陽気にトゲール君キバール君を振りながら歩くミツネの後ろを歩いています。
トゲール君キバール君って言うのは、ミツネが骨双剣に付けた名前。確かそんな名前の双剣あったよなぁ。
アイルー君メラルー君だっけ?
そういえば、アイルーやメラルーをまだ見ていないな。
一度見てみたい。
「おっ!これは龍殺しの実だ!」
「結構集まってきたな」
「うん!実験出来る分は集まったよ!」
「じゃあ狩りに行こう。」
「はーい!」
昼食は双剣を作りながら食べたから、夕食探し。
アプトノスがいればいいんだけど。今の宿敵だし。
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て事で、やってきました森丘1番。
アプトノスが二頭いる。
で、狩りに出る前にやらなきゃ事がある。すぐ近くにベースキャンプがあるから、一度見に行ってハンターが居ないか確認するのだ。
周りの安全が第一ですよ。えぇ。
ミツネを背に乗せて、ゆっくりと歩く。
俺は前を、ミツネは後ろを見る。
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特に何も無かった。
誰も居ないし、無人のベースキャンプがそこにあった。
ミツネはまた支給品ボックスを覗いている。
「アルー!こんなのあった!」
ミツネは、ピッケルを持っていた。しかし、ボロくて少々建付が悪い。すぐに壊れそうだ。
「見た目は100%ボロピッケルだな。」
「貰って帰ろう!」
「まじで?でも、必要になるよなぁ…」
「内緒だよ」
「おう」
告げ口をする相手もいないが、盗みは盗みだ。内緒にしなきゃ。しかし!バレなければよかろうなのだ!!
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アプトノス。
弱いけど、今の俺たちには強敵。
ランポスみたいに体が小さくないから、関節技で一撃必殺も出来ない。で、ミツネの実験をしてみようって事だ。
2頭いるけど、食べきれないので一頭集中で狩る。
まず、ミツネは毒テングダケを食べた。
そして、アプトノスの後方から切り込む。
ザンッッ!
おお!切れてる!ちょっとだけど浅い傷が出来てる!
で、紫色の靄も出てる。
そのまま続けて二撃目。
ザッッ!
おお、切れてるよ。ミツネさん。
そんで、紫の靄は出なかった。アプトノスもミツネを敵と認識したのか、威嚇をしている。
「次行くよ〜マヒダケ!」
と言うと、ミツネはマヒダケを一つ食べる。
そして、
ザンッッ!
黄色い雷の様なエフェクトが出た。結構派手だな。
一撃毎にアイテム使っるけど、今回は実験。
なんて思っていると、アプトノスがビクビクしながら立ち止まった。
嘘だろ、マヒダケドーピング一発で麻痺かよ!状態異常値が高いのか?にしたって早すぎる。確定蓄積?
いやいや、双剣で確定蓄積なんかしてみろ、ぶっ壊れもいいとこだ!
「アル!なんか麻痺った!」
「ミツネ!今のうちだ!頑張れ!」
「わかった!そいやーーーー!」
ズババババ!
鬼人乱舞していた。いや、鬼人化のやり方がわからないから出来ないんだけどさ。見よう見まねなのかな。でも、結構様になってる。
ここで、アプトノスの麻痺も解ける。
続けてアプトノスは倒れた。でも、まだ討伐出来ていない。
バタバタと暴れるアプトノスから、一度ミツネは離れた。
何やらごそごそとランポスカバンを漁っている。次は何を出すつもりだ?
「テレレテッテレ〜〜!
ニートーローダーケ〜〜〜〜!」
「ちょっ、まじで!?爆発するかもだぞ!?」
「大丈夫だよ、多分!」
パクッッ!
やっばいな、どうなるんだこれ?
思うのも束の間、容赦なくミツネはアプトノスへ切り掛かる。
バァンッッッッ!
爆発した。結構豪快に。
「うるさっ!」
ミツネは驚いて尻餅をついた。
「おいっ!怪我は無いか?大丈夫!?」
「うん!大丈夫!耳がキーンってするけど。」
「そうか…良かった…」
「あ…!アプトノス倒しちゃった!まだ試したい実があったのになぁ…」
ミツネさん…なんか戦闘狂じみてません?
「まぁ、次の狩りで使おうよ。すぐには腐らないだろうし。」
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とりあえずアプトノスがを捌く。
ミツネのトゲールキバールで皮を切り、そこをきっかけに肉と皮を別ける。力技だけど。
「そろそろちゃんとしたんナイフが欲しいねぇ。」
「そうだな、綺麗に捌けた試しがない。」
やはり、力技で捌くと皮が千切れてしまったり、肉が皮に残ってしまう。勿体無いし、命に申し訳ない。
「人がいる所に行くべきなのかな?」
そうなるよなぁ…俺らには鉄の加工は出来ないし…
「だよなぁ…」
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ひとまず、大きな肉が塊で一つ取れた。
今日の夕食で食べ切れそうも無いけど、とりあえず背負って持ち帰る。
ミツネは側に置いていたランポスカバンとボロピッケルを持ち、落ち着ける場所を探す。
「ねえ、アル。」
「ん?どうした?」
「こっちから行けば森丘の9番に行けそうじゃない?」
いつもならマップにない場所へ向かうのだが、ミツネがふと言い出した。
「あぁ、行けるだろうけどどうしてまたそんなことを?」
「メラルーがいるかも」
「なるほど。見てみようってか?」
「うん。モンハンの癒し要素だもん」
「オッケー!行ってみよう。」
ということで、一人と一頭は1番から森へ入って、9番を目指す。
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結構歩いた。
1番から8番までで結構距離があって、生い茂ってわかりづらい道を進まなければならない。森が少し開けると、中心に大岩のある空間へ出る。ここが8番。
そこから9番のあろう方向へ行き、とりあえず直進する。
生い茂ってはいるけど、何となく道っぽくなっていて、そこを道なりに進むだけ。
探索ではなるべく迷わない様に歩いていたが、ここまでわかれば8番へ戻る道もわかるし、迷子にはならないで済みそう。
「あっ、アル!多分ここ9番だよ!」
「やっと着いたのか?」
「多分そう!トンネルもあるし、あっちには池もある!」
そこは間違いなく、森丘9番だった。
そして、目線を下げると、彼らはいた。
「メラルーだぁ!」