防具合成による婚活デビュー   作:横電池

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第1話 心機一転頑張ります

 鏖魔ディアブロス。

 集会酒場のマスターと受付の二人と因縁のある特殊なディアブロス。

 数多のハンターを引退、殉職に追いやった鏖殺の暴君である。

 

 どういうわけかそのモンスターの狩猟を頼まれ、討伐に成功した。

 そしてそれ以来、鏖魔から作られた防具を身にまとっていた。強大な力を持つモンスターの素材からできた防具は、着用者にも力を与えてくれた。

 とても心強い防具だった。

 

 この防具を身にまとい、狩猟に出る。帰ったら防具を付けたままベッドに横になる。

 ずっと身にまとっていた。

 

 

 

 だけど、鏖魔シリーズの防具と、今日でお別れだ。

 

 

 

「す、しゅいません! あ、あの! ぼ、防具合成お願いできますか!?」

 

 正確には鏖魔防具の見た目とのお別れだ。

 

 龍識船研究員のアイルーさんに、昔着ていたベルダーシリーズの姿で頼み込んだ。

 

「ニャ、どの防具とどの防具を合成するのニャ」

「鏖魔防具一式をベースに、あ、あのあれですあれ……」

 

 いざ頼もうと思うと予想以上に恥ずかしい。やっぱりやめておこうかとも思えてきた……。

 ……いやダメだ! 新しい自分のデビューのためにも……素敵な出会いのためにも……言うのだ私!!

 

「キ、キリンS一式! に……見た目を……」

「鏖魔防具持ってるってことは、あのハンターさんニャ?」

「あのってどのことかわからないですけど私は私ですアルゴですはいそれで合成できますか」

「あ、大丈夫ニャ、ちょっと驚いただけニャ」

 

 驚いたという言葉に、やっぱり、という気持ちになる。ハンター間だけではなく研究員の方にまで勘違いが及んでるようだ……。

 

「アルゴさんって女性だったんですニャ~」

「……ずっとフルフェイス防具ばっかりでしたからね」

「とにかく合成の件、了解ですニャ」

「ありがとうございます!!」

「少し待っててほしいニャ~」

 

 そう言って研究員のアイルーさんはなにやら作業を開始した。

 

 それはそうと、勘違いの件だが今の会話からわかるように、性別の勘違いである。

 今まで選んだ防具は全部フルフェイスフルアーマーな防具ばかりだった。見た目などより頑丈さ、便利さ、なじみやすさを求めた結果フルアーマーになってたのだ。

 そして来る日も来る日も狩猟、狩りに出ない日も緊急事態に備えて常に防具を着けていた。

 色気より狩猟だったのだ。

 

 ある日、他のハンターと少し話をしていたら男性だと勘違いされていることに気づいた。

 声でわかれよ、と思ったがフルフェイスのせいで声がこもってわかりづらいのかもしれない。

 しかし勘違いされててもまぁいいや、狩猟には関係ない。と思ってそのままでいた。

 

 だが先日、古い友達から結婚するという知らせが届いた。

 同時期にハンターとなったが村の青年と恋に落ち、ハンター業を引退した子だ。

 

 友の結婚というイベントに、私は盛大に祝福した。

 そして結婚式も終わって独り家に戻り、とたんに焦燥感にかられた。友は結婚、その一方で自分はいまだにお付き合いをしたことがないのだ。狩猟狩猟と明け暮れていたが結婚願望がないわけではない。幸せな家庭にあこがれる。焦らなくてもそのうちいい出会いがあると楽観的に考えてたがそろそろヤバイ。ヤバイ。

 ただでさえお付き合い経験皆無なのに男性と思われているのもさらにヤバイ。思えば友は防具の見た目にも気を使っていた。当時の私は露出をそんなにして大丈夫かと友の身を心配していたが、むしろ私の婚期の心配をするべきだったのだ。

 一度かわいらしい防具を勧められたことはあったが「そんな媚び媚びな装備つけれない!」と言って喧嘩したことがある。その時勧められた防具がキリンS一式である。

 結婚した元ハンターのセンスを信じるのだ。信じてそれを身にまとえば、私も結婚できるはず……!

