ドラクマが開戦宣告をしてきたのが二日前。アームストロング少将がいないタイミングを狙ったであろうその戦争は、まさに瞬殺で終わった。ブリッグズの圧勝である。新兵器の存在はドラクマにも予想外であったらしく、面白いほどに無力化されてくれた。こちら側は数人の怪我人はおれど、被害はほぼない。このブリッグズに血の紋とやらは刻まれずに済んだ、ということだ。いつもなら捕まえるどころか即射殺している敵軍兵士は、捕虜として砦の牢に入れてある。その数は優に3ケタを越える。おそらく、少しすれば中央から将校がやってきて捕虜を殺せと喚くだろうから、すぐに敵国へと返還するつもりだ。いつもなら容赦なく殺されている兵が、捕虜にされて更には無償で返してやる、と言われるドラクマの困惑が目に浮かぶようだ。ブリッグズも甘くなったものだ。そうなったのは多分……あの男のせいだろうな。
「マイルズ少佐!」
ふいに部屋の扉がノックされる。時計を見れば、いつの間にやら時間がかなり立っている。キリもいいので、報告書の作業も一旦切り上げるか。
「入れ」
ノックの主を部屋に招き入れる。誰も呼んだ覚えはないので、何か急を要する要件だろうか。入ってきたのはローデン。ブリッグズ兵の中でも真面目で、義理堅い奴だ。
「どうした」
「ハッ!……え、いや、マイルズ少佐が自分をお呼びになったのでは?」
「いや、私は誰も呼んでいないが」
「……?そうですか、失礼しました」
どこかで情報が混ざったのだろうか。他の場所では知らないが、このブリッグズでは珍しいことだ。命令を聞き間違えるなんて、あの少将の前では出来るはずもないからな。今が何でもない時で良かった。
困惑した表情で出て行く彼が、廊下に出るなら声を上げる。
「ん?お、おい、バルト!なんでこんなとこうろついてるんだ?」
「んあ?なんでって言われても……」
「お前が『マイルズ少佐がお前に話があるってよ。牢の見張りは代わってやるから、行ってこい』っていったんだぞ?」
「はぁ?いや、しらねぇよそんなこと。今日は牢に近づいてすらいねぇぞ?」
何やら外で言い合っているようだ。ローデンもバルトもこういうミスはしないと思っていたのだが……。
ガタリと席を立つ。待て、この二人の話を合わせると……。
「つまり、今牢の見張りは誰もいないんだな?」
「は、ハッ!いい加減にしろバルト!冗談にしても悪質すぎるぞ!」
「んな冗談言うわけないだろ!少佐までバカにしてることになるだろが!」
「言い争いはいい、牢に行くぞ」
バルトと話したと言い張るローデン、牢には行ってないというバルト。
二人が嘘を言っていなければつまり、今このブリッグズには
そして、マーシュ・ドワームスの話には、誰かに変身できる人造人間も出てきた。
それは、つまり。
全速力で走り、牢へと繋がる扉を開けた。
瞬間漂ってきたのは、むせるほどの血の香り。血を嗅ぎ慣れていないわけではない。敵の血など浴びるほど見てきた。それでも、これは……。
目に入ってきたのは、首と胴が離れた死体。一体ではない。全てだ。この牢に入れられていたドラクマの兵士の捕虜、全て。首からはいまだに血が流れ出て、牢の床に赤い池を作り出している。離れた頭は皆一様に絶望の表情を浮かべており、死の瞬間まで恐怖していたことを想起させた。
「……やられた」
ブリッグズに血の紋が、刻まれてしまった。
ーーー
「はぁ、ったく、キンブリーと連絡がつかなくなったせいで余計な手間がかかった。グラトニー、臭いは追えそうか?」
「うん、泥の錬金術師のにおい。あと、キンブリーと合成獣のにおい」
「よし」
「……ねぇエンヴィー。やっぱり中央に戻らない?」
「はぁ?何言ってんのオバハン、手ぶらで帰れるわけないだろ。お父様のためにあのクソ錬金術師を殺らないと」
