皇国の守護銃   作:キノコ飼育委員

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【審議中】 ( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )

【審議中】 ( ´・ω)<前回のアレ書いたん誰?(´・ω・) (・ω・`) (ω・` )

【審議中】 (´・ω・)(´・ω・)(´・ω・)(´・ω・)<アイツ  

                              (  ̄茸 ̄)φ<フフーフ深夜ッテハカドルー


【審議中】 (´・ω・)<殺せ(´・ω・)(´・ω・)(´・ω・)▄︻┻┳═一<アイサー

                     ――――――――(/;゚茸゚)/<ぐべ!―――・

【審議中】 ( ´・ω) (´・ω・) サテドウスルカ>(・ω・`) ドーシヨウモネェ>(ω・` )

【審議中】 ( ´・ω) (´・ω・)<サイトマジクラスゼロ (・ω・`) その設定酔った勢い>(ω・` )

【審議中】 ( ´・ω)<ルイズは? (´・ω・) (・ω・`) あれは予定通り>(ω・` )

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【審議中】 ( ´・ω)<とにかくなんとかこじつけるぞ アイサー>>>(・ω・`)(・ω・`)(ω・` )


6億の果ての世界

皇国における最高技術の結晶。

 

『エクスカリバー計画』

 

それにより戦争が名目上終結した、その日。

 

 

世界が、血の色に染まった。

 

世界の終末『フィニスの時』。

 

 

まるで軍隊アリのごとく『ドーム』に取りつく『ルルサスの戦士』達。

 

それらを一掃すべく、皇国元帥シド・オールスタインはアルテマ弾使用を命じる。

 

これにより、『ミリテス皇国』は、オリエンスの大地より消滅した。

 

 

 

 

 

 

の、数時間前。

 

四隻の『空中戦艦』が『ドーム』から出発した。

 

うち二隻は蒼龍へ。

 

残り二隻は『朱雀』、『魔導院』へと出発した。

 

そして『魔導院』へ向かう一隻に、彼は乗っていた。

 

……これは、『裏切りのノア』と呼ばれた、ある青年の話。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

魔導院、飛空艇発着場。

 

そこにはクラスゼロ総勢13名が勢ぞろいしていた。

 

何故なら、『白虎』の飛空艇『空中戦艦』が着陸しているからだ。

 

さらに空中にも一隻。

 

「いったいなんだってンだこのクソ忙しいときによォ」

「わかりません。ですが、まさかこの状況で戦争の続きをやるつもりはないでしょう」

「ハッ、どうだか」

「……来たぞ」

 

ゆっくりとリフトが降りてくる。

 

そこには、一人の強化兵の姿が。

 

どうやら武器の類は持っていないようだ。

 

「こうやって、機体から降りて話すのは、初めてになるな」

 

「「「「ッ!!」」」」

 

クラスゼロは、その声を聞いて驚愕した。

 

その声は、かつて戦場で幾度となく聞いたから。

 

「その声っ!」

 

「お前あのノアだな!?」

 

「そうだ。俺はノア……いや、もうこの名前には意味がないな」

 

彼は一瞬名乗りかけ、すぐに止めた。

 

もう自分が名乗っていい名前ではないと自覚していたからだ。

 

「いつもの機体はどうしたんだコラァ、まさか生身で俺たちとやるつもりか、ア゛ァ?!」

 

「フッ」

 

ドスの効いたナインの詰問を、彼は涼やかに鼻で笑った。

 

「何がおかしいんだゴルァ!!」

 

「こんな状況でまだ戦争がし足りないのか?」

 

「ンだとテメェ……」

 

「待ってナイン!」

 

槍を構えかけた彼を止めたのは、このクラスゼロにおいて『優しすぎる』と評される、レムだ。

 

彼女は一歩前に出ると、落ち着いて問いかけた。

 

「戦争をしに来たんじゃないなら、何をしにきたの?」

 

「亡命を希望しに来た」

 

「「「「!!!!」」」」

 

驚愕、吃驚、驚天動地。

 

あのノアが、皇国で最もシドに忠実な怪物が、亡命を希望してきた。

 

誰もかれもが『びっくりしてます』という顔で固まった。

 

「そ、それはいったい何故ですか?そもそもあなた、ノアでしょう?」

 

普段は冷静で饒舌なトレイも、いまいち歯切れが悪い。

 

「俺がノアだというのは、はっきり言って関係ない。俺は俺の意思に従ってここにいる」

 