 

「アルゴさ~ん、できましたニャ~」

「あ、ひゃい!! あ、ありがとうございました!!」

 

 出来上がった防具を受け取りすぐさま退散する。普段がフルアーマーだから正直恥ずかしいのだ。顔が出てる時点でベルダーシリーズは恥ずかしいのだ。

 大急ぎでベルナ村のマイルームへ帰還を果たし、完成した防具を眺める。

 そして思ったことは

 

 

 え……? これ着るの……?

 

 

 それ以外何も思えなかった。

 いや、だってさ、露出すごいじゃないですかこれ……。誰に言い訳してるんだろう、やばい元に戻したい気持ちがすごい。だけどフルアーマーアルゴになれば婚期はまた遠くなる……。

 き、着れば案外慣れるはずだ!

 

 

 

「あらゆるところがスースーする……」

 

 具体的には腕、腹、顔、太ももがスースーする。鏖魔防具の生まれ変わった姿がこれとは……。

 しかし世の女性ハンターはこんな落ち着かない格好で狩りに生きてるのか……。ネタ防具と言われてるランポスーツとかのほうが落ち着くよこれじゃあ……。

 

 このまま引きこもっているだけじゃ何も変わらない。とりあえず出て何か狩りにいこう。動けば気にならなくなるかもしれない。そうだ、外に出よう!

 

「ア、アルゴ? 何その恰好……?」

 

 扉に向かおうとしたら来客が来てたでござる。

 

「あ、いやえと……キリ、ど、どうしたんだ急に来て!」

 

 来客の正体は先日結婚した古い友のキリだった。時々家に遊びに来てるが何も今来なくても……

 

「いや、今日はアルゴが休みって聞いたから遊びに来たんだけど……、ノックするべきだった?」

「私とお前の仲だけどノックはするべきだと思う」

「ごめん」

「ま、まぁキリならいいか……」

「ノックしなくても別にいいってこと?」

「いやノックはしてね? この格好のことだから」

 

 キリは私の性別を勘違いしていない。新人のころから一緒なんだし勘違いしようがない。それにキリンS装備を勧めてきた本人なんだし。

 それにキリが来てくれたのはある意味幸運かもしれない。婚活の道は厳しい。知らないけどきっと厳しい。ただ狩りをしてきた身としては婚活は未知なのだ、わからないことは怖いのだ。

 しかし彼女に相談すれば適切なアドバイスがもらえるかもしれない。ちょうどいま悩んでることがあったのだ。

 アルゴとしてこの姿で集会所に行くか、別人を装って集会所に行くか、である。

 前者なら「お前、女だったのか」みたいな感じで恋が始まるやもしれない。ただしフルアーマー時代を知られているため「でもアルゴさんだしなぁこわいなぁ」みたいな感じで恋が始まらないかもしれない。

 後者はそういった偏見がなく恋が始まるかもしれない。ただしギルドカード偽装は無理なのでギルドカードを見られたらバレる。そういったデメリットがある。

 

 とにかくキリに相談だ。事情を話して助言を求めよう。持つべきものは婚期をものにした友である。

 

 

 

「なるほどね、よくわかったわ」

「そ、それでどうすれば……」

 

 羞恥心と戦いながら彼女にしどろもどろになりながら説明をした。無事わかってもらえたようだ。

 

「とりあえずね、キリンS装備勧めたあたしが言うのもなんだけど」

「うん」

「似合ってない」

 

 知ってた。

 

「あ、可愛い装備が似合ってないとかじゃなくてね? いやそれもあるかもだけどね?」

「フォローし切れてないんだけど」

「あのね……その……」

「な、なに……」

 

 キリが言いよどむ。何か言いにくいことなのだろうか。似合ってない、はキッパリ言った彼女が言いだしにくい内容とは……

 

 

「腹筋バッキバキすぎてひく」

「見るな!! 見るな!!!!」

 

 恥ずかしすぎてしねる。とっさに腕で腹を隠したけど羞恥心は全く隠れない。ちくしょうめ……ちくしょうめ!!

