最強のライダーが行く異世界転生   作:バウ

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これから、あとがきはステータスの表示になります。


初めましてキバットさん…様

「うーん、生野菜は体に悪いよー…ハッ!」

 

「王よ、目覚めたか」

 

「!…キバットバットⅡ世!?」

 

「自己紹介は不要な様だな、無事転生は完了した。気分はどうだキバ」

 

「ああ…体に違和感はないな」

 

「そうか、ならば人間形態から魔人形態に変身してみろ」

 

「は?魔人?」

 

 俺、唯の人間だよな?

 

「ふむ、色々と説明が必要な様だな」

 

 長い説明の為割愛。

 

「つまり、俺はオルフェノクとファンガイアのハイブリッド種って事なのか?」

 

「そうだ。この世界で唯一存在するオルフェノクにしてファンガイア、それがお前だ」

 

「なんでそんな種族に…」

 

 そもそもオルフェノクとファンガイアの間に子供は生まれるのか?

 オルフェノクは元人間だし、ファンガイアと人間のハーフであるキバ主人公がいるわけだから、同種族が共存している世界があれば可能性はある…のか?

 

「恐らく神の配慮だろう」

 

「あ、神は知ってるのか」

 

「この世界での我らキバットバット族の役割は、異世界人や転生者をナビゲートする事にある。無論、気に食わなければ見捨てる。お前も心せよ。ナビゲートに必要な情報は、この額の魔皇石によってもたらされる」

 

「でも変身できないとは…」

 

「仕方があるまい。レベルが圧倒的に足りん」

 

 種族の事を聞いた際に、何で魔人形態とやらに変身しなければならないのかを聞いたのだが、俺のアイテムボックス内にあるオーガドライバーを含めても、まだ変身できないかららしい。

 

 この世界ではベルトは、強大な力を有するほどにランクが高くなるランク付けがされており、レベルが低いものが変身しようとすると弾かれてしまうそうだ。

 因みにオーガドライバーはA、キバットバットⅡ世はSで最高レベルらしい。

 ただの人間が音やんのマネをしようとすると設定通り即死だそうです。

 

「肝心の魔人化もレベルで断念か…『アイテムボックス』」

 

 ボックス内からオーガドライバーを取り出し、腰に装着する。

 

「どうするつもりだ?変身は出来んぞ?」

 

「変身できなくてもオーガフォンの射撃モードとオーガストランザー(剣)は使えるだろ」

 

「なるほどな。ザンバットソードの代わりに使えそうだ」

 

 なおザンバットソードは、息子のキバットバットⅢ世に引き渡された後の模様。

 

「あ、ダメだ。オーガフォンは反応しない」

 

「一先ず、ストランザーがあればよかろう」

 

「そうだな」

 

 アイテムボックスにオーガフォンだけをしまう。

 ベルトは、ストランザーを帯刀するのにそのままだ。

 

「今までスルーしてたけどこの服装、神様の趣味?」

 

 俺の現在の装いは、ファンタジー小説の旅人の様な粗末な服装である。フード付きのローブは野営用だろう。

 野営するなら、ナイフぐらいは欲しかった。切実に。

 

「まぁ服の事は良いか、裸より何倍もマシだ。それより此処はどこなんだ?」

 

「ここは、ダンジョンの中だ」

 

「だ、ダンジョン…ステータスといいダンジョンといい、実はゲームの中なんじゃないだろうな」

 

「む!武器を構えろ!敵が来る」

 

「敵!?」

 

 俺はこの世界に来て、キバットバットⅡ世としか出会っていない。だが一つだけ事前に知らされていた敵対者。

 

「ゴブリンだ!」

 

 ―――――魔物だ。

 

「グギァ!」

 

「うわ…小さい」

 

 ――ゴブリン

 ファンタジー世界に生息する小鬼型のモンスター。

 身長は150cm前後で、剣など簡単な道具を扱う知能を持つ。

 進化の可能性が多岐にわたり、その成長性はスライムに次ぐと言われている。

 集落を作り集団で生活する事もあり、弱いモンスターだと放置して於くと思いもよらない大災害を招く結果となる。

 

「説明ありがとっ!?」

 

「ギ!」

 

 ゴブリンは声が聞こえたのか、こちらに向かって石を投げる。

 

「数は一、殺ってみるか」

 

 腰のベルトから固定されているオーガストランザーを外し、剣先をゴブリンに向ける。

 

「フン!」

 

「ギィア!?」

 

 一太刀切りかかるとゴブリンは倒れ、灰の様に崩れ消え去った。

 

「ええー!!?弱すぎィ!」

 

≪レベルが上昇しました≫

 

「ええ?」

 

「まぁ、当然だろう。ゴブリンなど駆け出しの冒険者でも討伐できる。ましてお前はオルガイアなのだ」

 

「そこも問題だけどレベルが上がったみたいなんだが…」

 

「ふむ、ステータスを見せて見ろ」

 

「ステータス」

 

名前 キバ

性別 男

種族 オルガイア

 

レベル2

HP 5500/5500

MP 8500/8500

スキル 【アイテムボックス】【完全言語理解】

所有ベルト

 ・オーガドライバー

 ・キバットバットⅡ世

 

「流石に優秀だな」

 

「他のステータスを見たことが無い俺からすれば、判断が付かんのだが」

 

「そうだな、人間のレベル10だと大体これ位だ」

 

 キバットバットⅡ世(長いからこれからキバットと呼ぶ)が、足の爪を使って地面にステータスを書いてゆく。

 

名前 知らん

性別 興味がない

種族 人間

 

レベル10

HP 53/53

MP 10/10

スキル 色々

所有ベルト

 ・色々

 

「はぁ?」

 

 俺は慌てて自分のステータスと見比べる。

 HPは俺の10分の1以下、MPに至っては比べるのもおこがましい。

 なんだかキングが人間を見下していた理由がわかる気がする。あの素敵ファションのセンスは分からないけど。

 

「人間は弱い、だからその身に鎧を纏う」

 

「そうかライダーベルト…」

 

「これで人間がベルトを集める理由が解っただろう。もっとも人間以外もベルトを欲する者はいるがな」

 

「変身したらステータスはどうなるんだ」

 

「む?こうなる」

 

名前 知らん

性別 興味がない

種族 人間

 

レベル10

HP 53/53 RHP(ライダーヒットポイント)5000/5000

MP 10/10 RMP(ライダーマジックポイント)3000/3000

スキル 色々

所有ベルト

 ・セーブイクサベルト

 

「ライダー凄えぇぇ!……ん?セーフ?」

 

「この世界には、量産タイプのライダーが数種類存在している。その一つがセーフモードのみのイクサだ。もう一つはかつて、ライオトルーパーと呼ばれていた顔無ライダー。仮面ライダーライトだ」

 

「ライオトルーパー!?」

 

 555じゃん!

 あ、おれオルフェノクでもあったんだったわ。

 

「かつては変身後の姿が同一だった事もあって、戦争時には所属が一目で解ったものだ」

 

「ベルト奪われたら潜入し放題じゃないか?」

 

「人間側にはそうだ。だがスマートバックルは、人間には使えない」

 

「あー」

 

 555のベルトは、元々人間用には出来ていない。デルタやカイザなら人間でも変身できたハズだけど…。

 実際の設定は兎も角、この世界では人間には使えないという事だな。

 

「早く先に進むぞ。今日中に踏破だキバ!」

 




名前 キバ
性別 男
種族 オルガイア

レベル2
HP 5500/5500
MP 8500/8500
スキル 【アイテムボックス】【完全言語理解】
所有ベルト
 ・オーガドライバー
 ・キバットバットⅡ世
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