「お前ひとりで戦艦を動かせるわけがない。他にもいるな?」

 

比較的早く動揺から復帰したキングが言う。

 

「あぁ。俺を含めて軍人500、技術者14、その家族、合わせて1028名、あと手土産に鋼機を含めた武器弾薬だ」

 

「て、ていうか!あんたら戦勝国じゃん!なんでこっちに亡命希望してんのさ!!」

 

耐えられなくなったケイトが叫ぶ。

 

それに対し、彼は簡潔に事情を説明する。

 

「皇国人もな、みんながみんな戦争に賛成って訳じゃなかったんだ。少ないけど声を大にして批判した人もいたんだよ。ファザーは、そんな反対派を片っ端からあっという間に連行して、幽閉したんだ」

 

そして肩をすくめて、軽い調子で言った。

 

「そして今日、皇国首都から追い出された」

 

「それで、行く当てがないから、ここにきたのか?」

 

「生憎だが、僕たちも余裕がない。受け入れることはできないな」

 

というか本当にいっぱいいっぱいの状況で、これ以上ややこしい話を持ってこないでほしい。

 

ただでさえ上層部が行方不明でてんてこ舞いなのだ。

 

ここでレムが何か言おうとして、彼の言葉にさえぎられる。

 

「『朱雀クリスタル』」

 

「「「「!!」」」」

 

彼は、ヘルメットから覗く口を、勝利の確信に歪める。

 

「『朱雀クリスタルの即時解放』を条件に、俺たちは『朱雀』に亡命を申し込む」

 

現在、『朱雀クリスタル』は封印されている。

 

『朱雀クリスタル』そのものを動力にジャマーを起動、装置ごと『朱雀クリスタル』を殻に包むように遮断フィールドが形成。

さらに外側には余剰エネルギーによる強力なエナジーフィールドを自動形成、これにより『朱雀』の機能はすべて麻痺している。

 

いわば、『朱雀クリスタル』が自分で自分を強力に封印している状態なのだ。

唯一魔法の使えるクラスゼロも、直接『朱雀クリスタル』を動力にしたエナジーフィールドを破れずにいた。

 

おかげで、ここ数時間でルルサスによる被害は甚大なものになった。

 

「嘘つくんじゃねえよ!あれをなんとかするなんざ無理に決まってんだろ!」

 

「できる。俺ならな」

 

目の前に立つ彼は断言した。

 

それを聞き、クラスゼロもまた、『ノアならばできるのでは?』と考え始めていた。

 

なにせノアは白虎の最先端科学を駆使した兵士。

 

ならば同じく最新科学による封印も解くことができる……気がする。

 

いずれにせよ可能性がないわけではないなら、試してみても損はない。

 

「いいだろう、ノア、今だけお前を信じておく。だがな」

 

キングのセリフを引き継ぎ、エースは彼に言う。

 

「裏切ったら、僕たちが相手だ」

 

対し彼はにやりと笑う。

 

「怖いな。さすがにノア装備無しじゃ辛い。そっちこそ約束は守れよ」

 

「わかっている。魔法が復活しても、お前たちに危害は加えさせない」

 

「よし。じゃあさっそく行くとしようか」

 

かなり重要なことをあっさりその場で決め、彼は『魔導院』へと歩を進める。

 

と、途中でふと足を止めた。

 

そういえば名乗ってなかったなと。

 

 

「あぁ。あと俺のことは―――」

 

 

 

 

 

 

 

「マキナって呼んでくれ」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

そして無事に『フィニスの時』が終わった。

 

 

 

さて、そこから様々なことがあった。

 

大体は原作通りに進んだ。

 

四か国の生き残りが手を取り合い、世界を前へと進めていった。

 

幸い、皇国の『猿から始める!漫画で分かる新しい文明!(著者:ドシ・ルースオタイン)』や、『三歳から始める機械工作(著者:ルド・シスタオーイン)』という本から自然の中からエネルギーを取り出す方法を知り、人類は着実に新しい時代を築いていた。

 

 

だが……。

 

 

どこの世界にも、かつての栄光を求める愚者はいる。

 

まず、元朱雀の上層部と、もはやカビの生えた時代遅れとされた魔導院上層部。

 

次に、どうしても朱雀と相容れない白虎の魔導アーマー技師。

 

さらに、龍の巣を根城にした蒼龍過激派

 

最後に、力の意味を忘れた玄武の堕ちた騎士。

 

 