 

「し、仕方ないだろ! ハンターなんだし筋肉がついてて当然だし!」

「いやそうだけどさ。あたしも昔はちょっと割れてたけど、アルゴのは異常よ他にこんな筋肉見ないわよ」

「うるさい見るな!! 見ようとするな!!!」

 

 なんだこれ、なんだこの恥ずかしさ。穴があったら入りたい。落とし穴設置誰かお願いします。

 

「まぁそういうわけで似合ってないの」

「……うぅ」

「腕とか足も筋肉すごいけどまぁ腹筋ほどじゃないから、とりあえずお腹出す装備はやめた方がいいわ」

「そ、そうか……」

 

 このまま集会所に行ってたらどれほど恥ずかしい目にあってただろう。想像しただけで震えが止まらない。

 

「じゃ、じゃあ元の装備に戻さないとか」

「他の防具と合成したらいいんじゃない? せっかく可愛い装備を着ようって思ったんなら似合うのを探さないと!」

「え、でも恥ずかs」

「このままじゃいけないって自分で思ったんでしょ!? 実際そうよ! このままじゃ一生独身よ!?」

「ぐ……だ、だけど、私センスないし何が似合うのかもわからないし」

「あたしが似合うの探すわよ! まずは変わらなくちゃ! いつまでもごつい装備のままじゃ勘違いも治らないんだから!」

 

 やたらと楽しそうに熱弁してくれるキリがなんだか怖い。だけど言ってることはたぶん正しいのだろう。これは、頼ってみようか……

 

「お、お願いします……」

「よしきた!」

 

 

 

 アルゴ、27歳。婚活を始めます。

 

 

 

「まずは女の子らしい装備ね~。何がいいかしら」

 

 龍識船研究室で防具合成を解除してもらい、家に帰ったらカタログを眺めていたキリがつぶやいた。

 

「まずは、ってことは装備以外も何かしないといけないの?」

「自分でも言ってたじゃない。アルゴとして出会いを探すか、別人のフリをして出会いを探すかって」

「ああ、そのこと」

「あたしとしては別人のフリは無理だと思うわ」

「まぁギルドカードとかでバレるしねぇ」

「それもあるけど、ギルドカード交換しなくてもバレるか引かれる予感しかしない」

「魅力に惹かれる?」

「ドン引きの引かれる」

 

 ひどい意見である。

 

「なんでまた」

「いい? たいていの男は守ってやりたいっていう女の子を好むものなの」

「それくらい私でもわかる。本に書いてた!」

「自主的な勉強の姿勢はよろしいですね。まぁアルゴはその点無理でしょ?」

「かよわいフリをしたらいいんじゃないの? 余裕余裕」

「うん、無理でしょ?」

「えぇ……」

 

 無理って言わないといけないのこれ? それ以外の返事は聞きませんってこと?

 

「あのね、アルゴって狩りの時結構無意識に動いてる面あるでしょ?」

「そ、そうかなあ」

「……あたしがまだアルゴと一緒に狩りしてたころさ」

「ん?」

「タマミツネの狩猟での出来事覚えてる?」

「あー覚えてるよ。なんでかキリが私にこやし玉ぶつけてきた珍事だよね」

「うんそれそれ」

「でもそれがいったいどうしたのさ」

「あのときさ、タマミツネに泡だらけにされてたじゃないアルゴ」

「あー! あったあった! そしたらタマミツネがこっちに向かって突進してきてて慌てて武器振ろうとしたらすっぽ抜けたんだよね!」

 

 泡まとい状態と言うのか全身が滑るのだ。まともに動きにくい状態でタマミツネに応戦しようとして武器が手から滑ってしまった。まだまだ自分は未熟だと感じた一件である。しかしそれが今の話とどう関係があるのか。

