鉄と血のランペイジ   作:芽茂カキコ

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第15章 鉄華団
限界突破


▽△▽――――――▽△▽

 

「こいつ、結構パワーあるな」

『ぐぅっ! また邪魔をするのか………小僧ォッ!!』

「そういうアンタはガリガリだよね。キャラ変わった?」

『貴様アアアアァァァァァァァァ!!!』

 

 ギギギ………と互いの駆動部が軋む嫌な音が〝バルバトス〟のコックピットにも伝わってくる。

 同じガンダムフレームだからパワーは互角。だが速さは向こうに分があり、反射速度も………おそらく阿頼耶識手術を受けたのだろう。平原での動きはあまりに鋭かった。

 

 この戦い、かなりキツくなる。

 

 

『くそがあああああァァァァァァァッ!!!』

「ちょっと、じっとしてろ」

 

 

 クーデリアやアトラたちが無事に逃げるまで、こいつを抑えないといけない。派手に戦えば、巻き込んでしまうかもしれないから。

〝バルバトス〟のパワーにモノを言わせ、三日月はサーベルを振り下ろそうとする〝キマリス〟の片腕と、こちらに掴みかかろうとするもう片方も力づくで抑えつけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

▽△▽――――――▽△▽

 

「う………!」

 

 徐々に感覚が戻ってくる。

 クーデリアはゆっくりと瞼を開け、身体の感覚が覚束ないまま、ヨロヨロと起き上がろうとした。

 

――――確か、三日月が飛び込んできて………

 

 その時、自分が何か柔らかくて温かい何かの上に身を乗せていることに気が付いた。硬い通路であればしたたかに身体を打っていただろうに。

 目を向けると……クーデリアやアトラを抱き留めたオルガが、身代わりに通路に倒れ込んでいた。

 

 

「団長………」

「へっ、大丈夫か?」

 

 

 いつもの気取った笑みを浮かべるオルガ。そこでようやくアトラの方も意識を取り戻した。

 その時、ギギギ………という金属同士が軋み合う嫌な音が。〝バルバトス〟が敵のモビルスーツを押さえ込んでいるのだ。だが徐々に押さえているようで、舗装された地面を少しずつめり上げながら後ろに引きずられていく。

 

 

「三日月………!」

『団長っ! 返事してください! 団長!!』

 

 と、破壊されたギャラルホルンのモビルワーカーをかき分け、鉄華団のモビルワーカー2台が階下に飛び込んできた。

 

「タカキか。蒔苗の爺さんとクーデリアを避難させるぞ。ここにいたんじゃミカがまともに動けねえ」

『了解ッ!』

 

 

 倒れ込んでいた蒔苗老も「おぉ………」とようやく起き上がり、秘書の男はまだ気絶したままだったが、オルガが肩を回して強引に立たせた。

 

「爺さん、動けるか」

「ああ、大丈夫だ。だが他の議員も避難させねば………」

「俺に任せてくれ。行くぞ!」

 

 

 クーデリアは〝バルバトス〟の戦いを見上げていた。

 ここまで、誰かを犠牲にしながらここまでやってきた。敵も、味方も、大勢の血を流して、ここまで………

 未来を希望で繋ぐためと信じて。だがその旅路はあまりにも、血で染まりすぎた。

 だが………だからこそもう立ち止まれない。クーデリアの戦いのせいで死んでいった者たち、そして、今クーデリアのために戦っている者たちの生命を無駄にしないためにも。

 

 

「――――クーデリアさんっ! 行きましょう………!」

 

 アトラが袖を引っ張ってくる。既に蒔苗老やオルガたちは階下のモビルワーカーと合流しようと降りていく所だった。

 クーデリアは最後に、力強い瞳で〝バルバトス〟を見上げ、

 

 

「………はい!」

 

 

 私が、貴方たちを幸せにしてみせます。

 その死、その生に報いるために。

 

 全てを決意し、クーデリアはアトラを連れてオルガたちの後を追って去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽△▽――――――▽△▽

 

〝バルバトス〟対〝キマリス〟の、一進一退を繰り返す鍔迫り合いが続く。

〝キマリス〟の方が若干パワーで上回っており、三日月は機体が徐々に後ろに押されているのを感じた。そう長くは………

 

 

『ミカ! 待たせたな。俺たちは議員サマ連中を連れて避難する。そいつの相手、任せたぞ!』

 

 

 オルガからの通信。数台の鉄華団のモビルワーカー隊が瓦礫をよけながらここを離れていくのが側面モニターから見えた。

 これで自由に戦える。

 

 

「ああ。任され………たッ!!」

 

 

