結城友奈は勇者である 〜勇者と武神の記録〜   作:スターダストライダー

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お待たせしました。

『仮面ライダービルド』がここまで盛り上がるなんて、誰が想像出来たでしょうか?


7:ようこそ勇者部へ

3度目となるお役目の最中、突如として現れた、友奈や兎角達と同じ勇者、武神と名乗る2人組。彼らの正体は一切聞かされぬまま、その日はお開きとなったわけだが、その答えは翌日の朝に、明らかとなった。

 

「今日から皆さんのクラスメイトになる、一ノ瀬 真琴君と、三好 夏凜さんです」

 

朝のホームルームにて、担任に紹介してもらう形で、教壇の前に例の2人組の姿が。寝ぼけ眼の園子を除いて、教室にいた勇者部員は思わず口を開きっぱなしにしている。

 

「お2人は、ご両親の都合で同時期にこちらに引っ越してきたのよね?」

「は、はい! そうです!」

「……はい」

 

緊張からか、おどおどした態度で返事をする真琴に対し、夏凜は冷静沈着だ。

 

「編入試験もほぼ満点だったんですよ」

「いえ……」

「そ、そんなご謙遜な……!」

「さ、一ノ瀬君、三好さん。皆さんにご挨拶して」

「あ、あの……! 改めまして、一ノ瀬 真琴と申します! えと、その……。み、皆さんと仲良くなれたら幸い、です! よ、よろしくお願いします!」

「三好 夏凜です。よろしくお願いします」

 

クールな対応を見せる夏凜に、男女問わず早くも視線が集まる。一方で小動物のような様子で自己紹介した真琴を見て、女子から「可愛い」と囁かれているのが確認できる。

そんな中、事情を知る者達の何人かが、納得のいった表情を見せる。

 

「ははぁ……」

「なるほど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう来たか」

 

放課後の部室で、藤四郎が納得した様子で頷く。黒板の前には2人の転入生が立っており、兎角達はパイプ椅子に座って正面に座っていた。

 

「そ、そういうわけで、先日もお伝えした通り、皆さんの援軍としてこちらに来たわけです。まだ土地勘もありませんから、よろしくお願いします!」

「転入生のフリなんて面倒くさいわね。でもまぁ、この私が来たからにはもう安心ね。完全勝利よ!」

 

自信に満ち溢れた口調で腕を組む夏凜。新たな援軍の到着そのものは喜ばしい限りだが、当然浮かんでくる疑問もあるわけで。

 

「何故今、このタイミングで?」

「確かにな。他にも候補生がいるって分かってたなら、最初から来てくれても良かったはずだし」

 

東郷と兎角の呟きに、夏凜は不満げな口調で答える。

 

「私達だって、すぐに出撃したかったわよ。でも大赦は二重三重に、万全を期している。最強の勇者を完成させる為にね」

「最強の勇者……? ひょっとして昨日言ってたやつがそうなのか?」

 

含みのある単語を聞き、銀が、買い物の最中に夏凜の口から出た言葉を思い返す。

 

「そういう事よ。あなた達、先遣隊の戦闘データを得て、完璧に調整された完成型勇者、それが私なのよ」

「なるほど。昨日バーテックスが現れるまでの1ヶ月半の間は、俺達のデータを基に2人のシステムのアップデートに費やしていたのか。そして調整が完了した事で、この街にやって来た、というわけか」

「は、はい! その通りです!」

「私の勇者システムも、真琴の武神システムも、対バーテックス用に、最新の改良を施されているの」

 

自身の端末を見せびらかしながらそう呟いた後、夏凜は近場に立てかけられていたモップの柄を手に取り、

 

「その上、あなた達トーシロとは違って、戦闘の為の訓練を、長年受けて来ている!」

 

高らかにそう叫んで振り回したモップは、柄の部分が黒板に音を立てて直撃した。

 

