ゼウスを吹っ飛ばした柱の、服部佐助。
佐助もまた、瞬殺でゼウスを倒した。
「貴様は、以前我に負けた者ではないか。また負けに来たか?」
「寝言は寝て言え……、あー、そもそもロボットは、夢を見ないかぁ!」
「殺す」
ゼウスはキャノン砲を打つ。が佐助は、消えた。
「消えただと?」
「消えたんじゃない、避けたんだ」
ゼウスの後ろに佐助がいた。
「俺らはな、めっちゃ特訓したんだよ!」
「速さだったら、我に敵う者などいない!」
すると、背中から黒いボディが現れる。
「良いね!そうでもして貰わないと、楽しめない!」
ゼウスの体は、全身が黒くなった。
「我に追いついてみよ」
ゼウスは、四方八方に跳び回る。佐助はただ見ているだけであった。
「遅いし無意味」
ゼウスは、背後を襲う。しかし攻撃を受けたのは、ゼウスだった。黒いボディが凹んでいた。
「良い速さだったんだけどなぁ……。もう飽きたわ、とっとと終わらせてやるよ」
佐助は自身を鳶に変えていく。
「“
佐助の体は、白や
「過去に無いデータ……。なんだその姿は?」
「俺らは、絶え間ない特訓の元、能力の覚醒をしたんだ。俺は、“
佐助は、翼を広げ、構えながら言った。
「良いか?ゼウスくん。君の速度は、マッハ二程度だが、このときの俺は、マッハ十だ。この意味分かるな?」
ゼウスは、感じたことも無い何かによって、逃げ出してしまう。
「“
佐助は、ゼウス目掛けて飛び立つ。余りのスピードで、佐助の体が赤く燃え上がる。佐助はそのまま、空中のゼウスを貫く。ゼウスは地面に叩きつけられた。
佐助は、勢いを弱めて目に留まった戯介の元へ向かった。
「おお!佐助!……どうだった?」
「……余裕だったよ」
「まさかここまで強くなれるとはな!」
「そうだな、それより弁慶が心配だ……」
「確かに、ゼウスは何かを殺しても、意味ないからな、まぁ、大丈夫だろ」
「だな」
佐助たちが話していると、目の前のゼウスが落ちてきた。
「怪我無いか!?悪ぃ」
やって来たのは、海人だった。
「これ、海人がやったのか?」
「ああ。流動体だった昔の感覚が今でも残ってるよ……。それより、思って以上にゼウスは厄介だ。ゼウスはどうやら、バックデータを、国外へ放出している。日本は救えても、世界が危ない」
「炎司に報告だな」
そう言って、三人は炎司の元へ向かった。