プリズマ☆カズマ 雪下の誓い   作:こしあんA

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題名おもいつかねぇ。
なんかいも見直しはした。間違ってはいないと思う。

週一で日曜日に投稿すると言ったな。あれは嘘だ。
まあ出来るだけ守りますけど。


4話 君には改心する権利がある

 街に着いた俺は武器屋へと通い、矢を補充し、新たにちょっと値は張ったがショートソードを買った。なんでもこの街では良い方らしい。そのせいで五万エリスが消えたが。だがあいつを倒すのにはしょうがないだろう。

 俺はギルドの裏の修練場へと向かった。

 

ーーー

ミツルギ視点

「おっと着いたみたいだね。ギルドの裏には修練場がある。僕はそこで待ってるからね。」

 俺はカズマの耳元で

「レベル5のゴミが僕に勝てるわけないだろ。勝ちは俺が貰う。まあせいぜい頑張りたまえ。まあ俺の勝ちに変わりないけどな。君のパーティメンバーを貰って更なるハーレムでも作ってやるよ。君は指でも咥えて見てるがいいさ。」

「そうか、死ね。」

 日本で虐められてただけのあいつに何が出来る。その程度で7回も死にかけて結局死んで。ほんと情けないよな。

 

 

 

 

 

 修練場へと着きしばらくしてあいつがやってきた。装備がまず舐めている。

「おいおいそんな安い武器で僕に勝とうっていうのか?」

「いやいやこれ五万エリスしたからな。日本円で考えてみろよ。スマホより高いぞ。つまりこれはスマホより有能ってことだろ。つまり異世界にスマホ持って行くよりこの剣を持って行った方が使えるってことだろ?五万エリスの力を見くびるなよ。」

 それはどこぞの小説であるから、しかもアニメ化しているから色々とまずい気がする。

 

 

 

 

 

ーーーー

カズマ視点

 スマホより剣は有能。こいつは何も分かっちゃいない。それに街の中では上級魔法は使用禁止なので仕方なく買うしかなかったのだ。まあこんなクズなんか弓と矢数本で十分すぎるからな。

 そもそも一応…いや、ギリギリ英霊に成れる俺がこんなクズに負ける道理などある訳がない。…多分。

 

「それじゃあ、始めるぞ。ヨーイスタート!」

 キョウヤはすぐ強化系スキルを発動させ襲いかかってきた。おそらくスピードを上げたのだろう。だがその程度どうということはない。

 

 俺はキョウヤが繰り出してくる攻撃を寸の所で避け続ける。

「どうした。どうした。その程度じゃ俺どころかカエルすら倒せないんじゃないのか?」

 野次馬の人も笑う。

「うるさいわね!あんた逃げてるだけでしょこの卑怯者!」

「そうよこの卑怯者!」

「レベル30がレベル5と戦う方が卑怯だろ。そんなのも分かんないのかよ。お前らの知力何だよ?知力たったの5かカスめw」

 俺はキョウヤの攻撃を回避しながら会話をする。もちろん俺の知力は53万…な訳ない。

 

「お前不器用過ぎないか?だからあの悪魔に全然攻撃が当たんないんだろw」

 切れたキョウヤは全力の一撃を振るうがそれも避ける。当たった地面には信じられないクレーターが出来ている。

「お前弱すぎ。レベルは飾りとはよく言ったもんだな。」

 

「おい笑ってたけどあいつやばくないか?レベル5なんだろ?なんであんなに回避してるんだ。俺てっきりレベル50の猛者がやっと30になったばかりのやついじめてるだけかと思ったのに。」

「あ、ああ信じらんねぇ。あいつ強いというか狂ってないか?普通出来ても寸の所で避けるか普通?しかもあいつはあのミツルギだろ。正気じゃねぇことは確かだろうな。」

 

 野次馬は俺の事をバーサーカーか何かと間違えてるだろ。俺はアーチャーだ?いやスキルマスターか?