「……黒板に当たってますよ?」

「てか振り回すなし」

「しつけ甲斐のありそうな子ね」

「な、何ですって⁉︎」

「ケンカしないで!」

「お、落ち着いてください!」

 

風と夏凜の一触即発な空気を、樹と真琴がどうにかして止めに入った。やがて夏凜の方が一歩下がって鼻を鳴らす。

 

「……フン! まぁ良いわ。とにかく、大船に乗ったつもりでいなさい」

 

すると、おもむろに友奈と園子が立ち上がり、満面の笑みを見せる。

 

「そっか! じゃあよろしくね、夏凜ちゃん、真琴君!」

「よろしくね〜。みよっしー、まこぴー」

「い、いきなり下の名前⁉︎ っていうか乃木 園子! いくらあんたでもその呼び方だけは納得いかないわ!」

「ま、まこぴーなんて、初めて言われましたよ……」

「ん? というより2人は園子の事、知ってるみたいな感じだな」

 

巧の疑問に、夏凜があっさりと答える。

 

「当たり前でしょ。大赦にずっと仕えている家系なんだし、乃木家なんてトップの中のトップなのよ。もちろん、神奈月家も三ノ輪家も知ってるわ」

「あ、そっか! 園ちゃんの家って大赦のお偉いさんだったっけ! 凄いよね園ちゃん!」

「えへへ〜。それほどでも〜」

「何なのよこの空気……。まぁ名前なんて好きに呼べばいいし、どうでもいいわ」

 

どこか根負けしたような様子で、呼ばれ方については承諾してくれたようだ。それから、友奈は穏やかな表情でこう告げる。

 

「ようこそ、勇者部へ!」

「……は? 誰が?」

「夏凜ちゃんと、真琴君」

 

さも当然といった表情を浮かべる友奈に対し、夏凜は噛みつくような勢いで詰め寄ってくる。

 

「部員になるなんて話、一言もしてないわよ!」

「え、違うの?」

「違うわ! 私達は、あなた達を監視する為にここに来ただけよ!」

「そうなのか、真琴」

「え⁉︎ け、決してそんな事は、ないですよ!」

 

慌てて両手を振り回して全否定する真琴。

 

「っていうか、もう来ないのか?」

「……また来るわよ。お役目だからね」

 

銀の問いかけに、仕方なしと言いたげな表情の夏凜。一先ず、今後も部室には顔を出す意思を感じ取った友奈が、安心した表情を見せる。

 

「じゃあ、部員になっちゃった方が早いよね?」

「そうね」

「まぁ確かにな」

 

友奈の提案に、東郷と兎角も同意する。納得はいってないものの、反論する術がない為、やれやれといった様子で開き直る夏凜。

 

「……まぁいいわ。そういう事にしておきましょうか。その方が監視しやすいでしょうしね」

「監視監視ってあんたねぇ……。見張ってないと私達がサボるみたいな言い方、やめてくれない?」

 

流石に度を超えた、上から目線の発言に、風も我慢の限界がきたのか、少しばかり憤りを覚える。隣に座っている藤四郎も似たような雰囲気だ。が、夏凜は態度を改めないどころかますます強気な姿勢を見せる。

 

「偶然適当に選ばれたトーシロが、大きな顔するんじゃないわよ」

「……何だと?」

 

ムッとなる藤四郎を尻目に、夏凜はいけしゃあしゃあと言ってのける。

 

「大赦のお役目はね! おままごとじゃな」

 

そう言いながら視線を周りに向けたその時、目を疑うような光景が飛び込んできた。見れば、端末の外に出しておいた自身の精霊、義輝がピンク色の牛に、思いっきり頭をかじられているではないか。

 

「ギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ⁉︎ な、ななな何してんのよ! この腐れチキショー!」

『外道メ!』

 

すんでのところで義輝を救出して抗議する夏凜。義輝も涙目で抗議する。

 