もちろん、これらは極少数派だった。

 

玄武の騎士はすぐさま身内の恥を片付けた。

 

蒼龍は、未だ生き残っていたドラゴンと、それらと真の意味で心を交わしていた兵士が粛清した。

 

白虎の技術者は「今すぐ確執を忘れる、玄武と蒼龍、白虎の人々のために働くつもりで生きる、口減らしに協力する。どれを選んでもいいぞ、どれもが未来のためになる」とにこやかにマキナが説得した。

 

だが朱雀は、失敗した。

いや、賛同者が至るところにいたのだ。

何故なら、クリスタルを失い、最も弱体化したのが、哀しいほどに弱体化したのが朱雀なのだ。

 

なにせ朱雀の人間は、何もかもを魔法に頼りきっていたのだから。

 

例えば、あなたは喉が乾いたらどうする?

 

水道から水をくみ、それを飲む?

 

水道設備が整っていなければ、少し古いが井戸や川から汲む?

 

まさか、『どうすればいいかわからない』なんて答えはないだろう。

 

……あるのだ、これが。

 

朱雀の人間は、あらゆることを魔法でやってきた。

戦闘や水の確保はもちろん、鍛冶、建築、医療までもだ。

 

一般に『魔法を使えなくなる年齢』というのは存在する。

 

だが使えないとはいっても、僅かなら使えるのだ。

『ブリザドみたいに物は凍らないけど水は出る』『ファイアほどじゃないけど火の粉は出る』のように。

それすらできなくなっても、魔法を封じた道具のおかげで生活はできた。

 

だがそんなことさえできなくなった『朱雀』の民は、生活すら覚束なくなった。

 

もちろん、すぐに運命共同体となった他国の人々が手を貸し、生活はできるようになった。

 

皇国の『誰でも使える武器と機械技術』、蒼龍の『真の意味で友となったドラゴンと薬草学』、玄武の『紡がれてきた武術と優れた武具の製造技術』、朱雀の『魔物を使った薬学』。

 

これら以外にも様々な知識が交換され、新しい分野の技術の発展があり、人々は前へと進んでいった。

 

 

だが、それとは反対に、過去を、後ろを振り返り続ける者もいた。

 

『銃より強力な魔法があったのに』

『ドラゴンを薙ぎ払う軍神があったのに』

『あんな武具より軽くて丈夫な魔法金属があったのに』

 

『魔法があれば』

『魔法があれば』

『魔法があれば』

 

これは朱雀の人間なら、誰でも心の底に持ったことのある感情だ。

 

魔法に、クリスタルに頼り切っていた彼らは、魔法がなくとも生活を回せる他国の人々に劣等感を抱かずにいられなかった。

 

ゆえに、魔法の復活を望む集団が出てくるのも仕方のない話だった。

 

さて、まるで社会に巣食う病巣のように、カルト集団めいた不気味さで、『朱雀』の栄光を求める連中は外道な実験を繰り返した。

 

彼らにはある希望があった。

 

かつて『朱雀』には、朱のマントを羽織る候補生がいた。

彼らはクリスタルに頼らない魔法を使い、鬼神のごとき活躍をしたそうだ。

 

ならば、我々にも同じことができるのでは?

 

そうして、百年の時の果てに、彼らはついに魔法を復活させた。

 

それはいかなる奇跡か、それとも執念と妄念の賜りものか、かのDr.アレシアとは全く異なる方法だった。

 

『モンスターの中には魔法に似た現象をおこすものがいる』

『モンスターにできるのだから、人間でも可能なはずである』

『クラスゼロは高度な魔法技術によりそれを可能にしていたのだ』

 

このように考え、自ら魔力を生み出す方法を発見したのだ。

 

いわば、己の(ファントマ)を直接削り、それによって魔法を行うというものだった。

 

かくして『朱雀』は、世界に再びその姿を現した!