「私たちが泥の錬金術師を引きつけて、キンブリーが私たちごとまとめて爆殺する、っていうのが当初の作戦でしょう?キンブリーが連絡がつかないということは、泥の錬金術師に返り討ちにあった可能性が高いわ。考えなしに突っ込んでも、私たちも殺されるだけよ」
「なに、一回負けたからってビビってんの?奴を今見失ったら次にいつ見つけられるかわかんないだろ!」
「……そうね、わかったわ」
ーーー
ちょうど北端のブリッグズと東の端のユースウェルの真ん中あたり、カラックという小さな町だ。その外れにある廃屋の近くの切り株で、マーシュは座って休んでいた。傍には焚き火で魚が焼かれている。
他のメンツは狩りや釣りの最中だ。本来なら国家錬金術師の研究資金を使えば十年豪遊しても余るほどの金があるのだが、今は指名手配中の身。銀行から金を引き出すために身分証明書を出せばその瞬間に通報されるだろう。もともと持っていた金は車の燃料代に使わなければならない。
ということで、ご飯は自然から調達する、ということになったのだった。幸い野生に慣れてそうな合成獣たちが仲間になった。マーシュは魚を何匹か釣り上げ、先に軽く腹ごしらえをするつもりのようだ。
「んえ、あれ、マーシュ!?」
そこにエドワードが通りがかった。
「ん……、おお、エドか!」
「驚いた、なんでこんなとこにいるんだ?」
「ま、いろいろあってなぁ。とりあえずこんなとこじゃアレだから、中で話そうぜ。いやしかし、見ない間に少し縮んだかエド?」
「おう……って、縮まねぇよ」
「…ハハ、だよな、悪い悪い」
笑う二人。そこにウサギの足を握ったメイがやってきて、目を見開いた。
「マーシュさん、離れてくださイ!その人は……」
「エンヴィーだろ?」
メイが錬丹術を使う前に、すでにエドワードの足が地に埋まっていた。エドワードの顔が驚愕と憤怒に染まる。
「て、めっ……!」
「アルと一緒ならともかく、このタイミングで接触してくる人間を疑わないわけないだろ」
「まだですマーシュさン!さらに二人……!」
「く、そが!!ラスト!!グラトニー!!」
半分エドワードの顔のエンヴィーが叫ぶと、グラトニーの拳がマーシュの頭上から襲いかかった。
マーシュが攻撃を避けているその隙にラストが地に埋まっているエンヴィーの足を切り離した。
足を再生しながらエンヴィーがマーシュを睨みつける。
「殺す!やるぞ、ラスト!」
「ダメよ。最初の作戦が失敗したら退くって約束したでしょう?」
「退くわけないだろ!!ずっと虚仮にされっぱなしだ!!絶対、ぜったい殺す!!」
「認めなさいエンヴィー。泥の錬金術師は強いわ。このまま戦っても負ける確率の方が高
「なんなんだラスト!!この前からおかしいぞお前!人造人間としての矜持とかないわけ!?」
「それは……」
目を伏せ言い淀んだラストだが、すぐにハッと気づき飛び退く。
グラトニーが吹き飛んで来たからだ。ボテボテゴロゴロと転がり、恨めしそうにメイを見た。
「うー、女の子、大人しく食べられろー……」
「お断りでス!」
ビシッと構えるメイと、マーシュ。
「あの女の子も戦えるみたいね……。グラトニーが他にも何人かの臭いがすると言っていたわ。エンヴィー、撤退よ」
「勝手に帰ってろオバハン!このエンヴィーだけで全員ぶち殺してやるよ!!」
「……グラトニー、エンヴィーを捕まえなさい!撤退するわ!」
「え?え?……わかったー」
グラトニーがエンヴィーを羽交い締めにして、ダカダカと走り去る。
「は、ちょ、離せ!ふざっけんな!!」
「もう帰るのか?せっかく来たんだ、茶くらい飲んでけよ」
「遠慮するわ。そのお茶、高くつきそうだもの」
ラストが、皮肉を言い返した後何かを言おうとしたが、口を噤んで去っていった。