 刹那、瞬間的に限界を超えた出力を発揮し、〝バルバトス〟は一気に〝キマリス〟のサーベルを押し上げた。一瞬無防備になる敵の胸部。すかさずスラスターを全開にその懐へ飛び込んだ。

 

 

『うぐ………ぅッ!』

 

 

 だが敵の対処は素早かった。瞬く間に姿勢制御を取り戻し〝バルバトス〟から距離を取ってランスを……その内蔵砲を撃ち放ってくる。

 

「ち………っ!」

 

 すかさず回避機動を取る三日月。背後の議事堂の残った構造がまたもや破壊され、さらに射線に捉えようと〝キマリス〟が乱射した結果、周囲の建造物に次々と着弾。高層ビルがまた無残にも崩れ落ちた。

 

 

『おのれ………おのれェッ!! ネズミが!! 薄汚い獣がッ!!』

「だから何だよ? アンタも俺らと同じ、ヒゲ持ちの宇宙ネズミになったんだろ?」

 

 

 一気に肉薄し、レンチメイスを突きつける〝バルバトス〟。

 だが〝キマリス〟は『ふん!』とサーベルで突き飛ばし、そして迫る〝バルバトス〟に逆に体当たりを食らわせてきた。

 

 

『がああああぁぁぁぁ!!! 貴様だけは………貴様だけは俺が倒すッ!!』

「ち………っ!」

 

 

 この敵、すごい面倒くさい。

 繰り出されるサーベルの斬撃。三日月も目まぐるしくレンチメイスを振り上げて防ぐが、向こうの方が遥かに鋭く、速い。

 

 

『でやああああァァァァァッ!!』

 

 

 次の瞬間、サーベルが一閃し、ガァン!! という重い衝撃音と共に〝バルバトス〟の手からレンチメイスが弾かれた。

 

「くそ………!」

 

 背部にマウントしてあった太刀を抜き放ち、続く一撃を受け止める。だがこんな細くて小さい武器では〝キマリス〟の装甲を潰せない。

 そしてランスの鋭い突き。三日月は太刀を叩きつけてその軌道をずらしつつ、吶喊しようとするが、もう片方のサーベルでしたたかに打ちのめされて、背後のビルへと蹴飛ばされる。

 背や後頭部を打ち据える鈍い痛みに、三日月は思わず顔を歪ませた。

 

 

 こいつ、今までとは全く違う。

 

 

『はは……どうした!? もう終わりか? やはり半端な宇宙ネズミではこの程度でなァッ!!』

 

 

 振り下ろされるサーベル。

 すかさず〝バルバトス〟は宙へと飛び上がり、空中で一回転して背後の地面へと降り立った。だがそのトリッキーな挙動にも臆さず〝キマリス〟は続けて迫りランスの突きを繰り出してくる。

 

 

―――――どうする? 三日月の脳裏に焦りが芽生え始めていた。

 スラスター残量は残り少ない。腕部内蔵砲で怯ませられる相手でもない。

 だがここで殺し切らなければ………オルガたちがこいつにやられる。

 

 

「あと少し………俺が速ければ………!」

 

 

 反射速度の差だ。これが阿頼耶識の差だと、三日月は気づいた。向こうの阿頼耶識システムの方が性能がいい。だからこそ〝バルバトス〟より速いのだ。

 この差を覆すには………

 

 

 

 

 

 

 

【ALAYA-VIJNANA】

【ASW-G-08】

【PILOT PROTECTION SYSTEM】

 

 

 

 

 

 

 

 阿頼耶識システムの奥底に、まだ〝力〟が眠っていることに三日月は気が付いた。

 阿頼耶識に余計な〝鎖〟がはめ込まれていて、全ての力を出し切れていないのだ。

 

 

「……………おい、〝バルバトス〟」

 

 

【PILOT PROTECTION SYSTEM】

 

 

「何隠してんだよ。その力………俺に寄こせ」

 

 

【PILOT PROTECTION SYSTEM】

【WARNING!】

【NOT RECOMMENDED】

 

 

「それを決めるのはお前じゃないんだよ。いいから寄越せ」

『ネズミがァッ!! お前も!! あの女もッ! 貴様らのネズミ仲間も全員―――――ここで終わりにしてくれるわァッ!!!』

 

 

 その間にも〝キマリス〟は強烈で鋭い攻撃を幾度となく繰り出し続け、〝バルバトス〟は一方的に押されるまま………遂に太刀の守りを突破されて胸部を思い切り蹴とばされてしまう。

 瞬間、無防備になった〝バルバトス〟。

 その好機を逃さず、〝キマリス〟は持っていたランスを持ち上げた。

 

 

 

『宇宙での………お返しだあああああああアァァァァァァァァァッ!!!』

 

 

 

 投擲され、吸い込まれるように〝バルバトス〟へと迫るランス。

 モニターにランスの穂先が三日月の眼前に大写しになった。

 

 

【PILOT PROTECTION SYSTEM】

【SYSTEM ROCK】

【WARNING!】

【NOT RECOMMENDED】

 

 

―――――何言ってんだよ。

―――――そいつがないとガリガリを殺し切れないんだよ。

―――――いいから寄越せ。

 

 

 

―――――全部、寄越せ!!!

