FF CC ~始まりの聖石と終わりの魔剣~ 作:黒パーカーの人
基本更新ペースはこれぐらいかこれより遅いですがそれでも待っていただける方は気長に待ってください。
それでは本編へGO!
~前回のあらすじ~
シェイドが地図を読み間違えて大騒ぎ!
急いで戻るキャラバンは、果たしてカミュレットに着くことができるのだろうか、、、、
「結局野宿かよ、、、、」
シェイドがそう呟く、
「誰のせいだと思ってんのよ!」
サラがそう叫ぶと、ヴァイルはなだめに入る。
「まあまあ、落ち着いて、、、」
「まったく、シェイドに地図持たせたの誰よ?」
「そういやヴァイル、お前最初持ってなかったか?」
団長が思い出したかのように聞く。
「さぁ?なんのこと?」
ヴァイルは知らんとばかりに首を傾げる。
「じゃあ聞き方変えるわね。どうなったらアンタが持ってたはずの地図がこの馬鹿の手元に行くの?」
黒い笑みを浮かべたサラがヴァイルに聞く。
「、、、、、落ちてたんじゃない?」
「こんなところに落ちてるわけないでしょ!危険な森とかならまだしも!」
「、、、、めんどかった。」
「よりめんどくさい事になってるがな。」
ため息をつきながら団長が呟いた。
「だって地図なんか見て何が楽しいのさ!それだったらトランプ一枚一枚数えてた方がはるかに楽しいよ!」
ヴァイルは開き直ったようだ。
「、、、まったく、今度から地図係は団長よろしくね。」
「おい、ちょっと待て。何サラッと俺に押し付けようとしてんだ。」
サラは「何言ってんだこいつ」みたいな顔をしながらこう言った。
「だってしょうがないでしょ。シェイドは地図が読めない、ヴァイルは人に押し付ける、エストはかわいいからそういうことさせたくないし、、、」
「エストのことに関してはツッコミは入れんが、サラお前は?」
「、、、、めんどい」
「それで俺っておかしくないか!?団長って何でも屋ってことじゃないぞ!?」
団長がそう叫ぶ。
「いいじゃない、何もしてないんだから。」
「、、、、、お前らが俺に押し付けた仕事全部言ってやろうか?
炊事に洗濯、馬の世話に商人との交渉、更にはお前らの討ち漏らしの魔物の掃討だぞ。」
「やりがい感じるでしょ?」
「よし!頭のねじを一回締めなおしてこい!」
団長は諦めたような顔をしながらため息をついた。
「しかし、新しいメンバー欲しいよね。」
「なんだヴァイル、唐突に。」
「だってうちのキャラバン、バランス悪いんだもん。」
「確かになぁ、、、後衛職がエストだけってのは流石に負担が多すぎる気はする。」
このキャラバンの編成は前衛3人の後衛1人で編成されている。
「そうはいってもね、うちのキャラバンはただでさえお金がないの!これ以上人雇ったら破産するわよ!」
「一番金使ってるのはサラだけどな、、、」
「洋服、もうドレッサーにも入らないよ、、、」
ゲンナリとした顔で団長とヴァイルは呟く
「うるさいわね!たったこれっぽっちでしょ!?」
「これっぽっちで30万ギル使われたら困るんだけど、、、」
「じゃあヴァイルはギャンブルにいくらつぎ込んだの?」
「150万ぐらいかな?」
ヴァイルはスラッと衝撃の事実を話した。
「ちょっと待て、それうちのキャラバンの全財産ぐらいあるぞ!」
驚きを隠せない団長は予想以上に大きな声で叫んでしまった。
「ね!これ聞いたら私の洋服ぐらいなんてことないでしょ!」
「、、、ヴァイル、お前は今月から給料無しだ。
サラ、お前の洋服全部没収だ。全部売るから足りない分は実費で出せ。」
無慈悲に呟く団長。当然の結果であった。
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」
「そ、それはひどいよ団長!僕にどうやって生きろって言うんだい!」
「草でも食ってろ」
もはや慈悲などない言葉を投げつける。
「ひどい!労基法で訴えてやる!」
「じゃあ俺は横領で訴えるからな。」
「.....ケチ」
「ケチで結構。さて、そろそろ街に向かうぞ!」
団長が体を上げて支度を始める。
「まだ夜だよ!?」
「......周りをよーく見てみろ。」
先ほどまで真っ暗だった空は、朝日が昇り始めている。
「え.....朝だ!朝になってる!」
「ということだ。シェイド起きろ!出発するぞ!」
「うーん......あと五分......」
「よし、置いて行こうかn「冗談だよ!」.....なんだ起きてるんじゃないか」
「酷いよ....せっかく気持ちよく寝てたのに」
「本気で置いてくぞ。」
「酷い!」
朝まで賑やかなキャラバンであった。
そうしてまた歩を進めたキャラバン。
次回こそは冒険都市カミュレットに着けるのだろうか、、、
書いてて思ったのがエストが一言も喋ってないですね。
まあ、いつかちゃんと喋らせますので、、、