ヘタ鬼~大切なものを守るために~   作:愛澄

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今回は会話文多めで地の文少ないです。というか、これからも殆どこんな感じになります。


一話~凪紗side~

~凪紗side~

 

あれから凪紗と千帆はそれぞれ家に帰った。

凪紗は料理を作って父親と夕飯を食べた後自分の部屋に行き、動画を見ていた。

因みに見ている動画はヘタ鬼だ。

 

「世界動物園wwww」

 

どうやらスペインが皆と合流した所を見ているようだ。

 

「スペインっww最高w」

 

「あははっ、はぁwやっぱヘタ鬼面白いww」

 

「・・・・液晶退いてくれないかなぁ?そしたらイタリア達を護るのに。」

 

液晶退けと言っても退いてくれないのは分かっていると思うが、真剣な顔だ。

どうやら本気で言っているようだ。

 

「どっかでみた二次小説で神ロが連れて行ってくれるってのがあったな・・・現実にならないかなぁ…なんてw無理だろうケドねw」

 

ヘタ鬼を見終わろうとPCのマウスに手が触れた

 

『無理じゃないぞ』

 

さっき凪紗が言った、《どっかでみた二次小説で神ロが連れて行ってくれるってのがあったな・・・現実にならないかなぁ…なんてw無理だろうケドねw》という言葉に答えたように、どこからか声が聞こえてきた。

 

「・・・・え?」

 

マウスにおいた手が止まり、辺りを見回す。声のする場所がどこなのかはすぐに分かった。

凪紗のすぐ隣で小さな光がフワフワと浮いていたのだ。

 

『ようやく気付いたのか、良かった。』

 

「……神聖ローマ?」

 

『そうだ。よく分かったな?」

 

「声が神聖ローマだったから、すぐ分かったよ。」

 

『そうか。』

 

「…イタリア達の所に、連れて行ってくれるの?」

 

『ああ。お前達ならイタリア達を助けられる。」

 

「”お前達”?」

 

『千帆、という子が居るだろ?その子と二人でならイタリア達を助けられる。」

 

「っ!千帆……」

 

『それで、行ってくれるのか?』

 

「……千帆にはこの事話したの?」

 

『ああ。千帆は行くと言っていた。』

 

「……そっか。ならあたしも行く。」

 

『……ありがとう。』

 

「イタリア達を助けたいからね。当然だよ。」

 

『……行こう。千帆には先に行ってもらっている。話はそれからだ。』

 

「え、あ。ちょ、ちょっと待って!」

 

慌てたように机の引き出しに手を掛けた。

 

『何だ?』

 

「お守り持って行こうかなって。」

 

凪紗が取り出したのは青色のブレスレット。

 

『そうか。じゃあ、もう行っても大丈夫か?」

 

「うん。大丈夫だよ。」

 

『イタリア達には悪いと思うが、記憶を少し弄らせてもらった。二人の事を昔からの仲間だと思っている。見つかっても大丈夫だ。』

 

「神ロ凄いね~。そんな事出来るんだ。」

 

『まあな。けど、その位しか出来ないんだ。…千帆を待たせるのも悪い。行こう』

 

「うん。」

 

その瞬間、二人は暖かい光に包まれた。




神聖ローマ可愛いと思いますw
キャラ紹介はヘタ鬼の世界に行ってからになります。←色々まだ設定決まっていないので掛けないから
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