 

 

あっという間に鎮圧され、技術のみ世間に広められた。

何せ復活したてで、魔法というより魔法(笑)という出来だったのだ。

さらに言うなら、世界はとっくに前進していたのだ。

 

こうして、世界の病巣はようやく排除され、金の卵のみを残して消えた。

 

『普通の人間も使える魔法』というのは言うまでもなく魅力的で、人々はこぞってそれを学んだ。

 

学び、新たな研究分野として発展させていった。

 

しかし才能に左右されるのか、強力な魔法が使えるのは一握りのみであった。

 

 

 

では、そのころ魔導アーマー技師はどうしていたのか。

 

何とか代替可能なエネルギーを探しだそうと様々な方法を検証した。

 

『モンスターの中には魔法に似た現象をおこすものがいる』

『玄武の地にはアルテマの光を浴びた影響で巨大化したモンスターがいる』

『これは玄武クリスタルに似た効果である』

『白虎クリスタルの力が玄武クリスタルに似た効果を発揮した?』

『もしかすると、クリスタルの力は根底では同質なのでは?』

『モンスターの生み出すエネルギーを何とか利用できないものか』

 

結果、モンスターの内臓を、そのままエンジンにした。

 

奇策もいいところである。

 

もちろん出力はガタ落ちし、骨董品のような魔導アーマーを引っ張り出すことに。

 

しかし大昔のものとはいえモンスターに対抗するには中々有用な手段となった。

 

 

こうして、拙いながらも世界はかつての力を取り戻した。

 

しかし、だからといって戦争が再び始まったわけではない。

 

取り戻したと言っても弱弱しいものであるうえ、一国の力で強力なモンスター蔓延るこの世界は生き残れない。

 

そして何よりも、疲れたのだ、戦争に。

 

もう誰もかれもがうんざりしていたのだ、争うことに。

 

 

 

こういった平和を望む声と、世界を前へと進めていった力は、いつしか、『四聖連合』と呼ばれる統一国家を樹立させることになるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そこからさらに数百年の月日が流れ、かつての国同士の確執が、すっかり過去のものとなった頃。

 

どんな国も安定期に入ると、自然に力を持つもの持たざるものに別れてくる。

 

連合は議会制だが、やはり有力者とでもいうべき人は存在するのだ。

 

その中でも最も力を持った男がいた。

 

男は野心を持ち、さらなる力を求めた。

 

そしていかなる悪魔の手助けか、巨大な窪地の底の底にて男は力を手に入れた。

 

液状高濃度エネルギー物質であり、魔導アーマーの新型駆動炉を易々と動かせる物質を、男は発見したのだ。

 

それは後に、『青燐水』と呼ばれる。

 

これにより強力な魔導アーマーの軍隊を揃えた男は、秘密裏に同志を募って連合から脱退。

 

『帝国』を建国し、自らを帝王として世界の派遣を握らんと戦争を始めた。

 

これに対し、『連合』は復活した旧時代の力、四ヵ国分を用いて対抗した。

 

魔法、魔導アーマー、騎士、ドラゴン。

 

旧時代ほど強力ではないにせよ、四ヵ国の力は強い結束にて結ばれていた。

 

しかし、『青燐水』を動力とした新型魔導アーマーは強力で、旧時代のそれに肉薄する性能を発揮していた。

 

こうして、『連合』と『帝国』は、長き戦いを繰り返すことになるのだった。

 

 

そしてそんな戦場の傍ら。

 

青い光の柱に飲み込まれた、ひとりの少年がいた。

 




シドは自分の国のことしか考えてません。

ゆえに、自国のために他国を滅ぼすことにためらいは一切ありません。

しかし、現実主義者でもあります。

『ドームに迫るルルサスを一掃するのにどれだけの被害が出るのか』を計算し、『アルテマ弾を使用した場合、ドームは耐えられるか?』を計算しました。
『耐えられる』確率は97%。3%の確率で皇国は一撃消滅。

ではどうするか?

答え・『保護しておいた反対派を他国に分散する』『皇国の力を残すために手を打つ』


で、彼らは追放されました。

ちなみに、『ドーム』が耐えきり、無事フィニスの時が終わった場合。

反対派ごと他国は皆殺しです。蒼龍は残したかも。


ちなみに骨董品のような魔導アーマーとはFF6のあれです。
エンジン云々は結構適当、そういうものとしてながしてください(汗)
いやあのほらアレってたしか精霊だかなんだかを使って動かしてるらしいじゃないで(ry

『青燐水』の正体は、アルテマの汚染物質が堆積したものです。
生物に対してとても有害です。まだ誰もわかってませんが。
ちなみに旧時代に届くかも、というのはプロパガンダです。
というか当時のこと知ってる人ももういません。
ノアも朱の魔神もルシも伝説という名の作り話と思われてます。「話盛ってんだろ」みたいな。


そして、ここまで書いたこの設定。

二 度 と 出 ま せ ん 。

『エクスカリバー計画』云々に関しては、作者がこっそり書いてる零式オンリー二次創作をお待ちください。

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