 

「あの時あたしまずいって思ったの。武器がない状態でタマミツネに狙われてるアルゴがさ」

「いやぁ、あの時はお恥ずかしい姿をお見せして」

「でもさ、武器がない状態でアルゴさ。タマミツネにアッパーしたでしょ? すごい綺麗にタマミツネの下あごに当たったでしょ? タマミツネ仰向けに倒れたでしょ? そのあとマウント取り出したの見た時ラージャンが乱入したのかと思ったよ?」

「あ、それでこやし玉ぶつけられたの? ひょっとして、ねえ?」

「自然と体が動いたとかそのあと言ってるの見た時、ラージャンの生まれ変わりだと思ったもの」

「結構ひどいこと言ってる気がするんだけど? ねえ?」

「あ、女の子にラージャンは失礼だよね、ごめんね? まぁとにかくティガレックスの生まれ変わりだと思ったの」

「こいつぅ……!」

「そんなアルゴが別人のフリして狩りしてもとっさにモンスターを突進で蹴散らしかねないしさ。そんな姿見たらドン引きよ」

「いやちゃんと武器使うからね?」

「それでも豪快だよね」

「ぬぅぅ……じゃあアルゴとしてなら大丈夫だと?」

「アルゴとしてならもともと凄腕ハンターってわかってるし、力強い姿を見せちゃっても大丈夫大丈夫。かよわいフリは無理だけど力強く可愛いを目指すの」

 

 ……正論に感じる。いやラージャンとかティガレックスはともかく、かよわいフリは確かに無理な気がする。そもそも狩猟に出ておいて「私かよわいです」とか無理がある気がする。

 しかし、他の人の意見はやっぱり大事だ。自分だけだとそこまで考えが思い浮かばなかっただろう。最悪腹筋バッキバキのキリンS装備で狩猟に出て「私かよわいですぅ><」って言い放ってたかもしれない。キツイ。

 

「あ、これなんていいんじゃない? お腹隠れてるし、腕とか足も結構隠れてるし」

「ジンオウガの防具か……。なにこれ耳? つけ耳?」

「うん、これなら力強い姿も似合うし完璧! 決定ね!」

「あ、はい」

 

 まぁ脇腹とか太ももとかちょっと出てるけど、まぁさっきのよりはマシか……。っていうかキリンといいこの装備といい、ウィッグ系が人気なのかな。

 

「見た目も決まったし、それで材料は大丈夫そう?」

「んーっと、あー、大丈夫全部作れそう」

「じゃあ早速合成してきてもらって!」

「え、今? あとでもいいんじゃ……」

「着慣れる時間は少しでも多いほうがいいでしょ」

「はいはい……」

 

 まぁ善は急げともいうし、さっそく合成してもらおう。なんだか今日だけでもう3回も研究室へ行くことになる……。

 

 

 

 

 

 

「うん、これならセーフセーフ! 筋肉隠れてる!」

「筋肉筋肉言わないでほしいんだけど……」

 

 GXジンオウ装備の見た目になった鏖魔防具。今日だけでどんどん変貌してるなこいつ……。

 脳内で化粧をする鏖魔ディアブロスがなぜか思い浮かんだが忘れることにした。あの赤くなるのって口紅……?

 

「まぁ見た目はこれでオッケーとして次のステップね」

「お、押忍!」

「気合いが入ってるのはいいけどいきなりアウトね」

「何が!?」

「口調をかわいく……は無理だろうし、かといって屈強な雰囲気を感じる口調もダメ」

「口調……だと……?」

 

 なるほど意識したことがなかった。フルアーマー状態でも口調をかわいくしてたら少なくとも性別の勘違いはなかったのでは……。いや、オネェに思われたかもしれない……。まぁ今となってはわからないか。

 

