問題児たちより少し先に1人異世界から来るそうですよ?   作:アリアドネの糸

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処女作ですので至らないところが多々あると思いますが、
楽しんでいただけたら幸いです


問題児たちが来たそうです

       

じりりりりりりりぃぃ カチっ

「うーん、今日もいい天気だ」

今日は休日だ、

本屋で買ってまだ読んでいない本を読もう。

そう思いベットから立ち上がり勉強机の上の本を取ろうとした。

すると、本の上に手紙があった

 

紫香楽 難波 殿へ

悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。

その才能を試すことを望むのなら、

己の家族を、友人を、財産を、

世界の全てを捨て我ら箱庭に来られたし

 

手紙にはこう書かれていた。

「箱庭?」

その意味が分からないでいると、

大空に放り出されていた。

「は?」

 

 

 

現在、上空4000メートルから落下中

「なんでこうなったかは…まあ、あの手紙のせいか。

肌に当たる風が気持ちいいがこのままだと湖にたたきつけられて死亡か」

もちろんそんなのはご勘弁願う

「久しぶりに力をつかうか」

俺は自分の重量を減らして、空気の抵抗を上げる。

すると、落下速度は徐々に落ちていく、

水面に到達するころには落下速度はほぼなくなっていた。

「よっと」

水面に着地(着水?)して、陸まで歩く。

「さて、どうしたものか。 ん?」

 

ドボン、ドボン、ドボォーン

 

どうやら、

俺のほかにも飛ばされた人たちがいたようだ。

 

 

 

 

「信じられないわ、いきなり空に放り出すなんて」

「あぁ、まったくだ」

そうつぶやいたのは、いかにもお嬢様な少女と

学生服をきた、金髪の少年だ。

それにもう一人、猫を撫でている少女。

さっき落ちてきたのはこの3人のようだ。

 

 

 

「一応確認しておくがもしかしてお前らにもあのへんな手紙が?」

金髪の少年が言う

「そうだけど、そのお前って呼び方を訂正して。

私は久遠飛鳥よ。以後気を付けて

それで、そこの猫を抱きかかえているあなたは?」

「・・・春日部耀、以下同文」

「そう、よろしく春日部さん。

 で、野蛮で凶暴そうなあんたは?」

「高圧的な自己紹介をありがとよ。

見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。

粗野で凶悪で快楽主義と三拍子揃った駄目人間なので、

用法と用量を守った上で、適切な態度で接してくれよお嬢様」

うわぁ、関わりたくないタイプだ。

「取り扱い説明書をくれたら考えておいてあげるわ」

「はは、まじかよ。今度作っておくから覚悟しとけよ」

「後は、そこの何故か服が濡れてないあなたは?」

飛鳥が俺に聞いてきた。

「紫香楽 難波 (しがらき なは)です。以後よろしく、飛鳥さん」

「よろしく紫香楽さん」

 

 

 

 

「で、呼び出されたのはいいけど、なんで誰もいねえんだよ。」

と十六夜が言う。

「そうね」

と飛鳥が返す。

(そろそろころあいですかね)

「しかたがねぇ、そこに隠れている奴にでもはなしをきくか」

(ギクッ)

「あら、あなたもきづいていたの?

「当然、かくれんぼじゃ負けなしだぜ。

 春日部と紫香楽も気づいてたんだろ?」

「風上に立たれたら嫌でもわかる」

「まあね」

「へえ、面白いな春日部」

(出るタイミングをうしなったのですよ)

「ほら、わかってんだろ、おとなしく出て来いよ」

(仕方ありません、)

「やだなぁそんな・・・」

「ようし、出てこねぇんじゃ仕方がねぇ」

十六夜はそう言うと、木めがけてジャンプして

すごい力で木を蹴りつけた。

倒れた木からうさ耳?の少女が出てきた。

「何あれ」「コスプレ?」「たぶん違うと思うけど」

「そうです、黒ウサギはコスプレなどでは…きゃ」

なにか言おうとした少女に対して問答無用の飛び蹴りを

お見舞いする十六夜・・・

やっぱり十六夜は俺の苦手な人種だ。

そのあと春日部が追い詰め、久遠が飛んだ少女を

鳥たちを操って?落として終わった。

 

 

 

その後、3人が黒ウサギと名乗った少女にたいして、

うさ耳をわしづかみしたりなどがあった。

俺はつかんだりしてないよ。止めてもなかったけど。

 

黒ウサギが涙目で俺に言う

「どうしてとめてくれなかったのですか」

「止めてやめるなら止めたけど」

「うそです、絶対めんどうなだけでしたよね」

「うん」だってほんとにめんどいし

「あ、ありえないのですよ、

学級崩壊とはきっとこのような状況を言うに違いないのですよ」

「いいからさっさと話せ」

十六夜ひどいな・・・

「はい…」

 

黒ウサギがいろいろと説明してくれたが、カットする。

 

 

 

