結城友奈は勇者である 〜勇者と武神の記録〜 作:スターダストライダー
本日はゆゆゆ放送開始から、丁度12年目との事で、大変めでたいですね。今後も色んな方が、ほんの断片でもゆゆゆの事を話題に出していただければ、一ファンとしても有難い限りです。
さて、秋アニメも始まり、遂に魔法少女育成計画の(実質)2期がスタート!早速あの魔法少女の最期が話題を掻っ攫っているようで何よりですが、その散り様をドーナツで表現されるのは予想斜め上でしたね……。
それと、ゆゆゆ民なら一度は反応したであろう『バーテックスフォース』もめちゃくちゃ面白いので、興味のある方はぜひ是非!
「おーい!大ニュース!」
「あら、晴人君。一段と元気そうだけど、何かあったの?」
放課後の部室に、喜び勇んで飛び込んできた晴人と銀(小)。元気モリモリな小学生達がハイテンションにこんな話題を口にする。
「ほら、今度隣町に新しくできるプール!あそこにウォータースライダーが新設されるって、クラスで話題になってたんすよ!」
「オォ!ウォータースライダーって、あのウォータースライダーか⁉︎」
「はい!そのスライダーです!」
「ヤベェ今すぐ行きてぇ!」
ウォータースライダーという単語に真っ先に反応した、精神年齢小学生クラスの球子と紅希。皆も関心が向けられる中、ただ1人意外な人物が首を傾げていた。
「?何だそれは」
「なんや知らへんのかいな、棗はん?」
「棗さんは常に海と育っているからな。逆にプールとは無縁だから無理ないか」
それならば仕方ない、と皆が納得する中、球子が胸を張ってウォータースライダーが何なのかを説明し始める。
「タマが教えてやる!ウォータースライダーってのは、ウォーって滑ってタァって着地するアレだ!」
「擬音多すぎぃ!友奈のそれと大差ねぇぞ!」
「?何の事?」
とぼけた様子の友奈(天然でないと信じたいが……)。それに対し、棗の反応はというと……。
「ほう」
「……ほんとに今の説明で理解したのか?」
「いや、さっぱり」
「アハハ。球子さんじゃ無理みたいね。じゃあ私が……、ウォータースライダーっていうのはね、ウォーターをスライダーする、エキサイティングなアトラクションよ!」
「……その説明はないようたのん」
同じ諏訪の仲間として、軽蔑に近い眼差しを向ける水都。それに対し、棗の反応はというと……。
「ふむ、なるほど」
「わ、分かったんですか今の説明で⁉︎」
「雰囲気は何となく、な」
「さっきよりは理解度上がってるのか……」
「はいは〜い!説明コンテスト、私達も参加しま〜す!」
「いつからコンテストになったんだよ⁉︎」
銀(中)のツッコミも無視して、園子ズが説明を始める。
「ウォータースライダーというのは〜、長〜い滑り台の表面にお水を流して〜」
「その水の流れを使ってプールの中に滑り降りる、楽しい夏のアトラクションなのだ〜!」
「……あら、園子ズにしては珍しくマトモな説明ね」
「風先輩……」
「それで、今の説明で大体分かりましたか?」
念の為にと杏が聞き返すと……。
「……薄ぼんやりだが、見えてきた」
「「しょぼ〜ん……」」
「割と正解に近しい表現だったはずなのに……⁉︎」
昴(小)が戸惑う中、棗が総括してこう答える。
「要するに、流しそうめんの人間版、ということか?」
『……!』
これを聞いた説明者達が、雷に打たれたような衝撃を受ける。あまりにも簡略的で、されど想像しやすい表現に、舌を巻く一同。
「その表現が最適解かも」
「それは楽しみだ」
