真・恋姫†無双 転生伝   作:ノブやん

44 / 80
四十四話

「ねー、流流ー。」

 

「どうしたの?季衣?」

 

「流流ってさ・・・・きー兄ちゃんのこと好きなの?」

 

「ぶーっ!」

 

「ちょっ!流流っ!大丈夫!?」

 

「ゴホッゴホッ・・・・大丈夫・・・・じゃなくて!いきなりどうしたの!?」

 

「いやー。最近の流流がきー兄ちゃんを見る目がさ、凪ちゃんと人和ちゃんに似ててさー。それでどうなのかなって思ってさ。」

 

「うっ・・・・それは・・・・きー兄様のこと素敵な人だなって思ってるよ。」

 

「そうなんだー。だったら告白しないの?」

 

「こ、告白ー!で・・・・出来ないよ!そんなの!」

 

「えー。なんでさ?」

 

「だって・・・・きー兄様。私のこと妹分だとしか思ってないよ。」

 

「あー、確かに。そういう目でボク達のこと見てるよねー。」

 

「でしょ?だから、どうしたらいいか分からなくて・・・・」

 

「うーん・・・・だったら、みんなに聞けばいいんだよ!」

 

「みんなに?」

 

「うん!みんなにどうすればきー兄ちゃんに、ボク達が女性として見てもらえるようになるかを聞けばいいんだよ!」

 

「なるほど・・・・ん?ボク“達”?」

 

「へへー。ボクもきー兄ちゃんのこと好きだからね。流流。一緒に頑張ろうよ!」

 

「季衣・・・・うん!一緒に頑張ろ!」

 

 

 

 

「っと、みんなに聞いてみたけど・・・・」

 

「うん。大体が色っぽい服を着て迫れ。だったね。」

 

「うーん・・・・やってみる?」

 

「でも、私達に似合うかな?」

 

「そうだよねぇ。」

 

「「うーーん。」」

 

「あら、どうしたの?二人とも。」

 

一刀「何悩んでるんだ?」

 

「あ、華琳様。」

 

「兄ちゃんも。」

 

「それで、二人は何を悩んでいたの?」

 

「「それが・・・・」」

 

 

 

「ふむ。如月にどうやって妹分ではなく、女性として見てもらえるようになるのか・・・・ねぇ。」

 

一刀「色っぽい服を着て迫れ・・・・か。ふむ。ギャップがあって有りかも。」

 

「兄ちゃんっ!?」

 

「兄様!?」

 

「一刀。何なのその、ぎゃっぷと言うのは?」

 

一刀「ギャップというのは、隙間や大きなズレ、食い違いって意味だ。そうだな・・・・いつもはツンツンな態度なのに、二人きりになると急にしおらしくなってデレデレと甘えてくるとキュンってするよな?」

 

「そういう経験はないけど、想像したらキュンときたわ。」

 

一刀「ツンからデレの大きなズレ。それがギャップ。ちなみにツンからデレになることをツンデレと言う。」

 

「ですが兄様。なぜ私達が色っぽい服を着て迫ることが、ギャップになるのですか?」

 

一刀「妹分だと思っていたのに、急に女性の部分を見せつけられる。これもギャップになるんだよ。」

 

「ふーん。そんなものなんだー。」

 

一刀「そうだよ季衣。そんなものなんだよ。男って。だから、頑張れ!二人とも!」

 

「そうよ。季衣、流流。倒すべきは龍谷如月ただ一人。二人の力をもってして、攻略しなさい!」

 

「「はいっ!華琳様っ!」」

 

「この作戦を成功させるために一刀。あなたは沙和と仕事を交代しなさい。沙和にもこちらに来るよう言うこと。他の者にも助力してもらい、如月をごまかし通すこと。あと、夜にこの子たちの部屋に来るように言っておきなさい。二人は私と一緒に沙和と合流し、如月を落とせるようなものを選ぶわよ。」

 

「「「了解っ!」」」

 

 

 

如月「何だか今日の一刀の様子がおかしかったな。いや、みんなか。この後季衣と流流の部屋に行けって言われてるしな。まぁ、風呂に入ってから行くか。」

 

風呂に入り、夕飯を食べた後に二人の部屋に向かう。

 

如月「おーい、二人ともー。来たよー。」

 

「えっ!?きー兄ちゃんっ!」

 

「あ、あのきー兄様。も、もう少しお待ちくださいっ!」

 

如月「あ、ああ。了解。」

 

数分後

 

「ど、どうぞ。」

 

如月「んじゃ、失礼しまーす。」

 

流流の声に促され、扉を開けて部屋に入ると

 

如月「・・・・はっ?」

 

「・・・・あの、どうでしょうか?」

 

「どお?きー兄ちゃん。似合ってる?」

 

ピンク色のベビードールを着た季衣とうすいエメラルドグリーン色のベビードールを着た流流がベットの上に座って、感想を聞いてくる。

 

如月「その恰好・・・・どうしたの?」

 

二人とも髪の色に合わせたみたいだな。てかベビードールってあるのかよ。

 

「どう・・・・でしょうか?」

 

「似合ってる?」

 

如月「あ、ああ。すごく似合ってるけど・・・・」

 

そう褒めると二人とも「良かった。」と安堵していたが、キッと覚悟を決めた目をしてこちらを見て、

 

「あ、あのっ!きー兄様っ!」

 

如月「は、はいっ!」

 

「私はきー兄様のことが好きです。妹分としてではなく、一人の女性としてきー兄様のことが好きですっ!」

 

「ボクも流流と同じで、きー兄ちゃんのことが大好きだよ!」

 

「だ・・・・だから、私達のこと・・・・」

 

「だから、ボク達のこと・・・・」

 

「「抱いてほしい(です)(んだ)!」」

 

二人の姿と告白に頭がついてこなかったが、

 

如月「なるほど。妹分としか見てなかったから、こんなセクシーな格好をして、俺を誘ったと。」

 

「「セクシー?」」

 

如月「色っぽいって意味だよ。で、告白の返事だけど・・・・これからは一人の女性として接していくから宜しくな二人とも。ありがと。」

 

そう言って二人の頭を撫でる。

 

「うっうっ・・・・きー兄様・・・・大好きです。これから宜しくお願いします。」

 

「これからもよろしくね。きー兄ちゃん。」

 

二人からの告白を受けた後、そのまま二人の部屋に泊まっていった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。