「いい加減剣を抜いて戦ったらどうだ!ただ避けてるだけだろ?腰にある剣は飾りかい?」

 そうしないと俺勝てないし。ただし正々堂々とやった場合だけだがな。俺は卑怯な手を使わずこいつを正々堂々と倒しこいつのプライドを完膚なきまでに潰すのが目的なのだから。だからスキルは使わない。

 とりあえず俺は剣を抜くと見せかけて弓を構える。

「おいおい。安物の弓で僕を倒すつもりかい?本当舐められたものだな。」

「舐めてるのはお前だよ。」

 俺は狙撃スキルを使わずそのまま自分自身の技能で放つ。矢はミツルギの頬を掠め通りすぎて行く。

「えっ⁉︎」

「気づかなかったろ。もし今のが本当にお前の頭を狙ってたらどうなったんだろうな。」

 やはりこいつはこの程度なのだろう。まずこいつは油断しすぎである。

 例えるならなんか強いはずなのにストーリ場の問題により倒されてしまうキャラのようである。きっとこいつの最期は自爆モンスターにやられて"ヤムチャしやがって"になるのだろう。それを考えると真剣勝負のはずなのに笑いがこみ上げてくる。

 

「卑怯者!弓なんて使って恥ずかしくないの!剣があるなら正々堂々と剣で戦いなさいよ!」

 それソードマスターの人に有利ですよね。

 けど剣だけに頼ってきたこのバカにはいいハンデだろう。ギリギリ俺も英霊だ(アーチャーの)剣術で負けるはずが無い。

「やっと正々堂々戦う気になったか。」

「うるせぇ。」

 二人は剣を持ち駆け出す。

 

 甲高い金属がぶつかる音。

 チート武器とまともにやりあったら剣が壊れてしまう。だから俺は剣を剣で受けず避けその隙に突きの攻撃をするが防具で弾かれてしまう。しかし防具を治したのは間違いだった。

「オラァ」

 俺は蹴りを使い距離を離す。

 仕切り直し再び接近する。剣は余裕で避けられる。だが進んだ先に待っていたのは足蹴りだった。

「さっきのお返しだ。どうだい僕の蹴りのお味は。」

「ハァハァ…あ、甘いな。」

 そんな訳ない。今ので骨が何本か折れた。

 キョウヤは何をトチ狂ったのか剣を捨て防具を外した。

「何…やってんだ。」

「いや別に……ただあの頃に戻るだけだ。」

 

 

 

ーーーーーー

ミツルギ視点

 やはり道具を使うのは苦手だ。やはり男の戦いは殴り合いであろう。

 そう俺は不良としてこいつと戦う。もう自分に慢心などない。

「かかってこいよ。」

 きっとこいつはいじめられて死にかけたのではなくなにか強大なものに挑んで死にかけたのかもしれない。もし、いじめられていたとしても最後まで抵抗し続けたのだろう。

 

 

ーーーー

カズマ視点

 明らかに空気が変わった。

「お前ソードマスターの癖に剣捨てるとかお前ソードマスター向いてないんじゃないの?」

「クラスと趣味は別物だ!」

 俺へと降りかかる拳は先ほどの生ぬるい攻撃とは違う。防具を捨てたせいか動きも速い。やはり俺には舐めプは似合わないか。

 俺は剣脊で受けるが吹っ飛ばされる。

「がはっ」

「まだまだ。」

まさか拳だけでこんな力があるなんて。流石レベル30超えなほどはある。

 

 

ーーーーーー

観戦視点

「お兄ちゃん!」

カズマはキョウヤの一撃で吹き飛ばされた。さっきまでカズマの方が優勢だった筈なのに一気に形勢が逆転してしまった。

「大丈夫です。カズマは美遊を助ける為に必死に戦って来たのでしょう。美遊にとっての英雄なのでしょう。なら見届けましょう。必死に戦い続けたカズマが負ける筈ないのです。」

「そうよか、カズマさんが負けるわけないわよ。」

 

 

ーーーーーーー

カズマ視点

 

 本当にやばい。意識が飛びそう。慢心しなければ勝っていたはずの戦い。なぜこうなった。いや俺が間抜けだったからだ。なら次の攻撃に俺の全てを賭ける。

「どうした。」

 さっきから連打のパンチを食らっている。

 本当にやばい。俺は吹き飛ばされる。それをただサンドバックを殴る作業のようなキョウヤ。キョウヤにはもう慢心はなく反撃の一手があるだろうと警戒し、ゆっくり近づいてくる。