「あ、そうそう!ウォータースライダー以外だと、飛び込み台とかも色々あるってさ!」
「わー!やってみたい!」
「じゃあ今度、みんなで遊びに行こっか!」
思い立ったが吉日、と言わんばかりに新設プールへの参加を募る部長。
「ロチのモンよ!」
「ま、鍛錬の賜物と思えば、ね。私は構わないわよ」
「千景も、今回は嫌だなんて言わないわよね?」
「去年買った水着もあるしね」
思えばこの世界に召還されて間もない頃、野営込みで防衛戦を実施した際、空いた時間に海での遊泳が許可され、水着の新調が話題に上がる中、千景は身体についた小さな傷を気にして、参加を拒んでいたが、風を初め、藤四郎や遊月の説得もあって、高嶋達と共に遊ぶ事が叶った。あれ以来、部長には頭が上がらないのか、今回は素直に参戦の意を示す。
「それで、いつ行きましょうか?」
「今度の休みとかどうだ?まぁ天気次第だけど」
「気が早いにも程があるだろ……」
「あら藤四郎さん、グッドはハリーよ!」
「無理やり英語にしなくてもいいぞ。けどまぁ……、早めに出かけた方が良いかもしれないな」
そんなこんなで予定を決め始める中、友奈が部室の片隅にあるロッカーでゴソゴソと物音を立てているのが目立った。
「水着とタオルと水中メガネと、それから〜」
「⁉︎おい友奈!どっから水泳道具持ち出してんだよ⁉︎」
「グッドハリーだから、ね!」
「流行ってるのそれ……?」
気が早いにも程がある、と言わんばかりに唖然となる兎角と夏凜。
「というわけで、結城友奈、準備完了です!」
「でしたら、お弁当も作った方が良いかもしれませんね。ただ今回は人手も欲しいので、須美ちゃん、補助をお願いします」
「あ、えぇっと……」
昴からの誘いに対し、何故か反応が遅れる須美。その様子に気づく事なく、銀(小)がこんな提案を。
「う〜ん。お弁当も良いけど、泳いだ後って、何だか無性にラーメンとか食べたくなりません?」
「分かるわー!うどんも美味しいけど、泳いだ後のラーメンも格別なのよ!でしょ、雪花」
「私はいいや、楽しんできて」
「何だよノリ悪いなぁ。みんなで行った方が盛り上がるじゃん」
口をへの字にする司に対し、雪花は苦笑いしながら告げた。
「実は私、得意じゃないんだよね、泳ぐの。ちゃんと習った事もないし」
「私も……。運動の中でも特に水泳が苦手で……」
「それなら、わしも同じじゃ。この体型じゃ、泳ぎ切るのは困難じゃ」
「……」
雪花が理由を告げると共に、泳ぐのを拒んだのは水都、童山、調。そして4人に続く形で、彼女もおずおずと手を挙げる。
「わ、私も……」
「?樹って、去年は友奈達と一緒に泳いでなかったか?」
「浅い所で水遊びくらいなら大丈夫なんですけど……。新しいプールは、足がつくかつかないかの深さだって聞いたので、ちょっと怖くて」
どうやら樹も新設するプールの情報は小耳に挟んでいたらしく、不安要素を口にした事で、先の4人も難色を濃くする。
「うげっ。それって下手したら溺れちゃうんじゃないの?」
「……やっぱり遠慮しておこうかな」
「流石に足がつかんのはマズいのぉ」
「……」
「だね。勇者や巫女がプールで溺れたりしたら、それこそ大問題になっちゃうし」
「私も失礼します」
5人に続き、これまた須美が同行を拒否するかのように、部室を後にした。これには晴人も訝しむ。
「?どうしたんだ須美。急に帰るなんて」
「けど、須美ってちゃんと泳げたよな」
「えぇ。どうしたのかしら……」
