真・恋姫†無双 転生伝   作:ノブやん

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二十六話

 洛陽から陳留に戻った俺ら。まず、俺の補佐をすることになった月と詠の二人は俺専属の侍女になった。服は一刀が立案、作成指揮をして街の服屋さんに作ってもらったメイド服だ。さっそくメイド服を着てもらった二人を見た華琳が二人を閨に連れ込もうとしたところを全力で阻止した。その後、城中の侍女たちがメイド服を着ていた。聞いてみたら華琳の命令だって。まぁ、侍女たちも嬉しそうに着ていた。二人とも仕事を楽しそうにやっているようだ。

 次に、恋とねね。恋の部隊を俺が引き受けることになったため、部隊のみんなに挨拶をしにいった。みんな納得してくれてるのかな?俺受け入れてくれるのかな?と心配していたが、ぜひお願いしますと言われた。理由を聞いてみたら、恋と互角に打ち合っていた所を見ていたのと、恋がものすごくなついているからだと言われた。ねねは北郷軍の軍師となった。前線での経験を積ませるためらしい。まぁ、そんな二人も非番の日は動物たちと散歩したり、お昼寝したり、他の将と店を回っていたりしている。あと最近ねねが「兄上」って呼んでくるようになった。好きに呼べと言ったらそう呼ばれた。嫌われているよりは全然いいんだよね。こっちも嬉しいし。

 霞は他の将とも仲良くなるのが早かった。ウチの三羽烏となんかあっという間に仲良くなっていた。そんな霞とは何回も飲みに行っている。何回か飲みに行った時に、即席で作ったカクテルを飲んでもらった後、なつかれたらしい。あと、一刀と一緒に街の造り酒屋で日本酒をはじめ天の国のお酒を造っていると言ったら、出来たら飲ませてくれと言われたので一緒に飲む約束をした。

 董卓軍のみんなとは仲良くやっているが、華雄の行方が全然分からないらしい。まぁ、どこかでのたれ死んでるとは思わないけどね。

 

そんなある日、

 

一刀「はい、みんな集合~~!」

 

一刀の号令で城外の外に集まった俺、凪、真桜、沙和の四人。

 

「ふああぁ~~・・・・朝早いお仕事はツライのー」

 

「ホンマやで、まったく・・・・昼からにしてほしいわぁ・・・・ふああぁ~・・・・」

 

「真桜、沙和。シャキッとしないか、シャキッと」

 

如月「そうだぞ。俺なんて徹夜明けだぞ。」

 

「えっ!そうなん副長。あっ、もしかしてナニやってたん?」

 

「きゃー!副長、お盛んなのー!」

 

如月「ナニはやってねーなー。お前らの不始末を片付けてたんだよ。特に真桜と沙和。お前らのな!」

 

二人に対してニッコリと笑う。

 

「副長、すんませんでした!」

 

「以後、気を付けますなの!」

 

一刀「如月、お疲れ様。今夜付き合うよ。」

 

如月「ああ、頼む。で、何でこんな所に呼び出したんだ?」

 

一刀「ああ。新兵の訓練を北郷隊が任されたからな。それで、お前たち四人に一任したいと思ってな。」

 

「え~~~~っ」

 

「マジでーっ!?」

 

一刀「えー、じゃない!もうすぐ新兵たちがここに来るから。頼んだぞ。」

 

「隊長・・・・!このように大事なお役目をたまわり、大変光栄であります!」

 

一刀「ははっ、そんなに気をわなくてもいいよ。お前たちなら絶対大丈夫だから。よろしくな。」

 

「はっ!」

 

「へいへい」

 

「はーい」

 

如月「なぁ、一刀」

 

一刀「ん?なんだ?」

 

如月「好きなようにやっていいんだな?」

 

みんなの顔色が変わる

 

一刀「如月はやりすぎないように」

 

如月「さすがに新兵相手にそこまでやんねーよ。」

 

 

俺の前には振り分けられた新兵たち。

 

如月「君たちの上司の龍谷如月だ。さて、時間ももったいないので、さっそく始めるとしよう。まず、体を解すための体操を行う。俺の動きをマネするように。その後に、そのまま隊列を崩さずに十里(四~五km)走るぞ。」

 

「「はっ!」」

 

一刻の間、ゆっくりと体を解していく。

 

如月「では、走るぞ。隊列を崩さずに走ること。俺について来い!」

 

「「はっ!」」

 

十里走りきる。隊列は崩れてしまったが一人も欠けることなくついてきた。

 

如月「よし。次は俺の国の鍛え方で筋力トレーニングを行う。」

 

「「トレーニング?」」

 

如月「トレーニングは、練習、訓練、鍛錬って意味だ。まず、腕立て伏せを行う。やり方はこうだ。」

 

うつ伏せになり、両手、両爪先の四か所で支え、

 

如月「腕を伸ばした状態で肘を曲げていく。身体が地面につかない程度まで曲げて、また腕を伸ばす。この繰り返しだ。この際に腰を曲げずに頭から足先までつねに直線状に維持すること。」

 

「「はっ!」」

 

如月「初めてだから、まずは三十回やるぞ。」

 

「「はっ!」」

 

腕立てを三十回行った後、

 

如月「次は腹筋を行う。二人一組になって、一人が仰向けになって両膝を曲げる。もう一人は相手の両足首をおさえる。仰向けになっている方が上半身を起こす、戻す、起こす、戻すを繰り返す。両手は頭の後ろで組むほうがやりやすいぞ。でわ、これも三十回行う。」

 

「「はっ!」」

 

腹筋三十回行った後、

 

如月「次は、背筋を鍛える。これも二人一組で行う。一人がうつ伏せになり、もう一人が両足首を固定。うつ伏せになっている方が、その体勢のまま、ゆっくりと上半身をそらす、ゆっくりおろすの繰り返しだ。これも三十回行う。」

 

「「はっ!」」

 

背筋三十回行った後、

 

如月「これが筋力トレーニングだ。体の各部位を鍛える運動だ。よし、いったん休憩に入ろう。休憩後、走る組と筋トレ組の二組に分かれる。しっかりと水分を取って休憩するように。」

 

「「はっ!」」

 

休憩中に沙和の方から

 

「ぺちゃくちゃしゃべるな、このウジ虫どもー!」

 

と聞こえてきた。

 

「分かったら返事をしろー!クソったれ!!」

 

「「は・・・・はっ!」」

 

「ちっがーう!クサイ口からクソひる前後は、必ずさーというのだー!」

 

「「さ、さー!」」

 

「さーいえっさーだー!!」

 

「「さーいえっさー!」」

 

あれって、某海兵隊式訓練!?ってことは一刀がやり方を教えたのか。

あとで聞いたら、あれをやるなら英語が必要だよなって言って、一刀特製新兵訓練用すらんぐ辞書を作成中だって言ってた。

とりあえず、こっちは、休憩後、走る組と筋トレ組に分けてトレーニングを再開。途中で二組のメニューを入れ替えたりして夕方までトレーニングを行った。初日はこんなもんでしょ。

 

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