THE IDOLM@STER ORENO UTAWO KIKE!! 作:サブマリンストリート
かなり短めとなっています。
『僕は歌が好きだ。
暗記以外の勉強がずば抜けて出来るわけでも無いし、運動が得意といった訳でもない。
そんな僕が唯一好きになれたのが歌だった。
けれど現実というのは優しくない
好きな歌をCDの通りに真似してみても必ず音が外れる
毎日毎日同じ曲を聴き続けてみても一向に上手くならない
そうしているうちに僕は気付いた
僕は歌が下手なんだ、と。
それでも僕は歌からは逃げなかった
何故なら彼がこう言っていたから
「熱いハートを叩きつける、それが歌だ!」
だから下手でも構わない。
好きな歌を、好きな時に、好きな様に歌おう。
そう僕は決めたんだ。 』
『ああ、今日も早く帰って歌を歌おう。
別に学校が嫌いな訳では無い。
仲の良い友達もいるし授業だって退屈だけどたまに面白いと感じる時もある
ただそれ以上に歌っている時が楽しいだけだ。
親には「そんなに歌いたいのならカラオケなりなんなり場所があるだろう」と言われたが何か違うのだ。
その何かがわからないから親には毎日のように言われてしまうのだがわからないものはわからない
あれ…あの子…このままじゃトラックに…っ!』
そこで彼の記憶は途絶えている
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私は
突然ですが私には途切れ途切れですが前世とやらの記憶があります。
まあその記憶っていうのの殆どが好きなバンドの全ての曲の歌詞だったり譜面だったりでどんな人生送ってたのか前世の私に聞きたいくらいです。
記憶があっても人格そのものは私なので男子の気持ちとかそういうのはよく理解出来ません。
出来ませんが普通の男子はこう…好きなバンドにステ極振りみたいな事をするんでしょうか…
っと、そんなことより学校です学校!
今日は残り少ない中学生活の1日なんだから!
下駄箱に靴を入れ、上履きを取り出し教室に向かう
こんな当たり前もあと少しで終わるのかと思うと少し寂しく感じる。
教室に入ると先に来ていた仲のいい友達が挨拶をしてくれる。
挨拶を返し自分の席に着くと、自席の前にいる友人に話しかける。
「みくちゃ〜ん、
「登校日だけならあと9日だね。いきなりどうしたの?」
彼女の名前は前川みく。
ショートカットに赤縁メガネの可愛い女の子だ。
「いやぁ…もう卒業まで時間が無いんだと思うと急に寂しくなっちゃって…」
「鈴チャンは寂しがり屋なんだから〜」
「じゃあみくちゃんは私と離れても寂しく無いんだ〜?ふーん?」
「もー!鈴チャンのイジワル!」
そんな会話をしていると始業の鐘が鳴る
それから2週間後、私の中学生活は終わりを告げ、新たな舞台の幕が上がるのだった。