過去の自分の態度に、心配げな様子の東郷。何か深刻な悩みを抱えているのだろうか。
そんな疑念を感じつつも、銀(小)は話題を元に戻す。
「そうそう。この人数でプール行くなら、大赦がバスとか出してくれますかね?」
「そうだな。手配してみる」
「遠足みた〜い!」
「楽しみだなぁ!」
友奈に続き、園子ズは早くも期待に胸を膨らませている様子だ。
と、そんな感じで休日の予定が決まりつつある中、先に部室を出た、須美を除く5人は後日、自然な形で集結する事となった。
「行かないって言っちゃったけど、楽しそう……」
「水泳、ちゃんと練習しておけば良かったなぁ……」
「あの……。もしよかったら、みんなで練習しませんか?やっぱりみんなと一緒に行きたくて……」
「そうじゃな!泳げるようになれば何ら問題もない!」
「……!やる」
彼らも仲間と共に遊泳を楽しみたい気持ちは片隅で燻っているらしく、どうにかして泳ぎを上達する方法を模索する事に。
「泳ぎの上手な人に習えば、まだ間に合うかもしれないもんね」
「それなら……」
調は心当たりがあるのか、皆を引き連れてとある少女の寮部屋を訪れた。
「どうした?」
「実は、棗さんにお願いがあって……」
調が選んだのは、海に愛された少女。以前にも服を着たまま海に浮かんでいられる方法を伝授してもらえた事がある手前、彼女ならば適任だろうと踏んだようだ。
「分かった、頼まれよう」
「いや一応、何を頼まれるか聞いてからの方が……」
「大体わかる。味噌汁の具の事だろう。今朝採れたワカメが台所にある。持っていってもいいぞ」
「それはそれで有難いですけど、今日は別のお願い事で……」
……危うく脱線しかけたが、本題に入る一同。
「……で、どうすれば泳げるようになりますかね?」
「そうだな……。調には前にも教えたと思うが、1番大切なのは、海に感謝する事だ」
「確かに感謝は大事だとは思うんですけど……」
「私達が行くの、プールだし」
「ならばプールに感謝を」
「具体的に何をすれば良いんじゃ?」
「正月に酒を撒き、春には舞を捧げ……」
「……待てない。夏終わる」
力なく幅を横に振る調。
「できれば、1週間くらいで上達するような裏技があれば……」
「そうだな……。魚達と心を一つに」
「……古波蔵さんのやり方は、私達にはちょっと高度すぎるかも」
「真似しても上達できる自信ないです……」
「ここはひとまず撤収だね」
流石に選ぶ相手を間違えたかと思った5人は、一先ず棗に礼を言って、部屋を後にする。
一旦外に出て、次の候補者を詮索する5人。
「他に泳ぎが上手な人って……」
「……タマは、泳ぐの、得意」
「それなら友奈さんも、ですよね!」
「確かに運動神経も抜群だし、いいかも」
「おっと、噂をすれば」
そう呟いた雪花の視線の先には、今し方名を挙げた2人が、こちらに気づいて駆け寄ってくる姿が。
「あ、せっちゃん達だ!聞いてきいて!今すっごいもの見たの!」
「何があったんじゃ?」
「びっくりしたよなー!蕎麦屋の出前のバイクがバーンってなって、ワーっと思ったら」
「反対側からシャーってきた猫に驚いてギュイーンって!」
「な、凄いだろ?調にも見て欲しかったなー」
よほど珍しい出来事だったのか、興奮気味に語り始める2人のペースについていけてない5人。
「……所で、みんなは何してるの?」
「あ、あぁ、実はのぉ」
気を取り直して童山が話しかける間際、唐突に雪花が遮った。
「ちょい待ち童山君!……ごめんね、ちょっと急いでて。んじゃまた!」