「外道じゃないよ、牛鬼だよ。ちょっと食いしん坊君なんだよね。昴君」

「はい、どうぞ。よほどお腹が空いてたんでしょうね」

 

友奈の指示で、昴がカバンから取り出したビーフジャーキーを牛鬼に食べさせた。牛鬼もそれ以上義輝にかじりつく事はなかった。

 

「じ、自分の精霊のしつけもできないようじゃ、やっぱりトーシロね!」

「大抵の場合、牛鬼にかじられる事も多いから、俺達の精霊を外に出してはおけないんだ」

「じゃあそいつを引っ込めなさいよ!」

 

ビーフジャーキーを頬張っている牛鬼を指差す夏凜だが、園子が朗らかに答える。

 

「それは無理かも〜。私のセバスチャンもそうだけど、勝手に出てきちゃうの〜」

「ハァッ⁉︎ あんたらのシステム壊れてるんじゃない⁉︎」

『外道メ!』

 

いよいよ頭を抱える夏凜。被害に遭った義輝も同じ心情のようだ。ちなみにセバスチャンこと鴉天狗は、同じく外に出ている真琴の精霊、鳳凰と、羽を広げて少し離れた場所で戯れている。

それから、ふと思い出したように友奈が義輝を撫でた。

 

「そういえば、この子()喋れるんだね!」

「えぇ、私の能力に相応しい、強力な精霊……ってちょっと待ちなさい! この子もってどういう事よ! 喋れる精霊なんて他にいるわけ……」

 

友奈の言い方に戸惑う夏凜だが、その意味はすぐに明らかとなる。

 

「ヘヘッ。実はあたしの精霊も……」

『百花繚乱』

 

銀が得意げに端末を操作して、鈴鹿御前を呼び出すと、目の前で人語を発した。専売特許だと思われていたものが一瞬にして崩れ去った事になる。

 

「それに、銀ちゃんには他にも精霊がいるんだよね? 他にも、東郷さんや園ちゃん、遊月君に巧君、昴君も!」

「はいは〜い! 精霊達のお披露目で〜す!」

 

友奈に催促される形で、6人は手持ちの精霊を召喚し、計18体の精霊が彼らの目の前に現れた。呼び出された精霊達は、初めて見る義輝や鳳凰に興味津々だ。

 

「わぁ! 凄いですね!」

 

真琴は多数の精霊を目の当たりにして目を輝かせていた。その一方で、夏凜はプライドが損なわれたような気分になる。

だが、夏凜も負けじと反撃を試みる。

 

「わ、私の精霊は一体だけで充分だし、付き合いだってこっちの方が長いのよ! 言ってやんなさい!」

 

そう言って義輝を促すが、出てきた言葉は……。

 

『諸行無常』

 

……それだけだった。居心地が一気に悪くなる夏凜。

 

「達観してますね」

「ある意味尊敬するわな」

「そ、そこが良いのよ!」

 

やせ我慢とも見て取れる表情を浮かべる夏凜。

 

「ど、どうしよう夏凜さん……!」

 

と、今度は少し離れた場所に移動してタロット占いに興じていた樹が、深刻そうな口調で呼びかけた。すぐそばにいて結果を見ていた風、藤四郎、冬弥も似たような顔つきだ。

 

「今度は何⁉︎」

「夏凜さん、『死神』のカード……」

「勝手に占って不吉なレッテル貼らないでくれる⁉︎」

「不吉ね」(by風)

「不吉ッスよ」(by冬弥)

「不吉ですね」(by東郷)

「不吉だな」(by巧)

「不吉だね〜」(by園子)

「ヒィィィィ⁉︎ い、嫌ですよ夏凜ちゃん! 死んだらしたら僕……!」(by真琴)

「不吉じゃない! あと真琴も泣きじゃくってないで離れなさいよ!」

 

涙目で抱きついてきた真琴をどうにかして退けた後、夏凜は深く息を吐いた。この数分で一気に疲れが溜まったようだ。

 

