作者は色々調べて書いていますが中立性は乏しいかもしれません。(連合赤軍「あさま山荘」事件の場合、連合赤軍側の情報が少ないなど)
また一部間違いや不適切な表現があるかもしれません。その際にはご指摘して頂けると幸いです。
登場人物説明
戸或高校3年生。女。解説役。
戸或高校1年生。女。聞き役。
最後に。
あくまでこの小説は一方的な方向から見たものと言わざるをえません(事件一つとっても各方面から振り下げていかないといけないため。そして作者にそれを掘り下げて書ける力量がないため)。
この小説読んで「こんな事件があったんだ」、など考えるきっかけになれば幸いです。
「作者の思い入れのある事件を一つ紹介したいと思う」
ドン
「『同窓会大量殺人未遂事件』ですか?」
教壇に置かれたフリップを読む唯乃。
「この事件は中学時代に同級生達にいじめをうけていた犯人が復讐しようとした計画殺人。その復讐計画は高校を卒業した十八歳の頃からだという。復讐計画のために犯人は大学・仕事場に薬品を取り扱う場所を選び、化学薬品を手に入れやすくするため甲種危険物取扱者の資格を取った」
「その後、犯人はどうしたんですか?」
後輩の素直な疑問を想定したいたのか、先輩はすらすらと説明を続ける。
「犯人は同窓会の発起人となりかつての同級生達を集める。同窓会用に用意した毒入りのビール(気づかれないように珍しい東欧製)と手製の爆弾を用意して。その執念・憎悪は凄まじく、『いつどこで会を
「……」
犯人の執念すら感じられる行動を聞き、唯乃はただただ身体を小刻みに震わせる。
「……な、なんて恐ろしい。……あ!でも未遂ってことは計画は失敗に終わったんですよね?何があったんですか?」
『未遂』ということを思い出した後輩の質問に、先輩は淡々と説明する。
「内向的な息子が同窓会の発起人ということに違和感を覚えた犯人の母親が、犯人の部屋を調べて復讐計画の動機と計画が記された殺人計画書を発見。すぐさま警察に連絡し毒入りビールはその日のうちに回収。翌日には犯人の取り調べと家宅捜索が開始され、警察が爆弾を押収しようとしたところで爆弾が爆発。三人が重軽傷を負った。爆発があった時刻はちょうど同窓会が盛り上がるであろうと思われる時間だったという」
「あ、同窓会はどうなったんです?」
「同窓会は予定通り進められ幹事の犯人の欠席については『会社の用事で急に来られなくなった』とされ同窓会は無事お開きになった。このときは『来られなくて残念だったね』と皆が言うぐらいで誰も不審に思う者はいなかったという」
「なるほど……でもなぜこれが作者の思い入れのある事件なのです?」
「作者自身、自殺を考えるほどいじめに悩んだことがあること。この事件をきっかけに官能小説を書いたほど」
「……」
「作者は運よく?このようなことをしなかったが、『自分ももしかしたら……』という思いは今でも抱くことがあるという」
「……」
完全に言葉を失った後輩をよそに、先輩はまとめる。
「もし教訓じみたことを言うならば。もしいじめをしているという自覚がある人は『いじめられた相手は自分の知らない間に復讐の機会を窺っているかもしれない。もし復讐されることを恐れるのであれば、いじめはしない方がいい』というところだろうか」
撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』の主人公、ルルーシュの名言です。
いじめをしたことがあるならばいじめられた相手は自分を殺す機会を窺っているかもしれない。もし殺されるのが嫌ならばいじめはやめておいた方がいい。
そのことを伝えたくてこの小説を作りました。
皆様の心に残れば幸いです。