶をしていただければ‥‥と思うんですけど‥‥どうします?」
それは勿論。
「そのお嬢様、と言うヒトに挨拶したいと思います」
「はい。ならこちらに来てください」
美鈴さんはどこか嬉しそうに私を案内する。
中まで真っ赤。
この色を塗るのに、どれだけ時間がかかっんだろう‥‥‥。
しばらく歩いていると(この途中、結構骨に痛みあり)奥の方に赤い扉があった。
「ここです。ここでお嬢様がお待ちです。出来るだけ失礼の無いよう、お願いします」
美鈴さんはここまでのようだ。
相手も待ってるだろうし、早く入ろっと。
私は扉を開ける事にした。
ギギィ‥‥。
うわ‥‥。
凄い軋み音。
とりあえず私は扉の内側に入った。
すると、
ゴウッ‥‥。
「う、あ、うあ‥‥」
呼吸が出来ないほどの重圧が私を襲う。
「ようこそ。九尾の子狐。紅魔館に来て何をしたいのかしら?」
この重圧のその元凶がいた。
身長は私とだいたい同じくらいだ。
だが、違うのは圧倒的な存在感。
「く、あ‥‥」
何も喋れない。
私の胸が圧迫されそうになるほどの威圧感。
顔から血の気が引くほどの凄み。
生物‥‥いや、生命として本能が最大音量で発する警告。
これが吸血鬼。
とは言えこれでは、会話なんて出来ない。
だから私は私を襲うモノを
弾いた。
「ッ!‥‥なるほど。子狐、と言うのは訂正する。やはり小さく、幼くなっても九尾は九尾なのね」
私への圧迫は四散するように霧散した。
「スゥーハァー……」
やっと新鮮な空気が吸える。
にしても紅魔館のヒト達って皆こんなに強いの?
「遅れたわね。自己紹介をするわ。私の名前はレミリア・スカーレット。この館の主よ。美鈴から事情は聞いているわ。傷が治るまでならここにいても構わない。そしてそのあとここに住むかどうかは、貴女自身が決めなさい。その道が貴女の運命だから」
器の大きいヒトだと思う。
と言うか事情を聞いたならこんな事しなくてもいいんじゃ……。
て、美鈴さんいつこのヒトに事情を話たんだろう……。
「‥‥そう言えば貴女の名前聞いてなかったわよね。なんと言う名前なのかしら?」
「あ、はい。私は殺生石 玉藻って言います。えっと、これからよろしくお願いします!」
「タマモ‥‥ね。九尾にはいい名前かもしれないわね」
やった。
誉められた。
「‥‥‥‥。貴女って裏表が無いのね」
え?
いきなりそんなことを言われても‥‥‥。
「とりあえずここに住む上でここの住人くらいは知っておいた方がいいわよね?」
レミリアさんはどこか意地悪そうにそう言った。
「まず貴女を案内した美鈴についてはもういいのよね?」
「はい。一応戦闘中に自己紹介しましたから」
「そう。‥‥‥‥咲夜、こちらへ来なさい」
「はい。レミリアお嬢様」
!?
気配なんて無かった。
気付いたらそこに銀髪の女性がいた。
「咲夜、自己紹介なさい」
「分かりましたお嬢様。私の名前は十六夜 咲夜(いざよい さくや)と言うわ。レミリアお嬢様のメイドをやってるの。以後お見知り置きを」
‥‥このヒトは敬語を使うべきヒトとそうでないヒトをはっきりと分けてる。
ん?メイド?
「あの咲夜さん。一つ質問があるんですけど……」
「何かしら?」
「この館を広くしたのは咲夜さん……ですか?」
「よく分かったわね。どうして分かったのかしら?」
すると、咲夜さんは興味深そうにこちらへ視線を向ける。
「あ、いや美鈴さんから聞いただけです。『それはうちのメイド長が広くしてるんですよ』と、言っていたので」
「……そうだったの」
目に見えて咲夜さんはガッカリしていた。
なんと言うか、ごめんなさい。
「フフ……。咲夜。この子を案内してあげなさい」
「了解致しました。さて、えっと玉藻……だったわよね?」
え?何で知ってるの?
「簡単よ。私はずっと聞いてたから」
へ~そんなん……え?
「もしかして、時間操れたりします?」
「あら、よく分かったわね。それも美鈴から?」
「あ、いや。確か空間と時間は密接な関係だから、時間を操れるなら空間も操れたりするのかな?って思っただけなんですけど」
「……」
確かそうだった気がする。
と、いうことはこのヒト時止めたのかな?
もしそうなら美鈴さんに事情を聞けるよね?
それも聞いてみた。
「貴女……。面白い狐ね」
誉められたんだろうか。
多分違う気がする。
なんと言うか馬鹿だけど見所があるみたいな。
…………心が痛い。
とても辛い。
自虐するんじゃなかった。
しばらく咲夜さんと話をしながら歩いていると、1つの扉に着いた。
単純だけど、だからこそ無駄がない扉。
「まずはここ。紅魔館が誇る図書館」
そう言うと咲夜さんはノックをした。
「……誰かしら?」
「私です。パチュリー様」
「あら咲夜。どうしたの?」
「説明は後でするのでまずは入らせていただいてもよろしいでしょうか?」
「ええ。入りなさい」
「では失礼します」
開いた扉の向こう側に広がるのは本。
右向いて本。
左向いて本。
前向いて本。
上向いて本。
何これ凄い。
「殺生石玉藻の質問解答こーなー!」
「うわ!ビックリした。いきなり何を始めるのかしら?九尾」
「本日のげすとは紅魔館の主のレミリア・スカーレットさんです」
「無視!?……と言うか作者どこ行ったの?」
「作者なら上の方にいると思います。……多分」
「……まぁいいわ。で?ここは何かしら?」
「ここは皆さんの質問に答えていくこーなーです」
「コーナーとゲストくらいカタカナで言いなさいよ」
「それでは今回の質問に行ってみましょう」
「無視……。コホン。えっと質問ね?要約すると『玉藻さんはロリババアですか?』だって」
「………」
「どうしたの?早く質問に答えなさい?」
「わ、分かりました。私は殺生石の欠片が九尾の形になったモノなんです。で、記憶がない。つまりはっきり言うと生まれ変わりみたいなモノですね。藍さんに聞いた所、藍さんも記憶が無かったそうですし……。つまり私はろりばばあじゃないんです!!」
「ロリババア、もカタカナで言いなさいよ……」
「えっとこれで終わり…ですか?」
「ええ(また無視された)。終わりよ」
「じゃあ締めましょう」
「そうね。そうしましょう。私も喉が乾いたし」
「では質問、感想、批評。待ってます。ちなみに次回のげすとは未定です。それでは」
「「次回もよろしく(お願いします!!)」」