「と、ともかく! これからのバーテックス討伐は、私と真琴の監視のもとに励むのよ! 良いわね⁉︎」

「部長がいるのに?」

「部長よりも偉いのよ!」

「ややこしいなぁ」

「ややこしいッスよ」

「ややこしくないわよ!」

 

冬弥はともかくとして、友奈との絡みに段々とストレスが溜まり始める夏凜。そんな中、上級生の2人が話をまとめるべく、口を開いた。

 

「事情は分かったけど、学校にいる間は、上級生の言う事を聞くものよ」

「そうだな。事情を隠すのも、任務の1つに入ってるんだろ?」

 

さすがの夏凜も、反論するだけの気力が残っていないのか、適当に返事を返す。

 

「……フン。まぁいいわ。残りのバーテックスを殲滅したら、お役目は終わりなんだし、それまでの我慢ね」

「うん! 一緒に頑張ろうね!」

「そうだな!」

「は、はい! こちらこそ、よろしくお願いいたします!」

 

友奈と銀が手を差し伸べて、真琴と握手を交わす。が、夏凜だけは背を向けて腕を組む。

 

「が、頑張るのは当然! 私の足を引っ張るんじゃないわよ!」

 

真琴とは対照的に、夏凜は態度は素っ気ないものだった。こんな調子で本当にバーテックスの討伐など出来るのか、と不安視する部員も少なくない。

 

「まぁそう言うなって。あたしらチームなんだし、これからも一致団結してやってこうよ! ……んでさ。これからみんなでうどん食いに行かないか? まだこっちにきたばっかなら、かめやは絶対おすすめだぞ! 話したい事もあるしさ!」

 

銀が真っ先に夏凜の肩に触れてから食事の誘いをするが、当の本人は軽く払いのけて、拒絶した。

 

「必要ない。行かないわよ」

「? もう帰るのか?」

 

銀の返事に答える事なく、夏凜はカバンを手にとって、何も言わずにさっさと部室を出て行ってしまった。気まずい空気が漂う中、一同の視線は、もう1人の転入生に向けられる。

 

「あ、あの……。僕でよろしければ、全然大丈夫ですよ。皆さんのお話しも聞きたいですから」

 

一気に視線が集まってオロオロする真琴だが、かめやに同行する意思は見受けられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして一同は、そのままかめやに向かい、温かいうどんを堪能していた。

 

「ん〜! この喉ごしがたまらないね〜」

「園子ちゃん、親父くさくなってますよ……」

「でも、本当に美味しいですね! 誘ってくれてありがとうございます! その上、ご馳走になってもらう形になって……」

「良いってもんだ。新人にはこれくらいの配慮はするさ」

 

奢ってくれる事に対してお礼を言われた藤四郎は、爪楊枝で歯の掃除を始める。

 

「でも、こんなに美味しいのに、夏凜ちゃん食べないのかな……?」

「それ以前に、俺達の事をどこまで理解してもらえるかが、今後のカギだな」

「遊月君の言う通りね。まさに頑なな感じの人だったわ」

「フッフッフ……」

「お姉ちゃん、どうしたの?」

「もの凄い含みのありそうな笑い声ですね」

「あぁいうお堅いのは、張り合い甲斐があるわね」

「張り合う事前提なのか……」

「もう、お姉ちゃん……」

 

同級生と妹は、同時に項垂れた。そんな中、友奈は1人、唸っていた。

 

「う〜ん……」

「どうした、友奈?」

「どうやったら仲良くなれるかな……? 真琴君、どうすれば良いかな?」

「そう、ですね……。僕と夏凜ちゃんは幼馴染みで、家柄の事もあって、子供の頃からずっと2人でいる時が多かった気がしますから……。正直なところ、僕以外の同世代の人に、心を開いた事なんてないと思うんです。かくいう僕もそうなりますけど……」

