「そろそろ行くか」
「あれ?雄二どこに行くの?」
「ああ。そろそろ学園長と交渉してAクラスに勝ったら振り分け試験をもう一度してもらうように交渉しに行こうかと思ってな」
「まだ行ってなかったの?」
「ああ。といっても最初からBクラス戦開幕の時に行くつもりだったんだが」
「何でBクラス戦開幕からなの?」
「明久、もしお前が殿様だったとして何の戦果も挙げてない奴の頼みを聞くか?」
「成程。だからDクラスでウォーミングアップと成果を上げて学園長室に行くつもりだったの?」
「ご名答。まあ、断られても切り札が残っている」
「僕も行っていい?」
「別に構わない」
明久と雄二は、Fクラスを後にし、学園長室に向かった。
コンコン
「入りな」
「「失礼します」」
「ほう。学園一の馬鹿とその連れなのになかなか礼儀が成っているじゃないか」
「学園長一つお願いがあります」
「却下だね」
「あの~僕たちまだ内容を言ってないのですが…」
「別に願いなんて何もないだろうに」
「あるからこうして来ているんじゃないですか!?」
「とにかく却下だね」
「はあ、やっぱり無理だったみたいだけどどうするの雄二?」
「全くこれだから妖怪BBAは、困る」
「全くだね。これだから妖怪学園BBAは、困るよ」
「全くBBAは、どうやら歳を取ってから小物臭くなったみたいだな明久」
「そうだねBBAは、どうやら脳みその中まで研究しか入ってないみたいだね。感情というのが全くと言っていいほど無さそうなんだからさー。」
「全くこのBBAは、人体実験でもしたんじゃないのか?主に自分自身を使って改造人間にでも成ったんじゃないのか?」
「あ~言われてみれば何か老化が行く所まで行っちゃってもう老化のしようがないように老化しちゃっているからそう見えるね」
「ちょっとあんたら年上に礼儀ってもんが成ってないよ」
「「何か言ったか?改造人間BBA」」
「…………………」
「まあ、いいや」
「そうだねこんな血も涙もない様な改造人間BBAに用は、無いね」
「全くだ。こんな粗大ごみがあるなんて学園の邪魔だ」
「ねえ雄二いっその事、業者に引き取りに来てもらおうよ」
「そうだな。あるだけでスペースを取るだけの役立たずじゃなかった用無しじゃなくて無能を置いていても仕方無いしな」
「あっ!雄二こんな所に電話が備え付けられているよ」
「お!探す手間が省けたな明久」
「それで電話番号何番だった?」
「確か△△△△―○○―■■■■じゃなかったか?」
「成程それじゃあ」
プルルル ガチャ
『ハイ、もしもし。こちらゴミ回収を承っております「ちょっとあんた達やめな!!」』
「ねえ雄二。ゴミが動いたよ」
「ゴミだから、無能だから誤作動でも起こしたんじゃないのか明久」
「あ~なら速くこのゴミを回収してもらわないといけないね。暴走して他の先生や生徒が怪我をしたらいけないしさ」
「そうだな」
「分かった。分かったよ。あんたらの話だけでも聞いてやるさ」
「「本当ですか学園長」」
「はあ、さっきまでゴミや無能呼ばわりしていたのにこんな時だけ都合のいい連中だね」
「本当さ」
『あの~それでゴミは?』
「あっ、すみません。もう少し必要になりましたので結構です。また、お願いすることになるかもしれませんがその時は、宜しくお願いします。失礼します」
「はあ、それで要件とは?」
「俺たちは、Aクラスに宣戦布告をしようと思っている。それで、勝った時の褒美なのだがクラス替えじゃなくてもう一度全員に振り分け試験を受けさせてほしい」
「何だ。そんな事かい」
「ああ」
「分かったよ。試験用紙を作っておくから来週までに終わらすことさね」
「「分かりました。失礼します」」
明久と雄二が学園長室から出ると藤堂カヲルは、呟いた。
「もう、メンタルがズタズタだよ。帰ってあの子たちに慰めてもらわないとねえ」
明久と雄二が聞いたら発狂しそうな事を言っていた。
一方の雄二と明久たちは、廊下でFクラスに戻りながら喋っていた。
「雄二いきなり学園長を罵倒し始めるんだもの驚いたよ」
「明久だってあれをごみ扱いしてたじゃないか」
「いやいや僕は、粗大ごみと言った程度であって雄二みたいにあれを無能と肯定したわけじゃないよ」
「粗大ごみと言っている時点で無能と肯定しているに等しいぞ明久」
「それであのやり取りが雄二の作戦だったの?」
「いや、当初の予定と随分と違ったが結果オーライだ」
「ちなみにどんな作戦だったの?」
「学園長と賭けをする作戦だったんだが…」
「賭けってどんな賭けをする予定だったの?」
「Aクラスに勝てるかどうかの賭けだ。学園長は、FクラスがAクラスに負ける。それで俺がFクラスがAクラスに勝つというのを学園長と賭けをする作戦だったのだが」
「仕方ないよ雄二。あのBBA、全然人の発言に耳を傾けようとしないんだからさ」
「全くだ。これだから縄文時代の生き残り亡霊は困る」
「そうだねとっとと成仏してほしいよね」
いまだに散々悪口を呟いていた。