それを見送るマーシュ。追いはしない。グラトニーの『飲み込み』は脅威だ。こちらの数が多いならまだしも、敵の数のほうが多いのにアレを相手にする気にはなれなかった。
「……はぁ、また移動だ」
焦げた魚を見て、もうひとつため息をつくマーシュだった。
ーーー
あの日からずっと何も手につかない。何か行動するたびに、あの人ならどう言うかしら、あの人ならどうするかしら、などとバカなことを考える。無性に会いたい。話をしたい。手を握りたい。抱き締めたい。
約束の日も近いというのに、ずっと上の空の私をエンヴィーやプライドも不審がっている。
私たちはお父様に作っていただいた、だからお父様に尽くすのは当たり前のこと。父への感謝も愛情もある。あるはずなのに。
想像してしまった。約束の日の後の日常を。あの人が消えてしまった日常を。
想像してしまった。約束の日の後の日常を。あの人が隣にいる日常を。
もう、溢れたこの想いが止まることはない。
「ラスト、どこいくー?」
グラトニーが首をかしげる。
この子もつれていくのは簡単だ。私が説得すればすぐについてくるだろう。
……それではダメなの。
「……グラトニー、あなたは自分で決めなさい。自分で考えて、選んで、道を決めなさい。あなたには少し難しいかもしれないけれど……私と同じ道を行くことを決めたのなら、私はあなたを全身全霊で手助けするわ」
「ラ、ラスト?おで、ラストが何言ってるかわからない……」
「またねグラトニー。愚かな私を、許してちょうだい」
「ラスト!!」
私は、父と兄弟を敵に回す覚悟を決めた。
「……な、貴様はッ!?」
「こんにちは、マスタング大佐。私を仲間に入れて?」
ーーー
リオール。数ヶ月前にレト教の教主がペテンだったことが発覚し、暴動が起こった街である。その実は国土錬成陣に血の紋を刻むためであり、意図的に暴動を助長する中央軍によって一時は酷い有様となった。至る所にその傷跡が残っているが、街の人たちは活気に溢れた顔をしており、その復興の兆しが見えるようだ。
現在マーシュたちはこのリオールにいた。
さすがに8人ともなると目立つので、小分けにして少し離れて歩いている。マーシュの近くには、スカーとダリウスがいる。
「マーシュさんよ、ここを拠点にすんのかい?」
「ああ、とりあえずな。一旦飯が食えるところで休憩するか」
「……そんなに悠長にしている暇があるのか?いつ国土錬成陣が発動されるかわからないだろう」
「あー、多分大丈夫だ。人造人間達に襲われたって言っただろ?錬成陣がもう発動出来るんなら、俺のことなんかもう放っておけばいいはずなんだ。だけど俺を殺しに来たってことは、俺たちがまだ発動を阻止、あるいは妨害できる可能性がある、と思われてるってことだ。しばらくは錬成陣の発動は……
「ホーさん!」「ちょいとこっち手伝ってくれないかい?」
「ああ、今行きます」
バッとマーシュが飛び退き、目の前で歩いているその男を睨みつけた。スカーもいつでも戦えるように構え、メイも同様に離れた位置でクナイを構える。合成獣たちも数瞬遅れてキメラ化はしないまま戦闘態勢へと入った。ヨキは慌ててその後ろへと隠れた。
「なっんでお前がこんなとこにいる……!!」
「へ?……俺のことか?」
周りを見渡し、自分に話しかけられていると認識した男が不思議そうに首を傾げる。
マーシュが警戒するのも当然。
この男の顔は、中央の地下で見た金髪の老人とほぼ同じだったのだから。
「わざわざ親玉が俺を殺しに来たか?ご苦労なこった」
「えーと、多分勘違いなんですけど……」
「ホーさーん!どうしたー?」
「あ、何でもないですー。すまん、呼ばれてるからまた後で」
「……へ?」
スタスタと去っていく男の背中を見送り、毒気が抜かれたように立ち尽くす一行。
「……別人さん、ですかネ?」
「確かに中央の奴とは雰囲気が違った」
