鋼殻のレギオス 無限の可能性   作:鎌池

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 いっきに書き上げたので大丈夫かな~。


第17小隊

 

 

 

 今日は第18小隊にとって大事な日だ。

 今の期間は第1小隊から第18小隊が定期的に「学内対抗試合」と呼ばれる武芸大会の模擬試合を行っている。この試合は一般生徒にも公開される。

 

「今回は全勝してやる。今回厄介なのはやっぱり第17小隊か~」

 

 ぼそっとつぶやき今日の対抗試合が行われる野戦グラウンドに向かった。

 控え室に着いた時にはもう全員集まっていた。

 やっぱり早いな。

 着いて着替えをすませるとミスラが今回の作戦を話す。

 

『今日の試合はいきなり今回の優勝候補の第17小隊だ。私たちが攻めで行う。つまり相手のはたを取れば勝ち。私が戦闘不能になれば負けだ。この小隊は1人1人の技術がトップクラス。特に1年のレイフォン・アルセイフをどう対処かが今回の鍵となってくるだろう』

 

「あの~レイフォンの相手を俺に任せてもらっていいですか?」

 

 ケプリはつい口が滑って本音が出てしまった。1度グレンダンの元天剣授受者というものの実力を試してみたかった。最近のレイフォンは強いと聞いている。

 

「1度俺の力がどれほどか試したかったんですよ。1対1で戦わせてください。その間に隊長たちは旗を取りに行ってください」

 

『いいよ。ちょうどお前しかレイフォンに太刀打ちできないだろって考えていた所だ。レイフォンはケプリに任せた。別に無理して勝たなくてもいい、時間を稼ぐだけでいいぞ』

 

「ちょっとそれはないでしょ。俺は勝つ気で戦いますよ」

 

『それじゃ任したぞ。私は17小隊の隊長ニーナと戦う。それをエイル援護を任せた。クベーラは全体のサポートを頼んだ。よし、行くぞ!』

 

 説明が終わると野戦グラウンドの自分たちの旗の下へ向かった。

 

《始まりました。第18小隊と今回優勝候補の第17小隊の対抗試合》 

 

 そして、試合開始の合図とともに動き出す。

 ケプリは相手の旗めがけて直線に進む。

 念威端子からクベーラの声が聞こえてきた。

 (前方に1人います)

 アダマンダイトを復元、構える。

 

「来る・・・!」

 

 正面に突如現れた影。レイフォンだ。

 目の前にレイフォンは衝剄を放ってくる。

 同じように衝剄を放ち相殺させる。

 同じアダマンダイトの刀と刀同士をぶつけ押し合いになった。

 

『なかなかやりますね』

 

「みくぶるなよレイフォン!」

 

 本当のことを言うと出身はシュナイバルだが、4年ほどグレンダンにいたことがある。

 そのとき4年という短期間でサイハーデンの技をすべて身につけることに成功した。

 さらにレイフォンと同じように1度見た技は使いこなすことができる。

 いわゆる天才だ。

 

「活剄衝剄混合変化、竜旋剄」

 

 ケプリが体を回しながら、周りに衝剄を放つ。しかし、レイフォンは1度後ろに下がり。

 

『活剄衝剄混合変化、千斬閃』

 

 ケプリをレイフォンの残像取り巻く。

 

「くそっ、避けきれない」

 

 これはなるべく使いたくないが仕方ない。

 

「活剄衝剄混合変化、金剛剄」

 

 ケプリは活剄による肉体強化と同時に衝剄よる防御を行う。

 そして、反撃に移ろうとしたとき終わりを告げる合図が野戦グラウンドに鳴り響く。

 

《決まった~!第17小隊の勝ちだ。わずか2分で第18小隊の隊長ミスラ・ティシュトリアを撃破。さすがは優勝候補の第17小隊だ~!》

 

「おい!レイフォンいつでもいいから俺と本気の勝負をしろ」

 

『いいですよ!いつでも相手になってあげます』

 

「じゃあ戦う場所を確保できたら勝負ということでいいか」

 

『はい』

 

 

 

 

 控え室は嫌な空気が漂っていた。

 

『すまん・・・私の注意不足だった』

 

 誰も何も言わなかった。

 ケプリはレイフォンとの戦いのことしかもう頭に無かった。

 今日負けたのはしょうがない。

 終わったことはもう忘れる。それが1番だ。今考えるのは、これからのことだけでいい。

 ケプリはアパートに帰った。

 今日はもう疲れた。明日に備えてさっさと寝るか。

 ケプリは深い眠りにつく。

 

 

 

 

 




 

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