そう叫ぶが早いか、他の4人を連れて強引にその場を立ち去る。残された2人は呆然と立ち尽くす他なかった。
「何だったんだあれ?」
「何か聞きたそうだったけど……」
ようやく2人の姿が見えなくなった所で雪花も立ち止まり、深呼吸を一つ。一方で訳が分からないといった様子の樹。
「雪花さん、どうしてお願いしなかったんですか?丁度いいタイミングだったのに」
「私、理由分かったかも……」
「「「?」」」
水都は、雪花の意図を理解したようだが、他の3人は頭に『?』を浮かべている。
「2人ともお願いしたら、すごく熱心に教えてくれるとは思う……けど」
「それの何が問題なんじゃ?」
「あの2人が教えてくれるとこ、よーく想像してみて。多分だけど、『バーっとやって、グーッと動けば、スイーッだよ!』みたいな教え方にならない?」
「「……」」
「……ごめん」
2人の指導する姿を想像した童山と樹も、納得した表情を浮かべ、調にいたっては、球子を推薦しようとした手前、ペコリと頭を下げ出した。
「べ、別に調君が謝る事じゃ……。雰囲気は凄く伝わると思うから」
「他に思い当たるのは……」
「丁寧に分かりやすく教えてくれそうという観点なら、杏さんやひなたさんはどうでしょうか?」
「じゃが、あの2人も運動が得意な方じゃなかろう。流石に頼むのは……」
「どっかにいい指導者居ないかなぁ……」
そんな都合よく現れる筈が……、と思っていた樹だったが、それは唐突に訪れた。
「おっ、君達か」
「ややっ!童山ではないか!この辺りで見かけるとは珍しい!」
「源道先生!流星さんに若葉さんも」
「3人してどったの?」
目の前に姿を現したのは、ジャージ姿の顧問に加え、若葉と流星の姿が。
「偶には外に出て、軽く運動をしようと思ってな。丁度鍛錬中だった2人を誘ったんだ」
「少し足を伸ばしてランニングをな。所で、何かあったのか?」
その時、童山が何かを閃いたかのように呟く。
「!そうじゃ!お主らなら頼めるかもしれん」
そうして事の経緯を説明する童山。大親友は勿論のこと、同じ西暦の勇者に、顧問兼体育教諭。教えを乞うにはもってこいの逸材だと判断したようだ。
「なるほど、泳ぎの上達方法か!ならば道は一つ!」
「何か凄い練習方法が⁉︎」
「うむ!ズバリ、鍛錬あるのみ!」
流星の堂々たる発言に、さも分かっていたかのように項垂れる雪花。
「……やっぱそうなるか」
「……こっちもまともに言葉で説明できるタイプじゃなかったっぽい」
こちらも期待外れか、と思い踵を返そうとする雪花だったが、不意に何かを感じ取ったのか、源道からこんな言葉が。
「『礎を打つこと千偏、自ずとその身に真技が備わる』」
「「「「「……?」」」」」
「俺が過去に観たアクション映画で登場した台詞の一つ。基礎を疎かにしては、真の技は習得不可能」
「いやあの……。あたしらは早めにみんなと泳げるようになれる方法を知りたいというか……」
「だがな。運動に限らず何かを会得する以上、イメージばかりでなく、実際に行動に起こさなければ、覚えられないのも事実だ。実際にやりながらの方が、どこが悪いのかも教えやすいしな」
「そ、そう言われると……」
若葉には、源道の伝えたい事が理解できたらしく、説得に加わる。その頃には、雪花も理解できたらしく、軽く天を仰ぐ。
「楽して泳げる道はないって事かぁ」
「その通りだ!勇者道に回り道など無し!先ずは体を慣らしていく所から始まるのだ!そこで得たものが、やがて己の体に染み込み、自ずと上達していくのだ!
