割とガチ対応をする、ぐだの話   作:風呂

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マシュのとある訓練を見学したぐだ「発案者呼び出し案件かな」
ノリノリで訓練内容を考えたダ・ヴィンチちゃん「え〜駄目かい?君には眼福ものだったろー?」
遠い目をするぐ「そうかもしれないけど、ぶっちゃけAVの最初のイメージシーンかよって思った」
大笑いのダ「君も男の子だねえ。健全健全」
無表情なぐ「ギルティ。強制連行」
例の写真集をネタに無償奉仕中のスカサハ「すまんが来てもらうぞ」
影の女王の拘束技を受けるダ「え?ちょっとまっ・・・、なんだって!?罰ゲームはあの訓練をコスプレで全部?ランドセルはいやああああああ!!!」


今回の話とは一切関係ありません。


巴御前への対応

 彼女にとってそれは、正に青天の霹靂の如く。

 少なくとも彼女が生きた時代からは考えられない程の発展を遂げていた。

「まさかお手玉やおはじきくらいしかなかったところから、これ程までになるとは思いもよりませんでした」

 ゲームの事である。より正確に言うならば遊戯全般の事だ。

 ガチの戦闘民族として戦いに明け暮れていたあの頃、ふとした時に見かけた子供たちが遊ぶ姿に言い様のない思いを抱いた事はあった。

 しかしそれは不要なものとその思いの正体を確かめもせず、心の奥に閉じ込めて愛する者と戦場を駆け抜ける日々。

 だがカルデアに召喚され、幾らか心に余裕を持った状態でゲームという文化に触れた時、彼女は理解した。

 ……ああ。私、羨ましかったんですね。

 血生臭い事を考えずに、無邪気に遊ぶ姿が。

 最強の女武将とまで呼ばれた巴御前が、まさか子供の遊ぶ姿を羨ましがるとは。

 鬼の血が混じるとはいえ、結局自分も人の子かと自嘲した時もあった。

 ――その反動か。自分の気持ちに気付いた後、彼女はそれはもうドップリとゲームにハマってしまったのは。

 

 

「はーい、という訳で御前様、ゲーム機没収ー」

「うなっ!? 殺生な! 後生ですからそれだけはご勘弁を! マスター!」

「いやアンタ、今が後生みたいなもんでしょ? 娯楽物は人理修復された今でもカルデアでは貴重なんだから占有しちゃあいけませんよ」

 マスターはサーヴァントの横暴は許さない! という訳で、他のサーヴァントから苦情が出た為という建前の下、自分もゲームで遊びたいという欲求に素直に従い、刑の強制施行にでたぐだ男であった。

「い、いえ、後生とはマスターの事を言っているんですよ? ほら、死んだ後に極楽浄土に行く為には徳を積まなければならないのです。だから、早く、それを、返して、ください!」

「圧倒的にNO!! 断固拒否です。セーブデータは消さないであげますから観念してください。あと、死後云々の発言はサーヴァント的に大丈夫なんですか? 割と黒に近いグレーゾーンだと思うんでできれば控えていただきたい」

「あ、それは申し訳ありません。真面目に嫌がってそうなのでこの辺りの発言は以後控えます。……が、やはりこの仕打ちはあんまりかと」

「仕方ないなあ。じゃあこっちが選んだゲームと対戦者に勝てたら返してあげますよ」

「言いましたね? 言質は取りましたからね。こうなった以上、げえむで負ける訳にはいかないのです」

「了解。それじゃあ、刑部姫入ってきてー」

「はいはーい。周回免除につられてやってきた姫ちゃんですよー」

「おや、彼女とは。良いんですか? かあどげえむやぼおどげえむでは兎も角、てれびげえむの腕前で負ける気はしませんが」

「良いよ別に。BB呼んできても良いけど、それじゃあ勝負にすらならないし」

 むしろ一瞬で別ゲーにまで改造するくらいできそうだし、とぐだ男。

「あ、それは……そうですね。初見で最速理論値であーるてぃーえーできる方ですし。ちいとはいけませんちいとは。公平公正を保ってくれるのであれば私からは言う事はありません」

「良し、互いのコンセンサスがとれたところで、対決するゲームはこれだ!」

 ネット接続したゲーム機に新たにゲームをダウンロードするぐだ男。そのタイトル見て、

「これは私に関係するものですか? なんだか少々恥ずかしい気分になりますね」

「……うわぁ、まーちゃんこれは酷い。ないわー」

 懐かしのドット絵で表示されるゲームタイトル。それは、

 

 

「源平討〇伝」

 結果は言わずもがなである。




なお、まともにプレイできなかった模様。
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