評価の方もよろしくお願いします。
お気に入り登録者の確認ができる事に気付いて覗いてみたら、ディケイドとブレイドがいたのに気付いて爆笑しました。
あ、誰かハーメルンのルビ振りの仕方教えて。
姿を確認されないよう慎重に馬車を追いかけながら、リザードマンの叫ぶ声を聞いていた。
「逃がさんぞ!」
「このクズどもメ!」
馬車の向かう方角には、町などの人が集まる場所があるのだろう。このままだと馬車が逃げ切って、お終い。と云う事になりそうだ。
それでは、何だかスッキリしない。
「…103」
≪Single Mode≫
「何をするつもりだ?」
「狙い撃つだけだ」
俺はオーガフォンを銃撃形態に変形させ構える。
目標は馬車の車輪。
目標を見事に打ち抜くと、オーガフォンをベルトに戻す。
「なっ!?こんな時に車輪が壊れるだなんて!?」
馬車から出て来たのは、いかにも貴族然としたドリルヘアーお嬢様だった。
「これは意外…さて、これで追われていた理由が聞けそうだ」
「無茶をする」
キバットの呆れ顔という珍しい姿を見ていたい気もするが、今はこの事態がどんな流れで始まったのか、の方が興味がある。
「さて覗きに行って見るか」
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「ハッハ…早く、馬車を出しなさい!トカゲ男が追って来るわ!」
「はい、姫様!」
女は漸く手に入れた卵を馬車に積み込むと、既に乗せていた積み荷に口早に怒鳴りつける。
「貴方達は、卵が転がって落ちたりしない様に抱えていなさい!」
「馬車の用意が出来ました!」
「出して!」
女は護衛の兵士に簡潔に命令を出すとその場を離れた。
「姫様、追ってです」
「問題はないわよ。この馬車は農民が使うような足の遅い馬車とは違うのよ?」
この人間たちが乗っている馬車は、ダンジョンから発見された数々のマジックアイテムや、高名な錬金術師が作成した材質を使って仕上げられており、通常の馬車と比べ途轍もないく強化されていた。
例えば弓や魔法を弾く魔法結界、例えばモンスターを寄せ付けない魔除けの護符。といった物が予備を含め大量に搭載されているのである。
最終手段として巻き餌となるアレが積まれている為、絶対に安全であると言い切れる物となっている。
「イーストエンドの森を過ぎました。もう少しで、カサレラに付きます」
「ふふふ、念願だった卵を手に入れたし、後は育てるだけ…何事!?」
突然、馬車が大きく揺れる。
女は何事だと馬車を降りると、車輪の一部が砕けてしまっていた。
「なんて事なの…追手が迫っている車輪を交換している時間なんて…っ」
「姫様!馬車の中にお戻りください。私が足止めを!」
「頼んだわ!」
女は兵士一人に任せて、馬車の中に隠れた。
そうこうしている内にリザードマンが到着した。
「貴様ら…生きては返さん!」
「待て、まずは御子様のご無事を確認するが良策」
「と、トカゲなぞに負ける私ではないゾ!」
兵士は手に持った槍を相手との距離を測る様に構える。
良く聞き取れないが、声が震えている様に感じる。
「人間風情がよく囀った!」
リザードマンといっても性格の違いが実に出ていると言える。
直ぐに熱くなるリザードマンと、常に冷静なリザードマン。二人の中も悪くない様だし、チームとしての相性も悪くはないのだろう。
「牙槍追ィ!」
「グァ!?」
「槍で人間がリザードマンに敵うものか!」
兵士はいとも簡単に吹き飛ばされてしまった。
やはり仮面ライダーに変身できない一般人の戦闘能力は高が知れているのだろう。
「恐らく御子様は荷台の中…」
「待ちなさい!私の卵よ…渡さないわ」
「貴様…っ!御子様を奪っただけに飽き足らず、物の様に言いおって…!」
兵士が負けたのだから、隠れていれば良いものを。
―――馬車から現れたのは、金髪ドリルのお嬢様だった。
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「大分、事情が呑み込めたな」
「ああ、あの人間がリザードマンの卵を持ち去ったのが原因のようだ」
「図らずとも逃亡の阻止をして正解だった訳だ」
「それでキバ如何する?」
「ふむ」
俺としては、見殺しにしたとしても一切問題ない。自業自得それだけの話だ。
ただ折角変身してスナイプで終了では、面白くない。
「おい、アレを見ろ!」
「何だよキバット…アレは」
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≪レディ≫
私は手の平に拳を当て、変身への工程をこなす。
「変身っ!」
掛け声と共に拳をベルトに振り落とす。
≪フィ・ス・ト・オ・ン≫
「その命、私に捧げなさいっ!」
仮面が十字に割れ、赤く大きな目がリザードマンを睨んでいた。
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「仮面ライダー…イクサか。しかもバーストだな」
「前に聞いたのはセーフだったけっな」
仮面ライダーイクサには3つのモードが存在する。セーフモード、バーストモード、ライジングだ。この世界のイクサは仮面ライダーキバの様に一つのベルトで、全てのモードをこなせるわけでは無い。
セーブイクサベルト、バーストイクサベルト、ライジングイクサベルトとモード毎に別のベルトが必要になる。原本のイクサベルトの劣化コピー品だそうだが、何所かに原本が保管されているとの噂もある。
つまり金髪ドリルお嬢が使ったのは、バーストイクサベルトという事だ。
「驚いたな…珍しいんだろアレ」
「劣化コピーといえどもバースト、ライジングは数が少ない。強力な物ほど作り出すのが難しいものだからな。少ないと言ってもセーフと比べれば、だがな」
「ふーん、ランクは?」
「Ⅽだな」
「ランクⅭのベルトか、元々のイクサベルトだったら?」
「俺は見たことが無いが、ランクとすればA相当だろう。何しろ曲がりなりにもフエッスルが使える」
「笛好きだな…」
名前 キバ
性別 男
種族 オルガイア
レベル500
HP 67500/67500
MP 253000/253000
スキル
【剣術Lv9】【盾術LV8】【戦斧術LV5】【槍術Lv5】
【重槍術Lv3】【重盾術Lv2】【偽装Lv10】
ユニークスキル
【アイテムボックス】【完全言語理解】
種族スキル
【魔人化】【魔獣化】【魔弾】【吸生双牙】
【眷属作成】【幻影主国】【眷属再生】【魔王化】
所有ベルト
・オーガドライバー
・キバットバットⅡ世
偽造ステータス
名前 キバ
性別 男
種族 人間
レベル15
HP 65/65
MP 20/20
スキル
【剣術Lv3】【盾術Lv2】
所有ベルト
・オーガドライバー