 

 

 

 金属同士が潰れる耳をつんざくような轟音が、しばし街中に木霊する。

 数刻後、〝キマリス〟の外部カメラがパイロットに映し出したのは………

 

 

 

 

 

 

 

〝バルバトス〟が繰り出した太刀の一閃によって真っ二つに切断された、ニードルランスの姿だった。

 

 

 

 

 

 

 やっと、〝バルバトス〟がその気になってくれた。

 隠していた力を……その一部を三日月に明け渡してくれた。

 だが、まだ足りない。

 奴を殺し切るには、まだ………。

 

 

【WARNING!】

【NOT RECOMMENDED】

【OVER CONNECTING】

 

 

 片目から見える風景に赤みがかかって、よく見えない。目や鼻から、ボタボタと血が流れ出てくるのを感じる。阿頼耶識システムが神経に身体に過度な負担をかけているのだ。

 だが、問題ない。奴を殺し切るまで生きれば、―――――俺たちの『本当の居場所』に辿り着く、その瞬間まで生きることができれば………。

 

 

「もっとだよ………もっと寄越せ………!」

 

 

 こんな力、何で今まで隠してたんだよ。

 もっとだ。もっと寄越せ。その力。

 

『この化け物がァッ!! ぐあ!?』

「あんたに言われたくないよ」

 

 襲いかかってきた〝キマリス〟のサーベル目がけて再び太刀を煌めかせ、サーベルの刀身の半分から上を斬り飛ばした。

 得物を失った〝キマリス〟は一瞬動きを止めるがすぐさま後退。だがそれ以上の速度で〝バルバトス〟が逆襲する。

 

 

「あんたがここで終われよ」

 

 

 今度は〝バルバトス〟が〝キマリス〟を速度で圧倒する番だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽△▽――――――▽△▽

 

「おお、なんと神々しい………」

「これが聖霊たるガンダムフレームの戦い………」

「ザドキエル様もお喜びになられていることでしょう」

 

「サングイス様、〝バルバトス〟はパイロット保護用リミッターを解除したようで。観測される反応速度が〝キマリスガエリオ〟を26%上回っております」

 

 

 そのようだな。と、居並ぶ厄祭教団の老科学者たちを前に。サングイスは遠くで繰り広げられるガンダムフレーム同士の激闘を見やった。

 エドモントン市内にある高層ビルの屋上。これほど離れていれば戦いの影響が及ぶことは無い。電子双眼鏡で、サングイスは〝バルバトス〟と〝キマリス〟の生死をかけた戦いを見守っていた。

避難は既に完了しており、ギャラルホルン兵士の姿も無く、暗いローブで全身を覆った薄気味悪い一団が建物内に入ったとしても、訝しむ者はいない。

 

 

「………サングイス司祭様。このままでは〝キマリスガエリオ〟の方が〝バルバトス〟を捕捉できずに撃破される恐れが」

「既にデータの採取は完了しております。ここは、強制撤退コマンドを………」

 

「〝キマリス〟の枷の方も外しなさい」

 

 サングイスは淡々とそう言い放ったが、その言葉に老科学者たちは一斉にどよめき始めた。

 

「サングイス様、それは………」

「リミッターを外せば生体ユニットの神経が損傷する恐れが………」

「精神にも過剰な負荷がかかり、不可逆的に正気を失う可能性も」

 

「今更何を恐れる? どの道リミッター解除後の詳細な戦闘データは必要だ。マクギリス様のためにも。やりなさい」

 

 有無を言わさぬサングイスの命令に、老科学者たちは戸惑ったように顔を見合わせたが、やがて一人が進み出て「では……」と手元のタブレット端末を操作する。

 タブレット端末から送信されたリミッター解除コードは、有線コードを通じて足下のLCS発信機へと伝えられ、〝キマリスガエリオ〟へと一瞬にして送信される。

 そして――――――――

 

 

 

『が…………アアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!』

 

 

 

 凄まじい絶叫が、エドモントン市内を激しく震動させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽△▽――――――▽△▽

 

「………ル! カケルっ!!」

 