「学校のプールを借りれば鍛錬も可能だろう。手続きは俺の方で済ませておくから、納得いくまでやってみると良い!限りある青春だ。思いっきり自分に正直になってみろ!」
「鍛錬って言葉には若干抵抗あるけど、やってみますか」
こうして、源道の許可の下、短期間ではあるが雪花ら5人の鍛錬が始まったのである。
「みーちゃん!ビリーブユアセルフ!自分に言い聞かせるのよ!」
「私はトマト……私はトマト……私はトマト……」
「……洗脳?」
数日後。校内のプールにて、自分に強く言い聞かせながら水面に浮かぶ水都の姿が。源道や若葉、流星に加え、事情を聞いた歌野がアシスタントとしてプールに集まっていた。
そんな水都が呪文のような言葉を口にしながら鍛錬に励む姿を見て、若干畏怖を覚える調。
「ノンノン、イメージトレーニングよ!今、みーちゃんはトマトになってるの」
「トマトは、泳ぎませんよね……?」
「ノンノン!トマトって水の中に入れると、ドボンて落ちた後、浮かんでくるでしょ?その練習!」
「私はトマト……私はトマト……私はトマト……。あっ浮いたよ!」
「えぇ⁉︎」
本当に浮かぶとは思っていなかったのか、流星監修の下で足をばたつかせていた童山も関心した様子だ。
「凄いのぉ」
「中々の上達具合!童山!お前も漢として負けてはいられんぞ!」
「うむ!」
そうして鍛錬を再開する童山。
一方、若葉が樹と雪花の2人を担当しているようだが、雪花の方はそこまで乗り気ではないのか、一歩下がった様子だ。
「けど私さ、頭で理解してから動いた方が上手くやれるタイプなんだよね。先ずは樹ちゃんへの指導を見せてもらってからやってみるわ」
「頑張りますけど、そんなにジッと見られてると、やりづらいです……」
「そうだな。見学するならば、もう少し柔らかな視線で行ってくれないか?さっきから樹を指導している間中、妙な視線が刺さって気になってるんだ」
「……僕も、気になる。できれば、やめて、ほしい」
先程まで流星にしごかれていた調が、やや疲れ気味にそう呟くが、当の本人は首を傾げている。
「?何の話?」
「……そこで何をしている!何奴だ!」
不意に流星が何かを感じ取ったらしく、何処からか調達していた竹刀を更衣室入り口に向かって投げ飛ばす。竹刀は扉に大きな音を立てて地面に転がったが、室内にいたであろう人物の短い悲鳴が聞こえてきて、少し間を置いてから、観念したかのようにゆっくりと彼らの前に出てきた。
「って、風さんに球子さん⁉︎」
「お姉ちゃん⁉︎球子さんもどうしてここが……」
「そ、それは……アレだ!タマと結城に何か相談したかった事がありそうだったから、気になって見に来たんだ!べ、別に調が……じゃなくてみんなが心配で見にきた訳じゃないぞ!」
「うぅ、樹……。泳ぎはアタシが教えてあげるって、前からずっと言ってたのに……」
「過保護だなぁ……」
ひどく慌てた様子の球子と、涙目の風を見て、苦笑いを浮かべる雪花。
「そうだったのか。なら、樹と調の指導は2人に任せて、私は雪花に個別指導を……」
「えっ……いやそもそも、樹ちゃんも調君も、理由があってノギー達に頼んだんじゃなかったの?」
何故か狼狽する雪花。一方で問われた2人の決意は固かった。
「……タマ。僕、頑張る」
「お姉ちゃん。私、泳ぎは若葉さんに習うから大丈夫」
「そんなぁ……。今まで色んなこと、教えてあげてきたのに、どうして……」
ますます狼狽え始める風に対し、樹はプールの中で真剣な眼差しを向ける。
「……元の世界で、いつもお姉ちゃんに頼ってばかりだったから、ここでは、やれる所まで自分でやってみたいんだ」
「なるほど、成長した姿を見せてサプライズ!って訳だったのね。いい話じゃないの」
「ごめんねお姉ちゃん、余計な心配かけて」
「うぅ……樹、いつの間にか立派になって……」
「そういう訳だ。俺も教員という立場上、無理をしないようには心がけておくが、ここは2人の成長を見守ってあげる事に徹してもらいたい」
顧問にそう言われては、言い返す余地もないのか、球子も覚悟を決めたように告げる。
「……分かった!調がそこまでいうなら、今回は流星達に任せるからな!頼んだぞ!」
「任された!」
こうして、指導に再度熱を入れる流星達。
「……」
その様子を、校舎の屋上からただ1人、白菊の勇者が何処となく思い詰めた表情で見つめていた……。
『名探偵プリキュア』で『おジャ魔女どれみ』とのコラボが注目されてますが、ここまで他作品とコラボした作品を他に知らないのですが、今ってそういうのは当たり前なのでしょうか?
〜次回予告〜
「家に帰るまでが、夏のプールリゾート!」
「大人の階段、登ってみたら?」
「わざと煽ったな?」
「約束……?」
「あの時、約束したから」
〜随分前の約束覚えてる人、マジリスペクト〜