雄二がFクラスの教卓にてしゃべっていた
「みんな聞いてくれ」
「「どうしたんだ代表」」
「お前たちのおかげでここまでこれた。」
「気にするな」
「そうだそうだ」
「Aクラスに勝てば俺たちの目標達成だ!」
「ああそうだ。だが、Aクラス戦前にもう一戦してもらう。俺たちの次の目標は、Bクラスだ」
「Bクラスは、Aクラス戦での戦いに役立つだろう。何故なら、Bクラスの連中は、Aクラスに入れなかった連中がいる。Bクラス戦で勝てば俺たちの実力がAクラスに知れ渡るだろう。負けてもAクラスの実力が分かる。ならば、次につなげればいい。どちらにしても俺たちには、メリットしかない。どうだ!お前たちBクラスに宣戦布告をしようでは、ないか!!!」
「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」
「相変わらず雄二は、人の心を掴むのがうまいのう」
「確かにね。雄二のあの頭の良さには、僕も驚くよ」
「…味方になると心強い」
「明久すまないがBクラスに宣戦布告に行ってきてくれ」
「いいよ」
明久がFクラスから出ていくと秀吉が雄二のいる教卓へと向かい雄二に耳うちした。
「雄二よ良いのか?使者は、大概ひどい目に合うと思うのだが…」
「大丈夫だ秀吉。安心しろ明久が、ひどい目に合うことは、無い。Bクラスに女子がいる限りな」
「???それは、どういうことじゃ?」
「ただいま~」
「おっ!明久無事じゃったのか」
「うん」
「で、使者はどうだった?」
「うん。何故か宣戦布告に行ったら男子が飛び掛かろうとしてきたけど女子たちが一瞬すごい殺気を放ったような気がしたけどすぐに収まったよ。代わりに男子たちがモルモットみたいに教室の隅に縮こまったけどどうしたんだろう?」
「な、大丈夫だっただろう」
「そういう事じゃったのか」
「…少し妬ましい」
「大丈夫だ康太。ほれ」
雄二は、そういうと自分の机まで行き鞄から何かを取り出して土屋に渡した。
「…ゴホッ ううううううすまない明久」
康太は、雄二から渡された雑誌を見ると何故か泣き出し明久に謝り始めた。
「大丈夫?ムッツリーニ」
「俺をやさしくするな。俺は、お前に やさしくされる資格のない男だ…」
「そんな死にそうな顔で遺言みたいに言われても困るよ!」
秀吉は、突然態度が変わった土屋を不審に思い雄二に尋ねた。
「雄二よ、お主は、ムッツリーニに何を渡したんじゃ?」
「別に何も。ただ、今週の男性人気ランキングが更新されていたから土屋に見せただけだが?」
「だからといって何もあそこまでの反応をするとは、思えぬのじゃが…」
「ならお前も見てみるか?」
雄二は、そういうと再び自分の鞄まで行き男性人気ランキングを秀吉に渡した。
「ほら、そこのふせんを貼ってあるところを開いてみろ」
「了解したのじゃ」
秀吉がふせんを貼ってある所を見るとそこには、
今週の女性から見る男性人気ランキング
1位 土屋 康太 理由 いつも無口なのに気が利く。写真を撮るのがうまい。初心なところがまたかわいい。
2位 吉井 明久 理由 やさしい。料理がとてもうまい。偶に見せる笑顔にひかれる
3位 坂本 雄二 理由 女性を守ってくれそう。彼女さんと一緒にいるときに偶に見せるデレにグッとくる
「…あ~、成程。納得したのじゃ」
秀吉が納得するころには、土屋の懺悔の涙で教室がいっぱいになっていたのであった。