 誰かが呼んでいる。

 曖昧な意識のまどろみの中から、俺を呼ぶ声がやがてはっきりと聞こえ………ゆっくりと目を開けた。

 ぼんやりとした視界が少しずつ明瞭になり――――酷い有様となった〝ラーム〟のコックピットと、開け放たれたコックピットハッチの向こう……フェニーの姿がそこにあった。

 

 

「フェ……ニ………!」

「カケル!? 良かった………! 待ってて、今助けるから!」

「クレスト……たち………が……」

「何とか全員無事よ」

 

 そう言いながらフェニーは、こちらに手を伸ばして、流れる血を拭ってくれた。

 

「ビトーとペドロが怪我したけど、致命傷は避けれたみたい。クレストも大丈夫。向こうで、ラフタとか昭弘とかもやられたみたいだけど、皆何とか生きてるって。エーコたちが助けに行ってる。戦いも、一応ひと段落ついたみたい」

 

 

 そうか………。と、身体の感覚があまりはっきりせず、口調もおぼつかないまま、俺はまだ生きている端末に震える手を伸ばした。

 

 

「三日月………」

「そ、そんなことより自分の心配をしなさいよ! とにかくジャッキで間作らないと………」

 

 両脚と、左腕の感覚が無い。ゆっくり視線を向けると、押し潰れてきたコックピットの構造に挟まれてしまっていた。痛覚がやけに鈍いのは、阿頼耶識システムのおかげだろうか。やけに思考だけがはっきりしている。

 フェニーは一度機体から降り、また戻ってきた時、その手には救助用の電動ジャッキが握られていた。わずかな隙間に爪をねじ込み、外側から少しずつこちらが這い出せる空隙を生み出そうと………

 その時、

 

 

 

 

 

『が…………アアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!』

 

 

 

 

 

「きゃ!?」

 

 身体の表面さえ震えるような凄まじい咆哮。フェニーは思わず両耳を塞ぎ、俺も、せっかく取り戻した意識を吹っ飛ばされかけた。

 今の声は………

 

「な、何!?」

「フェニー……離れろ………!」

 

 少し間を開けてくれたおかけで身体を伸ばすことができた。

 まだ生きている端末を叩き、システムをチェック。射撃管制システムはほとんど全てオフライン。操縦機構はあらかた使用不能だが………動かす程度なら。負担は大きいが阿頼耶識システムで神経から直接信号を送ることができる。

 今、街で〝バルバトス〟と〝キマリス〟が戦っているなら………

 

「ちょ、ちょっと! まさかそんな身体で戦う気!?」

「まだ戦える………」

 

 思いのほか傷は浅い。阿頼耶識システムのおかげで動かす分には問題ない。

 

「降りてくれ。フェニ……巻き込みたく………」

「い、行かせる訳ないでしょ!? 何考えてんのよ! 自分の身体見てみなさいよっ!」

「行かせてくれ………!」

「いやッ!!」

 

 抱き締めようとするフェニー。だが俺は……一気に機体の上半身を起き上がらせた。

 

「きゃ……っ!」

 

 フェニーが転がってコックピットから投げ出される。ハッチの外には〝ラーム〟のマニピュレーターがあり、その掌部でフェニーを受け止めた。

 そしてそっと地面近くに近づけて、掌部をひっくり返してそっと払い落とす。

 

『カケル! 待ってっ! カケルっ!!』

 

 フェニーの悲痛な叫びが聞こえてくるが、構わず巻き込まないようゆっくり〝ラーム〟の全身を起き上がらせた。

 またも沈みそうになる意識を必死で呼び起こしながら――――ここで、終わらせる訳にはいかない。三日月も、鉄華団も。

 辿り着けなかった場所に辿り着かせるため、見ることができなかった未来を見るために………俺はここに来た。

 途中で失われるはずだったたくさんの命を、ここまで繋ぎ留めることができた。だが、ここで終わりじゃない。ここが終わりじゃない。

 

 

 

 

 まだ続きがある。皆の物語には、例え唄われなくとも、続きがあるんだ。

 だから、それを――――――

 

 

 

「行くぞ。………〝ガンダムラーム〟!」

 

 

 俺の気勢に応えるように〝ラーム〟がその双眸を煌めかせた。

 

 血反吐を吐いても。

 命を削ろうとも。

 必ず先に進む、進ませてみせる。

 

『待ってカケル! 何で………っ!!』

 

 ごめん、フェニー。

 必ず戻ってくる。終わらせて戻ってくるから。

 

 フェニーたちを巻き込まないよう少し下がり、俺はスラスター出力全開で〝ラーム〟を、エドモントン市内に向けて力強く飛翔させた。

 

 

 

 

 

【MAIN ARMOR PURGE】

【RAMPAGE ARMOR】

 

 

 

 


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