「エンヴィーでもなさそうだしな……」
「おーい、どういうことか説明しろーい」
考え込む三人と、置いてけぼりのその他。
説明と、ついでに宿の確保はスカーとメイに任せ、マーシュは男の後を追いかけることにした。
ーー
「あ、その木材はこっちに頼む」「へーい」「工具持ってきてくれんかー」「ほい」「ここ、抑えといてくれ」「はいはい」「この釘打って」「あいあい」「おっ、筋がいいねぇ」「どうも」
そしてホーさんと呼ばれた男と一緒に、マーシュは復興の手伝いをすることになっていた。
「んで、いつになったらお話してくれるんですかねぇ」
「ひと段落したらだな。これはどこに置けばいいですかー」
この手伝いが終わらないとゆっくり話す気がないらしく、ホーさんは忙しそうにその辺を走り回っている。とっとと話を聞きたいマーシュは、早く終わらせるためにそれに参加した。
手際がいいためか、すでに何でも屋のようなポジションについている。
そうして二、三時間ほど。そこには完全に修復された建物の姿があった。
ワァッと男たちが歓声をあげ、周りからパチパチと拍手が起こる。
ひととおり喜ぶと、男たちは一旦休憩しにいくようだ。
「いやー助かったよホーさん、兄ちゃん!」
口々にそう言いながら肩や背中を叩く。
男たちが皆去ると、最後にホーさんがマーシュの肩を叩いた。
「とりあえず飯でも食べるか」「……そうだな」
ーー
「あ、ホーエンハイムさん!それと……えっと、お名前を伺ってもいいですか?」
「あー……ウォルターだ」
「ウォルターさん!ありがとうございます、お二人のおかげで復興がだいぶ進んだって皆さん話してましたよ!」
「いや、大したことはしていないよ。この街の人たちの力だ」
「フフ……!あ、どうぞ、お二人の分のご飯です!……ちょっとだけ多く盛ったのは、ナイショですよ?」
「ありがとうロゼちゃん」
「おー、ありがたい」
二人がロゼと呼ばれた女性からシチューが入った器を受け取り、少し離れた路地の丸太に腰かけた。
「……それで、何だったかな」
「アンタ、エドワードとアルフォンスの親父か?」
もうマーシュの中では、あの老人とこの男が同一人物という考えはなくなっていた。確か地下で、エドワードとアルフォンスの父親の名前がホーエンハイムと言っていたはずだ。そして、地下の老人とホーエンハイムは別人だという話もしていた。何より、あの老人があんなに働いて爽やかに笑う姿は想像出来なかった。
「ああそうだ。二人を知ってるのか?」
「友達だ」
「そうか。……息子たちが世話になってます?」
首を傾げるホーエンハイムに、同じ角度で首を曲げるマーシュ。
「なんで疑問形だよ」
「いや、こういうセリフを言ったことがなくてな……。息子の友達に会うのも初めてだ。……二人は、あー、その、元気か?」
「それは、あいつらの身体のことをわかった上で聞いてんのか?」
マーシュの語気に少し怒りが篭る。
「……ああ」
「……元気だよ。元気すぎるくらいだ。なぁ、こうして会って話してみた感じ、どうにもアンタが子供たちを置いて放蕩するような男には見えない。じゃあなんで家族をほっぽり出してるのかというと……中央の地下のアンタと同じ顔の奴が関係してると思うんだが、違うか?」
「会ったのか、アイツに……。ああ、君の言う通りだ。俺はアイツに勝つためにこの十数年を過ごしてきた」
「……何か手があるのか?」
「その前に、君のことも聞かせてほしい。口ぶりから察するに、アイツがしようとすることを知っているんだろう?」
「…………そうだな、腹探り合うのもやめよう。全部話す。だから、全部話してくれ。エドとアルの親父なら信じる」
「そうか……わかった、エドとアルの友達なら信じよう」
二人は顔を合わせ、薄く笑った。
ーー