黒ウサギが試しにギフトゲームをしようと若干十六夜たちをあおりながら提案すると

十六夜はあおられて黙っているようなタイプ(見たまんま)ではないので、

あっさり乗せられてそれに続くような形で俺たちも参加することになった。

 

ゲームの内容は以下の通り

 

・52枚のカードの中から絵札を選ぶ

 

・一人一枚一回まで

 

・プレイヤーのチップはプライド

 

・プレイヤー側が勝ったら、黒ウサギへの命令権1回を得る(性的なことは無し)

 

・ちなみに黒ウサギはジャッジマスターという権限を持っていて不正は不可能らしい

 

十六夜がトランプを確かめさせてくれと言って、

カードを確かめている。

・・・久遠と春日部はなんかしているが俺は何も見てない、見てないったら見てない。

俺は一枚カードを取って、見えているでマークと数字があっているか確認する。

合っていたので、カードを台に戻す。

3人も確認?が終わったようだ。

「それではゲーム開始です」

「誰から行く?」久遠が俺たちに尋ねる。

「じゃあ、俺からいかせてもらう」と十六夜が一歩前に出た。

十六夜がカードじっと見つめる。そして、唐突に黒ウサギに言葉を放つ。

「さっきは素敵な挑発をありがとよ」

「え、ああ、いえいえ」

「これはお礼だ」

十六夜は腕を上げて台に手を叩き付けた。

十何枚かのカードが表になり、

「じゃあ、わたしこれ」「わたしこれ」と

久遠と春日部が絵札を取った。ずりぃ。

「ちょっと待ってください、今のは」黒ウサギが反発しようとするが

「何もルールには抵触してないぜ」と返す。

確かに何もルールには抵触していない。

 

・52枚のカードの中から絵札を選ぶ

 

・一人一枚一回まで

 

これのどこにも台を叩きつけてカードを表に返してはいけないとは明言されていない。

 

黒ウサギの耳が少し動いた。そして肩を落としながら口を開く。

「箱庭の中枢から有効であるとの判定が下りました。飛鳥さんと耀さんはクリアです」

「「やった」」久遠と春日部が喜びをあらわに手をハイタッチした。

「ですが、十六夜さんと紫香楽さんがまだです」

黒ウサギが俺と十六夜に言う。

「おいおい、俺を誰だと思ってんだ」

十六夜が何を言ってるんだと言う表情で、

手を叩き付けた時に押さえたカードをめくる。

 

それは絵札だった。

「な、どうやって」

黒ウサギが驚きの声を上げる。

「覚えた」

「え?」

「このカードの隣は、ダイヤの9、クラブの2、スペードのジャック」

当然のように宣言し、それらはすべて当たっていた。

黒ウサギの表情がより驚きの色に染まった。

って「おい十六夜、俺がまだなのにカードを表にしないでくれ」

「おっと、すまない」十六夜が悪びれる様子もなく言う。

「なにやってるんですか十六夜さん」黒ウサギが言う

「黒ウサギ」

「はい?」

俺は提案する。

「カードをシャッフルして台に並べてくれ、さっきの十六夜みたいのはなしで

その中からすべての絵札を選ぶから、それでクリアにしてくれ」

「え、それは」

「いいから」

黒ウサギは戸惑ったようだが、言うとおりにしてくれた。

 

 

「準備できました。ですが本当に良いのですか?」

「ああ、良い」

そう言うと俺は台に向かって左側から順番に、

カードをみて絵札だけをめくっていく。

「こっちからダイヤのジャック、スペードのキング、ハートのクイーン・・・

 クラブのキング、ハートのジャック」

俺は12枚の絵札すべてを、的中させた。

「凄い・・・ゲームクリアです」黒ウサギの感嘆の声を上げ、俺のゲームクリアを言う。

「どうやったの?」春日部が俺に尋ねる。

「すべてのカードの数字、スートが見えている、ただそれだけだ」

「なるほど、透視か。それがお前の恩恵か紫香楽」

「の一部だね」十六夜の推測に是と答える。

「まあ、これで全員クリアだね」

 

 

「さて、黒ウサギ」「はいっ」

「早速だが言うことを聞いてもらおうか」

「だ、だめですよ?性的なことは」

「ま、それも魅力的ではあるが」おいおい

「俺の聞きたいことはただ一つ」

「な、なんですか?」

「この世界は面白いか?」

手紙にはあちらのすべてを捨ててと書いてあった。

それに見合うだけのものはこの世界に残る絶対条件で、

ただ唯一の条件だ。

 

 

「―――YES、ギフトゲームは人を超えた者だけが参加できる神魔の遊戯。

箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証いたします」

黒ウサギは力ある眼で、胸を張ってそういった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




簡単なオリ主紹介
      
 名前 : 紫香楽 難波 (しがらき なは)

 男・年齢:18歳 種族:人
 性格:騒々しいのは苦手、
 趣味;読書、掃除、日向ぼっこ
 
 普通の感性と常識、良心を持っている。
 怒らせるとなかなかに怖いらしい。
 紫香楽が高校に入ったときに両親は死んでおり、
 元の世界に未練はあまりない。
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