 だが、俺はその間にバレないように詠唱する。最後の最後でスキルを使わないといけないなんてな。

「どうやら何もないみたいだね。さよならだ。カズ…」

「ライトニング!」

 強大な魔力を込めて放った電撃はキョウヤの至近距離で命中し、キョウヤはピクピクと痙攣する。

「お返しだぁ!」

 俺はまだ意識がはっきりとしないキョウヤの顔面を押さえ膝蹴りをくらわせた。

「勝った…」

 その後俺は倒れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

ミツルギ視点。

 負けた。

 一対一の殴り合いでは負けな事のなかった俺が初めて負けた。最後の最後で油断してしまったのだろう。でもあいつは強かった。レベルの概念を超えて俺を倒した。

 最後まで諦めなかったカズマに俺は良いなと思った。カズマにはひどいことを言ってしまった。

 やはり俺は…いや僕は改心しよう。カズマはきっと僕を改心させる為に神が送ってくれた人なのかもしれない。そうなのだ。これもきっと神のおかげ。

 カズマには謝らないとな。

 

 

 

 

 

ーーーーー

カズマ視点

 目覚めると美遊の顔があった。

「お兄ちゃん……良かった。」

「ごめんな美遊。油断してあともうちょっとで負けちまうところだった。」

情け無い。俺はあの時はいつでも本気だった。それでギリギリ勝ってきた。死ぬかもしれなかった。それなのに俺はそんな事も忘れていた。本当に情け無い。

「良いんだよお兄ちゃん。お兄ちゃんが居てくれれば私はそれで。だから死なないで…お願い。」

「ああ。」

そういえば結局剣ちっとも使ってなかった。それに決闘のせいで剣士職の冒険者にスキルを教わる予定が狂ってしまった。

「カズマ。」

「どうしためぐみん?」

「…か」

「か?」

「かっこいいです!敵の攻撃を寸で避け、弓でトドメを刺せたのにそれをせず、わざわざ相手の土俵に立ち互角に渡り合い、追い詰められても最後の最後で逆転して、しかもスキルを一つしか使わないなんて!」

めぐみんの目はより赤く染まり、よくもまあ長ったらしい台詞を噛まずにいえるな。きっと厨二病族には何か心くすぐるものがあったのだろう。俺は辛かったけど。

しかし、ちょっと照れるな。

「わ、私も。弱そうなのにあんな凄い人に勝つなんて。」

「OKゆんゆんが俺の事どう思ってるかはっきりわかった。」

「え、あっ、ち、違います。別に貶してなんていません。これはその…言葉のあやです。」

 

その後俺はゆんゆんに肩を借り家へと帰還した。

美遊の治癒のお陰で殆ど骨は治っていた。まだ痛いけど。

 

 

 

 

次の日

俺達はギルドに呼び出された。

「カズマさんにはあの巨大スライムを倒した討伐報酬があります。」

20万エリスほど貰った。まさかあのスライムにこんな懸賞金がかけられているとは思わなかった。

「ありがとうございます。それではこれにて…」

「待ってください。あの…こんな事駆け出しのカズマさんには申しにくいのですが、今から出来るだけレベルを上げてあの悪魔討伐を依頼したいのですが…それに爆裂魔法も使えますし…」

「無理です…仮にも上位職ですよ。レベル上げは無理です。爆裂魔法もまだ制御は出来ません。けど、めぐみんならなんとかなるでしょうが…」

それにはタンク役が必要でキョウヤを負かしたから解決と思ったが、考えてみるとあんな口約束守るかどうかも怪しい。それなら少しでも足止めの手段を考えなければならない。

「が?」

「それまで時間を稼がないといけません。バインド用のロープを買おうにも高くて手を出せないし、それに悪魔に実態ってあるんですか?」

「無いです。」

終わった。

「しかし貧乏亭…コホン。」

おい。

「心優しい店の人が売れ残りだからと幽霊などの実態のない敵も拘束できる物を半額で寄付してくれたのです。ぜひ使ってください。もちろんタダで。」

と言いギルドの人からバインド用のロープを借りた。

 

 

 

 