「でも、やっぱり放っておけないよ。夏凜ちゃんだけ仲間はずれなんて、そんなの嫌だし……」

「お前らしい悩みだな。けどまぁ、多少鬱陶しがられてもいいから、話しかけてみるのが筋かもな、こういう時は」

「兎角……。うん、そうだね」

 

依然として夏凜の事を気にかける友奈。良い人達に恵まれそうで良かった、と密かに安心する真琴。

とはいえこの時、夏凜の事を気にかけていたのは友奈だけでは無かった。

 

「……」

「銀?」

「あ、いや。何でも……」

「その割には、箸が進んでないな」

「あ、うん……。なんか思ったより食欲湧かなくて……」

 

部室を出てからここまで、ほとんど上の空になっている銀の表情はうかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(くだらない。学校なんて別に期待してなかったけど、想像以下ね)」

 

夕日をバックに、有明浜で自主鍛錬を行っていた夏凜が、今日一日を振り返って、そう毒づく。

友奈達がうどんをすすっている間、夏凜はただ1人、次なる戦闘に向けて体を仕上げ始めている。数日前に人が立ち寄らないような場所として有明浜を見つけてから、鍛錬の場にしようと足繁く通っており、この土地に来るまでやってきた事とほぼ同じ流れで、両手に握られた2本の木刀を使って乱舞の如く、汗だくになりながら体を動かしていた。

夕日が海岸線に沈む手前まで鍛錬を行った後、自転車を漕いで家路につく。道中でコンビニに立ち寄って弁当やサプリ、そして煮干しを買う事も忘れずに。

大赦の手配により、町内のとあるアパートの一室に移り住み、一人暮らしを始めるようになってから、早数週間。慣れた手つきで鍵を開けて誰もいない部屋に入っていく。新聞は薄高く積もられ、大赦の紋章が刻まれている段ボールの中には、まだ私物がほとんど残っているが、どれも今の夏凜には必要としないものだった。

幼馴染みである真琴は、部屋の空きがなかった事もあって、自分がいるアパートからは少し離れた位置にある別のアパートに住んでいると聞いている。今までは真琴もこういった際には手伝ってくれていたが、大人になるにつれて羞恥心からか、あらゆる手助けを拒むようになっていった。

 

「(……だからって別にあいつが嫌いなわけじゃないけどね)」

 

やれやれと思いつつ、夏凜はソファーに寝転ぶと、端末を取り出してメールを打ち始めた。大赦に定時連絡をする為だ。

 

[讃州中学に着任。滞りなし。現勇者及び武神達は、危機感の足らないものばかりの印象。真琴もそれに触発されており、今後が危惧される 三好 夏凜]

 

当時の雰囲気を、特に友奈と銀とのやりとりを思い返しながら、送信し終えた夏凜は、食事の前に、唯一箱から取り出したマシーンを使ってジョギングをして、軽く汗を流す。

それを終えた後で、コンビニ弁当を平らげる。1人での食事は、ここ最近になってからの事だった。大抵は、真琴がそばにいてくれた。寂しいと思った事も何度かあったが、最強の勇者になるべく、その気持ちを押し殺していた。とはいえ1人きりの食事は、どうしても物足りなさを感じる。

 

『これからみんなでうどん食いに行かないか? 話したい事もあるしさ!』

 

「……バカなやつ」

 

昨日、偶然にも薬局で出会った勇者のお人好しな姿を思い返し、すぐにバカバカしいと首を横に振る。だが、どうしても就寝するまでの間、彼女の事が頭から離れられなかった……。

 

 

 




個人的に、義輝が牛鬼にかじられているところが最高に笑えた回でした。


〜次回予告〜


「なせば大抵なんとかなる!」

「ハゲちゃうんですか⁉︎」

「……煮干し?」

「……チョロいな」

「センスあるじゃない」

「もうダチコーだろ、あたし達はさ」


〜双剣の勇者達〜

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