「まぁ変に意識しなくてもいいんだけど、基本丁寧語がいいかな」

「それだけでいいの?」

「あたし相手みたいなしゃべり方が普段から出るならそれでもいいんだけど……」

「ちょっと厳しいなぁ……」

「じゃあ丁寧語で。まぁこれは普段からやってる? よね?」

「もちろんです」

 

 慣れ親しんだ人相手じゃないとため口なんて無理だ。というかマナー的には大事だよね。よろしくお願いします。お疲れさまでした。ありがとうございました。慣れてきたら少しずつ崩していくのだ。いまだに崩す機会がないのは置いといて。

 

「あれ? じゃあ口調も見た目もこれで完璧?」

「急にすごい自信。まぁいじりすぎても違和感でるしね」

「ありがとうキリ! これで婚活もうまくいくよ!」

「いやまだやること終わってないわよ」

 

 なんと。

 まだ見た目も口調もオッケーなら他になにがあるのか。

 

「アルゴとして集会所に行ってもあまり意味ないと思うの」

「え、でも他の人のフリしてもダメってさっき」

「ここの集会所では、ね。アルゴの名前はもう広まってるし、いきなり姿変わっても遠慮とか恐縮しちゃってまともに出会いがあるとは思えないし」

「まぁそれは思ったけど、でも他に方法はないし……」

「というわけで他の地域の集会所にいって出会いを探すの!」

「え」

 

 

 

 まさかのお引越しですか。

 

 

 

 

「あ、引っ越しじゃないよ。ちょっとだけ違う地域の集会所への、出張?」

 

 短期的なものなのだろうか。たしかによその地域ならそれほど名前は知られてないだろうし、この地域の集会所ほど恐縮されたりはしないとは思うけど。

 

「でも勝手にそんなことしていいの?」

「アルゴ結構顔広いでしょ。別の集会所のマスターと知り合いになってるみたいじゃない」

「コネか! でも一応私ここじゃ大事な戦力なんじゃ……」

「そりゃ大事だろうけどずっと狩猟出られちゃ他のハンターたちの経験にならないし、まぁその辺は集会所マスターと相談してからだろうけど」

「うーん……」

「難しいかな?」

 

 まずこの集会所から離れられるか、という不安もあるけども……

 

「何気にいろんな村訪れてるからさ、ここほどじゃなくても結局は同じ結果になるんじゃないかなぁって」

 

 ベルナ村以外にもココット、ポッケ、ユクモ、各村に訪れている。この出張?作戦も効果薄なのではないか……

 

「その村以外の集会所よ」

「いやそれだと知り合い0じゃない?」

 

 コネを使うんならその集会所のマスターと知り合ってないと

 

「あるでしょ、今あげた村の近辺にはない集会所の、そしてそのマスターと知り合いって条件で」

「んんんん?」

 

 

「ほら、タンジアの港」

「あ、なるほど」

 

 タンジアの港の集会所。そこのマスターとは確かに知り合ってた。っていうかなんでキリ知ってるの、こわい。

 たしかにあそこなら私の名前を知ってる人はそういないだろう。受付の子とマスターくらいじゃないだろうか。

 それも事前に話を通せば婚活ハンターとして行ける……?

 

「じゃあギルドの関係者に話を通せば、希望はある! ありがとうキリ! こんなに希望を感じれるなんて」

「どういたしまして? ってまだ実際にいけるかわからないからね」

「うん、でもありがとう!」

 

 いけたとしても言ってたように出張、というか短期だろうけど、ここで婚活するより可能性は高い!

 これで防具、口調、そして場所は目途がたった!

 

「それじゃあ私は早速マスターとマスター……ああ、ややこしいな! タンジアのマスターとも話してくる!」

「はいはーい、また何かあったら相談してね」

 

 なんて心強いのだろう。やはり持つべきは結婚まで勝ち取った友である。

 

 




今回はちゃんと名前つけてみました。
キリン装備を勧めた子だからキリです。適当じゃないんです。真剣に考えたんです。
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