最強のライダーが行く異世界転生   作:バウ

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重力魔人とビルド見てたら終わる日曜日でした。


バーストイクサVSオーガ

 ―――面白い。

 

 言葉少なく呟く。

 

「キバ、戦ってみるか?」

 

「ああ、だがリザードマンが先だ」

 

「どういう意味だ?」

 

「イクサはあいつ等の獲物だ。横取りする気も加勢する義理もない」

 

「なるほどな…死体にも使い道があるか」

 

――――人間だろうと…な。

 

 キバットと話をしている間にも戦いが始まりそうになっていた。

 流石に仮面ライダーが相手とあって、リザードマンも慎重にならざる負えない様だな。と言っても、片方はいかにも我慢の出来ないって性格の様だしそろそろか。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 ガキィン!

 

 イクサに勢い良く叩きつけられた槍が、装甲に攻撃を阻まれた事で甲高い悲鳴を上げる。

 

「愚かなトカゲです……ライダーに勝てるつもりですの?」

 

「グッ…まずいナ」

 

「単独で倒せる相手ではない様だ。連携で行くぞ」

 

「…ああ」

 

 二体のリザードマンが、互いに槍を構える。

 

 冷静であったリザードマンが先手を取り、直ぐに熱くなるリザードマンが合わせる。

 

 言いにくいので、冷リ(冷静リザードマン)、熱リ(熱いリザードマン)としよう。

 

「少しはマシになりましたが、その程度でこのイクサに勝つのは不可能です!」

 

 バーストイクサはベルトに装着されてたフィストに手を掛け、横に押し込む。

 

≪イ・ク・サ・ナッ・ク・ル・ラ・イ・ズ・アッ・プ≫

 

 イクサはベルトからフィストを抜き出すとリザードマン達から距離を取る。

 

「ブロウクン・ファング!」

 

 フィストから放たれた強力なエネルギーが、リザードマンに襲い掛かる。

 

「「グァアア!?」」

 

 二体のリザードマンは、イクサ攻撃に耐えようと防御の姿勢を取るが全身から血が噴き出し、立っているだけで精一杯のようだ。

 

「まさかブロウクン・ファングを耐えるだなんて思わなかったわ。でもその様子だとこれ以上の邪魔は出来ないわね」

 

「グっ待て!」

 

 イクサはリザードマンの制止など意にも返さず、馬車の方へ進む。

 

 その時、本来存在しなかった筈の黒い影がイクサを再び呼び止める。

 

「随分と楽しそうじゃないか、イクサ……」

 

 振り返ったイクサが見たものは―――――――――――黒い仮面ライダーだった。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「クッ!?」

 

≪イ・ク・サ・ナッ・ク・ル・ラ・イ・ズ・アッ・プ≫

 

「ブロウクン・ファング!」

 

 バーストイクサは振り向き様に必殺の一撃を放つ。その威力故に土煙が立ち上がる。

 

「これが、この世界の挨拶か?」

 

 最初は詳しい事情を確認するのも良いかと考えていたが、こうも無遠慮に攻撃をされたのでは話をする気も無くなる。

 

「な、何っ…金色に!?」

 

 イクサからすれば、それは驚いた事だろう。先程まで黒を基調とした姿であった仮面ライダーが、攻撃を放ち土煙に隠れている間に黄金を彷彿とさせる光に身を包まれていたのだから。

 

「何なのですか!その姿は!?」

 

「俺は唯の通りすがりの仮面ライダーだ。まぁ、世界を破滅させる予定は無いがな」

 

「は、破滅!?」

 

 ディケイド気取りの自己紹介を熟しつつ、アイテムボックスからストランザーを引き抜く。

 

「ひっ、も、もう一度」

 

≪イ・ク・サ・ナッ・ク・ル・ラ・イ・ズ・アッ・プ≫

 

 本日三度目のライズアップ。

 

 オーガフォンからミッションメモリーを抜き出した瞬間、金色の光は収まり霧散した。そのままミッションメモリーをストランザーに差し込む。

 

≪EXCEED CHARGE≫

 

「…ブロウクン・ファングっ!」

 

 バーストイクサの拳が、俺に叩き付け様と真っ直ぐに拳を振り抜く。

 

「ふん!」

 

 オーガストラッシュ―で拳を払いのける様に切り払う。

 

「キャアアアア!!?」

 

 この世界の仮面ライダーが装着するスーツは、それぞれ専用のHPとMPが存在する。HPは疑似的な耐久値、MPは補助魔力と考えて於けば良いだろうか。

 

 もちろんスーツを装着する事で、攻撃や防御も向上する。だがそれはスーツの性能であって、変身前の人体が強くなった訳では無いのだ。

 

 変身すれば強くなる。間違いではない、人間から見れば驚異的に強くなれるだろう。だが人外が相手となると、実力が不足する事態は珍しいことではない。

 

 ――――――――今、この時の様に。

 

「脆いな…とてもイクサとは思えん」

 

 イクサと話が出来ると上がっていたテンションは、見る影もなくだだ下がりである。

 

 キバはオーガの必殺技『オーガストラッシュ』で変身を強制解除されて、地面にうずくまる女を眺めながら呟いた。

 

 仮面ライダーは、耐久値の限界を超えるダメージを受けると強制的に変身が解除される。仮面ライダーのHPはこの為に存在していると言って良い。

 

「な、何が目的…です……の…?」

 

「ん?」

 

「ゴホッ!」

 

 女はダメージからか、口から吐き出す血で上手く喋る事が出来ない様だった。

 

「そこのライダー…頼みがある」

 

 後ろから聞き覚えのある声に思わず振り返る。

 

「まだ生きてたのか…リザードマン」

 




名前 キバ
性別 男
種族 オルガイア

レベル500
HP 67500/67500
MP 253000/253000
スキル
【剣術Lv9】【盾術LV8】【戦斧術LV5】【槍術Lv5】
【重槍術Lv3】【重盾術Lv2】【偽装Lv10】
ユニークスキル
【アイテムボックス】【完全言語理解】
種族スキル
【魔人化】【魔獣化】【魔弾】【吸生双牙】
【眷属作成】【幻影主国】【眷属再生】【魔王化】

所有ベルト
 ・オーガドライバー
 ・キバットバットⅡ世

偽造ステータス
名前 キバ
性別 男
種族 人間

レベル15
HP 65/65
MP 20/20

スキル
【剣術Lv3】【盾術Lv2】

所有ベルト
・オーガドライバー
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