「魔道具を買いに行きましょう。」

「は?」

「魔道具です魔道具!」

「「ナニソレ?」」

どうやら魔道具とは字の通り魔法を込めた道具らしい。ホースト戦のためにも装備は整えようという事になったらしい。

「でも俺と美遊はそんなの全く分からないぞ。」

「だからこそみんなで行くのですよ。」

面倒い。

 

 

お前達だけで行け!と言おうとしたがゆんゆんが「仲間と一緒に買い物…はぁわわわわ」と目を明るくしていたので言うに言えなかった。本当に誰だよあそこまで悪化させたの。

 

 

「なあどれにするんだ。早よ決めろよ。」

「うるさいですね。こういうのも楽しみの一つなのですよ。」

でもホースト戦はどうしてもやらないといけないんですよね。

 

「これなんてどう?マナタイト。これさえあれば魔力については考えなくていいし。あっ!透明化のスクロールだ。これも買おう。」

ゆんゆんがこれまでになくテンションが上がっている。本当に人と買い物に行くのは初めてなのだろう。

「カズマさんはどれが良いと思いますか?あと美遊ちゃんも。」

「「分かんない」」

「そう、よね…どうせ私なんて。」

地雷を踏んでしまった。本当に面倒くさい。

「ち、ちがう!分からないからゆんゆんに頼ろうかななんて。」

「う、うん!」

「そうよね!ようよね!」

ぱぁあっと顔を明るくする。

ふっ、チョロい。

「これくらいで良いわよね。」

「ですね。」

「だな。」

「うん。」

スライムの討伐報酬が一瞬にして消えてしまったぜ畜生。

 

 

 

夕食

今日はめぐみんとゆんゆんが来る予定だ。

「お邪魔します。」

「あれ?ゆんゆんは?」

「おかしいですね。先に来ていたと思ったのですが。」

「じゃあそれまで待つか。」

「ええー。」

「お前またゆんゆんの鬱になった顔を見たいのか?」

「いえ、遠慮しておきます。」

ですよね。あの顔を見ると本当こっちが泣きたくなって来る。

 

しばらくしてゆんゆんがやって来た。

「ごめんなさい。ちょっと用事があって。」

「ふーん。それより早く食べようぜ。」

「もしかして私の為に待ってくれてたんですか。」

ゆんゆんはより一層顔が明るくなる。

「ほら。早よ食べよ。」

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

ミツルギ視点

数時間前

「「キョウヤ大丈夫」」

「あ、ああ。」

なんで寝てるんだっけ?

ああ、そうかカズマに負けたんだっけ?

「それにしてもあいつ最低よね。人をおちょくって挙げ句の果てにキョウヤの顔面に膝蹴りをするなんて。」

「本当そうよね。」

違う、違うんだ。最低なのは僕だ。言わなくては、せめて二人には言わなくてはいけない。

「違うんだ聞いてくれ、僕は……」

「あのすいません。」

カズマの所の女の子がやってきた。

「協力してください。お願いします。」

「「「?」」」

この子はゆんゆんと言うらしい。僕達はゆんゆんの話を聞いた。

「私達明日あのホーストと戦います。けど私の友達のめぐみんやカズマさん美遊ちゃんには怪我をして欲しくないんです。勝手なのは分かってますが…どうか私に協力してくださいませんか……もちろん断ってもらっても構いません。私は一人で戦います。」

仲間に傷ついて欲しくない…か。

これはチャンスかも知れない。これから真に改心できるチャンス。カズマには謝らないといけない。別に罪滅ぼし出来るとは思ってはいないが。

「もちろん構わない。でも勝算はあるのかい?」

「あ、あります!魔道具をありったけ買い占めました。」

ゆんゆんが持っている魔道具はマナタイトに魔法を強化する為のもの。しかも殆ど一級品。

「途中からは私だけで買いました。」

「これならいけるかも知れない。君は魔力を貯めて最大火力であいつに喰らわせてくれ。それまでは僕達が時間を稼ぐ。」

「あ、ありがとうございます…それと最後に辛いお願いをしてもよろしいですか?」

「いいとも。」

僕が改心できるならなんだってやってみせよう。

 

 

 

 

 

 




戦闘描写難しい。
自分の稚拙な文章力が酷過ぎて泣きたくなってくる。
本編進めたくてもやる気が出ない。本当は5話で終わらせる予定だったけど。まあやっちゃったものはしょうがない。

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