馬鹿とテストとさいきょう   作:zeke

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遅く成ってしまい見て下さる人に申し訳ないです


Bクラス戦 中盤 続

「明久よ一旦教室に戻るのじゃ」

僕が前線で戦っていると秀吉が走って来た。何やら慌てた様子だけど何かあったのかな?

「どうしたの秀吉そんなに慌てて」

「Bクラス代表があの根本なのじゃ!」

根本恭二…テストでカンニングは当たり前、というかテスト=カンニングじゃん。と言う方式が持論の残念な奴。喧嘩に刃物は、当たり前。お前が弱いだけだからねと言うツッコミを入れたくなる様な、かなり残念な奴。おまけに女装趣味が有るとか無いとか残念極まりない奴。

「残念君がどうしたの?」

「残念君?誰じゃ、そいつは???」

あっ!間違えたよ残念君じゃなかったとても残念君だった。はあ、だから僕は観察処分者という事で馬鹿にされるんだろうな~

「それで、残念君がBクラス代表だってことが分かってどうしたの秀吉?」

「残念君とは、根本の事じゃったんじゃな」

「何言ってるの秀吉?残念君は、残念君でしょう???」

「最早お主の中で根本=残念と言う方式が出来とるんじゃな。根本、お主に儂は、少し同情するぞ」

敵から同情されるなんて……残念君は、残念の限界を超えたんだね!!すごいよ残念君!!!(エヴァのカヲル君風)

「それで、残念君がBクラスだってわかってどうしたの秀吉?」

「じゃから、根本がBクラス代表じゃから何やら妨害が有るやも知れぬという訳じゃ」

「そうか!」

「分かったのか」

「残念君は、更にグレードアップしたんだね!!!」

「違うわ!!!」

秀吉が僕に突っ込みを入れてくる。秀吉の後ろからムッツリーニがシャッターチャンスとばかりにカメラを連射している。う~ん、中々カオスな戦場だ。

「つまり、残念君だから残念な事を残念ながらするかもしれないから、一旦教室に戻ろうと言いたいんだね秀吉」

「分かっとったんかい!!」

「秀吉、僕は馬鹿だけど残念君みたいに残念な子じゃないよ」

僕は、秀吉の右肩に左手を置き秀吉に悟る。

「はあ、もう良い。明久、教室に行くぞ」

秀吉につられて教室に行くと筆記用具が壊され机に穴があけられていた。

「酷いのう」

秀吉は、荒らされた教室を見て呟いた。

しかし、教室に居るはずの雄二達が見当たらない。一体どこに行ったんだろう?

「おう、明久。うわ、ひでえなこりゃあ」

入り口に雄二が立っていた。

「雄二、どこに行ってたの?」

「Bクラスの代表から提案があってな。その話会いに行ってたんだよ。その留守中にやられるとは思ってもみなかったぜ」

雄二はそう言うと舌打ちをした。よっぽど腹が立ったんだろうな~

「それで、その話し合いの内容とは一体どんな内容だったんじゃ?」

「16時以降は、試召戦争をしない。いっさいの試召戦争に関わることをしないという内容だ」

「はい!」

Fクラスの生徒の一人が手をあげて雄二に質問した。

「何だ?」

「勉強はしてもいいですか?」

「してもいい事には、成っているがお前勉強しないだろう」

「ばれた!テヘぺロ」

「あほが!!それと、それをやめろ!キモイ」

雄二は、そう言うと質問をした生徒の頭を殴った。うん、僕も無いわ~と思っていたところだよ。

「そろそろ停戦の時間だ。各員自分の持ち物を確認しておけ。何か無くなったものが有れば俺に言うように」

暫くすると16時と成りFクラスの生徒が帰って来た為雄二は、先ほど言った事をもう一度言った。

「各員自分の持ち物を確認しておけよ。何か無くなったものがあれば俺の所に言いに来い。敵が持って行ったかもしれんからな」

「「「うい~っす」」」

野太い男どもの声がFクラスの教室に響き渡った。

「あっ!」

声の方向を見ると隣の席の姫路さんの様子が何やらおかしかった。

「姫路さんどうかしたの?何か無くなった物でもあったの?」

「あ、いえ、その~」

「僕に言い辛い事なら雄二にだけは、直接言いなよ。雄二は、クラス代表だからさ。あいつもしっかりしてるからプライベートの事に関しては、きちんとしてるから安心して話すといいよ」

「実は、手紙が無くなってたんです」

「手紙?」

「大切な手紙なんです」

「………そうか分かった。教えてくれてありがとう。ねえ姫路さん、その事を皆に話したら駄目かな?嫌ならいいんだよ無理しなくても。ただ、皆に姫路さんの机が物色されて姫路さんが大切にしている物が盗まれたと知ったら皆も今以上に力を貸してくれると思うし、Bクラスに勝つ事も出来る。Bクラスに勝った時の戦後対談で盗まれた物を返してもらえばすべて解決すると思うんだ」

「………分かりました。構いません。ただ、手紙と言うのは秘密にしておいて貰えませんか?」

「皆には、秘密にするよ。ただ、雄二には話しておいても構わないかな?どの道、戦後対談で交渉するのは、クラス代表の雄二だし」

「そうですね。それでは、坂本君にだけ話して後は秘密でお願いします」

「分かったよ。雄二には、僕から伝えておくね」

「はい」

その日の放課後、教室で僕は雄二に事のてん末を話した。

「成程な………これで、あいつの根本の負けは確定した」

「なんで?」

「ムッツリーニからの情報だと根本は、彼女が居るらしい。Cクラス代表の小山だそうだ」

「成程。彼女が居るってだけでFクラスの連中は嫉妬するし、攻撃しようとするけれども今は攻撃できない。したら印象が悪くなる。しかし、大義名分が出来れば話は、別。攻撃しても非難は、受けない。だからお構いなしに根本を攻撃すると言った所かな?」

「おしいな、95点だ。まあ、大体はそうだがあいつは、切り札の姫路を使わせまいと恐らく盗んだか盗ませたんだろう。しかし、この事実がFクラスの奴らが知れば姫路を使わずとも勝てる。あいつは、どの道詰んだのさ。他のやり方なら恐らくこんな事には、成らなかったんだろうがあいつは、自分で俺たちに新たな切り札を作ってくれたんだ」

「成程。そういう事か」

「そういう事だ。明久」

「それなら明日でBクラス戦も終わるね」

「ああ。そして、次は俺たちの目標のAクラス戦だ」

「やっと約束が守れるよ」

「?なんの約束だ???」

「僕は、Aクラス戦で勝ったら秀吉のお姉さん。木下 優子さんに告白するんだ~!その約束を優子さんとしたんだ」

「!!!そうか……それなら何が何でもBクラスとAクラスに勝たないとな!」

「うん!!」

「お前がうまくいくよう親友として心から応援しているぜ。明久」

「ありがとう。雄二」

そして、僕らは帰宅した

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