ホーエンハイムから話された過去は、壮絶なものだった。
奴隷から始まり、
「ホーさん自身が賢者の石ねぇ……。またとんでもない話だな。それでお父様がその半身、と……。『その日』までまだ時間があるのが救いか」
「人造人間とそれだけやり合って五体満足なのもとんでもないね……。それと、俺の息子たちが本当に世話になっているようだ。ありがとう」
ホーエンハイムが深々と頭を下げる。そこには本当に感謝しているという気持ちが見て取れた。
「世話してる気はねぇ……いや、本当に感謝してんなら、ひとつ頼みを聞いてくれねえか?」
首を振って否定しようとしたマーシュだが、ふと思い立ったかのように人差し指を立てる。
「なんだ?」
「次、もしエドとアルと会ったら、しっかり話してやれ。アンタの生い立ちも、目的も、今までのことも、全部。まさか息子の友達を信じて、息子は信じられないなんてことはないよな?」
「……向こうが俺のことを信用してくれていないと思うんだ。もう父親とも思ってもらえていないだろうな。父親らしいことなんて一つも出来なかった」
「アイツら、強がってても、まだ子供なんだよ。まだまだ辛くて寂しくて甘えたいはずなんだ。……子供には、親が必要なんだよ。信用されてないとか言って、逃げないでくれ。それで、全部終わったら一緒に暮らして、飯でも作ってやって、遊んでやって、錬金術でも教えてやって、今までの時間の分一緒に過ごしてやってくれよ。……頼むからさ」
マーシュの顔は笑ってこそいたが、その目にはどこか自虐的な深い悲しみがあった。ホーエンハイムはその表情を見て少し目を伏せたが、すぐに目を合わせる。
「……わかった。約束する」
その言葉を聞いてマーシュは、今度こそニカッと笑うのだった。
ー
そして各地で、人間が、
「手下になってやるよ!」
「はっは!俺の部下になるってか!後悔すんなよ!?」
「まったくもう兄さんはまた勝手に……」
ー
人造人間が、
「エンヴィー。ラスト、いっちゃった……」
「……あっそ。ほんっと、グリードもラストも……何なんだよ、クソッ」
ー
動き出す。
『若を、取り返す』
『もう二度と無様は晒すまい』
ー
様々な思惑が混じり合い
「あー、斬りてえー。あと何週間ここにいればいいんだよー」
ー
中央でぶつかり合う
「婿が見つかりそうという話じゃないか。なかなかの好青年だとか。良いことだ。期待しとるぞオリヴィエ」
「あなたもついに色を知ったのね。仕事ばかりで心配していたけれど……嬉しいわ、グスッ」
「次来るときは義兄様も一緒がいいですわ姉様!」
「…………家督を私に譲ってバカンスでもいかがですか」
ー
「エドワード・エルリック。
アルフォンス・エルリック。
ヴァン・ホーエンハイム。
兄弟の師、イズミ・カーティスも可能性あり。
残る一人は……」
約束の日は、近い。
いやなんだよ!!ボクのせいで……自分の非力のせいで続きが書けないなんてもう沢山だ!!書けたはずの続きが目の前で消されて行くのを見るのは我慢できない!!
要約:冗長になるかなと思って後半ガッツリカットした。
アラバスタをイメージしたゾ!
一人称視点になったり三人称視点になったり心情書きまくったりセリフだけしかなかったり説明しまくったり全くしなかったりブレブレな文章だね。いまだに自分の作風が確立出来てないんだ、許してくれ。書いてる時の気分によって大きく変動する。
あと、違うんだ。人造人間組をこんなロケット団みたいな撃退されまくりなキャラにするつもりはなかったんだ。多分これで最後だから許して。
次話?で最終章入りますね。テンポ早めていこうと思います。といっても最終局面までをどんな感じにするか全く決まってないので次話は遅いです。あんまり悩むようなら原作と同じ感じでやってザクッとカットします。おーゆーるーしーをー。