奥さん、貸した金が払えないなら身体で払ってもらおうか!   作:筆先文十郎

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魔法少女シャイニングピース~お願いだから、私を犯してよ!~

 戦う術を持たぬ人々を守るため神の祝福を受けた魔法少女、シャイニングピースは地球侵略を企む悪の組織ゲドールの司令官のゲドウィンの消耗作戦によって耐えがたい拷問を受けていた。

 両手は万歳をするように吊るされ、口は閉じられないように固定具をつけられている。その開きっぱなしの口に異形としか言いようがない男が太く長いもの、熱々のちくわを咥えさせて犯していた。

「ふふふ、どうだ。シャイニングピース」

 ゲドウィンはちくわを可愛らしい魔法少女の口から名残惜しそうに取り出すと少女の顔を覗きこむ。

「……ッ!」

 シャイニングピースはキッと睨み付ける。双眸(そうぼう)からはとめどなく涙を流しているがその奥には闘いの炎は消えてはいなかった。

「ククク、さすがは人間どもを守るために神からの祝福を受けたことだけはある。それでは次は──」

「甘いわね、ゲドウィン。それが数々の星を知略で滅ぼしてきた男のすることかしら? 容姿と違って」

 カツカツと音を鳴らしながら現れたのは整った容姿に猫のように吊り上った眼が印象的な黒い長髪の女性だった。その女性を見てシャイニングピースは嫌悪感を露わにする。その理由は彼女の身体からにじみ出る邪悪なオーラとその恰好だった。

 彼女が身に着けていたものが多くの人間が思い浮かべるであろう魔法使いが着ている不気味な帽子と黒いマント。バスケットボールほどの双乳、無駄な脂肪一つないくびれた腰回り、ぷりんと張りのある臀部。

 それらがはっきりと分かる、乳首と股の部分をかろうじて隠しているとしか言いようがないV字の布だったからだ。

「ほおぉ。これはこれは幾百幾千の敵を殺したが、それ以上にその娼婦も赤面する扇情的な恰好で幾千幾万の敵を食った(・・・)大魔女のデスエンド殿ではないですか」

 ケッと唾を吐くゲドウィンにデスエンドと呼ばれた女は「ふふっ」と笑って受け流す。

「せっかくの獲物もこんな扱いでは……」

 ニヤリとサディステックな笑みを浮かべるデスエンド。そんな魔女を聖なる魔法少女はギッときつい視線を送る。そんなシャイニングピースにひるむことなくニヤリとした笑みのままデスエンドは言い放つ。

「こういった女には外はカリカリ中はとろ~りな熱々の焼きたてたこ焼きを咥えさせるのが一番よ。これに勝るものはこの世に存在しないわ」

「…………」

 魔女の予想外の言葉に聖なる魔法少女が放心する。

 

 ドシン、ドシン

 

「やれやれ、デスエンド。おめえもそこのカエルと同じで分かっていないなぁ」

「お前は……」

 デスエンドが振り返ると、そこには白目の二足歩行の巨大な狼が立っていた。口からポタポタと涎こぼす姿は今にも獲物の(はらわた)を食い破らんとする狂気さがにじみ出ていた。

「これはこれは。幾千幾万の強者をその牙と爪で切り裂いてきたけど無抵抗の女子供老人をその数倍食い殺した暴食野蛮のヘルウォルフ殿」

 新たに現れた敵幹部はシャイニングピースを見ながらじゅるりと舌なめずりをする。

(ま、負けるものですか!)

 一瞬ひるみつつもすぐに抵抗する炎を燃え上がらせるシャイニングピース。そんなシャイニングピースに「ケケケ、いいメスだぜ」と呟いてからカエルと魔女に語る。

「お前らはわかっていないねぇ。こういった女にはトロトロの餡が滴る揚げ春巻を咥えさせるのが相場で決まっているんだよ」

「…………」

(お前もかよ!!)

 二足歩行の狼に突っ込むシャイニングピース。そのときだった。

 

「馬鹿ヤロウ!! それでもゲドールの幹部か、貴様ら!!」

 

 天を震わす大声に三人の幹部が片膝をついて(うやうや)しく頭を下げる。

(こいつが、ボス……)

 豊かな黒いアゴ髭を蓄え、戦車の胴体。そして三人の幹部を凌駕する威圧感と邪悪なオーラにシャイニングピースは新たに現れた男が敵組織の総大将だと悟る。

「ではジャスティスカウンター様はどうするのがよろしいのです?」

 二足歩行の狼の言葉に黒髭戦車は嬉しそうに語りだす。

「こういう女には肉まんを胸に仕込むのがロマンというものよ。こんな慎ましさな胸の女には特に、な」

(……ここにはバカしかいないのか)

 聖なる魔法少女は心の中で何かが崩れ落ちる音を聞いた。しかし彼女にとって地獄はまだ続く。

「はあ?ジャスティスカウンター様……何をおっしゃられるのです?このような女には熱々のちくわを咥えさせるのが一番いいのですよ」

「あら、何を言っているのはゲドウィンもよ。たこ焼きこそこの女を苦しめる最上のものよ」

「エロ女も黙っていろ。春巻に決まっているだろう!」

 

 ダダダダダダダダダダッッッ!!!! 

 

「ほう、お前ら。この俺に逆らおうと?」

 両腕のガトリング砲を三人の部下の足元に放つジャスティスカウンター。しかし三人はひるむことなくジャスティスカウンターをにらみ返した。

「いいだろう。誰が正しいか、力で決めようじゃないか!!」

 ジャスティスカウンターの言葉によって四人はシャイニングピースをよそに戦艦を大きく揺るがすほどの闘争を開始した。

 そんな四人を見ながらシャイニングピースは心の中で叫んだ。

 

 

 お願いだから……そんなアホらしいことじゃなくて普通に犯しなさいよ!…………お願いだからエロゲーみたいに私を犯しなさいよ!! 

 と。

 

 




書いた張本人がいう台詞じゃないですけど。ゲドールのやつら、なに考えているんだ?

そしてこれを書くのに一年費やす私って。

お気に入りがいつの間にか1,000突破。
まさか自分の小説がここまで支持されると思ってもいなかったので放心しています。本当に感謝です。いまだに信じられません。

あと本当はヒドエジェルという妖精のような女も登場する予定だったのですが。パソコンがフリーズ→データ飛びました。
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